
今年最後の撮影実習は、明石海峡大橋のたもとにある
神戸・舞子公園での冬の夕景撮影でした。
集合は15時半ということだったのですが、それまでヒマなので早めに出発。ヨドバシ梅田をカメラバッグと三脚を持ってウロウロ~。先日あったカメラ教室の忘年会でお友だちが先生からもらってた、フォトグラファー手袋と同じものを私も買いました(^^)
この日の神戸は最低気温1度と、とても寒い予報だったので、防寒対策はバッチリしてきたんですが、最近買った手袋が分厚くてカメラの操作がしにくかったんですよね。
ランチをマクドですませ、電車で約1時間で舞子公園駅に到着。
舞子公園に近づくと海が近いせいか、まるで台風のような強風が吹き荒れてめっちゃ冷えてます。
明石海峡大橋生みの親の顕彰碑「夢レンズ」を通しての定番構図♪
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ノスタルジックな面影を漂わす3階建ての八角堂がシンボルの孫文記念館「移情閣」
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少し角度を変えて、水面の輝きを入れてみました。
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カッコイイR34スカイラインがとまってたので、窓をコンコンして撮影をお願いしたところ、若いカレが降りてきてくれて、しばし話をしてくれました。このクルマは初めてのマイカーで、まだ買ったところで今日が初のドライブでなんだとか。GT-Rかと思ってたらFRのGT、でも前置きICにRバンパーで見た目はRそっくりでした。
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私も学生時代初めての新車がR31スカイライン2ドアクーペのGTS-Rルックだったので、若い人がこういったスポーツクーペをMTで乗ってくれてるのが、うれしかったです。またどこかで会えたらレガシィと一緒に走りたいなぁ。
ヤシの木があると、何だか南国っぽい雰囲気になりますね。
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このあたりで、明石海峡にはよく撮影に来ておられるという、年配のフォトグラファーと雑談に♪
夕景を撮るなら、どのあたりからがいいとかイルミネーションのイベントのこととか、色々教えていただきました。
カメラを持っていると話しかけられやすいのもありますが、こちらも色んな方と話すことが増えましたね。普段、日本縦断こころ旅やブラタモリ、鶴瓶の家族に乾杯、中井精也のてつたび!などの旅番組をよく見てるせいか、旅先で出会った人たちと話すのが楽しいです。(^^)
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絞って太陽の光芒を入れて、広角と額縁構図でも撮ってみました。
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近くから撮るとパースがついて迫力です。
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橋の下の面が、水面からの光の反射で明るくなったところを撮ってみた。
ホワイトバランスは橋の金属の冷たさを表現するために現像時に4500Kにしました。
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真下から広角でシンメトリー構図を狙って撮ってみました。水面で平行をとると、微妙にずれてますね・・・。
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集合時間が近くなったので、集合場所で皆さんをお出迎え。
先生からは次のようなアドバイスがありました。
・絞り優先でF11など絞って撮る。
・三脚を使うのでISOは低め。レリーズを使う。
・ホワイトバランスは太陽光。夕景はくもり。夜景はオート。
・風が強いので三脚はしっかり広げて立てる。
・カメラのストラップは風でヒラヒラするので巻きつけるなどする。
・曇りぎみで陽の光が弱いので、PLフイルターは無しでOK
・暖かい海面上に冷たい空気があるので、浮島現象やだるま太陽を狙う。
・太陽を入れてF22くらいまで絞り、光芒を出してみる。
・夢レンズをフレームにして撮ってみる。
・橋を真下から広角で撮ってみる。
・橋のワイヤーがハープに見えるように撮ってみる。
・30秒以上の長秒撮影はバルブモードを使ってみる。
「冬の撮影に向けてのポイント」で以前学んだ内容のおさらいですね。「冷たい・寒い・厳しい・鋭い」を表現するには、絞り値は絞り込むってことでした。
既に幾つかの課題はクリアしたので、早く来て予習しててよかったです(^^)
ワイヤーがハープのように見えるのは縦構図だったかな・・・。
光が当たってキラキラ輝いているのがキレイだったので、反射をメインに撮りました。
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この日の日没は16時50分。16時を回るともう夕方ですね。
雲の隙間から光芒が差してたので、橋をシルエットにして撮ってみました。
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夕陽が落ちる瞬間は、みんなから離れて、さっき教えてもらったスポットに三脚を担いで走りました!
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夕日に照らされて、こんな写真も撮ることができました。
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友ヶ島が浮島現象で、浮き上がっています。
まるで、船がヤマトのように波動砲を打ってるみたいですね(^^)
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あっという間に陽が沈みました。沈む直前雲に入ってしまい、ダルマ太陽は見えませんでした。
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マジックアワーのグラデーションが素敵でした。20秒の露光で橋の上にテールライトのラインを描こうとしましたが、左のほうしか見えませんね。
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30秒の露光では、星が動きますね。
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芝生の上に星のイルミネーションが施してありました。多重合成してみました。
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実習の後は、先生と数名で反省会という名の、食事会♪
今年も一年楽しく過ごしてきたことを話したり、機材や撮影テクについて色々話しました。
その中での三脚の雲台の話。先生から最初にすすめられて、3way雲台から自由雲台にして私はとっても便利になったんですね。でも先生が使っているのは国内メーカーのシンプルな自由雲台で、私が使っている雲台のようなフリクションコントロールがついていません。
ついていると機材から手を放しても動かないのに、力を加えた分だけ動かせますので、安全かつ素早い構図決めが可能なんですね。構図を変えるために締め付けをゆるめると機材がガクンと動いてしまう” といったことや、”重いレンズだとしっかり締め付けても徐々にレンズが下を向いていく” といった問題がないんです。
私は弟子の立場のくせに、「先生、マーキンスの
赤のQ10にしましょうよ!」とプロに提言。先生も「うん、欲しいんだよね~。」と乗ってくれました。実は最近先生のお友だちのプロ写真家の方の間で、流行ってきてるんですよね。知ってて背中を押してみました(^^)
他の3way雲台を使っている方にも、私の使ってるSIRUIの
自由雲台をオススメしました。これに替えるだけで、三脚の使い勝手がかなりよくなるので、三脚を面倒だと思わなくなるかもです。
私も赤マーキンスが欲しいなぁ~♪と言いながら別のものを買ったのですが、それはまた届いてからブログに書きたいと思います(^^)
最後まで、ご覧いただき有難うございましたm(_ _)m