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スピンはしないけど、あんなにテールスライドしてたら、絶対に速くないよなぁ。。。

と思って、実際はどうなのか調べてみました＾＾；

たまたま前回動画の前後に比較対象としてはベストなラップがあったので、この三本でとりあえず比較です。

青が前回動画の大カウンター周回、赤がその一周前の小カウンター周回、緑がその一周後のカウンター無し周回。　最低速度は、まぁどれも同じ位ですが、車体のスリップアングルは、青が-22.69°、赤が-10.76°でこの2本はカウンターをあてた状態、緑は8度で少し外にはらんでいる状態。

この三本のコーナー脱出時間比べてみると、カウンター無しに対し、小カウンター時は+0.37秒、大カウンター時は+0.51秒と、やっぱり遅い結果となっていました＾＾；；；

動画で見るとこんな（↓）感じですが、リアのずるっと感（？）は、車的には限界でなくても、タイム的には限界だった様で。。。＾＾；



ちなみにベストタイム時のスリップアングルは、やはり8度程度で、多少外にはらみつつコーナーを抜けていくのがいいようです＾＾

なんてタイトルでブログを書いてしまって、ちょっと不安になったので、ドリフトボックスのデータで検証してみました＾＾；；；

GPSの関係か、走行軌跡が少しずれてますが、青いラインが2速旋回時で、赤いラインが1速旋回時になります。2速旋回時は、極力旋回速度を落としたくなかったので、大回りのラインになってますね＾＾；

で、A地点からB地点までの速度と時間差を表したのが下のグラフです。　A点とB点は、丁度、フルブレーキング開始地点で、その時の最高速は両者ともほぼ同じ様な値を記録していました。（横軸は位置インデックスです。）

2速旋回時の場合は39キロまで減速、1速旋回時は31キロまで減速し、その後74キロ弱まで加速し2速にシフトアップとなりますが、その時のタイムラグは、なんと0.68秒！　全くもって無駄な時間を費やしておりましたが、最終的には、1速にシフトダウンした方が0.28秒速い結果となっていました＾＾

結局、シフトアップがもっと短縮できれば、そのままラップタイムに効いてくる訳ですが、とりあえず現状レベルでも、1速で回った方が速いかもしれないと思える様なドリフトボックスのデータでした　＾＾

まぁ、シフトアップの時間短縮はもう少し頑張らないといけませんねぇ。。。＾＾；

今回、996の自己ベストを1.9秒も短縮出来た（＾＾；；；）ので、アルテッツァのデータと比べてみる事にしました。

アルテッツァのデータはRE-11で走ったときのもので、996の自己ベストに近い物を選びました。

996を本庄で２日間乗ってみて
　・加速がいい
　・シフトに時間がかかる
　・タイヤのグリップが低い
　・コーナリング速度が遅い
　・コーナリング時間が長い
　・ブレーキが効かない
　・シケインが遅い
なんて事を思っていたのですが、ドリフトボックスのデータで比較してみると、意外とそうでもない事が解りました＾＾；

以下、今後の為につらつらとメモを残しておこうと思います。

【加速がいい？】
　まぁ、これはエンジンパワーが全然違うのであたりまえといえば当たり前ですね＾＾；　996の場合、2速全開で引っ張ると、0.48G程度がずっと続きますが、アルテッツァの場合は一瞬、0.37Gを記録するものの、徐々に加速が鈍ってきてしまいます。　2ヘア1速周りの時に最大Gが記録されていますが、それとて0.39Gという値で、とても996の加速Gには及びません＾＾；；；

【シフトに時間がかかる？】
　メインストレートで2速から3速にシフトする時のタイムロスを比べると、アルテッツァが0.35ｓで、996は約2倍の0.64sもかかっています。　アルテッツァでさえ、それ程速いシフトでは無いのに、約2倍もかかっていては、お話になりません＾＾；；；　が、996の場合、ミッション保護の為か、シフトレバーとシフトケーブルの接続部が樹脂クランプになっていて、無理にシフトするとこの部品が壊れてしまう様なので、注文済みのスペアパーツが届くまではあまり無理は出来ないなと思ってます。
　それにしても、996のシフトフィーリングはよくありません。　メインストレートでは2速⇒3速に変速出来るのに、バックストレートでは3速に入れられない事が良くありました＾＾；　

【タイヤのグリップが低い？】
　03年製のパイロットスポーツなので、もうグリップが無いんじゃないかと思ってましたが、減速Gや左右Gを見ると、ほぼ同じ車重で同程度のGを記録していることからすると、それ程ひどい物では無い事が解りました＾＾；　ただ、あの太さのタイヤだったらもう少し頑張って欲しいなと思いますが。。。＾＾；

【コーナリング速度が遅い？】
　1ヘア、2ヘアで比べてみると、996の方が少し速い速度を記録していました。　これは完全に勘違いだった様です＾＾；

【コーナリング時間が長い？】
　996がアルテッツァに抜かれてしまっている部分（グラフ①～⑤）を見ると、コーナー入口、コーナリング中、コーナー出口で、やはりコーナリング時間が長い様です＾＾；　まぁ、乗りなれていないせいもあるとは思いますが、アルテッツァの足回りはなかなかいいんじゃない♪と再認識させられました＾＾　純粋なスポーツカーが大衆セダンより遅いなんてのは、お話になりませんから、ココを頑張って縮めないといけませんね＾＾；；；

【ブレーキが効かない？】
　最大減速Gを見ても、速度低下勾配を見ても、それ程差がありませんでした＾＾；　おそらく最高速度があがったせいで、そんな感じがしているだけの様な気がします＾＾；　スピードになれないといけませんね＾＾；　ちなみに、ストレートのブレーキングポイントはアルテッツァより10m程度手前でした＾＾；

【シケインが遅い】
　今回の比較ではそれ程差が出ていないのですが、アルテッツァのベストラップ時のデータと比べると、10km/h以上の開きが出てしまっています＾＾；　ここも頑張らないといけない部分ですが、もう少し車になれてからのお楽しみに取っておこうと思います。　今頑張ると、車がどこに飛んでいくか解りませんから。。。＾＾；；；

ってな訳で、頑張りどころがちょっとだけ解りました＾＾　おそらく、「車の速さについていけてない」のが一番のネックだと思います＾＾；

まぁ、アルテッツァで今回のデータと同じタイムを出すのに1年半かかった事を考えると、ほぼノーマル状態で2日間のっただけで同じタイムをだせてしまった996は、やっぱり流石ポルシェなんでしょうか。。。　

でも、アルテッツァはもっと速かったぞぉ～＾＾；；；

ドリフトボックスでも使えるCircuit Toolsがバージョンアップ♪

今回のバージョンアップでメニューが日本語表示される様になりました＾＾

デルタTと複合Gはなかなかスグレモノですね！　「V字とU字どっちが速い？」なんてもう悩まなくてよささそうです＾＾


ちなみに今回の目玉は横軸に「位置インデックス」が加わった事の様で。。。　実は、横軸を時間表示にすべきか距離表示にすべきか、いまいちスッキリしなかったんですが、これで解決かな～　＾＾；

ややこしいタイトルですみません＾＾；

昨日のブログで、「今更ながらですが、このサーキット、なかなかタフですね。。。＾＾；」なんて生意気な事を書いてしまったので、本当にそうなのか不安になって調べてみました＾＾；

本庄、TC1000、TC2000、富士スピードウェイのベストラップデータをエクセルに吐き出して、この状態で1時間走り続けた場合に、各Gがどの位の頻度で登場するかを比べてみました。

ちなみに、ドリフトボックスはGPSの更新周期が10Hzなので、1分間に600回の加速度が記録されます。

で、結果がコレ（↑）です。

前後Gは、-0.5G以下（減速状態）と0.25G以上（加速状態）を比べてみましたが、やはり本庄がトップでした＾＾　富士スピードウェイと比べると、その差は歴然、明らかにGO-STOPサーキットですね＾＾；

左右Gは、なんとTC1000がダントツでした＾＾　「車はやっぱりコーナリングだぜ！」なんて考えてる人にはピッタリのサーキットで、ココで速い人は、運転が上手い人なんじゃないかなぁ～と思います＾＾　ただ、左右Gの出方の差が多いので、片側のタイヤばかりにかなり負担がかかりそうです。TC1000を走った時に、どうも左のタイヤばっかり減るなぁ～なんて思ってましたが、原因はココにあった様です＾＾；

富士とTC1000は、1回しか走った事がありませんので、もう少し走りこむと違った結果になるかもしれませんが、とりあえず、「本庄はタフなサーキット」という感覚は間違っていなかった様です＾＾

・・・なぜか記録されていないGの部分があるのはナゼなんだろう。。。　もしかして不良品だったかな？＾＾；