3-H5N1インフルエンザパンデミックに備える
↑このWHOの発表している事例マップを見てください
右下の発症者数に対する死亡者の割合に注目下さい、216/348=0.62です・・・・発症すれば62%の確率で死に至っています。
これが今までのインフルエンザと大きく違うところで、人から人へと感染する力を持った途端パンデミックが起きてしまうため、世界中で1億人以上の死者が出る事は確実といわれている所以です。
現実に何処でパンデミック(爆発的感染拡大)が起きるかにも依るのですが、初期封じ込めに成功してその発生した地域から、感染拡大を食い止められる確率は、交通機関が発達した現代では低いと考えなくてはなりません。
世界の何処でパンデミックが起きたとしても、よほどの幸運に恵まれない限り、1週間以内に日本にも感染者が出ると考えられています。
そして、国内で感染が始まったとすれば、その感染者の致死率の高さから、恐らく国を挙げて防疫体制に入る事がほぼ決定的ですから、患者が出た都市周辺から、戒厳令に匹敵する外出禁止令などの措置が講じられるでしょう。
学校閉鎖などという生易しいものでは有りません。最大では国家閉鎖というべき、あらゆる交通の遮断をもって対処することにもなり得るはずです。
そうした事態を想定して、アメリカ合衆国ではすでに10日間程度の食料品や飲料水、常備医薬品などの備蓄をするように指導が始まっています。
とにかく感染していない人は外へ出ずに、家にこもって危険なウイルスに遭遇しないようにして、患者を増やさないようにすることが最も沈静化に効果があるのです。不急の交通機関を停止して、感染者が出た付近一帯を消毒車が回って消毒します。
インフルエンザウイルスの寿命は生物の体内では3~4日であることから、体内で増殖し感染者から感染者へと増殖を続けない限り、このウイルスは広まることは出来ないのです。
ですから、感染が確認された地域からは、人やあらゆる物の移動を禁じて拡散防止を図ることになりますし、当然、他からの流入も一般の人は制限されるわけです。
感染者が発生した地域の人々にとっては悪夢のような日々をしばらく過ごすことになります。それは、そのウイルスが散らばっているかもしれない危険極まりない地域から逃げ出したくとも逃げさせてはもらえません。理由はその人もすでに感染している可能性もあり、衣服などにウイルスが付いていて、それで拡散が始まることも充分予想される為であり、移動を許せばもっと多くの人の命を危険にさらすことになるからということに他なりません。
また、咳やくしゃみで大気中に飛散した飛沫中のウイルスが自然野外で生きられる時間は数時間程度であるので、重力で地面に落ちれば半日も生きて居ることは出来ない為、とにかく家から出ずに戸を閉め切って、隙間風なども入らぬ様に目張り処置し、室内に導く空気の流路は一箇所からしか入らぬ様にしてその経路に抗ウイルス性能のあるナノフィルターを設置し、フィルター経由の空気だけを取り入れるような工夫が最も安全な仕組みと考えられるので、そのような対策で冬眠するかのように家に閉じこもって耐え忍ぶことが最も安全と言えるかもしれないのです。
ただ誰でも簡単にそういうフィルターシステムを持てるわけではないので、市販されているウイルスも取り除ける空気清浄機を用い、空気清浄機の吸い込み側ににだけ外気を導くように、ホームセンターなどで売られているアルミ製の簡易ダクトを配管して常に室内を空気清浄機から出た空気だけで満たすような工夫が良いと思われるのですが、市販の空気清浄機のウイルス除去性能が完全とは言いがたい為、家の中の空気が隙間風や換気窓によって入れ替わることよりは安全だと言えるに留まるだろう。
他にも工夫すれば有効なウイルス除去法が考えられるので次回に紹介しようと思うが、よく考えて欲しいことだが、これは自分や愛すべき家族の命をかけたサバイバルなのです。
続く
Posted at 2020/02/04 00:03:20 | |
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