その時の記事ではグアテマラの焼き具合と、その飲み味のまろやかさを書いたのだが、その後数日して、もう一つの豆「コスタリカ」を挽いてドリップして飲んでみた・・・。
その飲み味が素晴らしく、まさかのブルーマウンテン級でした・・・。
酸味少なく、渋みはほぼ無く、苦みは僅か、マイルドとはこの事か!!と言うような仕上がりでした・・・、コスタリカ豆でこれほど飲みやすいコーヒーに仕上がっているのは初めてです・・・・。
そして、実はいつもマイクロ波焙煎をしているグアテマラSHBの生豆を2日前に初めて水洗いしたのですが、2日間、部屋の中で干し笊に広げて干していたものを今日焙煎しました。
洗いは、バナジウム系のミネラルウオーターで、先ず水分を与え、しばらく浸した後、水道水で良く攪拌しながら数回洗い流し、最後に再びバナジウム系のミネラルウオーターですすぎ洗いしてから、タオルにくるんで、洗濯機用のメッシュで包んで遠心脱水を1分間行いました。
始めてコーヒーの生豆を水洗いしたのですが、案外汚れが多いのに驚いてしまいましたが、2日間の陰干し後の状態は、洗う前と色など変わらない雰囲気でした。
しかし、焙煎を開始してややすると、焼け色がやけに鮮やかで、いつもとは違ってオレンジ色的な色が出て来てこれまたビックリ!・・・、豆の外側を洗ったことが原因なのか?バナジウムが関係していたのかは良く判らないが、なんだか不思議でした・・・。
↓ 画像は8分後ほどの豆の様子で、何時もよりもオレンジ色がかって見えた。
其の後は、普通に焼き進めて、焙煎はやや深めにしましたが、まあまあの焼き上がりになりました。
早速挽いてドリップ。
ドリップでは40gをカリタの電動ミルで挽いて、何時ものようにミルキャップを強く摩擦してチャフを静電気でキャップに吸い付かせる。
そして、85℃程度のお湯をさっと入れて30秒蒸らし、そしてさらに湯を注ぐけれどカップ1.2杯分の抽出液が落ちた所でドリッパーごと外して抽出を止める。
そうしてコーヒーのビーカーにお湯を足して2杯分のコーヒーを作るのです。
まだ色のついたコーヒー液がドリッパーから滴り出ている状態なのですが、そこで諦めて抽出を止めることが美味しいコーヒーを入れるには必須です。
そして試飲・・・・、今日入れたキャロット焙煎のコスタリカには少し及ばない感じではあるが、このグアテマラもマイルドで実に珈琲らしい香りの残った美味しさです・・・、満点とはいかないけれど、90点は超えたかな?(キャロット焙煎のコスタリカは95点、マイナス5店はコーヒーの香りがややスポイルしている点です)
私の焙煎したグアテマラは焼きムラが少しあって、焼き足りない豆からの酸味と刺激的な味が若干多く、ー10点ですが、香りは良く残っていた・・・。
Posted at 2022/10/01 16:12:48 | |
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