みん友のvertinさんが、前回のBlogのコメントで書かれていたように、「縄文海進」と呼ばれる、海面の高い時代が有りました。
更に遡れば我々人類にとっての直前の氷河期であるヴェルム氷河期が最も発達していた時代には、現在よりも海面は100m以上も低く、日本列島は殆ど地続きとなっていたと解っています。
以下の地図を参照ください。約2万年前の氷河期では現在より120m~140mも海面が低かったそうです。
しかしその後の縄文時代の5000年~7000年前付近では地球の気温が上昇し、いわゆる「縄文海進」が起きて現在よりも海面の高さが増して、海岸線は陸地に食い込んで、以下の様な日本地図になっていました。
↑ の海岸線は現在の海面よりも4~5m高く、最も海面が高かった6000年前の日本地図の海岸線輪郭です。
そうした過去の時代の海岸線の状態を知れば、この現在進行形の地球温暖化が継続するなら6000年前の縄文海進を超える高さの海面上昇が現実として起きるのだという事が、極めてリアリティーを持って予測できるのです・・・・・。
今後、縄文海進が起きた時と同等のペースで極地方の氷が融け、海面上昇が起きた場合、1年に2cmづつ海面は上昇し、100年間で2mに及びます・・・・。つまり1千年では20m以上となるはずです。
100年後など歴史的に見ればあっという間にやって来るのですが、この海面上昇に日本の政府はどれだけ費用が掛かるか?その前に必ずやって来るであろう東南海トラフ大地震や富士山の爆発にも見舞われるはずですから、日本の経済はどうなるのか?考えていなのであれば、おめでたい話だ・・・。
Posted at 2023/10/28 04:49:47 | |
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