「間人」は京都府丹後市の北北東に位置する小さな漁村です。
「間人」と言う地名の由来は、この地に住む人々が、聖徳太子の生母・間人皇后(はしうどこうごう)が蘇我氏と物部氏との争乱を避けて丹後の当地に身を寄せ、のちに当地を去るに当たって自らの名をこの地に贈った際に、住民たちは、皇后の名前を呼び捨てにすることを畏れ多く思い、皇后がこの地から退座(たいざ)したのにちなみ、「間人」(はしうど)を「たいざ」と読み替えたという説があります。
「間人」が、「たいざ」と、その土地を呼び始める以前の名称を調べましたが、AIに聞いても解りませんでした。
平安時代中期に編纂された『和名抄』に「間人郷」として見えるのが最も古い記録となり、1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行によって「竹野郡間人村」が発足したとあります。
そんな由緒ある間人港から漁に出る、少数の小型の底引き網漁船によって、間人の近海で獲られる松葉ガニは、その日のうちに陸揚げされて消費されることから、鮮度が良く美味と言われるようになって近年「間人蟹」と言うブランド蟹として知られるようになった。
そして「間人蟹」の中でも更にエリート的な最高級の蟹に対し、「はしうど蟹」と称して取引される蟹が有り、現在ではそれが最も高価な蟹と言えるかもしれない・・・。
誰が「間人蟹」と言う名を有名にしたのか?更に間人蟹のエリートの様な蟹を「はしうど蟹」と呼ぶようになったのか?調べて見ても良く判りませんでした。
ただ、一般的には蟹をよく食べるようになった時代以降に起きたことではないかと思われることもあって、古いとしても明治時代より古い事は無さそうですし、松葉ガニが盛んに食べられるようになった時代はずっと近代に近い気がします。
それらはともかく、1月2月は積雪で丹後半島の海岸よりへ近づきにくくなることを考えれば、12月中に丹後半島まで車で出かけようと思うのですが・・・、いったい幾らぐらいの予算で満足のゆく「間人蟹」を食べられるものでしょうかね?ちょっと調べてみると「間人蟹のフルコース」は7万円~10万円ほどかかるようです・・・・、夫婦二人だと当然その2倍はかかりますよね~・・・・・・笑。
確か・・・、みん友の「りらこりら」さんは今年の春先に「間人蟹」を食べに行ったとBlogで読みました・・・・・・。

Posted at 2023/11/05 19:45:36 | |
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