663年の白村江の戦いで百済と日本の連合軍は唐と新羅の連合軍に敗れてしまい、百済の王は高句麗へと逃れたが、王族や貴族たちの殆どは海を渡って日本へと逃れたというから中流階級の者たちの多くも日本を目指して亡命したと思っても良いのではないだろうか?。
それ以降、大和朝廷は新羅や唐による日本への攻撃が有るのではないかと考え、壱岐、対馬などに防衛する兵士を3年交代で駐屯させるようになったのが、いわゆる防人と呼ばれる武人たちで、主に関東地方の武士によって務められた。
大陸からの侵攻は大和朝廷にとっては大きな不安材料であったために敷かれた制度だったが、明らかな侵攻はないまま250年あまりの歳月とともに防人制度は有名無実なものへと衰退していった。
その後、元寇が始まる1274年、クビライの晩年までは平穏に過ぎていたが、同時代のマルコポーロによる「東方見聞録」に書かれていたように当時の日本は黄金の国と言われていて、豊かな富の島国と解されていたこともあるはずだし、高麗人の趙彝(ちょうい)の進言もあって対立する宋の攻略のために日本を従国にして包囲網を築こうとしたとも言われる。
実際に
クビライは6度、使者を大和朝廷に対し送るなどして、元の従国になることを促し、さもなくな武力で滅ぼすと脅しをかけていました。
その脅しに対し鎌倉幕府は返事をしないという方法で拒否を続けたためもあって、クビライは武力で大和朝廷を征服することを決意し、高麗の元宗に命じて日本を攻める船と兵員等を準備させ、1274年10月3日現在の韓国の馬山を出港しました。総勢4万人とも言われ、兵士だけでも3万人以上が900隻の船で日本を攻撃に向かったわけです。それが1回目の蒙古襲来、文永の役でした。
蒙古軍と漢軍、高麗軍の連合軍は対馬を襲い、続いて壱岐も壊滅させて九州本土に迫りました。対馬と壱岐を守っていた武士は果敢に戦いましたが100倍以上の敵兵力の前にほぼ全滅させられたのでした。
北九州に元の連合軍は10月の16日から17日にかけて接近し、博多湾に上陸して陸上戦になった10月20日、北九州に集結した御家人たちの部隊との交戦は10時間に及ぶが徐々に集団的戦法と火薬を使った「てつはう」や毒を塗った矢を雨あられと降らす戦法で戦う元軍に圧倒されるようになって劣勢となり後退するが、夜間に元軍の戦艦を襲って戦果を挙げた御家人もいた。
元側から見て、元寇における武士の様子を「兵杖には弓刀甲あり、しかして戈矛無し。騎兵は結束す。殊に精甲は往往黄金を以って之を為り、珠琲をめぐらした者甚々多し、刀は長くて極めて犀なるものを製り、洞物に銃し、過。但だ、弓は木を以って之を為り、矢は長しと雖えども、遠くあたわず。人は則ち勇敢にして、死をみることを畏れず」と伝えている。
現代風に訳すと以下の様であろうと思うが如何だろう。
兵器には弓・刀・鎧があるが、矛は無い。騎兵は密集し連携している。
鎧は金や珠玉を付けて装いを凝らした精緻なもので、それを着用しているものが大勢いる。
刀は長くて極めて鋭く作られており、鞘に入れて持ち歩いている。
ただ、弓は木で作られており、矢は長いが遠くまでは飛ばない。
兵士たちはみな勇敢であり、死をも恐れないようだ。
そして翌朝になると元の戦艦など900隻に及ぶ艦隊は忽然と博多湾から消えていなくなったのでした。
元、漢、高麗連合軍が丸一日の全面的戦闘の末、優勢であったにもかかわらず陸上の陣地を放棄し船に戻ることの意味は何であるか?博多湾から消えた3万の兵士と900隻の船団に一体何があったのか?
霊的な説明が我が国の記録に残ってはいるが、恐らく元、漢、高麗軍を率いる敵将は冷静に見て、元の連合軍は優勢であるとは言え、日本の武士の強さを初めて知って、死をも恐れぬ勇敢さを以て単騎でも切り込んでくる武士が次々に現れ、さらに増強されると読んだため、勝ち目がない事を悟っての退却であったと言えるでしょう。
『元史』には日本侵攻の困難性について「たとえ風に遇わず、彼の国の岸に至っても、倭国は地広く、徒衆が多い。彼の兵は四集し、我が軍に後援はない。万が一戦闘が不利となり、救兵を発しようと思っても、ただちに海を飛んで渡ることはできない」とあり、軍議における戦況認識にあるように、日本側が大軍を擁しており、集団で四方より元軍に攻撃を仕掛けてくること、戦況が不利になった場合、渡海が困難なため元軍の下に援軍が直ちに到着できないことを日本侵攻の困難理由に挙げている。
とあることからも、自分たちが大群で襲えば恐れをなして降伏するのではないかと言う淡い期待は霧散し、自軍も痛手を負ったことでの敗走と言えるでしょう。
そして元連合軍は未明に博多湾を脱して撤退するものの、その後壱岐付近で暴風に船団は翻弄され、多くの軍船は壊れ兵士も溺れ死ぬなどして、一万数千人が海の藻屑と消えたのです。壱岐や対馬、北九州にはたくさんの船の残骸が打ち寄せられ、海岸を埋め尽くすほどの死者が漂着したそうです。
確かに神風のような暴風に元、漢、高麗連合軍は壊滅的損害を受けたのでしょうが、それも日本に勝てないと悟って撤退した後に起こったことでしかありません・・・。
つまり日本の侍が彼らの想像とは異なり、極めて勇敢で強かったことが解り、一日戦って、この後日本の武士は次々と増強されることを考えれば、自軍の援軍は伝令だけでも数か月かかるかも知れない異郷への遠征であることを冷静に判断したという事なのです。
日本国を守った九州の侍達に私は感謝の気持ちを強く表したいと常日頃思っています。
ありがとう九州の武士九州男児よ日本を元寇から守ったのはまさに貴方達だ!!
Posted at 2020/12/13 19:44:57 | |
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地球と世界 | 日記
2020年12月11日
今日は私の71歳の誕生日であった。
それで、家内と信州へとドライブがてら蕎麦を食べに行った・・・・。
最初に食べた蕎麦
次に食べた蕎麦
そして最後に食べた蕎麦(これは更科蕎麦)
安曇野から上田ヘのルート
途中で撮影
蕎麦処へは混み合うお昼時は避けて入るようにした・・・。
1枚目と2枚目の蕎麦は安曇野・松川、3枚目は追分付近だ。
安曇野から追分へ向かったルートは山道の国道143号線を選んだが、四賀から青木まで車5台とすれ違っただけだったので、快適だった。
Posted at 2020/12/11 22:07:15 | |
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美味しい | 日記
2020年12月08日
「フジパーツ」と言う会社に返品をお願いしたニッケル水素電池の件でしたが、PM9:32にAmazonから返金処理完了のメールが届きました。
わずか5時間30分で処理されたのです・・・・。
電話機が壊れたことは残念でしたが、実に素早い誠意溢れる対処ですね!
僅に¥2094と言えばそれまでですが、2台の電話器が相次いで壊れ、不要になってしまったことの因果関係が証明できたわけではなかったですが、快く返品に応じていただいて即日返金までしてくれたことは感謝したいと思います。
商社でありメーカーではないですが、原因がどこに在るか判らなくても状況から判断いただきました。(会社概要に「製造販売」とありましたのでメーカーでもあるという事でした)
「フジパーツ」の誠意ある対応心に刻んでおきたいと思います。
Posted at 2020/12/08 21:45:31 | |
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購入品 | 日記
2020年12月08日
コードレス電話器の電池が弱って来たので、Amazonで探して2個購入し、2台の電池を入れ替えた。
電池を交換したと同時に子機の方が無反応になってしまった。
親機用の電話機は普通に3日間使えていたが、今日、子機をもう一度試そうと思って、親機側に入れた電池(無事使えていたので電池にも問題はないと考えて)を外して、無反応になってしまった子機に入れてみたがやはり無反応に変化はなかった。
そこでその電池をもう一度親機側の電話器に戻したのだが、今度はその電話器も無反応になってしまったのです‥‥何でだろう???
何をやってもその状態に変化はなく、電池を売っている「フジパーツ」と言う会社に電話してみたが、どう考えても電池の交換で電話機が壊れたと思えるが、それで「フジパーツ」に電話機を弁償させられるとは到底思えないから、「何か貴社で出来ることは有りますか?」と聞きその答えをメールで頂きたいと伝えた。
固定電話の使用頻度は低いが個人事業主として電話が不通のまま時間をかけるわけにはゆかないので、壊れた電話機のメーカー「ユニデン」に電話してみたが「保証期間も過ぎ、生産もしていないので部品の供給ももうできません」とのこと・・・、それに互換電池を使用した場合には一切の保証も出来ないらしく、「まことに申し訳ありませんが何もやれることはありません」という立場を取っていました。
購入後10年以上は経過しているし、それは予想されたことですから、仕方ないと思い、すぐに新品の電話機を明日の配達で買えるものを探して注文しました。
そしてすぐに「フジパーツ」に電話して、電話機はすぐに必要なので、壊れたことは寿命として諦めることにして、購入したニッケル水素電池(画像の右側に見えている物)を返品で処理いただけるようにお願いしました。
「ユニデン」に参考のために聞いてみたことは社外品の「互換電池を使用したとたんに壊れるという現象はこれまであったことですか?」と聞いてみたところ、「稀に御座います」とのことでした・・・・。
互換電池で安く済ませようとしたわけではなかったのですがAmazonで見る限り純正電池は無かったような気がします。よく探さなかった私に瑕疵が無いとは言えません・・・・。
と言うわけで電話機が新しくなることになりました・・・・・。
2個の電池代の¥2094は返金していただけるそうです。
これ以上を要求することは私には出来ないですね・・・・・笑。
でも・・・、故障の本当の理由は解らずじまいですね、心の片隅に「時限爆弾」なのかな?と言う思いも浮かんでしまいます・・・、3回目の電源喪失からの復帰で発動する何らかの仕組みが有るとか・・・・??老人の妄想ですから悪しからず。
Posted at 2020/12/08 17:37:13 | |
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デジタル | 日記
2020年12月07日
去年秋田を走った時にたくさん買って来た・・・、もう無くなって久しかったけれど、ネットに出ていたので5本買った・・・・・。(注文数は最大5個しか選べなかった・・・?大量に買われるのは望まないということかな?)
旨いよね~・・・・堪らんのよ!!
いぶりがっこ!!!
Posted at 2020/12/07 23:01:31 | |
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美味しい | 日記