• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2013年11月07日 イイね!

保存版・珍車PART338&339

保存版・珍車PART338&339 今日はL系デリカを2台見つけたのでUPします!⇒

①『昭和56年(1981)2代目L034P型デリカトラック低床Wタイヤ3方開き』!!

②『昭和57年(1982)同L036P型デリカトラック低床Wタイヤ3方開き』!!

このデリカは過去も数回取り上げています( 珍車146 他)のでそちらで詳細はご確認願いたいですがこれも商用車によくあるパターンで79年の発売以来、バンやワゴンがFMCしてもトラックのみ暫く旧型を継続、94年までの15年の長寿を誇ったものでそれなりに数も出たので排ガス規制のかからない地方ではまだ時々現役を見かけたりできます。

ただ、実際流通の場にはもう殆ど出て来なくなり稀に出てもほぼ最終顔のモデル(146)ばかりなので丸目の前・中期はやはりもう“珍”に相応しいと思いますネ~…

さて、現車を。。。

①はデビュー2年後のモデルで初期型、Frの三菱マークがMITSUBISHIのMをモチーフしたオーナメントが特徴!

このマーク、当時~今もこの話題に触れる時は仲間内で「あっ、いすゞを半分にしたヤツ」で通じたりします^_^;

さすがに32年働いてきただけありヤレも激しくメーターは改ざん、ガソリン車ながらもE/g黒煙となっていますのでそろそろお役御免とは思いますが落札はそれなりの価格でなされており部品取りか後進国行きだと思います。

荷台、煽りの痛みもありますがどこかの国に行き荷台を変な?乗合のバスに改造したりバン型にしたりすれば関係ないですしね、E/gいよいよとなれば載せ換えてまだ働くかもしれません…

↓32年の酷使が顕著な総合2、内外E、Dながら立派に落札済


↓キャブオーバーの商業車ではお約束のシート破れはあるも内装は以外にこの手のモデルとしては綺麗な部類だと思います。



↓Rr煽りの下部は腐りが酷いですね、まっ、中古部品はいくらでもありそうだし関係ないっちゃ関係ないか(笑)


↓Mマークの初期型はさすがに滅多にもう見かけません…


出品地は新潟、落札は約片手でしたので解体価格を上回り出品店さん、雀の涙の利益ってところでしょうか!


お次は②

Mマークから“MMC”バッジに変更された中期型、次期型P25/35系デビューの86年までがこの顔でこれ以降が146の角目後期顔となり更に最終ではMMC→センタースリーダイヤとなっています!
88年からはバンやワゴンで人気の4WDもラインナップ、三菱得意の背高なシルエットは走破性は一流で他の4駆ライトトラックを寄せ付けない実力を持っていました。この4WDは山梨や長野の牧場、畑ではまだまだ現役が多く見られます!

さて、現車ですが①の約2年後のモデルですがそれにしても30年選手!
その割には①より状態はかなり良くこれなら国内でまだまだ働けそうですねー、ボディのヤレはそれなりにあるも実走3万㎞台は頼もしくメンテは念の為行いたいながらまだ信頼性は充分残っていると思われます。

↓総合2、内装Cで外装評価は未記載ですがCレベルは確実!


↓低走行が語るようにこちらはシートの状態も良く内装も仕事車としては綺麗なレベルを維持!


↓荷台傷(錆)は多いも穴開きは画像の限りでは確認できず①よりはイイ状態


↓左のライトは汚れかくすみかは不明ですがコレ以外キャビンは比較的綺麗!MMCマークの丸目も少なくなってきました~


こちらは北関東出品、落札はもうチョイで二桁というところで落札済、このレベルならばまだ国内で頑張って欲しいですがネ、運命は如何に!! (^.^)/
Posted at 2018/09/01 14:38:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2013年11月06日 イイね!

保存版・珍車PART337

保存版・珍車PART337BC戦争は一旦お休み!本日のお題は街角車で先日のハチマルヒーロー見学に行く道中に出会ったコレ⇒『昭和62年(1987)7代目R31型スカイラインGTS-R』!!

御存じGTS-R!当時のグループAホモロゲモデルであり800台の限定で販売でしたね~。




暫く後ろを走る格好になったワタシと同行のたけちゃんと「コレ、ハチマル見学だね、絶対!」とてっきりランデブー走行を楽しめると思いきやアッサリとドラッグストアに駐車、家族連れで降り立ち普通の休日によく見かける光景でした、ジャンジャン^_^;

GTS-Rは過去一度乗った事ありますが当時はケンメリ以来の“R”の復活と騒がれジャパン~R30で遂にそれが叶わず首を長くして最高峰の再来を待っていた多くのスカイラインファン、カーマニアの期待と盛り上がりは相当なモノでしたしワタクシも同様、乗れるチャンスが到来し勇んでアクセル踏むと…????

「どこがベースのGTS系と違う?いや、かえって遅い気が…」と非常に戸惑ったのを憶えています。
大型コンプレッサーのタービンに大容量空冷式インタークーラー、等長排気マニフォールドの採用でベースのRB20DET ネット180ps→同210psにパワーアップした期待のGTS-Rでしたが街中では大型タービンが効き始めたら信号赤!って感じで実力はやはりサーキットに持ち込まないと発揮できなかったようです。
タービン大型化によりその分タイムラグも顕著、ブースト掛かれば勿論、怒涛の加速が味わえますがコーナーの立ち上がりもこの辺、うまく回転合わせないと失速、ギア選択とライン取り、そしてアクセルワークに結構神経遣わないと素のGTSより速くは走れませんでしたネ~…

これをサーキット走行した体験は残念ながらないので余計な事は言いません、当時の日産の硬派さ、本気さを示すマシンだったと素直に思います!

現車、残念ながらFrを拝めませんでしたので固定の大型Frスポイラー(GTSのオートではなく固定)は見れませんでしたが当時としては圧倒された巨大?GTS-R専用のリアスポイラーはバッチリと確認(後続ですから当然ですね…汗)各部意匠とそのオーラからモノホンGTS-Rと断定しました(^^)v

GTS-Rの2年後にR32のGT-Rがデビュー、73年に排ガス対策&OILショックやモータースポーツの敵視などの影響からスカイライン、いや、多くのカーマニアが夢を失ってから16年ぶりのセンセーショナルな“GT-R”復活、当時の熱気は今も忘れませんねー。

現代のR35GT-Rにその精神は継承された訳ですが“GT-R”のなかった時期のスカイラインは魅力減ながらジャパンの時代はターボで、R30の時代はRSで、そしてR31はこのGTS-Rで常に“走り”への憧れと期待を提供し続けたのは日産の意地と良心の表れだと感じます。

今の時代では生きにくい35GT-Rのようなクルマ、高額で庶民には縁遠く数が出ないにも関わらず最高の走り、性能、国産最速にこだわりラインナップし続ける姿はゴーン体制以降色々言われる同社、裏の色んな事には目をつぶり素直に拍手を贈りたい!と思います(^.^)/
Posted at 2018/09/01 14:45:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2013年11月02日 イイね!

保存版・珍車PART336

保存版・珍車PART336“BC戦争第4弾”、バリカンが出たらやっぱり同期生のコイツですよね!⇒『昭和46年(1971)3代目KP510型ブルーバードクーペ1600SSS』!!

如何ですか?バリカンと510ってバリカンがS39~S45、510がS42~S47の存在でRT40コロナとブルは発売で3年(と言う事は設計も3年以上)の開きがありますから致し方ないとは思いますがとても同時期とは思えないブルのスタイリングの斬新さとコロナのクラシカルさが較べると鮮明に思えませんか?

較べてしまうとコロナの古くささ、ジジ臭さが際立ち現役時代にクルマが買える年代だったとすれば迷わずワタシは510にしますね、まっ、S44にはコルトギャランが発売されますのでどのみち510には縁がなかったでしょうが(^^ゞ

RT40vs510、この頃からトヨタの保守性、日産の先進性が既に見え隠れしていますが最も解り易いのいは三角窓!

当時は三角窓って非常に重要なモノでまだエアコンやクーラーは当然、空調装備もあまり発達していない時代ですから換気と夏場の冷風を取り入れるには欠かせない装備、当時のクルマは古くから乗用~トラックに関わらず当たり前に採用していたものを510は大胆にこれを廃止、510以前でも一部軽自動車や商用車、トラックなどでこれを持たないモノもありましたがこれはあくまでコストダウンによるモノで販売台数も少なかったですから実質、510がマイカー元年以降の大量生産/販売車ではお初のモノでして当時大いに注目されていました。
「これで換気できるの?」「夏場暑くない?」なんて疑問を持って510を眺めた諸先輩も多かったと思いますがデフロスターの完備、OPながらクーラーの用意もなされ何ら510のマイナスにならず、いや、それどころか三角窓を廃止した事が510の最大のセールスポイントである“スーパーソニックライン”のシャープなスタイリングをより際立たせ裕次郎が映画化(栄光への5000km)した程のサファリラリーでの活躍もあり後年~現在においても“名車”の名を欲しいモノにした一因でもあります!

※スーパーソニックラインと三角窓廃止は元来、旧プリンスのアイディンティでした。C30ローレル(プリンス開発)のスタイリングを合併した日産がローレルに先んじて510を発売しています。

このコーナーで510は何度か取り上げてますがどれもノはとても高額!これも驚く金額で落札されておりこの辺で同期のコロナとの人気差、評価が現代に於いても影響している感じがします。

コロナの場合、特殊な?1600GT(トヨタ1600GT)であればいざ知らず、普及モデルでは昨日のRT40のようにレストア済としてもまだ手が届く価格帯ですがもはや510はそれを超越、現車のクーペやSSSでなくとも今では裕福なマニアにしか手が出ないモノになっていますよねー…

RT40/50は当然の如く?510に苦戦を強いられますし後半では販売台数で抜かれてしまいますがこれに対抗してS43yから1クラス上の初代コロナマークⅡ(RT60/70)で対応、「コロナ」の名を持つマークⅡの加入にてトータルでは510に勝っていますが内情は510が圧勝だった訳です。

さて、出品車ですがこれも記載はありませんが軽めにしてもレストア=オールペン程度?はされている様子、内外問題なくオリジナルの雰囲気を大事にしながらもそこそこ弄りもなされており萌えます!

とくにソレックスにダッツンのバケット、ピロ+車高調は魅力的!(^^)!

↓R点内外C-Dですがそんなの関係ねーですって!5桁メーターですから走行不明ですが13万?23万?かは賭けですネ!


現車は71年型、つまりは510のもう末期モデルでクーペは最終型になります、同年には次期型610ブルーバードUが誕生、セダンは510も継続生産されましたがクーペはブルU HTに譲りこの時点で廃版になっています。

最終は1800SSSもラインナップしていましたから1600は中間モデルですがSUツインイャブとの相性は1800のL18型より1600のL16型の方がベスト!
昔あらゆる510に乗りましたがドライブフィールも確かに1800はトルクフルではありましたが1600の方はトータルバランスに優れ俊敏な感じでした。

元々普及型が1300、スポーツモデル=SSSが1600だったので1800はいかにもオーバースケールであり当時1800モデルは夏場のオーバーヒートに悩んだユーザ-も多かった筈、日産はよくこのトラブル起しますね昔から…オーバースペックなエンジン搭載に対する冷却系のツメの甘さorz…

↓前・後期型からの新デザインのインパネ、これは迫力ありデザインは好きでしたが圧迫感はハンパなく思えば後年の日産トレンド“絶壁”の元祖ではないかと思います(笑)


↓車高も下品にならない程度に堕ちRrは定番のハの字切ってますしなかなかカッコいいですね!シーケンシャルウィンカー、久々に流れる点滅が見たいなぁ…


510クーペはセダンに約1年遅れでデビュー、セダン同様のノッチバックながらRrウィンドウの傾斜を強くしテールはクーペだけのシーケンシャルウィンカーを装備、現代では法規上これはご法度になりましたがこれを点滅させて曲がっていく510クーペの後ろ姿はホントかっこ良かったです!(C30ローレルも同様ウィンカーを採用)

↓全体的にとても綺麗な510、このクルマはサファリブラウンと赤、非常に似合いますね!


出品地は福岡、落札額はもうチョイで100の大台!!
つまりは店頭プライスは加修、整備費と利益で軽く150~170万にはなるでしょうね、上物510なら当たり前田のクラッカー(汗)ながら驚きの値段、ワタシらクルマ乗り始めた頃はコレ、一桁だったし…

これ手に入れた510マニアは一生の家宝でしょうね~(^.^)/
Posted at 2018/09/01 14:52:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2013年11月01日 イイね!

保存版・珍車PART334

保存版・珍車PART334BC戦争第2弾になります(^^)v

コロナのT130系(TT131)が続きましたので同時期のブル、探してきましたヨ!⇒『昭和58年(1983)6代目UJ910型ブルーバードセダン1800GF』!!

言わずと知れた歴代ブルーバードの中で名車と言わる510(3代目)と甲乙付け難い人気を得、販売も好調で宿敵コロナを遂に撃沈したこれも名車である事は間違いない!

ただ年代の旧い510の影に隠れがちで今一つ現在でもパッとした扱いは受けていないようですが程度のいいものは値段もかなり上がり始め現代でもですが今後は手に入りにくくなる事は確かでしょう…。

910も80年代前半の人気車特有の運命=後の好景気~バブルの影響であれほど、死ぬほど街を走っていたのにこの時に代替され中古で第2第3の人(車)生を過ごしてから90年代にほぼ死滅、今や全く見なくなってしまいあのBDファミリア同様に「あれは何だったんだ?」と思わせる程いなくなってしまいました、仮にバブルがなければきっともう少し現生での存在も多かった気がします。

出品車は83/2登録、910ブルは79/11~83/10の存在でしたので現車はもうモデル末期のモノ、82/1のMC、更に82/10の新型エンジン(CA型)搭載後の後期も後期、最終型です。

グレードは『セダン1800GF』、普及グレードのTOPにあたるモノです。
ブルーバードは昔から普及グレードとスポーツグレード(SSS)の差別?性格分け?は非常にシビア、その中でGFは普及版の高グレードながらタコメーターはなし、見かけもSSSに遠慮するかのように豪華な意匠はあまりなされず素グレード(DXやGL)とあまり変わらない質素さ、但し内装は430セドグロなどのようにルーズクッションシート等を採用、当時では高級の証であったパワーウィンドウも装備、外観の質素さからはイメージが合わない内外でこれを初めて触った時、グレードを確認せず「ん?910の下取り?どうせGLか何かだろ」って感じでドア開けて一瞬驚いた事を憶えています^_^;

現役時代圧倒的な人気の910でしたからGFとてそれほど珍しい存在ではなかったのですがそれでも往時の売れ線はSSSシリーズ、普及版では廉価こそこれの存在意義!!って感じのDXとせいぜいGLが多かったと思いますのでGFの生存も今となってはかなり希少だと思います。

出品車、残念ながら不動車記載がありますねー…
ラジエーター水漏れのため動かせない=不動なのかエンジンそのものが死んでいる不動なのかは解りませんが内外は30年経過車の恐らく未再生原型としては上の部類なだけに惜しいです。

CA型で16万㎞は…まぁそうかな!?って感じの距離ですが比較的近年までありましたからまだ実働エンジンの手配は可能かと?思います。

↓ノークレーム現車コーナーのため評価ナシですが内外C、総合(E/g実働として)3は付くでしょう…


910ブルと言えば沢田ジュリーですね(笑)
“ブルーバード、お前の時代だ!!”が有名なCMで一世を風靡、同時期のコロナ(130系)やデビュー時は高人気を得たギャランΣ(A120/130)モデル末期で人気も落ち始めた中でデビュー直後から510の再来を思わせるに相応しい端正なスタイリングで断トツの人気を獲得、このブログのように後世にも語り継がれる車種になっています!

ブルはこれの先代810、更にぞの前の610がパッとしなかったので久しぶりの大ヒットでしたからねー、当時の日産、この910人気でイケイケでした…

↓インパネ&室内も綺麗な状態です!


↑画像でお分かりのようにプラスチッキーなインパネが910の特徴、これ、デザイン的には80年代らしくスッキリとしていて見切りも良かったですが材質が安っぽ過ぎてオモチャっぽくSSSでは更にメーター廻りに赤いラインが入りますますオモチャ度合いが強かったのでイマイチでした(個人的感想)

GFなのでフル装備にルーズクッションシート!外装の質素さとアンバランスなこの感じ、久々に見ましたわ^_^;

↓Rrビュー、凹、目立つ傷なしなのでE/g載せ換え復活希望です!


910ブル、ドライブ感覚は視界広々でしてしハンドリングは劇的に610~810の70年代チックから変化、ドライブしていてライバルよりは格段に楽しいクルマでしたがMTのフィーリングだけが610やケンメリ時代と同様のスパッとモノではなくどちらと言うとグニョっ感じ、ここが惜しかったですねー、これもあくまでワタクシ個人の感覚ですが…。

↓Frまわりも問題ナシですね、見かけは低/中グレードのDXやGLと大差ない質素さ!


この910は東京会場からのお目見え、落札は無事なされ片手にやや欠けってところでした。

解体価格よりは上回りましたね、これは是非E/g載せ換えで復活を希望したクルマで仮に少々お金かけてもマニアはコロナと違い多いですしね、きっと路上復帰を果たしてくれる事と思います(^.^)/
Posted at 2018/09/01 15:03:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2013年11月01日 イイね!

保存版・珍車PART335

保存版・珍車PART335 “BC戦争”第3弾は一気に年代が下がります!⇒『昭和41年(1966)3代目RT40型コロナセダン1500DX』!!

ワタシら世代ではコロナと言えばこの型、アロ-ラインが有名で他にもバリカンとかカミソリとか言われますがこのT40系のイメージが強いのではないでしょうか!?


物心ついた頃、街角にはこのコロナ、溢れていましたねー…

少し裕福な?ファミリーや小型タクシー、果ては遊園地の10円入れて前後に揺れる遊技や幼児用足こぎ自動車までこのコロナ多かった!
それだけ広く普及していたという事で事実コロナは2代目T20/30型までは先発のライバル、ブルーバードの常に後塵を仰いできたものの3代目では日本初のHTや後のトヨタの必勝法となるワイドバリェーションを導入、ベストセラーとなったモデルです!

RT40はS39~S45の6年に渡り生存、このため3回MCしており4つの意匠があり現車は1度目のMC後の中期型の1500DXとなりますね…
中期はS41~S42の僅か1年の生存前期が3年近く、後期が1年、派生上級モデルのコロナマークⅡ(初代マークⅡ)デビュー後の最終が2年でしたので当時多かったのは前期と最終だった気がします。

現役時代の人気から後年ではマニアも注目する存在になり今も愛好家の手により大事に保護された個体が多く太古車の部類になりますから現存するモノで実働はほぼレストア車の様子、関東でもひょっこりと街を流すRT40、年に一度位は見かけたりもしています。

出品車もフルレストアで博物館展示車の如く新車のような出で立ち、走行実走6万㎞台で「名古屋5」シングルナンバーで1オナ度も高く元々のベース車もかなりの良質だった様子が伺えます!

↓フルレストア車なので総合3.5!! 不具合もほとんどないマニア垂涎のバリカンですね!


個人的にはこの型のコロナ、巷の人気ほどあまり好きではなくやや遅れてデビューした510ブルの方が格段に好きでした。

510が売りの“スーパーソニックライン”でそれまでの60年代スタイルから脱却し一気に垢抜けたのに対しT40は野暮ったくてジジ臭くて…
ブルの各ラリーでの活躍や流麗なクーペの晴れ姿は子供心に虜になりましたがコロナはこの頃から「おじさんの車」的イメージ、事実親戚の伯父さんも幼稚園の親友のお父さんも乗っていたのでそういう印象が強くインプットされているんでしょうね、もっともその頃の“おじさん”よりも今はより年上になっていますが(笑)

それら知己がコロナを愛用している頃、我が家はKE10カローラでしたからたまにコロナに乗せてもらうとその造りの豪華さはカローラと較べ子供でも一目瞭然で軽や大衆車にはない時計やコラムシフト/ベンチシートに目を奪われたモノでした。
中級車以上ではポピユラーだった横長のメーターも後年は単なる古臭く見えるだけでしたが当時はこれも感動^_^;

↓懐かしいRT40のインパネ、時計、横長メーター、キー付きグローブBOXに萌えたモノでした!


T40型といえばこれまでコロナのブログで語ってきた5ドアセダンや2HTなどのエポックメーキング的な車型を次々にラインナップ!
これは後年では“後出しジャンケン”が通例となったトヨタ戦法しか知らない世代の方には新鮮に思えるのではないでしょうか?

昔のトヨタはこうした市場に新アイディアを提案するチャレンジ精神も旺盛で初代クラウンしかりパブリカ700やトヨタスポーツ800、2000GT等、国産エポックメーキングに意欲を持っていた時代もありながらも先陣を切って失敗も学び(パブリカ700やコロナ5ドアがいい例)いつしか他社が出したものを様子見してから後出しで勝負を決定する!という現代にも通じる商法に転換、何かとそれは批判もされますが今日のトヨタを築いた原動力の一部でもありますね。

HTは大成功、5ドアは大失敗でしたが結果として6年の長寿と68年のマークⅡデビューではこれに移行して廃版も検討されながらも“コロナ”として残り2000年代まで屋台骨を支え現在でもライバルが次々にミニバンに駆墜されて行く中、プレミオに名を変えながらも5ナンバーミドルを守り通し存続しているのはさすが!って感じです。

↓フルレストアの成果もあり文句のつけようのない外観!懐かしのRrスタイル、この時代でオレンジの入るコンビネーションテールランプは珍しかったのです。


出品地、納得の愛知、落札は三桁の半分やや欠けって感じでフルレストアの割には安い?と言いましてもこれも店頭では100近いプライスになるでしょうからね、仕上げてあるので当然の値段ながらも草ヒロやら一桁時代を知る世代としてはやはり感慨に浸れますわ(^.^)/
Posted at 2018/09/01 14:58:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

プロフィール

「オウチ弄り記 2025.6/14 http://cvw.jp/b/2682511/48485636/
何シテル?   06/14 18:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/11 >>

      1 2
345 6 78 9
1011 12 13141516
17181920 212223
24 25 2627 28 2930

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation