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2018年05月24日 イイね!

佐山芳恵再び、・・(^。^)y-.。o○(48)




なんだか胸をドキドキさせながら電車に乗って家に帰ると何時もの通り豪華な食器に盛られた普通の食事が待っていた。その食事を取っていると女土方とクレヨンがやって来た。


「また悪いことでもしてきたんでしょう。」


クレヨンがまた余計な口を出した。僕はこのうるさいサルに飯のおかずのエビフライの尻尾を投げつけてやった。


「また愛を告白されてきたの。」


女土方が微笑みながら言った。この女の微笑みは迫力がある。僕は思い切りむせ返った。


「図星のようね。」


女土方はまたにっこりほほ笑んだ。


「愛の告白じゃなくて私の体を見たいと言われたわ。私は女を全く感じさせないんだって。彼女もちょっと変わっているわね。直情径行と言うのか思い込んだら一直線と言うのか、あの人って欲望の赴くままに生きているみたい。」


「それじゃあ、あなたと気が合うかもね。お疲れでしょう。早くご飯を食べてお風呂に入ったら。」


女土方はそう言うと席を立った。性欲に直情径行と言うのは知的美人も僕も似ているかもしれないが、僕たちが似ていると言うよりも知的美人がその点において男に近いと言うこと何じゃないのだろうか。しかし、女土方は嫌みを言ったんだろうか。僕は豪華な食器に盛りつけられた普通の晩御飯を食べると部屋に戻った。


「あら、見境のない中年女が来たわ。中年は欲望ぎらぎらなのねえ。」


クレヨンが僕を見てそうからかった。僕は無視して通り過ぎるふりをしてクレヨンを捕まえるとけつをひん剥いてペンペンと叩いてやった。


「あんたねえ、そんなことを言うならそのぎらぎらした中年女の欲望の餌食にしてあげようか。」


「いやー、やめてえ。でも優しくしてくれるのなら中年女の欲望の餌食になっても良いわ。」


クレヨンは抑え込まれたままそんな奇声を発した。そこへ女土方が歩いて来て僕の顔を掴むと濃厚なキスをして、「私も餌食にされても良いわよ」と微笑んだ。僕はクレヨンを放すと立ち上がって、「あーあ、何だかどこもかしこも淫らな欲望塗れねえ」と言うと風呂に入る準備を始めた。


「あなたって本当に何か不思議な魅力があるのね。女なのに男のような性格もそうだけどそれ以外にも何か不思議な魅力があるのかもしれないわね。私にもあなたを自分のところにつなぎとめておくことはできないわ。だからもう束縛はしないけど必ず私のところに帰ってきて。いいわね。」


女土方が突然そんなことを言った。その表情は穏やかだったが、僕は女土方がその言葉を本気で言っているんだということが彼女の表情からよく分かった。僕は黙って女土方のところに行くと軽く肩を抱いて髪に軽く口を付けた。女土方はそんな僕をひょいとかわすと僕に向き合った。


「ねえ、あなた、もう一度彼女に会って来て。ちょっと変なうわさがあるの。できればそれを確かめてきて欲しいのよ。ちょっと厄介かもしれないけど。その代わり彼女とは何をしても良いから。」


『なに、・・・。』


僕は何だか嫌な予感がした。大体、うちの職場に来るのはろくなのがいない。その最右翼はクレヨンと営業君だろうけどクレヨンは役に立たないこと夥しいが、さほど致命的な害を及ぼさないので何とか面倒を見ている。営業君はひどかった。株屋のおっかさんもいただけなかったし、バイリン姉さんはこんな変態ばかりの会社にさっさと見切りをつけて転職してしまった。まあそれはそれで正しい選択とは思うのだが、・・。


「さあ、早くお風呂を使ってきて。出てきたらちょっと話があるの。」


女土方は意味ありげな視線を投げかけた。僕はその女土方の目を見て何だか嫌な予感がした。僕は男だった頃から風呂は汚れを落としてリフレッシュするためと割り切っていたのでゆっくり時間をかけて風呂を楽しむなんてことはなかった。大体、暑いところに長い時間いるのが苦手だった。女の体になってから髪を洗ったりするのにちょっと時間がかかるようになったが、それでも湯船に浸かるなどと言うことは滅多になくさっさと洗って出てしまうので風呂を使っている時間は短かった。でも洗うところはしっかり洗っているのだから特に問題はないだろう。そんな僕が風呂からあがると女土方が、「カラスの行水みたいに短いわね。きれいに洗ったの」と僕をからかった。


『カラスの行水ってカラスは風呂に入るのかい』


そう聞き返してやるかと思ったが、面倒なので「洗うところは洗ったわよ」とだけ言い返した。


「じゃあ私が調べてあげるわ」


クレヨンがまた余計なことを言った。僕はクレヨンをバスタオルではたき飛ばしてやった。


「ねえ、さっきの話、もう一度彼女のところに行けってどうしたの。何かあったの。」


女土方は机の引き出しを開けるとDVDを取り出して僕に渡した。それはアダルトビデオだった。


「あら、とうとう出演しちゃったの。けっこう勇気あるわねえ。あんたも一緒に出たの。」


僕はクレヨンの方を見た。


「何の話よ。それって何、・・・。」


クレヨンは走り寄ってきてアダルトビデオを覗き込んだ。


「ええ、これってアダルトじゃない。あなたたち、とうとう出ちゃったの。勇気あるわねえ」


「おバカ、私はねえ、あんたたちが出演しているんじゃないかって心配しているのよ」


女土方はそんな僕等をにやにや笑いながら見ていた。


「まあ、良いから中身を見てみなさいって」


女土方にそう言われて僕はちょっと訝りながらディスクをプレーヤーにセットした。『淫らな森の妖精』などと言う下品な題名が画面に現れた。まあどこにでもあるような月並みな題名だった。僕はアダルトビデオは好きではない。何故かと言えば必ず毛むくじゃらの男のケツが出て来るからでそんなおぞましいものは見たくもない。それで男だったころからほとんどその類のビデオは見たことがない。あれって本当におぞましい。そんな訳で詳しいストーリーは端折るが、要はハイキングに来て道に迷った若い男が森の妖精の家に迷い込んでそこで妖精とえッさほいさとやりまくる話だった。ずっとまじめに見るなんて面倒なので早送りで見ているとクレヨンは不満そうだった。


「ちゃんと見ないと分からないでしょう」


「あんたねえ、こんなものストーリーも何もないでしょう。大体何よこの妖精ってのは。けっこういい年のおばさんじゃないの。でもこの女、それなりに良い体してるわねえ、きれいじゃない。変なお面を被っているけど、・・。」


Posted at 2018/05/24 17:35:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説3 | 日記
2018年05月24日 イイね!

大型二輪に乗ろう(バイクの国内販売、ホンダの対応、・・(^。^)y-.。o○)




2輪車部門トップに聞く「根強い需要、もっと乗りたくなる環境を」
 
日系2輪メーカー各社が、さまざまな手を打ち始めている。国内で台数減少を続ける中、新販売店網の構築や新機種投入で活性化を狙う。電動2輪車など次代に向けた先進技術の開発も進む。海外はアジア市場を中心に、台数を伸ばそうとしている。将来の戦略について、ホンダ執行役員の安部典明氏に聞いた。

 
―2輪車市場の現状をどう見ていますか。
 
「国内市場が縮小を続けているのは紛れもない事実だ。販売台数が減り続けている。保有台数は一部車種で増加に転じていることから需要が根強いことがうかがえるが、駐車場や免許制度など、もっと2輪車に乗りたくなるような環境が整っていないと感じる。縮小を食い止めるためにも業界と国が手を取り合い、連携を強化していく」

 
「海外市場に目を向ければ、アジアやアフリカでは需要が高まり続ける。モータリゼーションはスクーターに始まって4輪車へ移行するが、アジアなどではスクーターから、趣味としても乗れる中排気量2輪車に嗜好(しこう)が移りつつある。動きをしっかりと捉えたい」

 
―国内では販売網を再編しました。
 
「ひと言に2輪車といっても使われ方やニーズが違う。適したサービスと商品を提供するために新店舗網を誕生させた。移動の足として使われることが多いスクーターを主に販売するコミューター店は迅速な修理対応に重きを置き、ツーリングバイクやスポーツバイクも取り扱うドリーム店は製品の販売だけでなく、ライダー向けイベントなども実施し、2輪車のある生活様式を提案していく」

 
―原付や電動2輪車でヤマハ発動機と提携しています。
 
「原付を取り巻く環境規制は厳しさを増し、コストがかさんで売価が上がり、1社で対応するには難しくなってきている。今後の製品開発には連携が最善と判断した。現在はスクーターのヤマハ発へのOEM(相手先ブランド)供給がスタート。さいたま市で電動2輪車の実証実験にも取り組んでいる。ただ、スポーツバイクなど大排気量車種の分野では、これからも競合関係を続け高品質な製品供給に努める」

 
―海外市場における戦略は。
 
「2020年に環境規制が強化されるインドでは、コスト面に気を配りながら規制対応への作り込みを進めて、良質な機種を市場に投入する。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域ではタイとインドネシアを中心にスクーターだけでなく趣味性の高い2輪車へのニーズが高まってきた。需要を取り損ねないよう、潜在顧客を刺激し続けていく」


【記者の目】
 
国内で2輪車市場の縮小が続く中、若い層の開拓が市場活性化への必須条件となっている。そんな中排気量125cc以上の台数が持ち直していることを「面白い動きだ」と安部執行役員は見ている。中でもスポーツモデルは20―30代に人気が高く、海外でも注目されている。市場をさらに活性化させるため、世界最大の2輪車メーカー、ホンダは次の一手を打ち続ける。今後の動きを見守りたい。



元来、バイクや三輪車は安価で軽便な移動・運搬手段として世の支持を得てきたが、経済的に余裕ができてくると快適で安全性の高い四輪車へと移行していく。輸送も大量・多目的輸送時代になるとバイクや三輪車では対応しきれなくなってくる。バイクが生き残る道は、短距離移動に用いられる原チャリを除くと、バイク便などの特殊輸送か、趣味の世界ということになる。しかしながら、四輪が買えるような価格のバイクをほとんど趣味のために購入・維持できる客層と言うとこれまたかなり限られてくる。また乗車環境や安全性の面でも四輪に比べればかなり劣ることからそれを理由に敬遠する傾向がある。ある意味、それが魅力でもあるのだが、・・。環境整備の面でもむやみに駐車ステッカーを貼られる割には都会にバイク駐輪場が少なく、高速などでも高い料金を取る割にはバイク駐車場は阻害されている感があるなどバイクを取り巻く環境もよろしくない。免許も普通二輪では400までしか乗れないなどややこしいし、大型二輪を取得するには時間も金もかかる。バイク駐車場ももっと料金を上げてもいいから数を増やしてくれるといいんだけどねえ。それから免許も小型二輪で250まで、普通二輪で750まで、大型二輪はそれ以上とすれば分かりやすいし、普通二輪で750まで乗れればミドルクラスの需要が増えて結構バイクの販売台数が伸びるんじゃないだろうか。でも、楽に、速く、安全に移動したいというこの時代にバイクと言うのはいかにもそぐわない。四輪の世界では自動運転化で自動ブレーキ、ライン認識システム、障害物認識システムなど自動化、安全化が急速に進んでいるのに、バイクはライダーが周囲の状況を見て、路面の状況を見て、自分の車の状況を見て、そうした情報を頭で瞬時に分析して結論を出して、自分の体を使ってバイクを動かさないといけない。そんな厄介な代物、誰が乗るんだというかもしれないが、常に状況を把握して、その情報を分析して、自分の頭で判断して、自分の体を使って動かさないときれいに動かないバイクと言う乗り物は非常にスマートな知的な乗り物だと思うけどねえ。何でもかんでも楽ならいいってものじゃねえだろう。バイクは気合と度胸だ、・・なんていったらこれはもうアナクロニズムの残骸以外の何物でもないかもしれないなあ、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/05/24 12:49:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2018年05月24日 イイね!

MRJ、北米投入主力モデルは「MRJ70」、・・(^。^)y-.。o○。




5月8日に発表された三菱重工業の新中期経営計画。会見の場ではさらりと触れられただけだったが、実はここに記されたある2行には、MRJに関する同社の決意が反映されている。MRJについて確実な収益体制の構築を模索する中、三菱重工は戦略を現実路線に切り替えている。(「週刊ダイヤモンド」編集部 新井美江子)


それは、三菱重工業が5月8日に発表した新中期経営計画に、ほんの2行で何げなく記されている。「MRJ70」の開発を本格化し、北米市場へ投入する主力モデルとする──。実はこれ、開発が遅れる国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」において、かねて懸案とされてきたある事項に対する三菱重工の強い意志を表している。その懸案事項とは、ずばり北米におけるリージョナルジェットの“機体制限”だ。北米は、MRJの主力市場だ。


何しろ、予備受注を含む受注総数の約8割を北米勢の注文が占める。ただ、北米市場はリージョナルジェットに関してちょっと複雑な事情を抱えている。大手航空会社とパイロット組合との労使協定に盛り込まれた「スコープクローズ」なる条項により、一定の座席数や重量を超えるリージョナルジェットは運航が認められない決まりになっているのだ。


MRJには座席数90席クラスの「MRJ90」と、70席クラスのMRJ70がある。これまで三菱重工は、このスコープクローズが緩和されるという希望的観測の下、条項に抵触するMRJ90からあえて開発を進めてきた。しかし、航空機の開発は甘くなく、初号機の納入は当初の計画から5度、7年遅れて2020年半ばになる予定だ。その間、緩和交渉はさっぱり進まず、「ゼロから交渉するより、スコープクローズに触れないMRJ70で勝負した方が話が早い」(三菱重工幹部)と、現実路線に切り替えたのだという。


MRJ70なら、ライバルとの攻防戦を乗り切れる、という思惑もあるようだ。スコープクローズに悩まされているのは、何もMRJだけではない。リージョナルジェット大手のブラジル・エンブラエルは、MRJと同じ最新鋭のエンジンを搭載する「E175-E2」を開発中だ。だが、このMRJ最大の競合機もMRJ90と同じく、このままでは運航できなくなる。


エンブラエルがMRJと違うのは、同社には70席クラスの最新機の開発予定がないことだ。つまり、スコープクローズが緩和されなければ、エンブラエルには最新機の“持ち駒”がなくなる。ならば三菱重工はいっそのこと、競合機のないMRJ70の開発に注力した方が得策といえるのだ。一方、MRJがつらいのは、エンブラエルが航空機メーカー界の巨人、米ボーイングと手を携えようとしていることだ。昨年12月に両社が提携交渉中であることが明らかになっている。



● 最大の懸念は 競合エンブラと巨人との提携範囲

目下のところ、ボーイングのもくろみは、座席数100席超クラスの拡充だとみられている。「欧州エアバス─カナダ・ボンバルディア」という、ライバル連合に対抗するためだ。これだけでも三菱重工には痛手である。MRJを早期収益化するべく100席超クラスに参入しようとするなら、エンブラエルが持たない炭素繊維複合材のノウハウという“交渉材料”を武器にボーイングに食い込むしかない。


ただ、最も恐ろしいのは、両社の提携範囲が座席数100席未満クラスの機体にまで及んでしまうことである。「両社が、大型の機体から90席クラスのE175-E2までまとめて売り込むようになったら、MRJ90の販売はそうとう厳しくなる」(三菱重工関係者)。この最悪の事態に対応するためにも、やはりE175-E2とバッティングしないMRJ70で勝負するべきだというわけだ。ボーイングとエンブラエルの提携には、提携に慎重なブラジル政府との交渉が欠かせない。そのため、合意までには時間がかかるとされるが、三菱重工の不安は増すばかりだ。


今年行われた海外の航空ショーでは、両社の仲むつまじい姿が、三菱重工の傘下でMRJの開発を行う三菱航空機の社員に目撃されている。ボーイングが市場投入を検討している中型機の製造をエンブラエルが担うとするなら、「両社は合意交渉を急ぐはず」(前出の三菱重工関係者)でもある。冒頭の2行は、こうした“障壁”があろうとも、MRJ事業を収益化するという三菱重工の執念の表れだ。16年に宮永俊一・三菱重工社長の直轄となり、機体の市場投入に欠かせない「型式証明」の取得が見え始めたMRJ事業では、議論の焦点が市場投入後のビジネスの継続性に移行している。今年度中には、三菱航空機の資本増強を行い、約1000億円に膨らんだ債務超過も解消する予定だ。MRJは安定軌道に乗るか。今年、異例の6年目を迎えた宮永体制に残された時間は少ない。



現実の機体開発だけではなく米国の民間航空事情や航空機メーカーの提携などの問題もあり、MRJの先行きは決して楽観できないが、せっかくここまで来たのだからもう少し頑張れ。ここで止めたらもう二度と日本が旅客機を生産することはなくなる。それは日本の将来にとって大きな痛手となるだろう。やらなければ技術も経験も身につかない。民間企業だから利益の確保は絶対だろうが、何とか成功させてほしいと思う。がんばれ、三菱重工、日本ではほかに出来る企業はない。株も買い足してやるから、・・(^。^)y-.。o○


Posted at 2018/05/24 12:47:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 経済 | 日記
2018年05月24日 イイね!

「やっていますパフォーマンス」の野党合同ヒアリング、・・(^。^)y-.。o○。




通常国会は6月20日の会期末まで残り1カ月を切り、最終盤にさしかかった。今国会で野党が安倍晋三政権を追及する場としてよくも悪くも注目を集めたのが立憲民主党、国民民主党、共産党などによる野党合同ヒアリングだ。学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改竄(かいざん)や働き方改革関連法案をめぐる裁量労働制のデータ問題など疑惑の解明に一定の成果を挙げてきた。ただ官僚を呼びつけて野党議員が一方的に責め立てる姿に「まるで魔女狩りだ」といった批判が集中し、立憲民主党と国民民主党はあり方の見直しに迫られた。

 
野党合同ヒアリングは森友・加計学園問題や財務省決裁文書改竄、自衛隊の日報問題など安倍政権をめぐる疑惑や不祥事について関連する省庁幹部を呼び、事実関係をただす場となっていた。今国会はこれまでに約90回開催し、働き方改革をめぐっては裁量労働制に関する厚生労働省調査の不適切データ問題をあぶり出した。

 
立憲民主党の長妻昭代表代行(57)は17日、BS11番組で合同ヒアリングについて「野党が結束して追及し、相当な事実に迫る寸前まできている」と有効性を強調した。国会で政府や巨大与党に対峙(たいじ)するための野党共闘の舞台ともなっていた。

 
成果の半面、その運用や追及の手法に批判が集まっていたことも事実だ。マスコミに全面的に公開された場で「ふざけるなよ!」「そんな組織いらないよ!」などと攻撃的な言葉で怒鳴りつける議員もいて、官僚をつるし上げるような場面が目立った。国会審議を拒否し、「18連休」だった最中に、一方でヒアリングを開いていたことも非難の的となった。

 
財務省の福田淳一前事務次官のセクハラ問題を追及する合同ヒアリングでは、出席議員が「はめられて訴えられたのではないかなどの意見はある」「セクハラ罪という罪はない」といった麻生太郎財務相(77)の発言を撤回するよう執拗(しつよう)に迫った。

 
しかし、ヒアリングの場にいる官僚が閣僚に発言を撤回させるのはそもそも不可能に近い話で、撤回を求めるのであれば国会の委員会などに出て直接、麻生氏に迫るのが筋だろう。

 
財務省が福田氏の処分を発表した4月27日には、処分発表の前後で2回ヒアリングを開いた。発表前には財務省がセクハラを認定しないまま福田氏を処分するのではないかとの臆測に基づいて対応を批判し、またそうならないようくぎを刺した。

 
しかし、財務省がセクハラを認定した上で処分を発表すると、その後のヒアリングでは「処分が軽すぎる」「福田氏の謝罪がない」などと別の材料を見つけては官僚に批判を浴びせた。

 
財務省の肩を持つつもりは全くないが、これでは単に官僚のつるし上げだと非難されても仕方ない。自分たちの不満をぶつけるだけならば、事実を追及する場とはほど遠い。

 
野党ながら合同ヒアリングに参加していない日本維新の会の馬場伸幸幹事長(53)は記者会見で、ヒアリングを「全く無駄だし、あれだけ多くの職員を拘束して、何の生産性があるのか。メディアも相手にしなければいい」と痛烈に批判している。

 
こうした批判を背景に、立憲民主党の辻元清美(58)、国民民主党の泉健太(43)両国対委員長は大型連休明けの5月9日に国会内で会談し、合同ヒアリングのあり方を見直す方針で一致した。泉氏が改善を要請したところ、辻元氏は「成果面を評価しつつ、反省点を改良したい」と応じた。今後はテーマを絞り、冷静な対応に努めるなど工夫をこらすという。

 
立憲民主党幹部は「ヒアリングをやめるつもりはない」としているが、果たしてパフォーマンスではない生産性のある追及の場として生まれ変わることはできるのか。 (政治部 小沢慶太)



野党の政治ショーだからねえ。そんな役所は要らないというなら自分たちが政権を取って廃止すればいいことで簡単なことじゃないか。どうぞ、おやりになったらいい。ろくな政策も打つことができず、何かと言えば審議拒否、反撃できない相手を罵って自分たちの成果を強調するような野党自体が必要ないと言うべきだろう。


Posted at 2018/05/24 12:44:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って9年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒になり...
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