さて2回のフィールドテストを実践した中華製電動ワイヤレスウィンチの件!
実はこの2回目のテストの時にドラムのクラッチが突然解除出来なりました.....
なのでロープの引出しは電動OUTスイッチで牛歩の如く引き出す始末(笑)。
まぁ所詮安物中華製の宿命でしょうか?
とりあえずボートの引上げ自体は成功したので、いずれ行う予定だった分解&グリス打ち直しを早める事に。
次の連休は予定も入りボート出せないから土台からも見直ししたいです。
さて先ずはロープの引出し。
クラッチがロックしているので電動OUTスイッチにてダラダラと放出www。
時間かかるわ。
裏返して六角ネジ4本を撤去。
次にアルミガイドを撤去。
ステンレスの六角ボルトナットは、入れ替えしております。
次にクラッチレバー側のドラム固定箇所、下側プラスネジ+3を撤去。
狭いのでラチェット使用。
強度大丈夫?と言うようなネジですが、1ヶ所緩んでおりました(笑)。
クラッチレバー側の上部は六角で撤去。
クラッチレバーのカバーが外れました。
で、すでにカラカラ音鳴ってます(爆)
中の様子拡大w。
タガネとプラハンでやさしく蓋を剥がします。
パカッと開けると!
本来このような開き方しませんwww。
手裏剣のような三角の金具とネジがセンターに残っております。
が、これ本来は軸に固定されているべきものです。
ロックナットの外れた軸を受けたドラムは外側に押され、ガッチリとロックされた状態となります。
そりゃあ、クラッチ解除出来ん罠www。
ドラムと軸のモーター側。
駆動軸となるギアは太陽ギアと言うらしい?。
軸を歯車に噛み合わせると、軸と歯車とバネの3点セットになっています。
取り出したパーツ。
で、一番開けたかったモーター側のギア周り。
遊星ギアと言う負荷を分散させる特殊形状のギアですが、中華製ウィンチの多くがグリス不足が多いらしいwww。
が、そんな事ありませんでしたね。
しっかりとグリス効いていました!
折角準備したモリブデングリス。
軸のギアと遊星ギアとの接合部にたっぷりと塗ります。
軸などの細かなパーツについては、一旦旧いグリスを除去。
ドラムに差し込みバネを押すとネジ山出現。
クラッチ側の蓋を仮合わせするとこんな感じに。
内側円に3つの緩やかなカーブを描く縁があります。
どうやら三菱マークのような金具は、この縁を滑りクラッチの入り切りをするようです。
ドラムをモーター側にグッと押すとネジ山出現。
ここにロックナットをネジ込みます。
今回故障の原因は、このロックナットが緩んで外れていたことです。
しっかりと締結して一連の修理メンテナンス完了!!
土台はまだ取り付けておりませんが、稼働とクラッチの入り切りは問題なく直りました。
で、この機に限らずと思いますが.....
ネジやボルトの締結が甘く緩んでいる箇所幾つかありました(笑)。
あとそもそもネジやボルトの質も良くないですね。
そして何故か何らかのタイミングでプラスマイナスの電極が入れ変わりました(笑)。
まあ電極入れ替わるとスイッチが逆になるのですが、この症状もあちこちで聞きますwww。
何れにせよ一度開けてグリスの打ち直しとボルトナットの締結し直しをお勧め申し上げる次第です。
今週時間許せば新しい土台に変更するかも。
ではでは。
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ゴムボート快適化計画 | 日記
Posted at
2024/02/20 11:43:26