どうも(*^^)v
今回はメッチャ久々ですが、カタログでもアップしようかと思います…気力のあるウチに(爆)
そう言えばクロカン特集を途中でストップさせてましたので、このまま続けます~
ってコトで…
プロシードマービー/キャブプラス前期です♪
ってもマイナー車ってのもあって、殆ど馴染みが無いんですねぇ…(汗)
調べてみたら、その割に日本では10年も販売してたのが意外ではあります(笑)
そういえば、キャブプラスの方は、輸出用のBシリーズを逆輸入して、トラッキンにするのが一時期流行りましたね♪
今やトラッキンなローライダーもイベントでしか見ませんね…(汗)
最も新車でピックアップが出てこないのが原因でしょうね…潜在需要はあると思うんですが。
さて、そんなプロシードマービー/キャブプラスは、元々1985年に3代目プロシードとしてアメリカでデビューしています。
んで、90年に日本でまずキャブプラスが販売を開始して、遅れて翌年の91年にプロシードマービーとしてデビューしています(^_-)-☆
ちなみにキャッチコピーは…
挑み続けるために。
憧れに挑み続けるための、新しい包容力だなんて書いてます。ナンノコッチャ。
今回のカタログは前期の中でも、マービーに4速ATが追加された以降の93年のものです。
で…まずはSUV版のプロシードマービー。
コイツはとにかくデカイ…全長が4950mmもあるのです…(汗)
なのに全幅は1720mmしかありません…つまり胴長体型(笑)
グリルガードにシビエのフォグなんてのが時代を感じます(^_-)-☆
当時の国産でライバルとなるのは、正直いないかもしれません…。
大きさだけで言えば、ランクル80やサファリクラスですが、コチラは豪華な感じが無く、無骨でシンプルな感じですしね。
インパネもこのように無骨。
装備も目立ったものが特段無く、華やかさという面は無いですね…(^_^;)
シートも特段変わった機構も無く、ひたすらシンプル。
投げ捨てられたかのように離れて3列目シートがチョコんと置かれています(笑)
あくまでエマージェンシー用でしょうし、無骨なキャラクターならコレでもいいかとは思います♪
ただ、車体が大きい分、シートを格納すると、このように広大なラゲージスペースが出現♪
元々が北米メインの車種でしょうから、現地でのスーパーへ買い出しした際なんてのは大きな買い物をしても楽々飲み込むコトでしょう(*^^)v♪
さて、コチラはピックアップ版のキャブプラス。
コチラはマービーよりも大きなグリルガードを兼ね備えているのが特徴。
そういえば、グリルガードの危険性をテストするのに、当時のマガジンXでまさにこのまんまのコレが使われてました。
実験用のマネキンに付けられたGセンサーは、測定不能レベルにまで衝撃が入ったようですね…(^_^;)
この時代の自動車マスコミでは、グリルガード装着車が与える安全性についてドコも躍起になってた時代です。
この手のボディに赤いカラーは珍しいので映えますね♪
やっぱりコイツもボディが大きく、全長が4910mm。
最小回転半径は6.4mにも及び、街中での取り回しで結構苦労したそうですね…(^_^;)
ちなみにリア周りの特徴と言えば、鉄パイプが2本並んだようなダブルバンパー。
車庫入れでぶつけたレベルでは外壁の方が崩れるかもしれません…(笑)
コチラも内装は、トラックにしては布張りで豪華な方でしょうが、やはりシンプルではあります。
全長の長さを活かし、リアシートが装備される4人乗り♪
何気にマツダお得意のラウンジソファーっぽい感じを出しています(^_-)-☆
そんな2種類のプロシードのメカニズムは共通。
搭載エンジンも1機種のみ。
G6…直列4気筒2600ccOHC、120馬力、20.6kg-m。
何気にこの手にありがちなディーゼルでは無くて、ガソリンのみです。
コレに組み合わされるミッションは、5速のマニュアルで、マービーのみ4速オートマも選べます。
装備に関しては、実用一辺倒って感じですね…
マービーに関しては、リアのステップに縞板鋼板が最初から装備されていますし…
オプションで、フューエルタンクガードまで装着出来ます!
本気で四駆してた訳です。
しかしながら、このプロシードシリーズ…
世はRVブームだったってぇのに、CMもしませんでしたし、とにかくシンプル過ぎて、玄人向けなのが災いしたのか商業的には必ずしも成功とは言えませんでしたね…(^_^;)
96年にやっとマイナーチェンジをして、SUV風なキャラクターに大変更、そしてディーゼルエンジンもラインナップするも、世相は無常にもミニバンブームになってまして、販売台数はやはり下降路線へ…(汗)
月間販売台数ランキングでもほぼ下の方をずっと推移し、99年にマービー、2000年にキャブプラスを生産終了しています。
マイナーな当時の本格的クロカンで走りたいって人にはイイモデルなのかもしれません。
オマケ
93年のモーターショーに、グランドマービーなるものが出ています。
コレはトレッドを50mm拡大して、ブリスターフェンダーを付けた最強版ってな感じのようですが、残念ながら市販化されず幻に終わってますね…(^_^;)
結局のところ、一番挑み続けたのは、10年に渡って試行錯誤して販売を続けたマツダ自身なのかもしれません…(^_^;)