どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります。
コレも乗る機会多かったですねぇ…正式にはチョット違いますけど。
ってコトで…
初代eKワゴン前期
ブラックインテリアエディション追加時です♪
イトコがコレ乗ってましたねぇ…乗せてもらったコトも無いですし、気付いたら買い替えてましたが(爆)
寧ろ自分が印象に残っているのはOEM版のオッティ(MA0)でしたね(^^)v
安部礼司でオッティの替え歌募集してたのはこの型だったかなぁ。
自分が新人で入社した年にOEMで出てきたからeKワゴンで言うと後期にあたりますね。
お客さんでもソコソコいたし、なにより代車で乗って帰ったりとかもしてました♪
そんなeKワゴンは2001年に三菱のニューモデルとしてデビューしています♪
この前年に三菱のリコール隠し騒動が起こり経営がズタボロになって行く訳ですが、まさにこのeKワゴンは起死回生を狙った1台かと。
開発責任者は後に三菱の社長となる相川哲郎氏ってのは今回改めてカタログを見直して知った次第。
なんか見たコトなる名前だなぁ…って調べて「あぁ…やっぱり」って。
ちなみにこの最中に「i」は秘密裏に開発されてたそうです…販売台数はともかく名車ですよアレ。
名は体を表すと言いますか、その名の通りで「いい軽」ワゴン。
メーカーの体裁はともかく、実際に乗っても当時の台所事情を考慮してもそれなりに出来る限りの材料を目一杯使って出してきた感じが分かります!
クオリティも出来る限り頑張っててコレまた安っぽくなくてしっかりした物でしたね♪
今回はその中でもブラックインテリアエディションが特別仕様車からカタログモデルへと昇格した2002年9月のカタログになります。
このクルマの良いところは見た目からして分かりやすい位にスッキリとしてスクエアなデザインですが、ソレでも一瞬でeKワゴンと分かってしまうカタチです♪
全体的にスクエアな形状ですが、フェンダー周りはブリスター状にアーチが出ていて、コレまた地面を踏ん張ってる印象が出ます(^O^)
1998年に軽自動車が新規格化された際、各社発表された軽ハイトワゴンはどれも立体駐車場に入らない全高だった訳です。
当時のこのクラスではドル箱だったワゴンRとムーヴ、そしてライフにプレオ。
そん中でもズバ抜けて高いのがトッポでしたね…ムダに高い。
で…このeKワゴンが出た2001年~2002年の後に各社が立体駐車場に対応出来る全高の車種を一斉に発表してきた訳です。以下の通りで。
・eKワゴン
・ザッツ
・MRワゴン
・MAX
スバルだけは唯一プレオのルーフレールを外し、地上高を落とすコトで対応させて来ました…プレオは比較的低めでしたから、まさに怪我の功名??
しかし、実際に売れてたのは分かりやすいデザインで無難だったeKワゴンと、スタイリッシュでミニエスティマ的雰囲気が出て軽らしくなかったMRワゴンでしたね。
MAXはアルファロメオ156そっくりさんなテールでややマニアック。
ザッツはクリスタルブルーのグリルまでは良かったけど、ドコか垢抜けない感じだったのと、クセの強いツートンカラーでズッコケ感がありました。
リア周りは縦長のテールランプでドコとなくソレまでのトッポのテイストを持っているような感じもしていたのですが、今回分かったのはeKワゴンとミニカトッポの開発者が同じ人だったと…(爆)
全高1550㎜はココでも効いてますね…重心が高過ぎず適度なトコで抑えられてますもんね♪
インパネはセンターメーターでタコメーターは無し。
大型で視認性が良いのと、エアコンパネルもダイヤル式でこれまた使いやすい♪
少々配置は古臭い感じもしますが、使い勝手は非常にイイです(^^)v
シートはクッションがやや柔らかめのベンチシート。
全高は変に高過ぎず、非常に適度…この辺りに乗るとワゴンRやムーヴは天井にムダな空気を溜めて移動してる感じがやや残るんですよね…(^-^;
で…比較的開放的な色使いだったベージュ系の内装はやはり汚れが目立つとかで市場の声も上がったのではないかと思いますね…(^-^;
主なユーザーは若手の女性や子育てママさん辺り?なんでしょうから、食べこぼし等で明るめのシートがシミになるのはやはり頂けない…(苦笑)
そんなコトがあったのか?シックにも決まるブラックインテリアエディションが設定されてたりしそうな気がします…あくまで自分の予想。
ちなみにこのブラックインテリアエディションは2万円高…どうやらスペアキーがピンクのリモコンキーになるようです(^O^)
いやいや…鍵で2万円高くなっちゃうの(汗)!?
そんなeKワゴン前期に搭載されるエンジンは1機種のみ。
・3G83…直列3気筒660㏄SOHC、50馬力、6.3kg-m。
コレに組み合わされるミッションはなんと3速オートマのみ。
正直当時でも旧態化していた3G83にこの3速オートマの組み合わせで高速はどう考えてもツライしか無く…(泣)
けど街乗りでトコトコ走る分には気にならない位には走ってくれます♪
あとこの3G83は丈夫ってのは取り柄ですね(^^)v
メカがとにかくシンプル。だからタフ。
プラグ径は16mmですが、プラグレンチは専用の薄口を使用しないと、引っ掛かって抜けませんし、入れても奥まで入りません。
足回りはフロントがストラットでリアが3リンク。
ソコまでヘロヘロでも無く堅牢…
MRワゴンみたいに新車僅かでショックが抜けて油漏れなんてトラブルも無いです。
装備としましては、寒冷地仕様とセットオプションになるシートヒーターが選べるのはイイですね♪
1度体験しちゃうとホントにコレが無いってのツライんですよねぇ…(泣)
後は先程も話題にしましたが、フロントのベンチシート。
アームレストはこの手にしては比較的大型で腕が起きやすいです♪
コレは収納が多いの図なんですが、以前カタログを見た時も、こんなもの設定して大丈夫なの??
なんて思ったのがステアリング前方にあるフォトスタンド。
コレ…万が一の衝突時にフォトフレームで手や顔を切ったりしないんだろうかと思ったりしましたね…(汗)
ちなみにココにナビを付けるコトも出来ます。
後は収納がとにかく豊富♪
当時純正で小さいながらもゴミ箱が付いてるコトに驚いたコトがあります!
しかもこのゴミ箱ってドアトリムにも装着出来ますし、インパネ中央下にも設置できるトコがあるんですよね♪
小さいながらも重宝しますし、無いより確実にイイです(笑)
運転席のドアトリムに調整式のカップホルダーが装備されます♪
機能はさておき、それよりも気になったのはスケルトンという時代を感じるワード。
運転席ドアポケットの間仕切りはなんと霜取りになっちゃう!!
その名も霜とりクン(爆)
eKワゴンを所有してて実際にこの存在に気付いた人はどれ位いたのでしょうか(笑)??
コレ、他の車種でも普及させればいいのに。
他にはディーラーオプションで9色に切替可能なマルチカラーメーター。
この辺りの装備もこの時代オプションで設定されるクルマがありましたね(^^)v
リモコンキーもこの通りスケルトン(笑)
とにかく透けるとカワイイというかカッコイイというか、近未来的というか…確かにそんな風潮がありましたし、未だにこういうの好きです(笑)
但し、どれも経年劣化で黄ばみます…腕時計ですが、スプーンのスケルトンモデルなんて黄ばみまくって悲惨で泣けます。
ボディカラーは全部で10色。
淡色も結構目立ちますね(^^)v
グレードはシンプルでなんと2グレード。
基本となるMに電格ミラー、ルーフスポイラー、純正アルミとABSが付いたM+Xパッケージ。
それで102万8000円…当時としては平均的な価格帯だったかと思います♪
自分ならM+Xパッケージのブラックインテリアエディション。
ボディカラーは敢えてのライトブルーソリッド。
10色ある割にはどれも決め手に欠け気味なのが正直なところだったり…(^-^;
さて…そんなeKワゴンは2006年に2代目へとフルモデルチェンジして、このカタチでパワースライドドアが付いたのには驚きましたね!
ズッコケたけど…(苦笑)
ソレでも驚いたのは余りのキープコンセプトさにパッと見ただけじゃ違いが分からず、当時は15分程度見回してた記憶があります。
正直このブログを書いてる最中も個人的には終始OEM車のオッティの記憶が付いて離れませんでした…(苦笑)
オッティもうこんな時間!
なんて流れてたラジオの時報CMがどうも耳にこびりついてですね…(苦笑)
気が付けばコレも20年選手なんですね…。