どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…触った割に記憶に無いなぁ…(汗)
M35ステージア前期です♪
そもそもこのM35自体がWC34より売れてなかったのと、M35自体がまだ新車で販売されてた時期だったんで、大きいトラブルも無かったですもんね…(^-^;
だからかなぁ…恐らく一通り見て一通り乗ってるハズ。
だけど昔過ぎて…(苦笑)
さて…そんなM35ステージアは2代目ステージアとして2001年にデビューしています♪
ってか20年前なんです!?
もうダメだね…最近この時系列の感覚が完璧マヒってます…(苦笑)
で…このステージアは基本的にはスカイラインのコンポーネンツを流用したステーションワゴンですが、スカイラインがグローバル展開したのに対し、ステージアはあくまで日本専売の車種となってます。
だからですかね…なんかスカイラインより日本の風土に合ってる感じもします。
ソレとこの初期モノに関しては、スカイラインになりターボモデルがラインナップされてるのがトピックだとも思いますね(^^)v
本来逆じゃねぇの?とも思うけど…(汗)
そんなM35ステージア前期のキャッチコピーはこんな感じ。
大胆か、優雅か。
言ってる意味は分からなくも無いですね(*'ω'*)
大胆に走るターボか、優雅に走る3リッターか…。
グレード展開にもその辺りが反映されてる感じもあります。
今回のカタログは2001年12月の内容でして、デビュー間もない頃になります。
ってコトで先代のWC34から比較しますと、一気に丸みを帯びまして、21世紀に入って間もない頃…あの楽器ケースでレバノンに飛んだビーン似のオッサンが幅を効かせだした直後の日産のデザインテイストが出てますね(^^)v
そうだ…デザイントップのオッサンにあのオッサンを起用した辺り未だ何とも言い難い感じはしますが…。
突飛過ぎて回りが馴染むまでのラグが大きいと思うんですよね当時から…(^-^;
個人的には車両のワイド感を強調したかったのか分かりませんが…
ヘッドライト離れすぎじゃね??
とは昔から思ってます。
知念里奈というか研ナオコというかそんな感じ(ぇ
ただ…アクシスになると印象が変わります(*'ω'*)
リア回りはフロントよりも纏まっていてカッコイイと思います♪
前後ドチラにも言えるのは、ステージアだとパッと見て分かるデザインですね(^^)
何気に思い出したのが、高校の時に直接授業を受けたコトは無いものの、美術の先生がコレに乗ってましてね…30代半ば位だったか。
その先生が自分のクラスの副担任と結婚するとは思わなんだ…(爆)
だってまだその副担任は確か新卒2年目位でしたもの…結構な歳の差婚。
いつの間にオフィスラブを…なんて当時思った次第(爆)
で…コッチはSUVの走り的なグレードでAR-X。
オールロードクロスオーバービークルの略だそうです。
地上高40㎜アップに樹脂製のオーバーフェンダーなんてまさに今のクロス〇〇なヤツで、当時こそ違和感…今やフツー。
このAR-Xを見て思うのは、ステージア自体が余りにも時代の先を行ってたんでしょうね…(汗)
日産というメーカーは考え方によっては時代の先を見てるコトが多いんですが、変に先を見過ぎて毎度市場が理解するまでに時間が掛かる訳です。
そして時代がブームだなんだかんだとなる前に商品が終了…または放棄。
中古車市場で人気が遅れて出たりします…悪循環。
EVも10年前から量産で先見の明があるのに、ソコから枝葉(他車種展開)が広がらない…SUVのEVも出てこない。
脱線しかかってるのでステージアの話題に戻りましょう…(苦笑)
インパネはスカイラインと共通。
先代に比べるとかなり近未来的になってますね(^^)v
インパネ上部には格納式のモニターがありますが、コイツがどうも出てこなかったり…そういうトラブルで新車保証なんてのも見たコトあります…(苦笑)
故障率が高いのかどうかは知りませんが…(汗)
結構コストは掛かってますし、細かいトコで気合入ってます。
シートはこれまたスカイライン同様、運転席と助手席でシート形状が異なります!
パワーシートのスイッチはシートの中央寄り側。
正直使い勝手には慣れが必要ですね…(^-^;
そう言えばV35はドアトリムが剥がれるなんて聞いたコトがありますが、ステージアはどうなんでしょうかね…(汗)
ちなみに先程のはRXシリーズにオプションのエクリュ本革。
コチラのRSシリーズはオプションでブラックレザーが選べます♪
通常はRX、RS共にスウェード調の生地になりますが、RSの方はヘッドレストが穴開きタイプとなり、スポーティな演出を強調しています(^_-)-☆
対してAR-Xはタンレザーが標準でよりシックな雰囲気がします(^^)v
そんなM35ステージア前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…。
・VQ30DD…V型6気筒3000㏄ツインカム、260馬力、33.0kg-m。
3リッターならではのゆとり…最上のフィールで大人のクルージングを。
・VQ25DD…V型6気筒2500㏄ツインカム、215馬力、27.5kg-m。
最もベーシックではあるものの、VQの滑らかさは当然健在♪
・VQ25DET…V型6気筒2500㏄ツインカムターボ、280馬力、41.5kg-m。
前期のみに搭載される最強ユニット♪
VQってホント滑らかでフィールは抜群にイイですよね(^^)v
但し、このターボは乗ったコトが無いものの、どうやら評判もイイらしい。
タダでさえフィールのイイVQにターボをドッキングしてる訳ですから、恐らくかな~り気持ちのイイエンジンなんでしょうね♪
ちなみに総じて燃費は悪く、経験上リッター5km/l台。
VQで燃費が気になるならV36以降のVQHRを狙うのもアリ…だとは思ってます。
コレらに組み合わされるミッションは、VQ25の2駆を除き全車5速オートマ。
VQ25の2駆は4速オートマとなります。
足回りは前後マルチリンクとなってまして、フロントこそアッパーアームが上部に位置してますが、リアは積載性を考慮してラゲージ内にアームが張り出さないようにアッパーアームがローマウントされています!
で…コレもV35と類似な内容でリップルコントロールバルブを備えたダンパー。
ティーダにも付いてましたが、確かにフラットライドな乗り味ではありますので、微少入力を抑え込むのに多少の効果は出ていたのかもしれません(*'▽')
ボディ周りでは剛性を高める為にエンジンルームの隔壁構造を採用。
当時はなんてメンテナンスのしにくい…なんて思ってましたが、そういう思想だったんですね…(苦笑)
V35やM35だけでなく、フーガも同じでしたね…
バッテリー交換しにくいったらありゃしない…(苦笑)
4駆のシステムにはスノーシンクロモード付のアテーサE-TS。
どうやら駆動力制御にスロットル制御を介入させたモードを追加してますね。
電スロだから出来る技…というよりお節介な気がしなくもない…(苦笑)
ステージアにはどうやら電動スーパーハイキャスも装備されてるようですね。
う~ん…ハイキャスもそうですし、最近のアクティブリアステアもそうですが、やはりどんな最新制御を入れても違和感しか感じ無いので自分は今一つ好きになれないコレ…(苦笑)
後ろがヨレるようなムズッとする動き…アレがどうも…。
ただ…技術革新してモノにしていくのでしょうから、まだまだ発展途上なんでしょう。
安全装備で言えば、シートクッション座面内から衝突時にクロスバーが出てきて乗員の姿勢を抑制するような機構もあるようです…コスト掛かってますねぇ。
まぁ…なるべく体感したくないですがね…(苦笑)
装備で言えば、チルトステアリング連動チルトメーター。
確かにドラポジを変えたら目線も変わる訳ですから、メーターの視認性向上という面では理に適ってますね♪
こんな考えは素敵だと思います…ちなみにスカイラインも同様。
レーダークルコンも採用。
但し、50~100km/h間での制御となってますし、なによりこの時代の装着車はエンブレムの見た目が今一つ…(苦笑)
昨今は技術の進歩でミリ波透過型エンブレムになってますので意匠が向上♪
忘れてましたが、ガラスハッチでしたね~。
しかも開口の仕方が個性的で、ゲート上部が高い位置にあるので出し入れがし易そうですね(^^)v
そうそう…リアワイパーとモーターが離れちゃうので、閉めた後に軸で繋がるようになってるんですよね(笑)
リアシートの格納はWC34から受け継がれたDNA…トランクサイドのレバーを引くコトで格納が出来ます(^O^)
コレはホント画期的でしたね…何しろLクラスワゴンだからシートバック倒すのにラゲージからじゃ手も届きにくいし、かと言ってリアドア開けて倒すのも手間。
で…ナビはDVD方式。
DVDナビだけどDVDビデオは見れません…(汗)
日産は全車ソコの対応が遅れに遅れてます…(苦笑)
で…トラブってポップアップしなくなる可能性のあるナビ…と。
ココで意外だったのは3連メーターが装備されたりもするんですね!!
けどデッキが1DINになる…(泣)
グレードはこんな感じで…
・300RX…RXシリーズの最上級グレード。助手席パワーシートやBOSEが標準。
・250tRX FOUR…RX系で4駆ターボ。唯一チンスポイラーが標準。17インチ。
・250RX/250RX FOUR…上記ターボ無しの2駆又は4駆。装備ほぼターボと同じ。
・250t RS FOUR V…ターボのスポーツグレード。ターボは3連メーター付。
・250t RS FOUR V HICAS…上記にハイキャスとLSDが付くだけ。
・250RS V…装備はほぼターボと同じ。
・250RS/250RS FOUR…唯一のハロゲン。プライバシーもオプション。
・AR-X FOUR…SUV系4駆グレード。ちなみにターボ。実は1番高いのがコレ(笑)
ボディカラーは全部で7色。
自分でしたら…この中からじゃなくて、アクシスがイイですねぇ(^^)v
ってコトでコチラが価格表。
AR-Xだけ飛び抜けて30万円位高いです。
ハイ…コチラがオーテックの持ち込み登録車となるアクシスになります♪
アクシスのこの顔付きが自分は1番シックリ来ますね♪
ワイドローな感じが強調されててカッコイイですし、オーバーフェンダーも付いて30㎜ワイドです(^O^)
シートもギャザーが入った専用の本革♪
よりゴージャスになってます。
ホイールも当時の純正としては大径となる18インチ。
木目パネルも専用の黒木目でシックになってます!
エンジンは通常のステージア同様3機種が用意されてます♪
ボディカラーはホワイトパール、ダイヤモンドシルバー、スーパーブラックの3色。
自分なら2.5ターボ4駆のダイヤモンドシルバーで寒冷地仕様。
オプションでツインサンルーフ入れたいですね(^^)v
で…コチラはオプションカタログ。
ウインカーミラーは縦長の独特なタイプですね…あせ
リアバイザーやバックドアガーニッシュなんてのもあります。
こんなストライプもあったんですね…見た記憶無いけど…(^-^;
他にはステージアの刺繍が入ったブランケットクッションもあります。
恐らく頼んだ人は殆どいないかと…(苦笑)
ニスモのパーツカタログも入ってました(^O^)
280km/hメーターなんてのもありますね…価格は58000円。
さて…そんなM35ステージアですが、2004年のマイナーチェンジで3リッターとターボモデルが残念ながらカタログ落ち。
変わりに前期のアクシスでは途中から搭載された3.5リッターが通常モデルでも搭載されるようになってます。
正直日本で乗るなら3リッターで十分じゃないのって思ったりもしますが…(汗)
どうやら中古車はピンキリではあるものの、個人的には意外と高くて驚き。
コレ…恐らく初期のターボモデル、またはアクシスの前期で途中追加された3.5リッター6速マニュアルはそう遠くない未来に化けそうな気がしますね。
で…最終的に2007年にモデル終了。
この手のLクラスワゴンが壊滅です…(泣)
レガシィはまたチョット違うんだなぁ。
ホントに日本でステーションワゴンはもう根付かないんでしょうかねぇ…(^-^;