どうも(*^^)v
今回はカタログのアップになります…
ってコトで…
10ウインダム前期です♪
懐かしいなぁ…今やマジで見ませんもの。
ソレこそ当時はチョット高級でオシャレなハードトップって感じでしたね(*^^)v
CMでも思いっきりレクサスアピールでしたし。
ただ…ただですよ…整備士やってた時に車検でこのウインダムが入ってきましてね…距離こそ忘れましたが多分20万kmオーバー位だったかなぁ…。
手入れも雑でボディはクリアが剥げまくり全塗装必須な状態…ソレこそイメージカラーのダークグリーンがカッサカサになっておりまして…(汗)
その上メカをちゃんとしてるのかって言ったらそんなコトも無く、タイベルは要交換だしエンジンマウントから細かい消耗品まで何から何まで変えなきゃ行けない状態っていう…(苦笑)
フツーなら「廃車」です…ぶっちゃけ仕事ってのもありまして、新車も売らんとダメですし、何よりトヨタから日産への顧客が増える訳じゃないですか…。
さすがに交換しないだろうと見込み、見積りで35万オーバー位出しました…ってか出ました。
すると…
全交換で車検を通すと…(爆)。
この後に泣きを見るのは見積りを出したヤツ…つまり自分です(爆)
「うわぁ…V6横置きのタイベルなんてバカじゃねぇの…また帰れねぇよ…(泣)」
こういうパターン…整備士されてた方は結構あるかと思います…(^_^.)
あのウインダム…まだ動いてんだろうか…もうさすがにおらんやろ~(苦笑)
さて…そんな10ウインダムは1991年に初代モデルとしてデビューしています♪
実質は当時のカムリプロミネントをベースとしています。
で…当時のCMでしきりに連呼してたんで有名かと思いますが、輸出名はレクサスES300。
このレクサスESとしては実は2代目…初代はカムリプロミネントの小改造版だったのです。
まぁ…なんつ~か…
ややこしく感じます(爆)
そんな10ウインダムのカタログの中でも今回はデビュー数ヵ月後の1991年12月のモノになります♪
子供心に当時としては大きなボディなんだけど、フロントマスクが曲面を多用していて、んでもって薄いヘッドライト…独特の高級感を出していたのがこのウインダム♪
ミニセルシオという感じも出てまして、このダークグリーンが特に多かったかと思います(^_^)/
テール周りなんてこうやって見ますとセルシオソックリです(笑)
後はこのツートンってのがさらに高級感に輪を掛けてたんだと思いますね~♪
インパネ周りで特徴的なのは中央の吹出し口が3つあるのは珍しいですね♪
で…当時のこの手のクラスとしてはラウンドした感じのインパネでは無くて、やや直線基調で実用的な感じなんですよね。
それと何気にウォールナットの本木目パネル使っててコスト掛かってます(^O^)
シートはオーソドックスな形状でして、柄が入ってる感じでもなくてシックな雰囲気です。
ただ、本革仕様になりますと、ギャザー入りで一気にラグジュアリー感が増します(^_-)-☆
で…何気にドアトリムまで本革ってのがスゴイですね…。
今や1000万円近いモデルでも合皮ですからこの辺り。
そんな10ウインダム前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…
3VZ-FE…V型6気筒3000ccハイメカフォーカム、200馬力、28.0kg-m。
3VZってどうだったかなぁ…タイベル交換したから必ず試運転で乗ってるのは間違いないハズなんですが、コレが全く持って運転した記憶が無い…(苦笑)
とにかくタイベル交換するのにストラットタワーとの隙間が狭くて大変だったような記憶しか無いです…ウロ覚えですけどね…もう13年位前か(苦笑)!?
コレに組み合わされるミッションは4速オートマのみ。
で…足回りもこれまたオーソドックスな4輪ストラット。
コレに上下G感応TEMSが装備されます(*^^)v
とにかくメカ周りは全体的に飛び抜けて先進的だったりする要素は無く、基本に忠実と言ったところでしょうか…(^_^.)
さて、装備としてはプロジェクターのヘッドランプとフォグランプは特徴的ではありました(*^^)v
基本的にはヘッドライトが小型化出来る為、薄い目にしてデザインの自由度が増すことはメリットでありますが、反面当時の日産車ではプロ目は暗くて見えたもんじゃないって酷評だったんですけどね…(苦笑)
ウインダムについてはどうだったんでしょうかね??
意外とトヨタ車でプロ目が暗いっていう言葉を聞いたコトが無いんですよね。
で…コレは当時のトヨタのこのクラスより上だったら定番だった超音波雨滴除去付きドアミラー。
超音波って響きはな~んかもの珍しい感じがするようですが、正直水が全然飛ばない…(苦笑)
今やヒーター付きミラーだけになったのも頷けなくは無いか…費用対効果を得にくい感じではありました…(^_^.)
ソレにコレはセルシオを発端に当時としては画期的だったオプティトロンメーター。
今やオプティトロンはおろか、フルカラー液晶メーターなんてのもありますね(*^^)v
ただ、未だに見易さでは一級品かと思います!
で…ボディカラーは全部で6色。
個人的にはダークモーブマイカやレッドマイカが気になります♪
ちなみに全車ツートンのみです。
そんなウインダム…ネーミングの由来は英語のWinに「~の状態」という意味のdomをくっつけた造語の訳でして、「勝っている状態」「常勝」という意味なんだそうでして。
ナゼか水虫薬にもこの名前が使われてました(爆)
未だに使われてるんだと思って調べて見ますと、今はピロエースっていう名称みたいですね…クルマも水虫薬も今や昔になってしまってるし…(汗)
で…コチラが価格表&各種オプションカタログになります(*^^)v
グレードはベースグレードと3.0Gの2グレードのみ。
コレにメーカーオプションがこのようにありまして、レザーパッケージが21万。
リアワイパーが1万なんですが、1万位なら標準にしてくれよとも思う訳で…。
自分なら3.0Gのダークモーブかレッドマイカ。
メーカーオプションで標準スペアタイヤ、リアワイパー、ムーンルーフ、レザーパッケージってトコでしょうか(笑)
コミコミで390万オーバーの当時の値引きやらなんやら考えてトータル370万ってトコになるのかと…(^_^.)
今と金銭価値違えどウチのPHVと5万ポッチしか変わらん…(苦笑)
で…コチラはディーラーオプションなんですが、車載用のテレビにビデオデッキなんて当時は超高級品…(汗)
にしても高いなぁ…(苦笑)
更に、コレって結構当時のヨーロッパ車では装備されてたスキーケースなんてのも選べたようですが、装着車は少ないでしょうね…(^_^.)
ソレに当時の成金趣味的なゴールドエンブレムにコレまた装着なんているの??
っていうムートンシートベスト(笑)
こういうムートンのシートカバーなんて今はディーラーオプションは見なくなりました…(苦笑)
元々装着車自体を見た記憶ないけど(爆)
さて…そんなウインダムですが、平成8年に2代目へとバトンタッチして、その後3代目で国内販売は終了。
4代目と5代目は海外でレクサスESで相変わらず販売され(特に4代目は未だにイイと思う…ナゼ日本で売らなかった…)。
とうとう昨年やっとレクサスESとして国内でウインダムの後継として正式にリリースされてます…世界初のミラーレス仕様も出た訳ですが。
今度のESは一通り乗りましたが、快適でホントイイですね(*^^)v♪
特にバージョンLでフツーのミラー仕様のがイイです…乗った瞬間こりゃいいなって思いましたし、細かい部分のクオリティはLSより良かったですよ(*^^)v
ちなみに初代のウインダムは今やマニア物件…イベントで見たら思わず唸る1台ですね♪