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2018年12月31日 イイね!

超えてゆく、ブランド。



どうも(*^^)v

みん友さんの愛車紹介からカタログをアップするのもとりあえず今回で一区切り。

え~と…広島のみん友さんの方ですね、一度お会いしてます(*^^)v

最近ニューマシン納車待ちってコトで楽しみですね♪

ってコトで…



200系クラウンアスリート後期です♪

実はこの型って全く馴染みが無いんですよね…(^_^.)

個人的にはゼロクラが好きだったもんでして、当時モデルチェンジした時はこうもキープコンセプトでイイの!?

なんて思った次第…無難だけど、後の210系よりかはクセが無くて今はコレも悪くはないなって思う1台になってます。

さて…そんな200系クラウンは2008年にデビューしています♪

そう…もうコレも新型出ちゃったし2世代前なんですよね…(汗)

で…2010年に今回の後期型へとマイナーチェンジしています。

当時のキャッチコピーは…



超えてゆく、ブランド。

歴代のクラウンとしてのステータス性を高めつつ、斬新なモノにしていきたいのでしょうが、どうも個人的にはキープコンセプト感が拭えない感じです…(^_^.)

ちなみに今回のカタログは2010年2月のもので後期になった直後のモノです。




ってコトで前述でなんだかんだは言ってますが、ゼロクラウン比で各部がアップデートしている感じがしますね(*^^)v

ただ、どうもこの年代には詳しく無くて、パッと見でゼロクラウンの後期とはフロントから見た場合、パッと見で見分けられる自信がありません(爆)

ただ…210系のガバッとしたグリルよりかは好みです(*^^)v



リア周りで言いますと、テールランプがゼロクラウンに較べて…ですが下端に曲線が付いたのが特徴。

正直、ヘッドライトやテールは妙にウネウネした形状よりもスパッとしたラインのが分かりやすくて好きですね~(汗)

このようなテールのウネウネした感じ辺りから、今のトヨタ車あるあるな妙にアチラコチラに尖った形状になるルーツになって来ているのではないかと思ってますねぇ…(^_^.)



インパネはクラウンってコトで、この時期のトヨタ車の中ではやっぱり質感が高いですね(*^^)v

当時は丁度リーマンショック後で、コストダウン具合がかなり激しかったんですよね…特にコンパクトカーとかですね。

まぁ…各種スイッチの形状、配置はいかにも定番のトヨタ車って感じですが…(^_^.)



シートの本革の張り方、シートバック上部にスピーカーを配置していたりと、いかにも2010年代の高級車らしい感じですね(*^^)v

後はアスリートってコトもありますが、いかにもな木目…では無く、シルバー加飾のパネルが多いですね。

正直コレって経年劣化で塗装も剥げちゃってプラスチックの地が出てきたり…なんてあったりで、どうも好みではありません…(^_^.)

個人的にはブラックウッドでいいのではないのかと…(汗)


そんな200系クラウンアスリート後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…




2GR-FSE…V型6気筒3500cc直噴ハイメカツインカム、315馬力、38.4kg-m。

2GRは低速からトルクモリモリで6000回転まで一気にフケ上がります♪

それでいてこのクラスでは燃費もソコソコ行きますからねぇ♪

しかしながら燃費はさておき、フィールはVQ35DEのが好みです♪


4GR-FSE…V型6気筒2500cc直噴ハイメカツインカム、203馬力、24.8kg-m。

上記の2.5リッター版な訳ですが、コレでも日常域では十分な性能です!

コレらに組み合わされるのが6速のオートマ。

今となっては最新鋭のメカニズムにやや劣る…かもしれませんが、安定且つ定番の組み合わせという面では信頼性の高いモノとして今でも十分に通用する性能です(*^^)v♪




足回りはフロントがダブルウィッシュボーンでリアがマルチリンクという定番の方式となってます♪




その足回りにはAVSが装着されているんですが…

要はTEMSなんですよね…(汗)

なんかいつの間にか名称が変わってました…気が付いたら(爆)

ただ、時代につれ進化は勿論しておりまして、ナビ連動制御により、コーナー進入時に減衰力を調整したりと色々な付加価値を付けてますね(笑)



それにステアリング機構には速度に応じてステアリングギアレシオが変化するVGRSを採用。

S2000でVGSとして話題になって機構も今では当たり前の機構となってますね…(汗)


更に200系クラウンでは先進安全装備が多々ある訳ですが、その中でも抜粋して行きますと…



ミリ波式のプリクラッシュレーダー…コレは今では軽トラにまで普及する自動ブレーキの先駆けな訳ですが、クラウンでは後方プリクラッシュセーフティまで装備されてます!!

後方の追突の可能性が高くなると、ハザードランプが自動点滅…さらに追突の可能性が高くなるとヘッドレストが自動的に適切な位置に移動しちゃうっていう…(汗)

10年近く前のクルマでコレですからね…スゴイですよ…(汗)



後は居眠り運転やわき見運転を監視するドライバーモニターなる装備もあります!!

コレはレクサスHSを乗りまわした際に装備されてるのを見ましたが…実際どうなんでしょ…(苦笑)




ソレと車庫入れの補助を行う、インテリジェントパーキングアシスト。

コレは自分のPHVにも付いてますが、中々ですね…綺麗に真ん中に駐車しますもの…(汗)

ただ、人間がやるよりもやっぱり時間が少々掛かります…(苦笑)

もう10年位経てばマジで人間が車庫入れするより速く駐車出来る可能性が出てきてもおかしくないです…(汗)



ソレとヘッドライトはAFSと言いまして、曲がる方向に向かってヘッドライトを照射するシステム。

コレ…実は知らなかったのですが、3秒後に到達する方向を予測してヘッドライトを照射するんですね…(汗)


装備としては…



クラウンとしては定番ですが、やっぱり自分はリアパワーシートがついてるとテンション上がるポイントです(笑)

な~んか高級車って感じがしますので…(笑)



ソレとレザーシートでは無い、通常のファブリックシートは抗ダニアレルゲン加工&静電気帯電防止機能なんてものが付いてます…この辺りも昨今の高級車って感じですねぇ(*^^)v



で…クラウンの伝統って感じでリアエアコンにオートエアピュリ、クールボックスもあります♪

更にコレにプラズマクラスターまで付いて来ちゃう訳です…最近はコレがナノイーに置き換わってきてますね~。



そしてクラウン乗るならムーンルーフ付けたいなぁ♪

なんてなったりしますと、天井サイドにイルミネーションまで装備されます…(汗)



そんな200系クラウンアスリート後期のボディカラーは全部で7色。

ココはブラキッシュレッドマイカn3.5アスリートGパッケージでムーンルーフ…なんてイイですねぇ♪

ソレにリアエアコンまで入れちゃうと…うん…新車で600万超える訳ですな(笑)



んで、ココからはオプションカタログ。

実はこんなオプションがあるとは全く知りませんでした…(汗)



スーパーチャージャーキット!!

コレを装着しますと、アスリート+Mスーパーチャージャーという名称になるみたいですね!

スーパーチャージャーに専用ECU、モデリスタのVバンクカバーに足回りとエンブレムのセット。

3.5のGパッケージベースだと700万を超えちゃいます(笑)!!

スペックとしてはこんな感じ…



2GR-FSE…
V型6気筒3500cc直噴ハイメカツインカムスーパーチャージャー、360馬力、50.8kg-m。

トルクは3200回転で50キロ超えちゃうんですからそりゃもうモリモリでしょう(笑)



で…リラクゼーションクッションなるモノもあります。

エアーで指圧するっぽいんですが、どんな感じなんでしょう(笑)??

こういうの気になります♪


コレって確かゼロクラウンの後期にもあったような…



キーインテグレーテッドウォッチ

腕時計がスマートキーになってます♪

なんかナイトライダーのコムリンクを連想してしまいます(*^^)v

お値段は64500円…まぁ…クラウンのオプションとして考えると妥当な価格のような…(^_^.)

コレがレクサスになると倍は軽く取りそうですし…(苦笑)


で…ココからは特別仕様車。

ただ、コレは前期になりますが…



クラウンの累計販売500万台記念でアスリートアニバーサリーエディション。

特別仕様車でスペシャルエディションってのがあったようですね(*^^)v

共に2009年4月みたいです。



ってコトでアニバーサリーエディションは専用色のグレーメタリックが選択出来るのが特徴。



他には専用のフロントグリルに…




本革製の車検証入れが特徴となってます♪




一方、スペシャルエディションは通常オプション装備を特別装備にしたお買い得車ですね♪

実際に80万円近く新車価格でお買い得になるみたいですね…確かにこういうのデカイです。


さて…そんな200系クラウンですが、2012年に210系にモデルチェンジしましたが、個人的には未だにスピンドルグリルに違和感があります…他はイイと思いますが…(*_*;

後は上にLSやらの上級車がある為…でしょうか…限られた予算でなんとか高級感を出そうと必死に頑張ってなんとかカツカツやってる感がしましたね…(汗)

特に乗ったのがエントリーグレードの2.5ロイヤルサルーンだったから余計そう感じたのかもしれません…(^_^.)


で…今度出た220系…アレもグランクーペを意識した感じで、デビュー当初こそ違和感がありましたが…。

ある日、黒のRSグレードを駐車場で見て、コレはカッコイイなって思いましたね(*^^)v

ただ、クラウンと言われるとな~んか違和感がありますね…

アリストっていう名称の方がしっくり来ます…自分は。

単体で見ると凄くカッコイイのに名称とのギャップが吸収出来てません…恐らく当のトヨタが今後のクラウンの方向性に迷っていて、なんとかかんとか試行錯誤してる感じがしちゃいます…が…。

そう感じる方って意外といらっしゃるような気がしますがどうでしょうか…(^_^.)!?
Posted at 2018/12/31 20:48:27 | コメント(6) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ
2018年12月30日 イイね!

それってやっぱり…(汗)??



どうも(*^^)v

今回はカタログのアップと参ります。

ちなみに年末年始のご挨拶は例年通り省かせて頂きますので、いつも通りのブログです。

いつも喪中のハート(ぇ


さて今回アップするのは福岡県のみん友さんが乗ってらしたクルマ…

10年近く前に1~2度お会いしたっきりです…お元気でいらっしゃいますでしょうか…(^_^.)??

ってコトで…



レグナム前期です♪

逆スラントノーズのツーリングワゴン…VR-4がカッコ良かったですよね(*^^)v

ただ、実車は乗ったコトが残念ながらありません…

デビュー当初にやたらとGDIをウリとしたCMが流れまくっていたのが印象的です♪

パジェロにRVRとこの時代の三菱はRVで勢いがありましたね~。


さて、そんなレグナムは1996年にデビューしています…もうそんな前のクルマなんですね…(汗)

このレグナム…名称こそ新規車種ですが、実質はギャランのツーリングワゴンモデルでした♪

そんなレグナムのキャッチコピーは…




それよりレグナム。


「それ」ってやっぱり…

レガシィでしか無いハズ(爆)

前読んだ本でなるほどって思ったのは、レガシィとレグナム…

最初の「LEG」が同じっていう…

コレは偶然!?いや…意図的!?

絶対意識してるよなぁ…うん…してるって。


但し、レガシィが2000ccクラスに対し、レグナムは2500ccをメインとしている辺りでキャラクターを若干ズラし、より上級車に仕立てていますね(*^^)v

しかしながら、同時期でほぼキャラクターが似ているステージアとバッティングしてる当たりが面白いところだと思います♪


ちなみに今回のカタログは1996年8月のものでデビュー当初のものになります。



ギャランもですが、レグナムってやっぱりこの逆スラントのノーズに薄いヘッドライトが印象的です♪

そしてボディカラーもこのブルーって感じがします(*^^)v



リア周りは横一文字のリアガーニッシュがカッコいいですね(*^^)v

この辺りは個人的にはギャランよりレグナムのがカッコいいかなって思います♪

それとリアガラスをグルリと取り囲むように装着されたリアスポがカッコいいですね!



そしてハイパワーモデルのVR-4は大型フロントバンパーでより迫力が増しています!!

トリガーモーブという、独特のパープルカラーもこれまたいいですね♪




インパネは木目といい、全体的にプラスチッキーな印象を持ちますが、当時の三菱車って他のメーカーに較べるとエアコンパネルの液晶表示が大きくって豪華な印象がありました(*^^)v

そう言えば三菱車ってエアコンマークが雪印?マークですよね(笑)

最初あのボタン見た時に何を意味するのかさっぱり理解出来ませんでした…(^_^.)

あ…A/Cじゃねぇんだって…(苦笑)




シートは90年代後半の国産車ってナゼかシートに柄を入れたがる車種が多かったんですよね。

個人的にこういうのがあんまり好みじゃないんです…単色のが好きですね…単純に。

あ…そういえばこの頃までの三菱のクルマってシートのスライドレバーが横にあって使いやすいんですよね(*^^)v



んでもってこれまた90年代後半までの本革シートってギャザーが入ってて自分は最近のより見た目はコッチのが豪華そうで好みです♪

この場合だとステアリングがナルディ製のウッドコンビになるようですね(*^^)v

コンビハンは好みだったりします(笑)


そんなレグナム前期に搭載されるエンジンは全部で4機種…



6A13…V型6気筒2500ccDOHCツインターボ、280馬力、37.0kg-m。

ATグレードのタイプ-Sは、260馬力、35.0kg-m。

この時代のツーリングワゴンで規制値ギリギリのパワーを出しているのはレガシィとレグナム位でした…ステージアは後期になってからなんでチョット遅いんですよね…出るのが。

こんなツーリングワゴンにマニュアルがあるって時点で今じゃ…ってか今やツーリングワゴンがラインナップされてないですね…殆ど…(汗)

ココまでSUV一辺倒になるとは思わなんだ…(汗)


6A13…V型6気筒2500ccSOHC、175馬力、23.5kg-m。

2.5リッターのNAモデルになるとシングルカムなんですね…コレは意外でした…(汗)

6A12…V型6気筒2000ccSOHC、145馬力、18.5kg-m。

上記の2リッター版。



4G93…直列4気筒1800ccDOHC、GDI、150馬力、18.2kg-m。

前述の通り、当時CMでひっきりなしに流してアピールしていたGDI。

しかしながら意外だったのは1800ccのSTっていう最下級グレードにしかラインナップが無かったんですね…コリャ意外でした…(汗)

世界初の直噴…なんでも燃費が良くてしかもハイパワーでクリーンなんて凄いコトだ!!

な~んて話題になったものの、フタを開けてみりゃ黒煙出まくりのエンストしまくりでマトモに走らねぇと来た訳です…(泣)

コレは三菱だけじゃなくって、トヨタのD-4しかり、日産のNEO-Diしかりですよ…。

とにかく直噴なんてロクなもんじゃなかった訳ですわ…(汗)

ところがアレから20年も経ちますと技術の進歩とノウハウの蓄積により今や直噴でも全然問題無いどころか当たり前の技術になっている訳です…。

やっぱり初期段階だったから色々あった訳です…。



さてさて…コレらのエンジンに組み合わされるミッションが、全グレードに5速マニュアル!

VR-4タイプSに5速のインベックスⅡ、他は4速のインベックスⅡになります。

エンジンもミッションも当時としては話題に富みまして先進的なモノだったかと思います!




足回りは4輪マルチリンク。

そして、25ST及び25ST-Rにはリアにセルフレべリング機構をオプションで装備するコトも出来ます♪




コレも当時は超先進装備だったAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)。

やっぱり当時の三菱はこういう電気仕掛けの装備に関しては先進的だったイメージがあります♪

後はジャッキーチェンご用達のイメージ(爆)




さて、装備としてはラゲッジルームに各種収納やネットを使用出来るようになってまして、この時代当たりから車内に収納が重視される傾向になってきたかと思います…。




それにスーパーロングサンルーフなんてのもあります♪

確かにガラス面積が大きい方が解放感がありますよね…特にこういうクルマなら尚更♪

対するステージアはツインサンルーフを装備したりと、この辺りに気合いを入れていたのかもしれませんね…特にRVブームでしたし(笑)



それとこの時代で新車を購入するに従い普及して行ったカーナビ。

三菱ですとMMCSってヤツですね(*^^)v

社外オーディオに交換するコトを考慮すると厄介なシロモノでもある訳ですが、当時としては結構なモノかと思います。



カップホルダーはリアシート側はセンターコンソールの蓋を裏返して使う辺りが変わってますね!

ただ、今と違って500mlのペットには対応してないでしょうし、リアシート側を使っちゃうとセンターアームレストとして機能出来ないトコが悲しいトコですね…(泣)



そんなレグナムはボディカラーが全8色。

VR-4にはレッド、シルバー、ブラックのツートンも選べたようです(*^^)v




そして価格表。

一番安い1800STの5速では200万円を切り、一番高いVR-4タイプSでさえ、320万位です。

やっぱりココ20年で車両本体価格って結構上がってますね…やっぱり装備が増えたからでしょうね…(*_*;

ちなみに自分ですと、ココはVR-4のウイニングターコイズで本革仕様。

コレにスーパーロングサンルーフなんてツボです…そんなの売れたのでしょうか…(汗)!?


で…このレグナム、そしてギャランは96年のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

コレ以降の三菱車での受賞は無いようですね…(汗)



まぁ…ソコで三菱も97年1月に受賞記念車を出してますね(*^^)v



大体こんな時ってお買い得車ベースとかになりがちですが、レグナムの場合はVR-4タイプSベースにギャラクシーホワイトのボディカラーを採用し、インテリアは黒本革を奢る専用仕様だったようですね♪

更にはAYC、ASC、TCLの3点セットも特別装備となってたようです♪




その後には97年5月に25ST-Rリミテッドを追加。



上記記念車の2500NA仕様って感じの内容ですね…まんま(笑)

だからボディカラーも内装も同じ。


さて…そんなレグナムですが、意外や2002年で販売中止になってたんですね…(汗)

実はギャランの方は細々とながら2005年まで販売していたので、てっきり同時期に廃止になってたと思ってたら意外と短命で驚きました…(汗)

このレグナム…リコール騒動前ってのもあったのか、当時は結構売れましたし、よく見かけた1台です♪

そんなコトもあるのか、意外や中古車でもそれなりにタマ数は多いようですね(*^^)v

気になる方は今のウチ…特にハイパワーなVR-4辺り狙い目かもしれませんね♪
Posted at 2018/12/30 23:08:05 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~三菱~ | 日記
2018年12月29日 イイね!

皆さんお元気ですか??

どうも…皆さんお元気ですか??

ってコトで今月は引越しで終始バッタバタ…(汗)

荷物全部纏めて、役所に行ったり各種手続きしたり…。

んでもって家具家電を大量購入しましてスッカラカンでございます…(苦笑)

で…気付いたらクリスマスも終わり、今年が数日で終わります…(汗)

とりあえず、ネット環境も整い(スゲェ最小限だけど…)まして、ちょいと昨日あったコトでもアップしとこうかと思いましてね…(^_^.)


ってコトで…



昨日はお昼前から若武者のセカンドマシン…ミラジーノの横乗りで出掛けて来た訳です。







久々の登場(爆)





ココでミラジーノの横に乗って来るってコトでピンと来た方もいらっしゃるかと…











実はセフィーロのその後です。


一応、自分の手元に一時的にあったクルマってコトと、ブログアップの了解を得てる為、一応コチラで。

修理代にかなりの額が掛かるコト、修理に時間を要するコト、交渉で色々ありまして…



末梢して乗り換えになりました。


当初は本人も復活させる気で満々でしたが、正直見た目ではキレイに復活したとしてもココまで逝ってしまった個体ですと、万が一また同じ箇所から追突された場合は命の保証が無い可能性もあります。


ソレと、いつまで掛かるか分からない(なんせ部品が出てくるかも不明…)クルマの修理を待ち、残り少ないであろう学生生活を謳歌するより、いっそ他の車種で楽しんだ方がいいのでは??

と…なった訳です。


ってコトで、ヤレ20セルシオの後期やソアラなんてのを物色おりまして…


コレなら乗り換えようって個体が出て来た為、そのクルマを購入。


時津さんトコで車検や整備をして、いよいよ納車となったのですが、保険の関係で自分が運転手として付き添うコトになった…と。



さて…あのセフィーロから悩みに悩んで乗り換えを決定した車種が…





コレです。








































結局やっぱりセフィーロだった…と…(爆)




色々検討したものの、やっぱりセフィーロがいいのだと(笑)


しかもコレまた偶然が重なる。





25SE!!





Mセレクション!!


黒から白になった(爆)





オマケに本革シートになった!!



室内マジで綺麗ですわ…A31&C33の革でココまでキレイなの初めて。



ってコトで色が変わって革になったと。



しかしながら、今まで乗ってたセフィーロはスクラップ…







には、ならなくて今後は彼の家の庭で部品とりとして活かされるコトになったのです!!


追突されて全損になったのは悲しいコトですが、コレからも部品として生きるって凄くないですか??

程度もイイし、何より(元だけどね…)オッチャンの形見はこうなりながらも生きながらえるコトになった訳です。




さて、今度のセフィーロは実走行78000km…前の個体より5万km程少ない訳でして。

運転した感じではかなり程度イイですね!!

何よりオートマは今まで乗ったA31&C33の中でも5本の指に入る程スムーズです♪

エンジンもアイドリングでハンチング等も起こらず(RBはIGコイルの調子悪いと出やすい)コレは当たりの個体かと思います♪



そういえば、ウチのローレルはどうなってるかと言いますと、ココ2カ月は乗ってないので、ソロソロガレージから出さないとダメですね…(苦笑)


とりあえず色々ネタが無いコトも無いですが、多分次回はカタログのアップになるかと思います。


ではまた。
Posted at 2018/12/29 20:26:02 | コメント(6) | トラックバック(0) | A31セフィーロ(終) | クルマ
2018年12月21日 イイね!

GX71マークⅡ 最終報告書



さて、今回は手放して2カ月…やっと少々時間の余裕があった為、4年間に渡って所有してきたGX71マークⅡの最終レポートを行おうと思います。


■概要

1984年に5代目のマークⅡとしてデビューしたのが、今回のGX71マークⅡとなる。

当方のブログを閲覧されている方々はご存知の通りであろうが、GX71マークは兄弟車のチェイサー、クレスタと共に白いハイソカーブームの雄となる程の爆発的ヒットとなり、当時の日本では老若男女のい憧れとなった1台である。

このモデルは1986年にマイナーチェンジした後期型で、現車は1988年6月登録の最終型。

各オーナーを転々とし北九州の自分の元へと来て、4年で6万キロ…それなりに乗ってる(笑)

今までのセカンドカーでは一番乗ったこのクルマ。未だに好きな1台ですよ(笑)


■スタイル、パッケージング



全長×全幅×全高=4690×1690×1385(mm)

まさに言葉通りの5ナンバーフルサイズ…当時はコレでも大きいクルマだと思ったもんだけど、意外と今見るとコレが結構コンパクトだったりする。

いや、周りが大きくなりすぎたのか…。

そしてシャコタンなもんだから、横に最近のハッチバックなんて並んで来ちゃったら更にコンパクトに見えちゃう…(苦笑)



スタイルが伸びやかでカッコ良く見えるのは、やっぱりロングノーズなのと、横から見た時にA、B、Cピラーをそのまま上に伸ばして行った時に1点でキレイに交わる富士山型だからだろう。

ボディサイズもさることながら、細いピラーに角ばったスタイルで日本の狭い道では見切りも最高。

正直そういう面ではプリウスの2500倍はイイ。



フロントバンパー下には純正オプションのリップスポイラーを装備。

正直コレだけで見た目がかなり変わるので、ココは装備しておきたいところ。

しかしながら、ツインカム24はリアスポとのセットオプションだったハズなのだが、現車はリップのみなので、恐らく後付けされた物だと思われる。



フェンダーにはゲインズのフェンダートリム。

そしてグラデコを装備。

グラデコは当時物のオレンジ&イエローのグラデーションの原紙をステッカー屋に持ち込み、配色をグレー&イエロー系に変えて複製。

耐久性も良く、文字までクッキリと再現。



ドアには純正ディーラーオプションのドアエッジモールを装備。

個人的には別に無くてもイイ装備だったりする。



左リアドアガラスには横浜トヨペットのステッカーが貼られていることから、恐らく最初のオーナーは横浜の人間だったのか?

その後なのか自分がオーナーになるまでは新潟56ナンバーだったから、なんとなく経緯的にそうなるのでは?と推測。



そしてクォーターピラーには当時のクラウン譲りのクリスタルピラーを装備。

ホントはワンカムグランデリミテッド用のシルバーピラーにしたかったけど、中々高くて買えなかった訳で…(苦笑)



リアウインドウにはこれまた純正ディーラーオプションのバックバイザー。

そしてシェードも装備。

本音で言うとシェードは嫌い…見にくいし汚れ付いちゃうし、リアスピーカーが外から見えないし。

けど折角の純正オプションだから付けておいたという…(汗)



で…本来ならコレ見よがしに「TEMS」のステッカーが入るのが当時はカッコ良かった訳だが、購入の決め手となった希少な「4-ESC」装着車だった為、このステッカーになる。

それにしても、コレでかなり痛い目にあった…もう2度と要らない4-ESC…(苦笑)



トランクパネル中央部にはマークⅡのオーナメントでカバーされたキーシリンダーを装備。



グランデリミテッド用の白ベースのゴールドエンブレムへ交換。

グランデツインカム24という名前の響きだけでも当時はステータスだった訳で…。

今ではグレード名でときめいちゃうクルマって無いよなぁ…(汗)

ツインカム24って響き…やっぱカッコイイよなぁ。


■内装、使い勝手



インパネは80年代のクルマじゃお決まりの直線基調のモノ。

しかしながら、日産ほどの絶壁ではない(笑)

ちなみにやっぱりインパネは直線基調の方が全体的な感覚が掴みやすくてイイ。

そして奥行きが無いから掃除がしやすい。

ココもプリウスの2500倍はイイ。



シートはツインカム24専用のスーパーラグジャリーシート。

なぜかカタログ上ではラグジュアリーでは無くラグジャリーって書かれてる…チトややこしい。

フツーのシートの上にザブトンをくっつけたかのようなこのシート。

オマケにドコぞの応接間の如くボタン張りとまで来た(笑)

しかしながら、このシートってただ単に触感がソフトなだけじゃなくて、キチンと仕事しててコレが結構長距離走っても疲れない。

但し、C33の方がもうチョットイイ。



しかし、ローレルと違うのはちゃんとランバーサポートまで電動になってるのと、各種スイッチ類が大きく扱いやすいのはトヨタならではの気配りを感じるコトが出来る。

ただ、このランバーサポートは全然腰に当たらなくて何をサポートしてるのか分からない…(苦笑)



そういえば、何気にサイドサポートの調整まで出来ちゃうこのシート。

確かにダイヤルを回せばそれなりにサイドがキツくなるにはなるけど、結局フツーに通勤するのには全く持って要らなくて…つまりは使ってない…(苦笑)



後はトヨタの良心か?この時代にもキチンとシートベルトのアジャスタブルアンカーが付いてたり。



ドアトリムに目を移すと、上段がビニール張り、中断がモケット、下段がカーペット。

上段のビニールはともかく、最近のトヨタ車はこのドアトリム見ちゃうとコストがいかに省かれてるか分かっちゃう…(苦笑)

いくら樹脂の成形レベルが進化したからって、あんなにプラスチックばかりだとなんで大枚叩いて購入してあんなにプラスチッキーなの?

なんてガックリしちゃう訳で。もうチョット頑張って欲しい。

800万クラスのレクサス辺り買ってやっとコレ位のクオリティかなって思っちゃう。

あくまでドアトリムに使うクロスに絞って見ること限定だけど。



そしてドアトリム上部のこの注意書きに時代を感じる訳です(笑)

こういう表示…ナゼか今見ると貴重に感じてしまう訳で…デザイン上では付いて無い現在のが正しいんだけど…(苦笑)



で…インパネは右側からドアミラー、ハザード、フォグのスイッチを装備。

ハザードスイッチはもうチョット大きい方が絶対使いやすい訳で…(汗)

ちなみに電動格納ミラーが壊れるのは定番トラブルで、ミラースイッチのクリア部と表示部の接着が浮くのも定番。

ハザードスイッチとフォグスイッチの表示が剥がれやすいのもコレまた定番。

意外とキレイなスイッチって無い訳ですね…(苦笑)



そしてメーターは80年代にはコレまた憧れた装備の1つであった、エレクトロニックディスプレイメーター…通称:デジパネ。

この緑の蛍光管で表示されるスピードメーターにドット表示のタコメーター。

GX71乗るならデジパネってのが譲れなかったところ。

好みによりますが、アナログメーターの燃料計の横バー表示がどうも好みじゃなかったってのもあります。



そしてメーター右下には各種警告灯とレオスタットノブ。

レオスタットはかなり明滅が変化して、使い勝手抜群!

加えて夜間減光機能付き。



メーター左下にはデフォッガースイッチ。15分で切れるタイマー付き。

ローレルはタイマーが無いから切り忘れがあったりと何かと使い勝手が悪い。

タダでさえ消費電力が多く、オルタネーターに負担が掛かる部分故にタイマーは非常に有難い反面、ヘッドライトスイッチの消し忘れブザーが無いのはナゼだろうか??



ステアリングコラムは自分になってから付け足した、現在となっては希少パーツである、世界初のクイックハンドウォーマー。

寒冷地に標準、後はオプション。

スイッチひと押しで約6分だったか?作動。

中にはセラミックとファンが入っていて、温風が写真のダクト部から吹き出される。

ココでピンと来た人も多いハズ…要はドライヤーだったりする(笑)

つまりスポットながら結構な熱…手は温まる…というより瞬間的にやたら熱い…(苦笑)

しかしながら通勤地が山間部だったから物凄く重宝した訳で(笑)

ちなみにプリウスPHVのステアリングヒーターは握っていると確実に…しかも熱いとかじゃなくてちゃ~んと心地よく温まる訳ですよ!

なるほど、この機能はちゃんと進化且つ確実に受け継がれてる訳ですわ。

クイックハンドウォーマーはあくまで停止時に役立つ機能…ステアリング握ったら温風は手に当たらないんですもの。

しかしながらこの先見の明…アイディアには驚かされる訳です。



で…ステアリングコラム下にはクイックハンドウォーマーの吸い込み口のファンがあるんですね~。

さらにインパネロアにはレジスターがある訳で。

コレが超効果的…夏はお股が涼しく…そして冬は温まり…トヨタってこういうのホントウマイ(笑)!



エアコンパネルスイッチは表示部がスグに剥がれちゃう個体が多かったのが欠点…但し後期。

正直このパネルのは前期のがイイッス…(汗)

ボタンも小さくて押しにくい。

しかしながら、オーディオスイッチのボリュームをダイヤルにしてココに配置したのは確かに操作性がイイ♪

但し社外オーディオには非対応…つまり自分は使ってない訳で。



エアコンのセンターレジスターはGX71の後期でも62年式まではルーバー部分が退色&その上部のインパネ表皮が変形し易いのが特徴。

63年の最終型はこの辺りが改善されてるらしく、素材が変更され退色が無い&インパネも変形しにくくなった(あくまでしにくいだけ…扱い次第で変形する)。

実はこの辺りも購入時の決め手になった箇所だったりする…こういうのが色褪せてたり変形してたり…どうも性格的にこーゆーの気になるんですわ…(苦笑)



ってコトで??平面なインパネ…今じゃ衝突時の飛散による2次災害を考えたら絶対ありえない程に何か置いてくれと言わんばかりの形状…(笑)

リスク覚悟でココは当時物のペコロシリーズを置いてみた。

インパネをペコロで埋めるのに約4年弱…

当時でもこんなに並べる人間はいなかった…っつか変わり者でしかない…(苦笑)

なんでソコまでして置くかと言えば、約25年程前にショッピングセンターに山積みになっていた(北九州住まいには懐かしいであろうナンダカンダオサダに沢山あった)コレは気になったけど、他の芳香剤に較べてそれなりに高かったからか…とにかく我が家には縁が無かった…(泣)

そう…全てはコンプレックスの塊が25年の時を経て暴走した訳で。

ローカルネタで申し訳ないけど折尾のSAN-AIにもあったかな??

H11Vミニカエコノ前期のカットボディ…赤のヤツがカー用品コーナーにあったアソコですわ(笑)

ゲーム屋さんは結局2000年頃の閉店まで売れ残った新品のメガドライブが売ってたアソコ。

閑話休題。



話題を流し、助手席側から上部を見ると、サンバイザーにはバニティミラーが装備されている。

この辺り、グローブボックス内にバニティミラーを設けた12クラウンより遥かに使いやすいし、30年を経過した現在でも設置個所が変わってない限り、現状では合理的且つ適切に配置された装備だと思う。



インパネ中央部にはエアコンパネルとこれまた現在ならば考えられない程に大きいと共に使用性がベストな箇所に配置された灰皿が備えられる。

しかしながら、これまたこの71にはディーラーオプションのノンスモーカーボックスを装備する。

自分はコインボックスとしては使用しなかったが、何気に小物入れる(…ってか入れっぱなしだけど)のには重宝した。

内部もフェルト張りだし異音も出ないってコトで。

そしてセンターコンソール後部には、これまたディーラーオプションのオートエアピュリファイヤーがある。



コレはヘッドライニングのルームランプ横に備えられた煙センサーでタバコの煙を感知して作動する仕組みではあるが、どうやら調子が悪かったようで最終的に作動は全くしないまま…(苦笑)

さらにマニュアルモードで作動したところで、長年交換してないフィルター(新品も出ない)のせいで車内は余計に臭くなるのであった…まさに悪臭発生器である…(苦笑)




センターコンソールのリッドは横開き。

日産のこの手(ガゼールがそうだった)に較べ、ヒンジ部がプラだが結局割れずに終始キチンと使えた。

ガゼールなんてヒンジ部が割れてコンソールがプランプランになってたのに…(汗)。

別にトヨタ派でも無いが、このようなユーティリティ面でトヨタはいつの時代もウマイコトやってるなと思う次第。



リアシートもこれまた前席譲りのスーパーラグジャリーシート。

クッション厚のボリュームも十分にあり、冠婚葬祭で親戚を乗せた際にもコレが常々好評。

やっぱりトヨタはこういうのにソツが無い。



そして現行車を知っている…と、いうよりもC33ローレルと較べても室内はホントに狭い…(汗)

しかしながらレッグスペースは最小限を確保…このボディサイズだけど。

で…12クラウンを所有してた身からすると、この辺り確かいクラウンの方がレッグスペースは広い。

あくまで気持ち程度。

とりあえずは辛うじて座れる…爪先は前席下に一応入るし。

にしてもシートバックの生地までフロントと同じでホントにコスト掛けてる。

現行トヨタ車ってやっぱ見えないトコって徹底的に詰めているって思った次第。



で…コレまた現行レクサスでも考えられない位にアシストグリップも合皮とは言え縫製され高級感存分に感じるパーツの1つ。

端の部分なんてワザワザ金属パーツにメッキまで施してるんだもの。

コレは1000万前後のレクサスでも今ではプラスチックでしか出来てない部分。

やはりこの時代のクルマのコスパってやはり凄いんですよ…維持費や経年劣化の修理代は除き。



で…リアドアトリム両側にはこれまた時代を感じで灰皿が設置されている。

確かに使いやすく、場所もイイ。

しかしながら時代の流れか今では考えられない装備の一つである。



トランクルーム容量は底こそ浅いが容量は必要にして十分。

整理整頓が汚いのはオーナーの性格故にご愛嬌…(苦笑)

フルトリムではあるが、トランクリッド裏面にトリムが無い辺り、当時でも気になった部分ではないかとは思われる。

この辺りにトリムが奢られるのはもう1世代後になってからの話。


■動力性能


このマークⅡに搭載されるエンジンは以下の通り…



1G-GEU…直列6気筒2000ccツインカム24バルブ、140馬力、17.6kg-m。

エンジンはヤマハ製故に、タイミングベルトカバーにヤマハのロゴがある。



1G-GEUもGX71では前期の通称:青ヘッド

そしてこの後期の通称:赤ヘッドがある。

確かに高速域ではハイカムが組まれた青ヘッドの方が圧倒的に回る!!

しかしながら実用域でのトルクは圧倒的に日常での扱いやすさを重視して改良の入った赤ヘッドだ。

ただ、コレが面白いコトに実用燃費では低回転域がカッタルイ青ヘッドの方が燃費が良かったりする。

ココは好みなのだが、自分なら扱いやすさを重視して赤ヘッド方がイイ。

しかしながら、低速域のトルクはやや太めだが、高回転の回りが今一歩というのは、直6ツインカムのキャラクターとして考えるとやや中途半端なのかもしれない。



コレに組み合わされるオートマが4速の電子制御式。

ギヤ比はややハイギヤードか…エンジンの美味しい部分を使い切れてるとは言い難いですね…ハイ。

パワーモードにしたトコで、やや高回転気味に引っ張るかなぁ…というトコ。



コレに組み合わされるタイヤはBSのネクストリー。

縦も横もグリップはソコソコだけど、ややサイドウォールが固くコーナリング時に突っ張る印象もあり、余りイイとは言い難い。



足回りはフロントがストラットでリアがセミトレというこの時代のこの手ではオーソドックス且つ古典的な仕様。

スプリングはズームのダウンサスを1巻半カット。

意外とズームのサスはバネレート低めで乗り心地がイイ。



そしてツインカム24なので、ステアリングの重さを2段階に切り替えるコトが出来るPPS、ショックアブソーバーの固さが3段階で変化するTEMSを装備。

結論から言うと、ステアリングはノーマル、TEMSは経年劣化もあるけどSOFTが一番好ましい。

ノーマルやハードにすると、ただ単に突っぱねて余計路面追従性に乏しくなる。

微小入力を拾いまくり常に収まりが悪い。

ソフトだと例えヘタッててもそれなりには安定して走る。

ステアリングの重さはノーマルで十分。けどドッチでもイイ…お好みで。

ツインカム24になるとステアリングダンパーが装備されるが、気持ち直進安定性や路面からのキックバックに対し有効。

実は何気に新品が出たから交換した部品…しばらく外して乗ってもみたけど、気持ち違う程度。

無いなら無いでもイイ。

燃費に関しては、118回給油して平均リッター9.07キロ

ローレルに較べて街乗りでリッター辺り500mから1km程度マークⅡの方がイイ。

しかし、高速では5速オートマなのと、2500ccの余裕かローレルの方がリッター1~2kmイイ。

ちなみにPHVの6~7倍のガソリンをドチラも消費する。

元々較べるコトがヘンピだけど、ソレほど毎月かかる交通費は変わってしまった。


■結論




なんだかんだ言いつつも4年、6万km乗ったマークⅡは自分にとって大満足の通勤車だった。

やはり1988年のモデル末期でもハイソカーブームの代表格だけに売れまくっただけあって、イイクルマなのが分かる。

そんなマークⅡもネーミングが消滅して早15年近くになると共に、その後継車のマークXも消滅一歩手前というところまで来てしまった。

と…言うよりメーカーは売れないからってコトでお茶を濁すようなマイチェンばかりでやはり往年の魅力…までには至っていない。



レーザーα-Ⅱツインカム24、デジパネ、TEMS、ECT、PEGASUS、…

なんとも当時のトヨタ車はそのネーミングからして未だに驚くと共になんだかワクワクしてしまう。

トドメにコレ見よがしの金文字のエンブレムに黄色いフォグランプ…艶々のクリスタルピラー。

80年代の僕たちはマークⅡ3兄弟やクラウン、ソアラという、白く輝いて眩しい直線基調のクルマ達に未来への希望と憧れを抱いた。

コレらのクルマを所有するものは、ステータスを誇示し、また、このクルマを今は購入出来なくてもいつかは手に入れるコトを目指した若者達はいつかは手に入れるコトを夢見て必死に働いた。

つまり誰にでも分かりやすいクルマだった。

景気の良さもあるだろし、現代と違い娯楽が少なかったコトもあるだろう。

しかし、ソレだけだろうか?


一方、現行のトヨタ車…実は乗ってみると結構イイ。ちゃんと時代の流れなりに進化はしている。

しかしながら…

TNGA、サポカー、AVS、WCVT、GRMN…

なんだろう…ビミョーに語呂が悪い気がするのは自分だけだろうか?

そして、ドッチを向いているのか分からないように変形したヘッドライトにテールにムダにデカイグリル…

ウネウネしたプレスライン…

クルマが好きな人達から見ても分かりにくい。

先進安全装備が付いても構わないし、LINEで愛車と会話が出来る。ナビには会話も出来るAI…さらには車庫入れまで半自動だったりする。

コレに関しては大いに結構で僕らが憧れたナイト2000だもの(笑)

とうとうドアミラーまで無くなってしまった…カタチは置いといて。

ただ…見た目の分かりやすさが全く無い。

人もそうだが結構見た目から入る。

見た目で分かりやすい人は当然好かれやすい。

クルマだってそうじゃないのか?

どうも気持ち込め過ぎて最近のトヨタ車って見た目で損してると内心思ってる訳で。

分かりやすい見た目、ネーミングがやっぱりいいんですよ。

クルマが売れないのは単に不景気だからってだけじゃないと思う。

ってコトで脱線しまくってるけど、最高のクルマでしたよ。

よっぽど憧れが無い限り勧めませんけど…(苦笑)

コレでGX71マークⅡに関してのブログは全て終わりです…本当に大好きな1台でしたよ。

今は手放して数カ月…ソコまで実感無いんだけど、多分数10年後にツルッパゲのジジイになる頃、僕はドコかでGX71マークⅡを見て思い出に浸って号泣すると思う(笑)

ポンコツだろうが何だろうが最後の遅い青春の1台でございますよ(ローレルは別。アレはクルマを超越して違うモノと認識してる…座敷わらし…はたまた貧乏神か!?)。

コレから沢山のオーナーに出会うかもしれないけどお元気で…

数十年後?ジジイとババアの前に突然現れて驚かしてくれるコトを楽しみにしています。
Posted at 2018/12/21 05:45:21 | コメント(13) | トラックバック(0) | GX71マークⅡ(終) | クルマ
2018年12月19日 イイね!

ハイブリッドな代車選び ~トヨタ アクア L (NHP10中期)~




今回はプリウスPHVの代車として、アクアを借用した為、ココにレポートしようと思う。


■概要

2011年にトヨタ自動車東日本より生産され、販売されたトヨタのラインナップ上ではヴィッツと並ぶセグメントのコンパクトカーである。

このアクアは発売と同時に日本の自動車マーケットでは爆発的に売れまくった経緯がある。

この背景に切っても切れない一部に、遠く離れた九州の地からでも大きく感じることが出来た、東日本大震災からの復興に向け、このアクアに注力したトヨタ自動車東日本の方々のマンパワーの気迫が込められた1台だと思っている。

勿論、多くのアクアユーザーはトヨタが発表したHVカーの1台として購入しているのかもしれないが、このクルマから少なくとも筆者は上記のマンパワー…すなわちアクアを起点に東北の経済・生命力を1日でも早く発信しようとワールドワイドにアピールしたトヨタマンを代表に、東北の人々のメッセージが込められた1台だと思っている。

発売から早くも7年が経過し、モデルライフ的にはやや古臭い点も見られなくもないが、その当時のパワーを今をも感じる1台である…その証拠として未だに国内月別販売台数の1、2を争っているのだ。

売れるからにはユーザーニーズやパッケージングは勿論、そのようなメーカーの熱意も少なからすの理由があると思う。

今回の個体は平成29年式で中期のラストモデル、恐らく代車として後期にマイナーチェンジした際の在庫車を代車にしたものと考えるのが妥当か。

走行距離は10000kmで、各所に馴染みも出ており、ベストコンディションと言える個体である。

■外観・パッケージング





・全長×全幅×全高(mm)=3995×1695×1455(mm)

スペック上から察するに全長×全幅の比率はかなり考慮された形跡が分かる。

特に全長は4mをギリギリ切る為にフェリー料金でリーズナブルになり、全幅の1695mmはこれまた5ナンバーサイズを死守し、ワールドワイドに発信しながらも、日本国内のユーザー層まで考慮した結果と言えるのではないだろうか?


そしてそのサイズの中で中々にスタイリッシュなデザインをしている。




燃費を追求する余りにスタイリッシュになったものの、センターピラー上部を頂点として、そこから下がって行くルーフラインは明らかに後席居住性を犠牲にしている為、現在ではこの点を重視するならヴィッツハイブリッドをメーカーとしても販売したいのだろう。




ディテール上での特徴としては、今回の個体は中期だが、アクアはマイナーチェンジ毎にヘッドライト下端のデザインがスッキリとして行き、筆者としては最新のアクアのヘッドライトが一番カッコイイと思っている。



また、一見単純に思えたルーフパネルだが、空気の流れを考慮したのか、独特なプレスラインが入っている。

とにかく低燃費を考えた結果なのだろうが、なんともストイックなモノだとも思う。


■室内、ユーティリティ



前席は外観と反し、日常使用において不満の無い広さを確保している。



シートはエントリーグレードのLの為、ヘッドレスト一体のハイヴァックタイプだが、このシートも適度なクッション性があり、通勤程度の使用であれば何の不満の無いものであった。



インパネ周りは登場から7年を経過しているが、未だに古さを見せない近未来的なデザインである。

しかしながら、エントリーグレードとは言え、余りにもプラスチック感が否めない。

後日、奇遇ながらこの個体より1つ上のSというグレードに乗ったのだが、ソチラはソフトパッドが部分的に覆われており、質感がグンと向上していた。

やはりトヨタはいつの時代もそうなのだが、この辺りの造り分けに長けたメーカーなのである。

インパネは奥行も適度、そして視界も予想に反しこれまた広々としており意外と取り回しも良い。

敷いて気になった点を言えば、エアコンのセンターベンチレーターがやや小ぶりな点だ。

もう少し大きくていかにも風を送るような形状のにしないとコレではスポット的にしか風が回らないのではないだろうか。

せめてサイドレジスター位に思い切った容量が欲しいと思う。



そして今回のLグレードに関しては、助手席側パワーウインドゥがオートでは無くなるどころか、なんと後席は昔ながらの手回し式なのである。

参考に、18歳の女性に見せたところ、「軽トラックでしか見たことがない」という、ジェネレーションギャップを感じるワードを頂いたことを付け加えておく。



メーターは言わずもがなセンターメーター方式。

最近の車種にしては珍しく、液晶画面は無く、昔ながらの蛍光管方式である。

肝心の視認性は適度なものであったが、平均燃費表示に関してはREADY ON状態からのデーターしか表示出来なかった点がやや惜しい。

給油後平均燃費の表示にした方がありがたいように思える。



そしてインパネ一等地には2DINのオーディオ、ナビスペース。

その右にハザードスイッチを上段に、メーターのオド・トリップスイッチ、時計の時間調整スイッチと続く。

どのスイッチも大きさは適度であると共に、リーチの範囲内にあるので操作性で気になる点は無かった。



その下にエアコンパネルがあるのだが、温度調整がダイヤルになっている点は非常に使い勝手が良い。

運転席の視線から見てもスイッチ類はスラントしている為、操作性は良い。

欲を言えば、風量・風向の調整もダイヤル式にして欲しいところである。



インパネ右側はスマートキー装着車であるならプッシュスタートボタンのある箇所ではあるが、Lグレードはオーソドックスな鍵なので、ブロックオフプレートで塞がれたデッドスペースとなっている。




ステアリングはトヨタ曰く「ユニバーサルデザイン」を謳った非円形のステアリングである。

合成皮革巻きでもない、ただの硬質樹脂で構成されたこのステアリングの触感は単純に硬質としか言えないものであり、お世辞にも触感が良いと言える内容ではなかった。

しかしながら、写真で見た感じでも一瞬で判断可能な楕円形ステアリングに起因する違和感は感じることが無かった。

実は後述しようと思いつつも、この項で余談ながらレポートすると、ステアリングフィールに関しては遊びが大きくヨー応答性にはやや乏しいものであった。

また、タイヤが起因するものなのか、またはパワステ制御が起因するものかもしれないが、右に操舵する時よち左に操舵する際の操舵力が気持ちながら軽かったのが印象的だ。

最も、この辺りは個体差や左右輪の空気圧も影響してくる為、参考にして頂きたい所存である。



そしてセンターコンソール下端に集中するスイッチ類にはトラクションコントロールのオフスイッチや、HVモードへの切り替えスイッチが装備されていた。

これらのスイッチは使用頻度こそ低いものの、、もう少々設置個所に有効な点はあったのではないだろうか?



前席両側にはバニティミラーが装備される。

しかしながら、あくまでミラーのみであり、照明の類は装備されていない辺りに上級車との差別化を感じるのである。



ステアリング前方に目を移すと、底が浅く、とりあえず小物を置いてくれと言わんばかりのトレイが用意されている。

当然、物入れにしか見えないのでユーザーは気にせずココに何かしらを置くだろう。

しかし、万が一の衝突時に底の浅いトレイに置いた物が飛散しケガの元となっておかしくはない。

コストも大事かもしれないが、せめてフタを設ける位の良心が欲しい。



助手席側に目をやると、これまたエアバッグ装備部下端に物入れが設けられているが、ココも同様である。



エアコンのサイドレジスターは往年のイタリア車を彷彿とさせる円形である。

確かにフルシャットが容易で使いやすく合理的。風量も十分だ。




それにしても、このクルマは安全についてはどうもコスト優先で無頓着なのであろうか?

今時には珍しく、軽自動車でさえ装備されているシートベルトショルダーアンカーすら無いのである。

グレード別装備なのであれば、こんなところを削るべきではないと思うのだが。




次に後席のドアを開けると、前述の通り今回のLグレードではパワーウインドウですら未装備で、これまた今では中々お目に掛かれないレギュレーターハンドルがある。




そしてこの辺りにも割り切りが見られるが、前後席ともドア上部のウェザーストリップはクリップが入って固定されているだけである。

通常、他のトヨタ車ならドアウェザーをハメ込む為のレールが設けられているのだが、ココをクリップのみで最低限の性能を確保している辺りに、見えない部分まで徹底的に他のトヨタ車と徹底的に割り切ってコスト計算していたりするのだ。



後席は写真の通り平板の物。とりあえず1時間程度の移動なら座るコトの出来る性能である。



試しに中央席に座ってみてもフロアがフラットな為、意外と座るコトは可能である。



しかしながら空力を考慮して斜めに下がったルーフライン故に慎重168cmの筆者で頭上にはコブシ1つ分のスペースしか無かったのである。

コレでは慎重175cmの人でギリギリ、180cmならヘッドライニングと接触、または閉鎖感がさぞかし大きいコトだろうと思う。

アクアの後席はあくまで隣町まで移動する為のエマージェンシー用だと思った方が適切だろう。



ちなみに、リア中央席のシートベルトは、天井中央を支点にセットする最近のクルマでは主流なタイプである。



実際に装着した感じではこのようになる。

装着して座ってみた感じも悪くはなかったが、実際に右リア席に人がいた場合、ベルトが右リア席の人の頭や肩に触れ、お互いに不快になりそうな気がするのだが…。



尚、後席用装備はかなり割り切られているが、辛うじてカップホルダーが2つ分設けられている。



ラゲージは見た目と反し、奥行きはあるが、これまた傾斜ルーフの影響で天地がやや厳しい。

この辺りの実用性はやはり今となってはヴィッツハイブリッドに軍配が上がるだろう。



そんな天地にやや厳しいラゲージスペースだが、スペアタイヤが装備されている辺りには良心を感じる。

昨今はパンク修理剤を搭載している車種が多い中、普段は重量物となってがいるが、やはり安心且つ信頼感が高いのはスペアタイヤだと思っている。


■動力性能

今回代車としてやってきたアクアLに搭載されるエンジン及びモーターは以下の通り。




1NZ-FXE…直列4気筒1500ccハイメカツインカム、74馬力、11.3kg-m。



1LM…61馬力、17.2kg-m。

この2つを合わせたシステム最高出力は100馬力。

車両重量は1050kgなのと、モーターによる加速力はかなりのもので、意外とアクアはこのスペックの予想を反してかなり軽快に走って行く。

街乗りから高速走行までストレス無く加速して行く辺り、最早スペックは昔ほどの参考にはならなくなっている。

スペックだけで見ていても分かりにくくなったのが最近のクルマの動力性能だと思う。



なんだかんだ書いてはいるが、ふと目に入って何か分からなかったものがある。

スロットルとエキゾーストの間にあった為、なんとなくEGR関係(排気ガス再循環装置)だとは想像こそ付いた為に調べてみたところ、どうやらコイツはEGRクーラーなる物らしい。

どうやらエキマニから戻されて高温になった排気ガスを冷却水が流れるこの弁当箱を通すコトにより温度が下がりインマニに再度流される(吸気温度は低い方が効率がイイ)ようである。

確かに当たり前かつ合理的な機構かもしれないが、このような技術を思いつく方に心底感動してしまう。

しかもそのようなテクノロジーを僅か170万円だかの小型車に採用してしまう。

このクルマは割り切られた車内装備と背反し、普段は気付かないこのような機構を織り交ぜているのである。

「車内装備代」というよりも「技術代」と考えると納得しそうになるが、シートベルトのショルダーアンカーを中心に「安全」を削るのはまた別ではないのだろうか。



コレに組み合わされるミッションはプリウス譲りの無段階変速機(CVT)なのだが、エレクトロシフトマチックのプリウスとが違い、一般的なゲート式に改められている。

実際にプリウスPHVオーナーである筆者も所有して更に思うが、やはりシフトはゲート式が分かりやすく適切である。

エレクトロシフトマチックなんてのは見た目のインパクトのみを狙ったものであり、使い勝手は全く持って宜しくはないのである。

直観的にも使い勝手でも便利なのはやはり旧来ながらのゲート式であり、技術者のエゴとも言えるような不条理なシフトレバーなんてものは不必要である。

アクアにしてもプリウスにしてもそうだが、紛らわしさを更に増すのが「B」レンジある。

クルマに興味がある、この「みんカラユーザー」からしたら信じられないかもしれないのだろうが、バックは通常「R」レンジである。

しかしながら、デイリーユーザーの大半は自動車に興味すら無いのは当たり前のコトである。

なので、「Bレンジ」は「バックのB」と思いBレンジに入れ、予想と反し車両は前進し前方の車両や障害物に向かい突っ込んで行くのが昨今のシフト入れ間違え事故の一般的なケースである。



実際に人や車両、設備が周りに無い広場へと移動し、写真のように実験をした。

DOS(ドライブ・オーバーライド・システム)

つまりはスロットルを開いたままたシフトをNレンジからRレンジ、又はDレンジに入れた際にエンジン回転数の上昇を抑制し追突を防ぐシステムを装備している。

コレはアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んでしまった踏み間違いにも有効である。

但し、コレも保険的な装備…寧ろこのような装備が作動する時点で運転するコトを考えた方がイイとも思う。

敷いて言うのであれば、このように分かりにくいシフト配置やRやBを勘違いしてしまうメーカーにも責任があるのではないのか?

筆者として思うのは、ここは日本なのだから法整備なりなんなりしてシフト位置を漢字表記にしてもいいのではないのだろうか?

Rを「後」、Bを「微減」…なんて表示をしてもいいのではないのか?



足回りに関しては、フロントがストラットでリアがトレーリングアーム式という、このクラスでは一般的な機構。

タイヤは横浜ゴムのブルーアースS73。

サイズは165/70R14 81S。

やはりバネ下が軽いだけあり、動きはソコまで悪く無い。

適度にいなし、適度に動き普通な印象である。

しかしながら、遮音材が最低限であり、ロードノイズがやや大きく、日常での速度域においてもややフロア振動が目立つ傾向があった。

最もコレはタイヤの性能云々よりボディの構造的問題だと思う。

参考までにおおよそだが燃費は3日間使用してリッター辺り約26km。

JC08モードとは程遠い&実家の1200ccターボのゴルフⅦがリッター辺り19km辺りを記録するコトを思うと、コレと言ってアクアが優れているというのはやや言い難いとも思う。

実用性を犠牲にして数値を追求しての結果がこの数値だということを考慮しての数値がコレなのである。

勿論、ユーザーにより求める箇所が違う為、どちらが正しいや合理的やらの意見はそれぞれの為参考としておく。



参考までに、筆者が後席中央より車両中心部で騒音を測定。

運転手には20歳男性をパネラーとし、片側2車線の道路で制限速度限界の50kmで走行。

周囲には最低でも前後20mに他車両は走行していなかったもの。

左横方向30m位に高さ20mで5階建ての団地が建立している場所にて、シャープのアクオスR2を使用し、音量測定アプリにて測定。


結果は50km/hで平坦なアスファルト面を走行し63dbであった。

参考地とは言え、1500ccクラスのハッチバックでこの数値は妥当ではないかと思っている。

高遮音性ガラスを搭載した上級グレードでは、気持ちながらかもう少々静かなのではなかろうか。

■結論



デビュー当初より気付けば7年が経過するアクアではあるが、気付けば街中ではこのクルマが走る光景が日常となっている。

賛否は多々あるかと思うが、このクルマは実用性を2の次とするとスタイルは必ずしも悪くはないのだが、もう少々実用性を考えなかったのだろうか?

燃費という一つのスペックを重視した結果がコレであり、多くのユーザーはその数値だけを目にして購入した感じが漂っている。

メーカー自信もこの辺りは計算の範囲か、合理的な結果で出来たのかもしれないスタイルを売りには全くしておらず、結局のところ、ユーザーの中で印象に残ったのは「燃費」というキーワードだけである。

果たして次期アクアをメーカーはどうしたいのであろうか?

メーカーとしては「燃費」というキーワード・数値で売っただけであり、実際に次期モデルでのアピールポイントで悩んでいるのではないだろうか?

勿論ユーザーとして臨むのは「燃費が従来モデルよりもイイ」という1つのキーワードを望むのが大半なのであろうから。

この辺りは「ハイパワースペック」を売りとして80年代の名車だなんて語り継がれる車種のジレンマと同様ではないだろうか?

実際に日本車で永く続いている車種は「伝統ある高級感」や「永遠のベーシックカー」なるセンチュリーにクラウンやカローラなのだから。

センチュリー、クラウン、カローラがこのように代々続く理由は、数値に表れない付加価値があるからであろう。

すなわち伝統や数値に表現が出来ないイメージなのだから。

大してアクアは「燃費」というあからさまに数値で表現が可能なイメージでネーミングの年輪を刻むしかないのだから、エンジニアは常に「燃費」という数値で応えるしかないというレッテルに貼られるしかないのだと思う。

コレはアクアの親分のプリウスも似たような感じあるのだが、プリウスは燃費を追求すると共に時代の先進装備(燃費に加え環境というキーワードが有利か)を追求する辺り、まだアドバンテージがある。

アクアは親分のプリウスと相対して「燃費」でしか現状ではカラを破れないと言うことだ。

単体で見れば平均点な1台ではあるのだが、今後の未来を見据えるとアクアに課せられた使命はかなり重いコトだろう。

現状、月間販売数ランキングで上位ではあるが、このままで安泰ではない1台だとも思う。

新型には我々をアッと言わせる付加価値が欲しくなる1台だと思われる車であって欲しい。
Posted at 2018/12/19 07:22:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | インプレッション | クルマ

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