どうも(^^)v
今回はカタログのアップになりますが、コレもよく見ましたね~
タウンエースノア後期です♪
最近はもう見る機会が少なくなってきましたね…(^-^;
兄弟車のライトエースノアと共にバカ売れしてたので、同級生の親御さんや、学校の先生やら周囲で色んな人が前期に後期に特別仕様車と色々乗ってましたね(^^)v
まだ自分が免許取った年の冬の頃でしたね…オヤジのルシーダがカマ掘られちゃいましてね…(^-^;
クリープ程度の速度で当てられたので、破損の大きさはそうでも無かったんですが、バンパーは交換しないといけなかったんで修理に出した時の代車がまさにコレ。
後期スーパーエクストラの4WDがレンタカー特約でやってきたのでした。
そりゃあ乗ってみたいもんですから、オヤジから鍵を借りいつものように地元でよくツルむ2人を呼び出しまして、相変わらず深夜に走りまくりつつ、3号線で最高速アタックをした後に地元のお山であります…河内~畑貯水池コースへ行こうと。
この日は冬でも結構寒い日でして貯水池の入口前の電光掲示板には「路面凍結の為チェーン規制」なんて書いてありましてね…(^-^;
「まぁ…イザとなったら引き返せばいいし、4駆だし大丈夫やろ~」なんて行く訳で。
で…案の定看板は脅しだったようで、登りの河内貯水池には凍結どころか積雪も何もなく、単純なドライブに(笑)
「じゃあトンネル抜けて畑貯水池側を下って帰ろうか」なんて言ってトンネルを出て下りに入った瞬間…
アイスバーンっていう(爆)
Uターンしようにも戻れない。
そして目の前に見えたのは自車の車線側の側溝に落っこちたプレオ。
反対車線側にはレスキューで来たローダー。
どうしたもんかと完全停止したんですが…
ノアが自重で滑って行くんです…(泣)
実は4駆と言えどサマータイヤ。止まれば4駆もクソも無い。
方法は1つでジワッとブレーキ緩めて2~3km/hの速度でジワッと舵を与えてコントロールするっきゃないと。
コレでプレオとローダーの間を抜けるしかないので、ホントにジワ~ッと舵を入れ動かして行ったんですが…。
2列目に乗ってた友人がスライドドアを開けて外に出て、ノアに掴まり立ちを始めるっていう…(苦笑)
「おうスゲーぞ!!ツルツルでスケートみたいに滑る!!」
車体にジャッキー張りにくっついた友人をセットにしつつ、なんとかプレオとローダーの間を抜けた訳で…(爆)
その後は何ともなく帰れたのが救いでしたが、レンタカー破損したら幾ら取られるかも当時は知りもしませんでしたし、コレでぶつかったら各所から散々言われるだろうしなんて考えると…バカですねぇ…怖いモノ知らずなんでしょう…(苦笑)
まさに過信は禁物でして雪道だから4駆はノーマルタイヤでも安心だろうとか思ってるとバカ見ますね…特に降雪地でも無いので当時は全く考えてませんでしたが。
さて…前置きが長くなりましたが、そんなタウンエースノアは1996年にデビューしています♪
14年にも渡るロングセラーだった先代のキャブオーバータイプから一転、時流もありましてノーズが付くと共に「ノア」というサブネームが与えられました。
一気に近代化されたフォルムと、ファミリー層に請求しやすそうなバクのキャラクター…更にトヨタの営業力もありましてコレがかな~り売れました(笑)
そして1998年に今回の後期型へマイナーチェンジ…元々がバブル崩壊後に出たクルマなので各所にコストダウンの影が見られたので、各所に手が入り商品力向上へと繋がっています♪
今回は1998年12月カタログで、まさにマイナーチェンジ直後のモノになります。
ってコトで後期でマルチリフレクターのヘッドライトがよりスタイリッシュに。
フロントグリルも2本の横桟状から1本になりまして、見た目の軽快感も出たような感じがしますね♪
ちなみにこのグレードは後期から追加されたロードツアラー…エアロモデルで明らかに日産のハイウェイスター軍団に対抗するような位置付けですよね(^^)v
リア周りは後期でウインカーレンズがクリア化されてるのが違いのようです♪
可も無く不可も無く…トヨタらしいというか平均的で無難なリアスタイル。
一方コチラは通常グレード…最上級のロイヤルラウンジとなります。
ロードツアラーも全く見ない訳では無かったですが、やはり見かけるのはこの手の通常グレード。
しかもスーパーエクストラが大半でして、ロイヤルラウンジになりますと目撃頻度はやや下がります。
一方コチラはアウトドア色がやや強くなるフィールドツアラー。
後期からディーゼルターボにはフード上にエアインテークが装備されるようになりました(^^)v
なのでガソリンとディーゼルが見た目で明らかに分かるようになってますね♪
インパネは後期になってマルッと変化!
時流に沿ってナビはインパネの最上段に、そして助手席側のシートベルト装着警告灯も追加されております♪
で…前期もイージーコラムシフトという、フロアオートマのセレクターの気分でチェンジ出来るような独特なリンクのコラムシフトだった訳ですが、少々アレは動きにクセがありましてね…(苦笑)
後期ではインパネからシフトレバーが生えたイージーコラムシフトⅡになります♪
シートは最上級のロイヤルラウンジが唯一の7人乗り♪
各席にアームレストが設けられてまして、何気に兄貴分のエスティマより充実してる所もあったりするんですよ(笑)
で…後期のロイヤルラウンジには8人乗りも選べるようになりました(^^)v
コレ…中学の担任がAE92レビン前期から乗り換えたんですが、元々そのレビンもスーパーホワイトのアペックスなのにモールが黒な上に、ホイールが専用形状の鉄チンにセンターキャップが付いた低グレード感しかしないアペックスでして、胡散臭い感じがしたもんです…(苦笑)
ソコに買い替えたのがコレで、当初はロイヤルラウンジなのに室内見たらシートが8人乗りで「なんでなんでなんで??」ってなりまして当時の自分には胡散臭さしかありませんでした(爆)
後期で8人乗りが追加されたのを知るのは後年このカタログを見てからかと…(笑)
ちなみにタウンエースノアのはシートの種類も多くて、コレが一般的に多かったスーパーエクストラの8人乗りシート。
フィールドツアラーは同じ8人乗りでも2列目シートバックテーブルが装備される、コレまた専用のモノになります…意外と造り分けしててコスト掛けてますよね。
で…このタウンエースノアはプロペラシャフトが床下を通る一般的なFRレイアウトってのがマズかった…(汗)
フロアは嵩上げされて高い位置にある上、シートはスライド機構にフラットフロアにウォークスルーやらなんやらかんやら機能満載したもんで、シート座面も高くなり…(汗)
運転すると違和感全開なドラポジでございました…(^-^;
そんなタウンエースノア後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
・3S-FE…直列4気筒2000㏄ハイメカツインカム、130馬力、18.5kg-m。
カリーナED等のミドルクラスでは一般的な性能でもさすがにノアに搭載するとなると結構このスペックじゃツライです…フル乗車だと余計に。
・3C-TE…直列4気筒2000㏄シングルカムディーゼルターボ、94馬力、21.5kg-m。
後期になってインタークーラーを搭載してパワーアップ!
下のトルクはソコソコあるものの、伸びが無いんですよね…(苦笑)
街乗りは良いけど高速域は気持ちツライ…後はオイル管理悪いと黒煙スゴイです。
コレらに組み合わされるミッションは、LDのガソリン2駆のみ5速マニュアル。
後は全てイージーコラムシフトⅡの4速オートマです。
足回りはフロントがトーションバースプリングのダブルウィッシュボーン。
リアはコイルサスの車軸式。
まんまバンな乗り心地。
つまりはガワこそミニバンになってるものの、基本の中身は先代からそんな変わって無い訳です。
そんなムリヤリな事情もあるのでやたらとフロアが高いクルマになる訳です。
ルーフのバリエーションは3種類。
一般的なスタンダードルーフ。
屋根の高いスペ―シャスルーフ。
ファッショナブルレール付スタンダードルーフ。
特にスペ―シャスルーフってネーミングセンスが当時からシャレてるなって思ったモンです(笑)
本来ならフツーにハイルーフでイイんですもの…(苦笑)
装備としましては、空調は意外と良くって、後席にもちゃんとヒーターとクーラーがあります♪
コレ…エスティマだとリアクーラーのみなんですよ…(泣)
イージークローザーまでは当時この手では既に一般的でしたが、パワーアシストドアはまだまだ珍しく、ロイヤルラウンジのみにオプションで10万円…(汗)。
今や軽1BOXでも両側スライドドアが場合によっては標準ですからねぇ…(^-^;
電動カーテンは全車7.5万円のオプション…装着車は意外や結構ありましたね♪
グレードはこんな感じで…
・ロイヤルラウンジ…最上級仕様で唯一の7人乗り。8人乗りもあります。
・ロードツアラー…エアロパーツ装着のスポーティグレード。
・フィールドツアラー…ややRV的要素を取り入れたグレード。
・スーパーエクストラ…最量販グレード。確かに価格的にもベストか。
・LD…ほぼ貨物的な感じですが8人乗りではあります。最下級グレード。
その下にはバクの家族がお互いに気になるグレードを主張してるけど…
LDってのもいるんでしょう(爆)
ちなみにボディカラーは全8色。
自分ならロイヤルラウンジのファイアーストームトーニングを♪
ツインムーンに電動スライドドアに電動カーテンで豪華仕様に(笑)
コレにメッキミラーやカラードドアハンドルにマッドガード、ピンストライプテープが付いたホワイトパッケージが1.2万円で。
木目パネルにフロントアームレスト、オートエアコンに電動格納ミラーがついたCパッケージが7.9万円。
ってか今回調べて驚いたのはスーパーエクストラに電格ミラーがオプションっていう…(汗)
そりゃ付けるでしょう…Cパッケージ。
で…コチラはオプションカタログ。
スポーティパッケージなんて感じで固めますとスーパーエクストラでも結構スポーティに見えますよね(^^)v
ただ…どう頑張っても地上高が高いんですよねぇ…ノーマルですと…(苦笑)
しかしビレットグリルやヘッドランプガーニッシュでかなり印象違いますね♪
コッチはアウトドアパッケージという提案例。
このフロントグリルも実はディーラーオプション。
そしてバンパープロテクターなる樹脂製の見栄えだけのグリルガードもあります。
他にも気になったのはセンターコンソール。
個人的には1~2列をミニバン乗っててウォークスルーするかって言うと経験上そんなにしないかと…(苦笑)
運転中は当然しませんし、停止時も雨じゃない限りドア開けて移動した方が楽ですし…(汗)
寧ろココにセンターコンソールがあって色々なモノを収納した方が便利です。
フルシートカバーは8種類と種類が豊富…
ではありますがどうして柄物ばかりなのか…(汗)
90年代中盤から後半ってこんな感じの柄がシート地やカバーでホント多かったです。
80年代辺りの無地が1番好きなんですがね…気付けば時代が1周回ったか今はこういう柄のシートを使ったクルマが新車ではほぼ皆無かと…。
さて…そんなタウンエースノア。
ワンボックスから現代のミニバンへの過渡期と言えるクルマですよね(^^)v
この時代はどのメーカーもタウンエースノアのようにFRベースで腰高なミニバンが多かったもんですが、2000年辺りを境にFFベースの低床・低重心がホンダを筆頭に増えてきて今に至るような感じになります。
やっぱりクルマは適材適所でして、大人数がゆったり乗るミニバンには低床且つ室内空間が確保出来るFFの方が優れているとは思いますね(^^)v
確かに舵に対して素直な反応をするのはFRベースの昔の方なんですが、FFミニバンと較べてどうしても重心が高いのでその恩恵を受けるのは僅か…ですねぇ…(^-^;
ただ、この90年代のミニバンブームを味わいたいならこの辺りもイイでしょうね♪
海外輸出で結構台数が出てたりしてて、中古のタマ数はかなり少ないですし、コレから意外とマニア物件になってプレミアになっちゃう可能性もありますね…(汗)
しかしコレも四半世紀前のクルマってのが信じられませんけどねぇ(苦笑)