どうも(*^^)v
このままカタログのアップばっかり続けてていいのだろうか??
なんて思いつつ今回もアップする訳ですが…。
ってコトで…
F30レパード後期です♪
4ドアのターボZGXスーパーエディションなら運転したコトがあります(*^^)v
典型的なドッカンターボ…L型ターボはオートマだとかなりタルイ印象ですが、5速で乗るとこうもキャラクターが変わるのかって思った1台ですね♪
そんなF30レパードは初代レパードとして1980年にデビューしています♪
元々は810ブルーバードにあったロングノーズ仕様のGシリーズのモデルチェンジ版という位置付けでして、2800ccのラグジュアリー仕様の2ドアと4ドアのハードトップの2つのボディを抱え、当時としてはかなり垢抜けた1台としてデビューした…ハズだったんですが…(汗)
御存知の通りでソアラという大敵が出現しまして、デビュー早々苦戦を強いられます。
ソコで前期の途中で2リッターターボモデルを追加した上で、1982年に当時の先端技術を搭載した後期型へとマイナーチェンジしています(*^^)v
2800ccがナゼか廃止っていうのが残念ですが…(汗)
当時のキャッチコピーは…
最先端は愉快だ。
なんていってCMキャラクターは前期同様に若大将が担当。
にしても助手席の女のドレスが派手過ぎ(爆)
そう言えばこの若大将といい、クラウンの山村氏とイイ、蝶ネクタイがそんなにイイのか!?
今回のカタログは1982年9月のもので、後期型へとマイナーチェンジした直後のモノになります。
まずは4ドアハードトップになるんですが、F30レパードって2ドアよりも4ドアの方がイメージが強いんですよね…不思議と(笑)
さて…後期型になって主に見た目で違うのがラジエターグリルですね(*^^)v
オプションにはなりますが、フロントバンパー下部の逆文字ターボステッカーがたまりません♪
それと後期に限ったコトじゃないですが、クォーターウインドウの伸びやかな感じがカッコイイと思いますね…特徴的ですし。
リア周りは先述のクォーターウインドウしかり、リアガラスにエンブレムが入ったりとイチイチカッコイイし個性的だと思いますね♪
リアフェンダーのアウトレットやリアバンパーのサイドモールのエンブレムとか…
イイ意味でディテールにウルサイ1台かと♪
コレで5ナンバーサイズなんですから…ホントに伸びやかに見えます!
一方コチラは2ドアハードトップ。
ロングノーズな感じが強調されていてカッコイイんですが、実は2ドアも4ドアも全長は同じ。
それよりも驚いたのが実は全長は4630mmで5ナンバーフルサイズじゃないんですね…(汗)!!
今のクルマに比べると明らかに小さいサイズですが、伸びやかな感じ…つまりは優雅さで言うとレパードに分があるよな気がしてなりません。
余談ですが、この純正アルミが亀の甲羅っぽく見えるのは自分だけなのか…(爆)!?
しかしながら、ガゼールもそうだったんですが、ドアガラスの後ろに小さい窓がある訳ですが、コレがしっかりと上下する訳でして…しかもパワーウインドウ(爆)
今じゃコストで絶対ムリなヤツでしょ…こんなに小さい窓を電動で開閉する上に実用上の効果もほぼ皆無…(汗)
しかもドアをもうチョイ後方に伸ばしてドアガラスを1枚モノにすれば乗降性も上がる訳じゃないですか…(汗)
けど…けどですよ…こういうムダな機能や装備があってイイと思うんですよ…(^_^.)
変に贅沢な感じがしてイイじゃないですか(笑)
インパネは80年代の日産車なら定番の絶壁インパネですね。
インパネ上部に煌びやかに警告灯が並んだり、クォーツのデジタル時計だったり…さらには80年代全盛だったデジパネときた(笑)
んでもってメーター上の「TURBO」の文字がブースト掛かりゃ光る訳です♪
こういう演出って大事だと思いますね…そりゃ最近のリニアなフィールが特徴のターボにも進化を感じはしますが、ドッカンと効いちゃう80年代のターボもこりゃまたイイと思う訳で。
タービンが回り始めたらインジケータが光るような演出が最近のクルマにも1台はあってもイイかと…そう思う訳です…(苦笑)
シートはクッションのボリュームがやや厚めな感じですね(*^^)v
Rrドアトリムのデザインにもう一つアクセントがアレばいいのですが…(^_^.)
んでもって本革シートもあるんですが…
なぜリアシートに座る(爆)!?
フツー助手席に座る方がサマになるようなクルマなのに…(汗)
そんなF30レパード後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
L20ET…直列6気筒2000ccシングルカムターボ、145馬力、21.0kg-m。
L28が無くなっちゃったんで、このL20ETが最強ユニットになる訳ですが、この辺りでも排気量でソアラにアドバンテージを感じてしまう訳ですね…(^_^.)
しかしながら、このL20ETもイイエンジンです…特に乗るなら5速マニュアルの方がイイですね♪
3速オートマや4速OD付きオートマでも乗ったコトありますが、オートマですとただただカッタルイフィールになります…(苦笑)
マニュアルだったらギヤ比もイイ感じでマッチしてるんでしょう…とにかく気持ちイイ位走ります(笑)
ドッカンとタービンが効きだした時が最高です♪
セミトレのリアサスと相まってグッと沈み込みながら加速して行きますよ(*^^)v
L20E…直列6気筒2000ccシングルカム、125馬力、17.0kg-m。
最も個体数で多いのはこの仕様でしょう。
Z18…直列4気筒1800ccシングルカム、キャブ、105馬力、15.0kg-m。
正直ガゼールの時にZ18Eでも少々アンダーパワーな感じだったんですが…それよりもさらに100kgも変わってきたらキツイだろうなぁ…という印象しか…(汗)
元々が前述の通りブルーバードGシリーズの後継と言う感じですが、そのブルーバードも通常モデルの豪華版として6気筒を積む為にロングノーズになったG6があった訳です。
ソコにナゼか四気筒を積んだG4が出ちゃったので、トンチンカンなラインナップが完成←この感じがいかにも日産らしい。
そのまま受け継いだのがレパード。
コレじゃ上級車という位置付けが台無しになる訳で、最もソアラの高級感に追いつけなかった原因の1つと言っていいでしょう…(汗)
コレらに組み合わされるミッションは5速のマニュアルとターボのみ4速のオートマ。後は3速のオートマ。
この辺りでも平然と4速オートマだったトヨタとの差が出ちゃったトコです…当時の日産はこういう重要なラインナップの面で一歩遅れた感が否めません…(汗)
そして足回りはフロントがストラットでリアは2リッターがセミトレ、1800はなんと4リンク。
スペシャリティカーが4気筒の1800で3速オートマで4リンクコイル…正直キャラクター的に成立しにくいですね…(汗)
ガゼールクラスならまだしも当時の日本車の中でも大型車クラスのクルマがコレっていうのはさすがに致命的です…(汗)
ただ、上級グレードでしたら車高を一定に保つセルフレベライザーが装備されていたりと高級車ならではの配慮がされていたりします(*^^)v
格差がスゴイ…(苦笑)
さて…装備としては、やっぱり80年代を代表する装備であろう、デジパネ!!
緑色の表示にターボのインジケーターといい、やっぱり今見てもカッコイイんですよね♪
そして世界初の光通信ステアリング!!
発光ダイオードを使用してスイッチ操作が可能になった…らしいです…(笑)
テレビのリモコンみたいな感じなのでしょうか…イマイチ分からん…(汗)
このビミョーな表情…真意が分からん(爆)
「世界初!?けど何が世界初なの??僕には分かんないなぁ~」
なんてすき焼き屋のセガレの若大将が言ってそうな気がする訳で。
コレも最先端をアピールしつつも結構なお節介装備だった、エレクトロニック・ボイスインフォメーション。
ポーン♪って音と共に「ドアが開いています」やら「ガソリンが残り半分です」って感じで、美女(…と思われる、っつか思った方が気休めにはなる)が囁く訳です。
まぁ…今のクルマってこんなのより更に口煩くなってる訳で…(苦笑)
以下…装備より気になった写真集…
まずコレ。
もうヘッドレストの意味が全然無いっていう…(爆)
座高が高いのは分かったからせめてヘッドレスト伸ばしてくれっていう…伸びるんだから。
もっというとシートバックも立ててイイ…(苦笑)
ナゼそんなに睨む…(苦笑)??
一体オレが何をしたのか…??
そして鼻の下でキレイにやってくるドアガラスの上端…。
スッゲー窮屈そうにメイクしてる(爆)
せめてチョットした身だしなみのチェック位しか出来ない面積の鏡でバチっとメイクを試みようとする意地に拍手を送りたい(ぇ
絶対アピールしたいのサンルーフじゃないよね!?
ですよね!?
ですよね!?
しかも運転席でしょ…フツーに座って右向いた方が楽かと思う訳で(爆)
そんな女性陣が好き勝手にアピールするF30レパード後期のグレードは結構多い訳で…
まずは4ドアの1800がGXとSGX。
で…4ドアの2000がGX、SGX。
ココからは2ドアも4ドアも共通でZGX。
ソレにターボシリーズも共通。
GX、SGX、ZGXって感じですね。
で…2リッターNAのZGXに、スーパーエディション並の装備を与えられたエクストラ仕様も選べます♪
最後は最上級グレードのターボZGXスーパーエディションですね(*^^)v
ただ、ナゼかZGXにはフロントガラスにボカシが入るのに、最上級グレードのターボZGXスーパーエディションにはボカシが入りません…どうなってんだろ(笑)?
しかしながら?自分のローレルもそうなんですがボカシの面積が狭いのと濃度が薄くて全然機能を果たして無い気がします…(汗)
自分だけなのか…(苦笑)!?
ちなみに…各グレード紹介ページの左上に若大将が出てるんですが…
僕ならもっと上のグレードにするよね!
さっきより良いけど澄子さんが喜ぶかなぁ?
芸能人はアメ車にするよね♪
なんて言ってそうな気がするのは自分だけか…(汗)
チイチイが亡くなって若大将が散歩してみたものの、我らが…(っつか自分が)尊敬する高田純次へとバトンタッチしたように、どうも一般人の感覚からズレた感じが若大将からはしてきます。
映画の中でも当時としては高級食材のすき焼き屋のセガレだしなぁ…(爆)
かと言って加山雄三が嫌いな訳ではないですよ…念の為。
青大将も好き←余計だけど書いとく
そうそう…ちなみに…ちなみに…ですよ。
実はこのカタログって最後の方に先述とはまた別の欄にブロンズガラスと本革シートの写真が載ってるんですが…
さっきと同じ写真じゃダメなのか(爆)!?
全く同じ装備の説明なのに、わざわざ別カットを用意してきた制作側に拍手を送りたくなる気分。
細かいなぁ…気合入れてるよなぁ…ムダだけど。
1冊のカタログにココまで気合入れてるトコだけでも見る価値があります(笑)
ちなみにボディカラーは全部で8色。
自分なら4ドアのターボZGXスーパーエディションの5速、色はホワイトで本革シート仕様が理想ですね♪
さて…そんなF30レパードは、当時としてはソアラの圧勝かもしれませんが、約40年の時を経て改めてこうやって見ますと、なんとライバル心を燃やしてメーカーとして一生懸命だったのかってのをたった一冊のカタログを通して垣間見るコトが出来る訳です!
結果として商業的にはビミョーな結果だったのかもしれませんが、メーカーとしては必死だったのがカタログ1冊で見て取れますね(*^^)v
で…世界に愛される…ですか…。
今や世界に…(いや、寧ろ日本とフランスだけなのか!?)違う意味で話題になってるかと…(汗)
やっぱり個人的には80年代の日産…(もっと正確に言うと1990年に近い位)に目線が向いてしまいます…(^_^.)
今やF30レパードもプレミアム物件な1台ですよね。
やっぱりこの時代の日産車の話題はワクワクしちゃいますね…(^_^.)