どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります。
あぁ…懐かしいなぁコレだコレだ(笑)
ってコトで…
BFファミリアセダン前期です♪
いや~ホントに懐かしい…実は小学生の時位までイトコん家がコレでした(^^)v
白のセダンで黒の大型バンパーだから恐らく1500XGのオートマ。
で…カタログを今回改めて見ると1500XGはターボとEGIとキャブの3種類があるみたいです(^_-)-☆
けど、ターボじゃなかったから…EGIかキャブ…え~っと…(カタログを開いて丁度装備表を見ているトコです…)どれどれ…
うん…分からん(爆)
どうやら違いはクルコンとハードサスの有無らしい…。
小学校低学年だった自分はそんなコト知る由もありません…(苦笑)
で…広島に住むイトコの家に行った時は、叔母が運転し、助手席にウチのオカン。
イトコ兄弟3人に自分と妹…
コレに7人乗ってたのか(爆)!?
今じゃありえんですね…けど30年以上前はこんなもんでしょう…(苦笑)
または祖父のスーパーシビックと2台で移動してたのか…。
あぁ…ジイちゃんのシビックも懐かしいなぁ…(T_T)
話が脱線しまくってもなんなので本題に戻ろう…そうしよう(爆)
そんなBFファミリアは6代目ファミリアとして1985年にデビューしています♪
先代BD型は言わずも知れた有名な赤いファミリアでございます(*'▽')!
マツダ史上凄まじく売れたBD型ファミリア…しかしながら商品力向上の為にモデルチェンジはしないといけません…。
ヒット車のモデルチェンジは難しい。
余りに変化し過ぎると従来イメージが崩れ、代替ユーザーを逃す(例:シティ)。
ってコトで結構なキープコンセプトでのモデルチェンジとなりました。
少々脱線しますが、このキープコンセプトぶりが如実に表れたのが実車よりトミカのファミリアだったりします…(汗)
先代の金型をムリヤリ改修(爆)
出来た新型のトミカは似ても似つかないシロモノだったりしましたね…(苦笑)
しかし、見た目こそ先代のキープコンセプトであれ、BF型は日本初のフルタイム4WDやカブリオレ、ツインカム16バルブモデル等、内容で請求力の高いモデルが存在したのも事実だったりします(*'▽')♪
で…このセダンモデルのカタログに書いていたキャッチコピー…
マイ・ライフ・クルージング
CMでは
夢大陸。とハッチバック共通のキャッチフレーズとなってます。
イメージキャラクターはミキプルーンやDCカードでお馴染みの中井貴一。
よく考えたら今や20代の子はミキプルーンもDCカードも間違いなく知らないだろうからお馴染みでも無いか…(汗)
1度「ふぞろいの林檎たち」を見てみるのもイイでしょう…ホント今見ても面白いですよあのドラマ(笑)
で…今回は脱線しまくりですが、デビューから半年後の1985年7月の内容となっています。
ってコトで基本的にはキープコンセプトでのモデルチェンジとなったBFファミリアセダン。
しかしながらセダンは先代前期が逆スラントのフロントノーズからスラントノーズになった後期への経緯があるからか、ソコまでキープコンセプトな感じもありません。
最も、デビューから38年も経つ現在…多数存在するその後の車種を見た後ではそんなに見た目でそっくりな感じを持たないのかもしれませんけどね…(^-^;
けど改めて見ますと、当時の流れとは言え、トップグレードでも無塗装バンパーってのに時代を感じますね~(^-^;
後期になるとコレがカラードバンパーになって行って一気にバブル時代へと向かって行くのがこのクラスでも感じ取れる気がします。
開脚ミキプルーン。
イメージキャラクターながらもこの人からファミリアのニオイは未だ持って感じ取れない気もします…(苦笑)
あぁ…懐かしいなぁ…この2本スポークのステアリング。
基本的にはヨーロピアンテイストのマツダ。
今見ると各車横並びのように見えても、そのインパネのスイッチの配置やら加飾の感じで、当時のトヨタや日産の同クラスとは違うマツダらしさを感じ取るコトが出来ます♪
シートはこの年代の日本車同クラスと比較してやや硬め&生地の触感がザックリとした感じです。
当時は実家のクルマがフェスティバだったので、シートクッションの硬さや、生地の触感はこんなもん(ってかコレしか知らないが正解)だろうっていう認識でしたが、後年になって同時期のカローラやらに乗って気付くのは、明らかに座った瞬間のクッションの硬度や生地の触感が違う訳です。
カローラとかは座った瞬間の当たりの柔らかさや生地の触り心地の良さで高級感があるんですよね(*'▽')
しかしながらコレが長時間乗ったりして、その違いと良さが分かるのが恐らくファミリアの味なんでしょうね。
そんなBFファミリアセダン前期に搭載されるエンジンは全部で4機種…
・E5…直列4気筒1500㏄OHC、電子制御キャブ、85馬力、12.3kg-m。
最も台数が出たであろうエンジンはコレかと思います。
基本的に旧型からの踏襲…ながらもロッカーアームをストレート化したり、他にも改良してたりします。
しかしながら、先程当時のインプレッション記事を何気なく目にしてたら、その恩恵が出てない云々なんて…実際知らんですが。
・E5型…直列4気筒1500㏄OHCターボ、EGI、115馬力、16.5kg-m。
デビュー当時は最もハイパワーなターボ仕様。
しかしまだBF型の歴史の中ではまだまだでして、後年は増々パワーアップ♪
・E5型…直列4気筒1500㏄OHC、EGI、95馬力、12.6kg-m。
この時代のこのクラスはまだまだキャブレターなんて普通でしたから、EGIになるってだけでも高性能車って感じだったかと(*'▽')
・E3型…直列4気筒1300㏄OHC、電子制御キャブ、74馬力、10.5kg-m。
最もベーシックな仕様。このスペックに対し車重は800kg少々…軽いですよね(笑)
コレらに組み合わされるミッションは、1300の一部で4速マニュアル、後は5速マニュアル。
オートマはターボに設定無く他は3速オートマ、但しEGI車はロックアップ付。
足回りは4輪ストラットの独立懸架となっております♪
んでブレーキはターボのみフロントがベンチレーテッドでリアがソリッドの4輪ディスク。
他はフロントが時代を感じるソリッドディスク…リアはドラムでございます。
装備としましては、当時としては贅沢なチルト&スライドのガラスサンルーフ♪
しかもサンシェードにはスリットが付いてまして、チルトさせてシェードを閉めれば、日除けもしつつ換気が出来るのです(*'▽')!
「ヘビースモーカーが集まっても、ルーフをちょっとアップすれば煙はたちまち消え去ります。」(カタログ原文ママ)
謳い文句に時代を感じます…(笑)
エアコンは物品税の関係もあり、贅沢品と見なされてた当時、ファミリアの場合はオプション。
但し、グレードによっては運転席ロアールーバーまで用意される親切設計となっております♪
ソソる。
液晶エレクトロニックディスプレイメーター!!
通常のデジパネと違い、円グラフのように点灯していく個性的なメーターです!!
また、グレードによってオートスピードコントロールが用意されたり、クラスタースイッチは当時の流行りでもあるメーターパネル周囲に配置される方式など、先代に比べて豪華さやスポーティさで向上してる部分もありますね(*´з`)
そして今や当たり前となったパワーウインドウスイッチを引き上げると窓が閉まり、逆に押すと開くという人間工学に基づいた安全設計は実はこのファミリアが初採用!!
それまではドアトリム直付けだったり、シーソー式だったりでイマイチ配置に統一性が無かった為、子供がスイッチを肘で付いた際に窓が上がってきて挟まれるトラブルもあったとか…(汗)
意外とモーターって強くて大根なんてスパッと切れます!
どうやらこの一見シンプルながら極めて合理的なこの設計は入社4年目の技術者のアイデアとか…スゴイですよね…今じゃ当たり前のように普及し、更にはジャムプロ機構が備わり反転するまでになりました(^^)v
他にもこのようなデュアルボックストランクルームと言いまして、スペアタイヤを一般的な床置き、又は縦置きが出来る…
いるのか(爆)??
案の定後にも先にも他のクルマじゃ記憶の無い機構です…(^-^;
だってコレするならフロアカーペットや間に付くスペーサーとかも外さないと出来ませんしねぇ…。
で…グレードはこんな感じでまずはスポーティタイプのXG系。
・XG 1500EGIターボ(5F)…最もハイパワーなホットモデル。
・XG 1500EGI(5F/3AT)…オートマはロックアップ付。クルコンも標準♪
・XG 1500(5F/3AT)…恐らく多いのはこのグレード。イトコん家も恐らくコレ。
次いでコッチはラグジュアリー系のグレードとなります(*'▽')
バンパーが大型じゃないので一見廉価っぽくも見えますが、大型バンパーはスポーティタイプのXGになるようですね(^^)v
・XE 1500(5MT3AT)…キャブのXEはXGより装備が劣る模様。モケットシート。
・S-XE(5MT/3AT)
最上級装備がこのS-XE。オートマもロックアップ付で唯一のパワーウインドウやパワーステアリング、オートスピードコントロールが標準の豪華仕様!
・XL 1500(5MT/3AT)
・XL 1300(5MT/3AT)
1500では最廉価だけど1300では最上級…それがXL。
排気量以外装備は同じようですね(^^)v
・XT 1300(4MT)
マニュアルのみ。XL比でリアシート形状が違う他、ドアポケットの有無、トランクオープナーが無いなど、日常使用頻度の高い装備が削られる模様。
・XC 1300(4MT)
最もベーシックなグレード。シガーライターも灰皿も無い。サイドモールも無いし、アシストグリップすら無いというスパルタンさ。
コレにボディカラーは全部で9色。
S-XEとXGなら全色選べます。
う~ん…自分ならXG EGIの5速で見た記憶が無いヨークグリーンを…。
液晶メーター、パワステ、サンルーフの組み合わせがイイですねぇ(^^)v
ってコトでハッチバックもよろしくね!
セダンもですがハッチも沢山見たなぁ。
ソレこそターボモデルから廉価グレードまで沢山走ってましたよ(^^)v
さて…そんなファミリア…今やBFなんて本気で見ません。
恐らく天然オーナー物を見たのももう7~8年前になるかもしれません。
ちなみに何気にファミリアの名前は継続してまして、なんと現行モデルはプロボックスのOEM車となってます…(汗)
どの型もそうなんですが、やっぱりこの手のクルマはマニアックなグレードじゃない限り残りませんねぇ…。