どうも(^^)v
今回からしばらくリクエスト頂きましたカタログをアップさせて頂きます♪
先日、90年代のカタログのリクエストを募集したところ、80年代と違ってステーションワゴン、ミニバン、SUV…所謂RVのリクエストが目立つ辺りに当時の時代背景がよく出た感じに思いましたね(笑)
そしてそれらのクルマがもう四半世紀近い、又は超えてる車種で、いつの間にか懐かしいクルマなんて言われてるんですからねぇ…(汗)
このブログを始めた時は単純に中古車だったクルマが…気持ちが付いていかない(爆)
さて…今回は正直馴染み無いんだなぁ…コレ…
初代フォレスター後期STiⅡ追加後です♪
正直…初代のフォレスターって前期の印象が強くて、実は後期ってピンと来ない自分がいるんですよね…(^-^;
思うに、このクルマはある意味バブル崩壊後のコストダウンが怪我の功名になりまして、道具感漂うSUVって感じでデビューしたのが印象的だったんですよね…(^-^;
しかも全車ターボで当時でも結構リーズナブルって言うのも気になりまして、フェスティバの次に親のクルマにイイなぁ…なんて気になる1台でもありました(^O^)
で…この後期は一気に見栄え品質が上がって洗練されちゃった分どうしても違和感があるんですよね…クルマ的には良くなっているんでしょうけどね(笑)
さて…そんな初代フォレスターは1997年にデビューしています♪
元々が初代インプレッサワゴンのグラベルEXという、RV仕様のインプレッサワゴンの後継にあたる車種なんだそうですね…調べて知りましたよ…(苦笑)
今で言うSUV(当時はまだそんな言葉無かったですね…)のハシリになるクルマと言えます…ハイパワーステーションワゴンなんだけど、地上高をグッと稼いで荒地向けに仕立ててるのは当時としては斬新でしたね(^^)v
で…2000年に後期へとマイナーチェンジしてグッと商品性をアップ。
そして2001年に走りに拘りました仕様のSTiが進化してSTiⅡになったのが今回のカタログのモデルになります。
当時のキャッチコピーは…
マルチスポーツ4WD
まぁ…前述の通りSUVの3文字通りの内容ですよね(笑)
今回のカタログは2001年5月のモノになります。
さて…そんな後期型。
ヘッドライトがマルチリフレクターになり、フロントグリルもメッシュ状からメッキ装飾が入ったより豪華なモノに…バンパーがガンメタになるツートンカラーが特徴的だった前期も後期では同色になってより乗用車らしい感じが増した気がします。
道具感のあったクルマが一気に高級感を出してきたトコにやっぱり違和感があるんですよね…(^-^;
リアで大きく変わったのは、テールが大型化されバックドアパネルまでレンズ類が入ってきたところ…100系のクレスタとかもこんな感じでしたよね(^^)v
コレ…前期と後期で大きく見栄えが変わる分、好みが結構別れるんでしょうね。
インパネはイイ意味でスバルらしいと言いますか、直線基調で機能的な感じが漂っております♪
変にウネリを持たせたようなデザインよりもこんな感じのヤツが一番機能的で直感的に使いやすいインパネだとは思います。
シートは全席にアームレストが備わっているのが特徴的ですよね♪
自分はこういうの結構好きですね(^^)v
反面、リアシートはアームレスト出しっぱなしだと乗降性でやや難がありそうではありますね…毎回収納して引き出すのもチョット手間そうですしねぇ…(^-^;
そして後期では自分好みのギャザーの入った高級感のある本革シートも選択出来たりします…確かに見栄えがイイんですけどね…。
なんからしくないというか。
そんな初代フォレスター後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
・EJ25…水平対向4気筒2500㏄DOHC、167馬力、24.0㎏-m。
2800回転で最大トルクを発揮する実用域重視で乗り易そうなエンジンですね♪
ただ…フォレスターでコレ乗るならレガシィランカスターにしてしまいそう(爆)
・EJ20…水平対向4気筒2000㏄DOHCターボ、240馬力、31.5kg-m。
登場時は全車このターボが搭載されてた訳です。スバルの名機EJ20。
但し、レガシィの280馬力よりもパワーは落とされています…十分ですけどね(笑)
・EJ20…水平対向4気筒2000㏄SOHC、137馬力、19.0kg-m。
コレはレガシィで乗ったコトあると思うのですが、トルクもありますし、街乗り領域では問題の無いスペックでございます。
コレらに組み合わされるミッションは2リッターに5速マニュアルと全車に4速オートマ。
S/20とC/20のマニュアル車はデュアルレンジ付で意外や結構本格的な4駆機構だったりします(^_-)-☆
足回りは4輪ストラットで、T/25は荷物を搭載しても車両姿勢が安定するようにセルフレベライザーが装備されていたりと結構充実しています♪
そして地上高を200mm稼いでいるのがこのフォレスターの最大の特徴と言えるんでしょうね…ただのステーションワゴンがコレでSUVになります(笑)
何気にこのカットはツボでした…カッコイイですね(^_-)-☆
ボクサーエンジン+4WDのスバルをアピールするカット。
4駆の老舗ですし、昔からスバルは垢抜けた感じは無いけどメカニズムに実直で玄人好みなイメージがありますね~。
装備としましては、結構収納が豊富なのが特徴的♪
アームレストにはいとも簡単にバレそうなシークレットボックスがあったり(ぇ
カーゴフロアに収納は80年代のレオーネにもあったものの、この年代からでしょうかね…ボチボチですがココを収納スペースとしてアピールする車種も出て来ました♪
それと大型サンルーフ…出先のキャンプ場や山で屋根を開けてノンビリ出来るのは中々いいモンですが(この時期はサクラですね♪)、大型ってのがミソです(^O^)
グレードはこんな感じで…
・S/tb…ターボで唯一5速選べる仕様。フツーのでターボはコレだけに。
・S/20…2リッターNAの上級グレード。アルミ、フォグ、マフラーカッター等。
・T/25…2.5リッター豪華仕様。良いけどレガシィと被る感じがしちゃいます。
・C/20…2リッターお買い得仕様。正直コレでも不満無い位かと♪
自分ならT/25もイイですが、コレにするならレガシィランカスターという手があるので、敢えてフォレスターにこのテイストは求めないですねぇ…(^-^;
ってコトで、当初は全車ターボが売りだったのも考慮して、S/tbの5速、シャイニーレッドマイカにサンルーフを付けたいですね(^^)v
で…スバルと言えばのStiシリーズもラインナップ。
今回発行のカタログでSTiⅡになっています♪
専用エアロにロータイプのルーフレールが特徴。
室内のSTi文字の専用シート表皮はチョットやり過ぎな感がありますが…(^-^;
メカニズムはエンジンとかに特段手は入ってないものの、17インチの鍛造BBSに対抗4ポッドのブレーキと専用サスと色々奢られているのですが、ナゼかコイツがオートマしか無いのです…(泣)
ココまでやっときながらマニュアルターボはS/tbにしてね!って…(汗)
ソコで?こんな限定車もあったりします(^O^)♪
STiⅡタイプM
日産のなんかで聞いた感じの名称(爆)
コレが2001年10月の限定車。
前後に専用バンパーが奢られ見た目だけかと思えばですよ…
コレがスペックも専用♪
・EJ20…水平対向4気筒2000㏄DOHCターボ、250馬力、31.5kg-m。
専用のスポーツECUにスポーツマフラー、更にはインタークーラーダクトとエアダクトホースも強化品になってまして、ライトチューンという感じですね(^^)v
しかもコレが5速マニュアルのみという…コレが真骨頂なのでしょうか(^^)v
専用のシリアルナンバープレートも付属。
ってコトで800台の限定車となっております♪
コチラが価格表で、車両本体価格が262万5000円。
当時のS15シルビアスペックRエアロが250万円なので、ココまで手が入った限定車でこの価格は当時としても良心的なのではないかと(笑)
で…コレも限定車。STiⅡリミテッド。
コレも同じく2001年10月のモノで、限定500台となっています。
内容としましては6連奏CDのオーディオとレイズの17インチホイール。
実はもうこの時点でモデルチェンジ3ヶ月前という背景があります…。
つまりはお買い得車ですね…(笑)
そんなフォレスター…名称は「森に住む人」とか「森を育む人」とかそんな意味だそうで。
CWニコルみたいですね…えぇ。
今回のブログはな~んか長くなってますね…(汗)
コチラがそんなCWニコルに捧げたかは分からないけど、フォレスターのオプションカタログ。
ムリヤリ感がスゴイ。
コレ…恐らく当時のトヨタアメリカンビレットシリーズを意識したんでしょうか。
フォレスターにこんなビレットグリル入れても正直コレはじゃない感がスゴイ…。
かと言ってこんなクラシック調もコレまたなんだか違う訳で…。
STi系のスポーティからのコレ…キャラ振り過ぎ…(汗)
まだコレは分かります…あぁ…なんかフォレスターらしいなぁと(笑)
ちなみにボートトレーラーもなんとオプション!
お値段32万8000円。
サイドストライプやデカールもこのようにご用意。
右下のヤツなんて見たコト無いですけどね(笑)
で…意外やスピードバーチャルディスプレイや自動防眩ミラーなんてのまであるんですが、恐らくコレは日産の用品を転用していたりするかと思いますね。
ちなみにミラーはコンパス付き。
インテリアパネルも各種用意。
木目調にカーボン調。
ダークウッドにメタリックヘアライン。
木目調はやや目立ち過ぎる感じもしますし、カーボンってのはモロにSTi用だし。
ココはダークウッドもイイんですが、自分はヘアラインがイイですね(^^)v
最近はこういうヘアライン仕上げのパネルを採用する車種も増えてきてますね♪
空調関係も充実してて、ビルトイン空気清浄器やカーゴファンまであります♪
フィルムにブロンズがある辺りがチョット珍しい!
ブランケットクッションなんてのもあるんですが、コレを注文した人はどれ位いるんでしょうかね…(^-^;
それとグローブボックス照明位は全車標準にすればいいのに…(苦笑)
キーホルダーはなんとクランクシャフトの形状(爆)
マニアック過ぎる(爆)
ファッションキーもムダに鍛造仕上げっていう(笑)
で…フォレスターってんですからラゲッジルームのセパレーターはコスト掛かっても標準にすべきだったかと…安全面で大事な部分ですしねぇ…(^-^;
レガシィで標準だったりするのにフォレスターでオプションにする必要も無いでしょうと…(汗)
ちなみにこのオプションカタログって全22ページもありまして、つまりは意外やアイテム数が結構あるんですよ(笑)
オマケ
フォレスターは元々95年にモーターショーで発表されたストリーガというコンセプトカーがルーツとなってます(^O^)
明らかにカタチからしてそうですね(笑)
さて…そんなフォレスター。
個人的には冒頭の通りですが、初代の前期が1番インパクトがあったかと思いますね。
後期なって高級化…2代目はキープコンセプト過ぎてどうもインパクトでは物足りない感じがあり…(汗)
それ以降はモデルチェンジしてるんだけど、もう自分のアタマの中にはパッとでデザインが思い浮かばない程に印象が無いんですよ…申し訳ないのですが…(汗)
当然ながらまだネーミングは現行モデルで残ってるんですが…。
自分としてはお手頃で道具感が出てるハイパワーSUVという感じがフォレスターなんですねぇ…やっぱり…(^-^;
けど考えたら初代の初期モノだけ異端児だったのかもしれないんですがね…(^-^;