どうも(^^)v
今回からリクエスト頂きましたカタログを順次アップして行きます!
ってコトで…
2代目インスパイア32V追加時です♪
いや…何が意外って2代目のインスパイアってそれなりに見た記憶があるんですが、僅か3年半のモデルライフで、しかもマイチェンすら無かったんですね…(汗)
この型のインスパイアやセイバーって実は周りで乗ってる友人がいませんでしたね…(^-^;
なんせ当時はまだ10年オチにすらなってないクルマ…最終型なら新車保証がまだ効いてます…(笑)
当然買える値段では無く、アコードインスパイアが底値で全盛でした♪
ただ…このインスパイアで気になってたのは32Vという存在ですね(^^)v
ってコトで2代目インスパイアは1995年にデビューしています♪
先代モデルであった5ナンバーサイズのアコードインスパイアは無くなりインスパイアの単体表記となりました。
バブル崩壊後ってのもあったんでしょうね…メカニズムはほぼ先代をキャリーオーバー。
しかし、デビューから約数か月遅れてレジェンド譲りの3.2リッターを搭載した32Vが追加されました。
当時のキャッチコピーは…
超インスパイア、出現。
インスパイアって感動とかいう意味なんで、要は超感動なんでしょうか(爆)
「超」ってこの時代に付いちゃうと、95年後半位からコギャル言葉で言いだした感が出てきて流行りに乗った感がしなくもないです(笑)
チョベリバチョベリグ今や死語。
そういえば景気が悪いと短めの服が流行る…だなんて聞いたコトありますが、ルーズソックスはよく考えますと逆行してますね(爆)
さて、今回はその32Vが追加された直後の1995年7月の…ってかもう四半世紀前なのか!
まぁ…カタログです。
あぁ…当時はぶっちゃけ何とも思わなかったものの、今こうやって見るとなんだか懐かしいのと、変にバカデカくないフロントグリルがイイですね~♪
ただ…全部のガラスがブロンズじゃなくてグリーンガラスになってる辺りにバブルの後のクルマなんだなぁ…って感じがしますね。
いや…個人的にはブロンズよりグリーンガラスのが好みなんですけどね(笑)
そういえばインスパって社外エアロのイメージがあまりないですね…。
確かダイアナにも無かったハズ。
ヴァルドにあったのかなぁ…??後はバリュースポーツ(笑)。
一方コチラは32V…フラッグシップだけありまして専用グリルにさりげなく押し出されたフロントバンパー。
さりげなくも専用車ならではの迫力を見事に出しています♪
なんでもグリルばっかムダにデカくてヘッドライトが吊ってありゃ迫力があるって訳じゃない。
こういう端正も大事だと自分は思います…えぇ。
ちなみにリア回りはこの通り32Vでもスッキリ。
但しリアバンパーは32Vのみ大型の専用品なんだそうですね!
後は94年位から各社出てくるクルマはリアテール及びガーニッシュの面積が狭くなり、リア回りの鉄板露出割合が高くなる傾向にあると当社は!?見ています。
単純にコストダウンですよね…間違いなく。
コチラは写真の通り32Vのインパネ。
本木目パネルはコレでもかという位に贅を感じます…調べたものの詳細資料が無いので推測ですが、天童木工のパネルかと思います(^O^)
ホントこの時代のホンダ車って内装の演出が上手いんですよね♪
後は個々の好みですが、自分はインパネとセンターコンソールが繋がってる方が好きですね~。
C33でも前期と後期でオートマモデルはこの辺りでかなり印象が変わります。
コチラは32Vでもオプションの本革シート。
シートにドアトリムまでギャザーが入って贅沢感があります。
但し、シートはサイドサポートが張り出したスポーティタイプ…ミスマッチ感があるかな。
でコレが通常版…ショルダー周りの張出しが気持ち少ないのと、単色のシート生地がエレガントさに一役かっていると思います♪
スポーティグレードの25Sは専用のバケットシート。
座面とシートバック中央の生地の柄は90年代後半の国産車でありがちなパターン。
この通りホンダはまだイイ方で、日産やトヨタ車って実はココの柄で当時の迷走感が垣間見えるポイントであります。
特にこの辺りコンパクトカークラスが分かりやすいですよ。
そんな2代目インスパイアに搭載されるエンジンは全部で4機種…
C32A…V型6気筒3200㏄SOHC、210馬力、30.0kg-m。
2代目インスパでは最もハイパワーなエンジンですが、何気に2代目レジェンドのエンジンってコトで。
当時こそインスパに3.2を載せるんだ…って思ったものの、今よく見るとレジェンドが3代目で3.5リッターになるから、従来ユーザーの受け皿的な感じで設定されたのかもしれません…(^-^;
もしくはアキュラのキャラクターをそのまま入れてみたか。
G25A…直列5気筒2500ccSOHC、190馬力、24.2kg-m。
25S専用で搭載されます…違いはハイオク仕様かレギュラー仕様かっていう。
G25A…直列5気筒2500㏄SOHC、180馬力、23.0kg-m。
25S搭載仕様のレギュラー版。
G20A…直列5気筒2000㏄SOHC、160馬力、19.0kg-m。
正にコレこそ先代まんまのキャリーオーバーなスペック。
あくまでアコードインスパイアでの経験上ですが、マジで回ります(笑)
そして32Vを除くエンジン…つまり直5搭載車には一部に液封マウントを採用。
奇数ピストンなのもあってバランサーシャフトでエンジンからの振動を打ち消していますが、ソコに更に液封マウントで振動を抑制…と…。
直6じゃダメだったのか…(汗)!?
確かにエンジン長が短くなったり、6気筒に比べ1気筒辺りの排気量が大きくなってトルクが稼げるとかメリットも十分にあるにはありますけどね…(^-^;
どうも話題造り的な感じで5気筒にした感じが無くもない…いかにもホンダっぽい(笑)
これらに組み合わされるミッションは4速オートマのみ。
当時はこのジグザグゲートになってるクルマは高級車だと思ってました(笑)
足回りは4輪ダブルウィッシュボーン。
ロアアームが全体的に細め…んでもってリアはパラレルリンクストラットに2本のIアームを足した感じ…かと。
で…前後重量配分は60:40。
FFミッドシップ…だんて聞こえは正直イイのですが…。
実はFFですからもっとフロントが重くてもイイ訳です…加速時にトラクション掛かんないから。
で…装備は90年代半ばからオーバー2リッタークラスで採用車の増えた自発光(トヨタで言うオプティトロン)メーター。
確かにメーターがフッと浮かび上がる辺りに近未来的な感覚がしたのと同時に高級感がありました(^O^)
そういえば自発光式メーターのクルマって所有したことないんですよね…プリウスはカラー液晶ですし…(苦笑)
そしてカーナビはこの95年位から2000年に渡って徐々に普及したアイテムですね(^^)v
25XGと32Vには自動防眩ミラーを装備。
この頃でもこのクラスのホンダ車にあったんだなって思わず。
けどこういう装備がある割にとある物が無いのです…コレは後述で。
後は32Vに本木目パネルが使われています…コレが最初の方に話題にしましたね(笑)
繰り返しますが、恐らく天童木工製でしょう…マホガニーかな。
こういう模様好きですね…ローレルもコレにして欲しかったのは本音。
グレードは全部で5種類…
2500㏄の豪華モデルになる25XG。
そして次点の25G。
2リッター唯一且つエントリグレードの20G。
で…スポーティグレードとなる25S
最後にインスパイアとして見ますとややオーバースペック感のある排気量…。
32V。
けどこの次の型も3.2リッターなんですけどね(笑)
まぁ…なんだかんだ言いながらも最上級グレード好きな自分としては32Vの屋根、革、マルチでしょう(笑)
けどさっきたまたま知ったんですが、アコードインスパイアってサンルーフがチルトしないんですね…(汗)
新車情報の動画を見てて知った次第(爆)
ひょっとしたら2代目のコレもチルトしないのだろうか…(汗)
ボディカラーは全部で8色。
ホントは敢えてのワインレッドが良いけど、32Vに設定が無いので自動的にパールです…この場合(笑)
で…コチラがオプションカタログ。
なんとリアスポ両端が光る(爆)
個性全開…ネタです(笑)
そして前述の自動防眩ミラーでの話題で…。
自動防眩ミラーは標準だったりするのに…
オートライトがオプション…(汗)
ウソだろ!?って思って調べてみるとまさかの32Vですらオートライトが標準で無い…スゲェな…。
けど12000円は良心的ではあります(笑)
安いけどインパネ上に何か置くのってどうも好きじゃなくて…(^-^;
あと、折角このクラスまで乗るならこういうスカッフプレートは欲しくなりますね♪
最後に激レアであろうオプションなブランケットクッション。
果たして購入者は全体の何割位なんでしょうかね…(汗)
恐らくコンマ何%な世界かと推測…(^-^;
さて…そんなインスパイアですが、やっぱり今見ますと32Vが魅力的に見えます♪
正直好みの問題ですが、次期モデルの3代目はハードトップじゃなくなったので、どうもホンダらしい垢抜けた感が無くなって変にマジメな雰囲気が出てきたので違和感を感じましたね…(^-^;
コレも今や激レア車な部類に入ってきましたね…特に32V。
アレだけ一世風靡したオシャレマシンを今の若い子達は知らないんですよね。
ホンダと言えばオデッセイやステップワゴン…どころかN-BOXでしょう(笑)
やっぱ改めて見ますとこの2代目もイイですね…十分に味があります♪