どうも(^^)v
今回はリクエスト頂いたカタログのアップになります。
コレ…イイクルマですよね~(*'▽')
ソニカ前期です♪
ホントに軽とは思えない程に快適ですし、よく走る…んでもって質感も高い。
なのに人気がそんなに高い!…とは言えず…(^-^;
そんなソニカは2006年にデビューしています♪
当時のダイハツ車…というよりも軽自動車の中でも珍しい部類のワイドローなフォルムが自分はメーカー違えどトゥデイの再来のように見えました(^^)v
なんせ当時はタントも出ていまして、どんどん軽自動車がハイトワゴン化して行くのに対して真逆の方向でしたしね…(^-^;
「爽快ツアラー」をコンセプトとしてまして、より長距離・高速域をより快適に走れる軽自動車という、これまたチョット珍しい開発思想だったりもします。
当時のキャッチコピーは…
The Touring Shape
このキャッチコピー…実際に乗ると分からんでもないですが、冒頭のCMを見る限り上戸彩が魔女になってワーワーやってるだけで、クルマの良さが全く伝わらない訳の分からん内容になってるのが実に勿体無いと思います…(苦笑)
当時のダイハツのCMってやたら芸能人が出てきて、クルマの内容が殆ど無くて何がしたいのか分からんCMが多かったもんなぁ…(汗)
なんせミラにペ・ヨンジュンまで出てきた時代(爆)
今回のカタログは2006年6月の内容で、まさにデビュー当初の内容です。
さて…そんなソニカは全体的に滑らかでワイドローなクサビ形フォルム。
一見、かなり低いように見えるものの、実際の全高は1470㎜で意外と高かったりします。
個人的にはヘッドライトとグリルのバランス、ナンバープレートのオフセット配置がもうチョットスッキリしたら更にスポーティなフォルムになりそうだなぁ…とも思いますね。
リア回りは横長のテールが印象的。
コレより年代は一世代前にはなりますが、MAXをペシャンコにしたような感じにも見えます。
インパネは細かいトコで言いますと、カップホルダーにまで照明が備わっていたりと、リーマンショック前のダイハツのクルマってかなり高級感があったんですよね(*'▽')
シルバー塗装のパネルが多かったのは当時のトレンドですが、経年劣化等でこの辺りが今となっては古臭く見えちゃうトコではあります…(^-^;
各種スイッチ類も扱いやすく、オーディオもインパネの一等地に配置されてます♪
このクルマ最大の特徴だとは思ってますが、シートはなんとセルシオを参考にして開発!
なので軽自動車とは思えない程にシートがしっかりしていて、とにかく座り心地が快適な1台ですね(^^)v
爽快ツアラーというコンセプト通りの内容だと思ってます(*'▽')
更に軽自動車では珍しいと思うんですが、内装色もボディカラーに関係なく先程のブラックとこのレッドの2色から選択可能なのも特徴♪
ホントに今見ても個性的なクルマだと思いますね!
そんなソニカ前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…
・KF-DET…直列3気筒660㏄ツインカムターボ、64馬力、10.5kg-m。
KFのターボ初搭載って今回初めて知りましたがソニカだったんですね(^^)v
コレに組み合わされるミッションはCVTのみ。
コレが世界初のインプットリダクション式3軸ギヤトレーンという方式を採用しているようでして、他車と比較して高速域をより低回転で巡航させるコトが出来る上に燃費にも貢献出来るという高効率CVTを採用しています♪
ちなみに最上級グレードのRSリミテッドはゲート式のシフトになります。
実際にレスポンスもイイですし、走りは非常に快適ですね(^^)v
足回りはフロントがストラットでリアは2駆がトーションビーム、4駆は3リンク。
更に2駆のモデルは当時のダイハツとしては珍しかった前後にスタビライザーを装備したクルマとなります(*'▽')
やっぱり気持ちながら走りにもコストが掛けられたクルマだというのが分かります。
装備もかなり充実していまして、自発光式メーターにマルチインフォメーションディスプレイ、更にステアリングスイッチも用意されてまして、かなり高級路線に走った軽自動車だと思いますね(^^)v
この時代、普通車でも上級グレードでやっと標準となるようなキーフリーシステムも、ソニカはなんと全車標準装備!
但し、リクエストスイッチを押すタイプでは無くて近づくと自動に開錠するという、少々メンドクサイタイプ。
クルマの傍をウロチョロしてると終始ガチャガチャなるっていう…(苦笑)
更にオプションで11万円らしいですが、レーダークルーズコントロールも用意。
コレは150ムーヴからあったヤツですね(^^)v
40~100km/hの間で加減速するタイプで、減速はエンジンブレーキのみ。
フットブレーキまでの制御が無いレーダークルーズの初期タイプですね。
確かに便利なんでしょうけど、バンパーに大きくセンサーが付いてるのが見た目であからさまに分かるのが勿体無いトコではあります…(苦笑)
今ではエンブレム透過型のミリ波センサーや、フロントカメラで状況把握したりとかなりこの辺りは進化しましたね(^^)v
当然の如く全車速制御やレーンキープまでしますので。
グレードはこんな感じで全部で3グレード。
・RSリミテッド
最上級グレードでMOMOステにゲート式シフト、フォグランプ、照明付バニティミラー、2駆なら6:4分割可倒式リアシートを装備♪
・RS
中間グレードですが、一般的な最上級グレード並の充実装備が魅力です♪
ディスチャージヘッドランプに自発光式メーター、15インチアルミ、オートエアコン、ドアミラーウインカー等。
・R
ベースグレードで上記の装備が省かれるものの、それでもキーフリーシステムは標準装備ですし、CDプレーヤーにスモークドガラスも装備されます。
ボディカラーは全部で8色で、しかも全車プレミアムクリアコート採用と質感はかなり凝ってます!
更に内装色はどの組み合わせでも自由に2色から選択可能♪
自分でしたらRSリミテッドの2駆でボディカラーはメインカラーとなるクリアブルークリスタルメタリック、内装はレッドというチグハグそうな組み合わせで敢えて行ってみたい感じですね(爆)!
で…コチラはオプションカタログ。
意外なのはカラードドアハンドルで、クリアブルーとクリアブラウンの2色を用意。
通常はシルバー塗装となるこの部分ですが、レッドのボディカラーにクリアブルーなんていうぶっ飛んだ選択も出来ます…しないだろうけど。
また、フューエルリッドガーニッシュなんてのは、いかにも種類が豊富なダイハツらしいオプションラインナップだと思う訳で…(笑)
地味なトコではキーホルダー。
一体何個出たんでしょうか…(^-^;
お値段2520円。
そして内装パネルはカーボンにアルミ、ブラックウッドと交換出来ますし、ステアリングをウッドのコンビハンにも出来ますね!
ブラックウッドがイイですね~♪
シートカバーも色々あって、本革風やアルカンターラもあります♪
LEDコーナーコントロール(ベア)
ココに力入れるんだ…(爆)
敢えてコレを付けるっていう人も中々いないんじゃないでしょうか…(苦笑)
結構マニアックなオプションかと(笑)
極めつけはカーコスメティックセットなんていうレディースアイテム風を装いつつも装い切れてないグッズなんてのもあります(爆)
ココまでピンクピンクせんでも…(苦笑)
こんなのも新車購入時に一体何セット出るんだろうと思っちゃう訳です…(笑)
さて…そんなソニカですが、かなり開発に力を入れたモデルで、実際に造りがイイのも分かります!
しかし…スーパーハイトだなんだかんだ言ってる市場と真逆のコンセプトは結果として台数には反映されなかったようですね…(泣)
デビュー翌年に早くもマイナーチェンジされるも、後期なんて街中で見た記憶すら怪しい位…(汗)
結局デビューから僅か3年の2009年にモデル廃止という、かなり勿体ないモデルになってしまいました…ホントにイイクルマなんですがねぇ…。
で…一部のマニアからは注目されつつも、一般的にはマイナーな部類に属しているコトもありまして、中古は恐らく今が底値。
相場を見てもピンキリですね…結構安いんですよコレが(^^)v
考えようによっては今がチャンスだとも思います♪
通勤のアシにはかな~りイイと思いますよ(*'▽')