日本ＥＶクラブが長野に疎開（違）

原村にＥＶの開発拠点　日本ＥＶクラブが都内から移転へ
http://www.shinmai.co.jp/news/20120114/KT111229FTI090011000.html
東京都小平市にある日本ＥＶクラブのガレージ。薄井さんが手を添えているのが「ジャメ・コンタント」の再現車、右が東京―大阪館を無充電で走った車
　地球温暖化防止などを目的に電気自動車（ＥＶ）の開発・普及に取り組む市民団体「日本ＥＶクラブ」（本部・東京）が今月中に、開発拠点やガレージを都内から諏訪郡原村に移す。電気自動車の仕組みを知るための組み立てキットの製作を県内企業に依頼し、地方の実情に合ったＥＶ開発も目指す。東京―大阪間を途中で充電せずに走ったＥＶなど６台の車両を置き、見学を随時受け入れて環境問題の啓発にも力を入れる考えだ。
　同クラブは、レーシングカーを設計した経験もある自動車評論家の舘内端（たてうちただし）さん（６５）が、石油枯渇の恐れや地球温暖化問題を考え、市民の目線から低公害車を普及させようと１９９４年に設立した。講演会やＥＶを作る教室を各地で開き、賛同者が増えて現在の会員は全国で個人約５００人、法人２４社に上る。
　活動の一環で、１８９９（明治３２）年に史上初めて時速１００キロ以上で走ったフランスのＥＶ「ジャメ・コンタント」を２０１０年１２月に木製の骨組みで再現。これを同クラブと交流のあった原村の工務店「風の森」が製作した縁から、１１年に同村で講演会やジャメ・コンタントの組み立て試乗会を開き、秋には同クラブの八ケ岳支部も発足した。
　同クラブで技術を担当する薄井武信さん（４５）らが村の自然環境を気に入り、開発拠点を移そうと決めた。同村中新田の旧シメジ工場を借り、薄井さんが都内から移住。都内２カ所のガレージから移す車のうち１台は、０９年に東京―大阪間５５５・６キロを無充電で走り、ギネス世界記録に認定された時の車両だ。
　舘内代表は「原村のクリーンな空気が電気自動車のイメージに合う。（太陽光、水力発電など）地元で生み出す電気で走らせることも可能ではないか」と期待。薄井さんは「公共交通機関が十分でない地方では車が必要。地方の実情に合ったＥＶを原村に住みながら考えたい」という。
　ジャメ・コンタントの組み立て教室はＥＶの原理と基本構造が分かり、各地で人気。受講した人が次に講師になってＥＶへの理解を広める場をつくってもらおうと、現在１台だけある組み立てキットを増やす考えで、開発拠点の移転を機に、製作を県内企業に依頼していく方針。企業や学校向けに教材として販売することも考えているという。
　原村では将来、会員が泊まりがけで集まれるクラブハウスを設け、研修拠点にする構想もある。

日本ＥＶクラブ
http://www.jevc.gr.jp/
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あら、そうですか。都内にいるよりいろいろ試し易いかも知れませんね。
でも原村よりメガソーラーのある野辺山とか佐久方面の方が良いんじゃないの。
それとも自前の別荘かなにか持ってたのかな。