本当にリリーフバルブの問題？

改善対策の届出について（マツダ　ＣＸ－５　他）
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001802.html
--------
CX-5､アテンザの改善対策について
http://www.mazda.co.jp/service/recall/705/708/709/704/103/004583.html
　平成26年12月4日、マツダ株式会社は下記の改善対策を国土交通省に届出いたしました。
　ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ車販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。

改善対策届出番号　453　　改善対策開始日　平成26年12月5日
不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
　ディーゼルエンジン用のオイルフィルターにおいて、リリーフバルブの開弁圧が不適切なため、エンジン内部で発生する金属粉がオイルフィルターで捕捉されないことがあります。そのため、バキュームポンプに金属粉が侵入し軸が摩耗した場合、負圧生成能力が低下し、エンジン低回転時にブレーキペダルを短時間に複数回踏むと、一時的にブレーキアシスト力が低下するおそれがあります。また、ターボチャージャーに金属粉が侵入し軸が摩耗した場合、加速力の低下及び異音が発生するおそれがあります。

改善対策の内容
(1) 全車両、エンジンオイルをフラッシングし、オイルフィルターを対策品に交換するとともにエンジンフードに純正外のオイルフィルターを使用しない旨の注意ラベルを貼ります。
(2) エンジン内部での金属粉の発生を抑制するため、燃焼改善プログラムが入っていない車両は、エンジン制御コンピュータのプログラムを書き換えます。
(3) 全車両、バキュームポンプを点検し、負圧生成能力の低下が認められるものは、バキュームポンプを新品に交換します。但し、部品の準備に時間を要すため、負圧生成能力の低下が軽微なものは、部品の準備が整い次第、後日、交換します。
(4) 全車両、ターボチャージャーを点検し、加速不良及びターボチャージャーからの異音等の異常が認められるものは、ターボチャージャーを新品に交換します。
--------
リリーフバルブの開弁圧が低くて、フィルターを通らずに循環してしまう、って事だろうけど、そんなに低い開弁圧の製品って、本当にあるのかな。生産ばらつきで低いものが出るとしたら、そりゃベンダーさんがひっ被ることになっちゃうんだろうな。御愁傷様です。

純正外の使用禁止って、開弁圧が高めのものならオッケーじゃないのかな。不具合が出るレベルで無茶高いものってないだろうし。とは言え箱書きに開弁圧の記載って滅多にないからわからないかぁ。

で、本当にそんなんで不具合出るのなら、ターボの点検ってバラしてメタルを見ないとわからないんじゃないのかな。でもディーラーで軸受けのメタルの点検なんて出来ないだろうかな、全数ターボ交換することになっちゃわないのかな。

とか思ったり。

それよかエアフロのカーボン蓄積とかは問題じゃないの、とは言え、あれは定期整備で黙って清掃すれば良いだけだから問題無し、ってな扱いなのかな。

スカイアクティブになってからサービスキャンペーンが微妙に高頻度になってるような気がするけど、大丈夫かな。何はともあれ真摯な対応で宜しくお願いしますね。