昨日、帰宅すると、またひとつ何やら入荷しておりました~。
これは何?と思ったら、壊れている車載時計とあったので、
例の部品取りのVDOの時計だと判りました。
あっ、これで落札価格がバレちゃいましたね(大笑)。
バラバラだったからこそのこの値段で
完品で電源に繋いでとりあえず動きさえすれば、途端に1万数千円以上になってしまうのですから、
嫌になってしまいます(苦笑)。
早速開封すると中身はこんな感じ。
評価としては少々期待外れで色々やられたなァという感じでした(苦笑)。
まぁ、上述の通りのお安い値段なのでこんなものだとは思いますが。
先ずは右奥のムーブメントが付いた本体ですが、
画像でも確認出来る通り、ぴろんと、何やら配線が出ています。
一方の先端で被覆が向かれて輪っかにされており、
それが元々は照明の電球の入る穴の辺りにセットされていた感じで、
もう一方はコイルの近辺の何処かに接続されているんですよね。
アースが取れなかったかなにかで電球からアースを取ろうとしたのかな?と思うのですけど、
他にやり方はなかったのか?という感じです(苦笑)。
肝心なムーブメントの方もネジを手動で巻いても動き出さなかっただけではなく
テンプを手で動かしても、バネの作用で自由に動く事すらしないのですよね。
ムーブメントはやっぱりこないだの奴をベースにすべきかなぁ。
それから、表から時間を調整するつまみがありませんでした。
オークション画像でそれらしく見えたのはひっくり返しに置かれたネジで
それは一つしかなかったのですが、恐らく本体をダッシュボードに固定する為の
スプリング固定用のネジじゃないかと思うんですよね。
そのつまみをプラガラスに固定する為の金具らしきものは付属しているんですけどねぇ(苦笑)。
あと、ダッシュボードに取り付ける際に挟み込むL字型のゴムが付いているかも?
というような事を書いていましたが、全然勘違い(苦笑)。
一番手前にある物体が勘違いした物で、これはただの曲がった金属棒でした(苦笑)。
こんなもの、この時計の部品じゃないんですけどね。
で、極めつけはコレ。
蒲鉾型の枠だったので、てっきり4thバージョン用だと思ってしまいましたが、
本体にあてがうとこれだけ幅がデカい(苦笑)。
そもそもの持ち主は恐らく他の時計もバラしていたのでしょう、
恐らくとしか言えませんが、これはポントン用、ないしはアデナウアー用の枠なのでしょうね。
ってな感じで少々期待外れだった部分はありますけれども、
究極的に欲しかったのは固定バネ1つとムーブメントのカバー用のネジ1個と
程度の良いゴムシールで、
バネもネジも共に一つの時計に必要な数がきちっと揃っているし、
ゴムシールの方はしなやかで割れもないので、
当初の目的を十分に果たすものにはなっている模様であります(笑)。
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2023/05/31 07:05:53