「飛ばさない快感」とは？

モーターサイクリストの特集で、「飛ばさない快感」というお題があります。最近購入したのが2013年10月号の古本、そして同じお題で2015年12月でも特集しています（bikebrosのページでだいたいの機種は閲覧可能）。

この2冊で共通して取り上げられたのがハーレー883、モトグッチV7、W800、CB1300、ハヤブサあたりです。逆に400cc以下のバイクはほとんど取り上げられていません。

何か腑に落ちないのは、飛ばし屋目線での「飛ばさない快感」のような気がするからでしょうか。私は過去も現在も飛ばし屋であったことは一度もありませんから、ちょっと違うバイクを選びたくなります。もちろん2台所有したモトグッチの750は大賛成ですし、ハーレー883は試乗した限りこちらも好印象でした。

セロー250は鉄板ですし、エストレヤなんてもろそっち方面のバイクだと思います。今乗っているベスパPrimavera150もかなりのものです。この3台がかすりもしなかったのは、飛ばし屋さんにとってはあまり惹かれないからでしょうか。

250ccクラスですとシフトチェンジが頻繁になってあまり快感ではない、ということかもしれません。2011年にセロー250の新車を買いましたが、過去の記事を読む限りそこまで問題ではないような感じがします。

Primaveraはオートマ（CVT）で、せわしないギアチェンジのストレスからは解放されますが、一方でギアチェンジの楽しみというのもありますからどうでしょうか。今のところは一般道を走る限りですが、十分「飛ばさない快感」が味わえています。