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ザクとは違うのブログ一覧

2023年09月22日 イイね!

久々のまちある記&星空撮影

今年の暑さは本当に異常ですね。未だに熱帯夜が続きクーラーを付けて寝る日々です。
こんな時は涼しいところ=キャンプに行かなきゃ!(笑)

行先は愛知県豊田市の山奥。紅葉で有名な香嵐渓周辺の山城をいくつか攻略した後、すぐ近くの足助(あすけ)という集落へ。
ここは古い町並みが保存されているので、そこをまちある記します。





昭和の佇まいが心地よいです。
そしてこれまでのまちある記同様、メインストリートから外れた道を歩きます。
例えばこんな↓

ずっと歩いていくと、こんな風景が。



うーむ、昭和から更に大正や明治まで遡った感覚に陥ります。

建物の間のこんな細い道を発見。

こりゃ入ってみなきゃ!
するとこんな景色が開けます。

んー、気持ちいい!
戻って更に進むと、こんなスポットも。


それぞれに人感センサーが付いていて、近付くと自動的に動いたり音楽が流れたりする仕掛け。
こんなすごいものがメインストリートではない奥まった場所にこっそりと置いてあるなんて勿体ない!

路地裏を存分に満喫し、再びメインストリート。
すると道中に大きな建物があります。

「旧鈴木家住宅」で、紙屋と大書された大きな暖簾が掛かっています。ここは重要伝統的建造物、いわゆる重伝建に指定されています。

中には案内役の女性がいたので、いろいろお話を伺ってきました。
・ここは当初は紙漉きを生業としていたが、その後他の業種に転換した
・近年はずっと空き家だった
・母屋の修築だけで7年かかった
・修築作業は名古屋城や大阪城の本丸を手掛けた宮大工が行った
・宮大工は高齢のベテランだけでなく若い世代も多く、技術が受け継がれている
・部材は空き家期間中に虫に食われたが、その部分だけ同じ素材で補修している
・大きな太い梁は虫食いが酷かったため、全体のサイズやフォルムを全く同じにしたもので作り直した
・母屋以外にも作業場や蔵など多くの建物があり、現在修築中
・それらの修築完了と公開は6~7年くらいかかる見込み






大変貴重な建物だということが、ひしひしと伝わってきました。
過去にも重伝建をいくつか見てきましたが、こちらの建物は入館無料。しかし保存し続けるには大変な手間ひまとお金が掛かります。例え100円200円でも入館料をもらっても良いのではないかと思います。

その後キャンプ場へ。
今回は岐阜県中津川市。これまで何度も来ていて、管理人さんとも仲良しになってきたので既に常連扱いです(笑)
設営を終えるとすぐに缶チューハイをプシュッ!
サイトから見える景色に癒されながら、持ってきたPCでブログの原案を作ります。
そして夕飯時、という頃にポツポツ雨が…
こりゃ今回も星空はダメか…
そう思って晩酌を楽しみます。
暫くして雨はやみましたが、空一面に雲。
持ってきた酒を全て飲み終えたのは22時近く。ふと空を見上げると、なんとキレイな星空が!
西の空には夏の大三角も見えます!
はくちょう座やこと座がくっきりと確認出来ます!
そして久々に見る天の川も!
慌ててデジイチで激写!

椅子に座って眺めていると、流れ星も!
確実に確認出来ただけでも3つはありました♪
更に東の空を見ると、冬の星座が登ってきつつあります。
おーっ、すばるが見えるぞ!


この約1時間、心は踊りっぱなし♪
かなり久々に見る美しい星空でした。

最近感じていたのは、数年前なら真夏はほぼ毎日雲ひとつない晴れで、田舎に行けば満天の星空や流れ星が見放題でした。
でもここ最近は雨や曇りばかり。
これも気候変動の影響でしょうか。
だとしたら今後も星空はなかなか見られないことになりますね。
しかしそれは寂しい。
それなら数打ちゃ当たるで、また行くぞー!
Posted at 2023/09/23 08:55:13 | コメント(2) | まちあるき | 旅行/地域
2022年10月19日 イイね!

四国旅行でのオフりんぐ

先日のブログでも少し触れましたが、四国旅行途中にみん友のシウさんとオフってきました。
事前の連絡では夕方香川に入って「日本のウユニ塩湖」とも言われる父母が浜へ行き、その後飲みオフ、そして翌日は県内観光という予定でした。
特に父母が浜は干潮時間と合っていたので期待していましたが、当日は生憎の雨。なので飲みオフから開始です。
お店はホテル近くの鶏肉料理のお店。
知らなかったのですが、香川のグルメはうどんだけでなく骨付鳥が有名だそうです。勿論お店はそのためのチョイス。
そして出てきました。
どどーん!

そしてシウさんとのスリーショット(笑)

鶏肉は少し濃いめの味付けで、これがまたビールとの相性がバッチリ!あまりの美味しさにバクバク食べてガンガン飲んでしまいました♪
そして会話は弾み、閉店まで。よく飲みよく食べよく喋りました。それでも時間が足りませんでした(笑)

翌朝は7時始動。
朝食はもちろんうどん。


シウさん「チェーン店ですが、ここはやはり美味いんですよ」
確かに他の地方のものとはコシの強さが違います♪

この日の最初の観光地は銭形砂絵。
小高い山に登るとこんな景色が見られます。

シウさん「展望台から見た時に丁度円形に見えるように整形されているんです」
なるほどー。夜間にはライトアップもしているそうなので、デートスポットにもなりそうですね。
展望台には音声解説がありました。

スミマセン、私はこの手の系列に疎いので…(汗)
驚いたのは年2回の大規模メンテを市民がやっていること。縦横約100mもある巨大な砂絵のメンテはたいそう大変だろうと思いますが、それを率先してやるのが観音寺市民「魂」なのでしょう。
銭形砂絵は市民に根付き、市民に支えられているので、観音寺市の象徴のようなものだと感じました。

次は丸亀城。

近隣の駐車場から見上げた時は「小ぢんまりの天守だなぁ」くらいの感想でしたが、中に入ると印象が一変しました。
それはなんといっても高石垣。

残念ながら少し前の災害で大きく崩れてしまい修復中ではありましたが、健在であれば大阪城に次ぐ国内二番目の高さを誇っていました。
工事の様子は公開されており、石垣から取り除いた石が番号順に並べられていたり…

石垣の内部構造が見られるディスプレイがあったり…

なかなか見られない光景に、シウさんと二人でワクワクが止まりません。
さらに歩を進めるとこんな光景も。

下段に乱積み、上段に切込み接ぎというツーショット。乱積みは戦国初期、切込み接ぎは中期以降の積み方です。古い積み方でも新しい石積みの重量に耐えていることになり、当時の技術力の高さが感じらる光景です。
天守は国内に12しかない現存天守のひとつなので大変貴重です。

シウさん「窓などの無い白壁を利用したプロジェクションマッピングもやっています」
うーむ、見てみたい。

お城はこれだけでは終わりません。
観光案内所でお土産を買おうとすると、シウさんからプレゼントが。

ゴトプラ丸亀城2種類です。
ランナー全体で「丸亀」の字を表現しています。この商品、石垣修復プロジェクト支援として、価格の中に石垣修復への寄付金が含まれています。
右側のキットは蓄光タイプで、一時は品切れだったそうです。ラッキー!
ちなみにゴトプラとは「ご当地プラモデル」。お城だと大阪城と丸亀城だけ。世界遺産の姫路城ですらキット化されていません。
凄いぞ丸亀城!

丸亀城、まだまだ終わりません。
お店の一角で団扇職人さんが製作実演されていました。

良い機会なのでシウさんと二人でお話を伺ってみたところ、以下のようなお話が聞けました。
・1つの団扇を作るための工程は75あり、その中には竹を取りに行くことも含む
・1つずつの工程は別の職人が行う
・1つの工程が満足に出来るようになるまで5~10年かかる
・使う道具は職人ごとに微妙に形が異なる
・京団扇は柄が丸いが丸亀は平たい。平たい方が骨を作りやすいので量産向き
・扇状に広がる骨は厚さ0.5mm
・竹は、節間の長さやしなやかさから真竹を使う
などなど…。
凄いぞ丸亀団扇!

職人専用器械を使って目にも止まらぬ速さで0.5mmピッチで骨を切り出して行く様は見ていて惚れ惚れします。
凄いぞ団扇職人!

また、会話を通じて丸亀団扇職人としての誇りも感じました。
店内では職人さんの作った団扇も販売しています。

1つ数千円ですが、決して高いとは思いませんでした。

このあと宇多津町に移動し、塩田跡を見学。
ここの塩田の歴史は明治始め頃から始まります。事業は着々と拡大され、明治の後半には海岸線に長く塩田が続くほどで、まさに国内屈指の塩田のまちでした。
凄いぞ宇多津町!
しかしその後塩の精製に塩田を必要としなくなり、昭和47年に操業停止。現在は復元塩田での体験が行われています。
公園内には当時の建物が再現されていました。


これも1つの歴史ですね。

そんなこんなでシウさんによる香川観光案内は終了。足掛け2日間の行程は大変濃密で、しかし大変短く感じました。飲みではシウさんの人徳を再認識し、観光ではシウさんの強い地元愛を感じることが出来、その意味でも有意義な時間でした。

でもまだまだ香川には見どころがたくさんある様子。次回は丸亀城石垣修復完了時になると思います。
シウさん、ありがとうございました。
そして次回も宜しくお願いしますm(_ _)m

フォトアルバム
丸亀城
銭形、塩田など
Posted at 2022/10/19 21:11:06 | コメント(2) | まちあるき | 旅行/地域
2021年10月24日 イイね!

呉→舞鶴 一人旅(後編)

一人旅4日目は舞鶴です。
まず最初に立ち寄ったのは宮津湾。舞鶴のまちから少し西に行ったあたりです。
ここは駆逐艦初霜が昭和20年8月に機雷に触れて沈座した場所があります。



背景となっている山並み等からすると、このあたりでしょうか…



この角度で見ると日本三景の一つ・天の橋立が見えます。

観光地のすぐ近くで沈座したんですね。
しかし付近には慰霊碑どころか、初霜の「は」の字もありません。
どこかで読んだのですが、軍艦が疎開してくると空襲が来るので近隣の住民たちは嫌がったとか…。武勲艦の一隻に数えられている初霜もそうした目で見られていたということかもしれません。やはり戦争というのは…。

次に京都府与謝野郡の伊根町に向かいます。
と、その途中の道端になぜか60cm探照灯が置かれていましたw


伊根町は舟屋のある町並みが重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されています。








なんだかゆっくりと時間が流れているような感覚に陥りました。
なぜでしょうね、昭和な雰囲気にこうも惹かれてしまうのは。
ただ一方で重伝建に指定されているということは、建物などの維持管理に相当の時間と手間と費用がかかっているはずです。これまでに古い町並みを訪れた際のブログでも述べましたが、個人所有の財産に強い制限がかかってしまうことについては様々な意見がありそうな気がします。私達にできるのは、そうした費用の一部を何らかの形で応援していくことくらいでしょうか。
今回は日程の都合上あまり長く滞在できませんでしたが、次回訪れることがあればもっとゆっくりしっかり味わいたいと思いました。

そしていよいよ舞鶴赤レンガパークへ移動。

そこで「海軍さんの港まちスタンプラリー」4都市コンプ達成者への制覇証明書授与式が始まります。

会場には既に多くの参加者が集まっていました。全部で100人くらいはいるでしょうか。これほどまでにたくさんの人が達成しているとは…。

ラリー主催者の舞鶴市長の挨拶に始まり、証明書授与があって、その後記念写真の撮影がされました。達成者は主に30~40代の人でした。やはり50代以上にとっては佐世保、呉、横須賀、舞鶴の4都市を回ろうとすると体力的に厳しいのかもしれませんね(汗)
授与式は滞りなく終了。でもさらに参加者特典としてサンセットクルーズがセットされています。集合時間まで少し余裕があるので近くの建部山城へ行こうかと思いましたが、連日の長距離移動で疲れが溜まっていたのでお土産を買った後は休憩時間に充てました。
そしてクルージング。2隻に分かれて分乗し、自衛官と思われる人が説明してくれました。
夕日に照らされる護衛艦たち。



海面の照り返しが舷側鋼板に写って美しい。




海上自衛隊では日没と同時に、掲揚していた日章旗を格納する儀式が毎日行われるそうです。このときはそのタイミングに間近に立ち会うことが出来ました。




そして艦上ではライトが点灯されます。



貴重な瞬間に立ち会うことが出来、美しい場面を見ることが出来ました。主催者の方々のご尽力に感謝。

クルージングを終えて赤レンガ倉庫群を見ると…




空には木星が光っていました。


こうして長旅のイベントは全て終了。
高速に乗って帰途に就きます。
帰宅時のメーターはこちら↓

ガソリン残量ギリギリで、自宅までたどり着けるかどうかヒヤヒヤでした(笑)

今回の一番の収穫は無論大和ミュージアムでゲットした資料ですが、実はもう一つ。
コロナの影響で現在高速道路料金の土日割引が10月末まで中止されています。この状況下で長距離移動すると高速代が馬鹿にならない。そこで考えたのが道中のPAで車中泊することで深夜割引(3割引!)を適用させるとともに、長距離の途中に睡眠を挟むことで疲れを最小限にすることもできました。
よし、この方法なら中長距離ドライブが効率的に出来るぞ!
さて、次はどこへ遠征しようかな(いやいや、あんた長距離トラッカーかねw)
Posted at 2021/10/24 22:22:57 | コメント(5) | まちあるき | 旅行/地域
2020年02月24日 イイね!

松阪市まちある記

年末に富士山近くへ行って以来、泊まりキャンプに行っていません。
そろそろ禁断症状が出そうな感じなので、その前に行ってきました(笑)
行き先は松阪市。

まずは「豪商のまち 松阪観光交流センター」で情報収集+お土産ゲット。さらには今晩飲む地酒も買いました。
センター名でも分かるように松阪は豪商を輩出しています。
江戸時代では紙問屋だった小津清左衛門。
当時の邸宅が残っています。

大きな屋敷にはたくさんの部屋が作られており、さらには小規模な庭園もいくつか配されていました。






こちらは三井家発祥の地。

そう、あの財閥三井はここ松阪の発祥なのだそうです。知りませんでした。

次に長谷川治郎兵衛邸。
氏は木綿問屋でした。








↑のジオラマで分かるように、建物だけでも相当な広さがあり、かなりの数の部屋がありますが、さらにその敷地と同じくらいの広さの池泉回遊式庭園を持っています。
これには心底驚きました。

ここでちょっとブレイク。
こうした古い町並みの近くの地元商店街にはこんな店が。

蜂蜜屋・水谷。
食べたのははちみつアイス最中です。

養蜂業というのはなかなか儲けの出にくい収支構造らしく、国内消費量の何分の1しか国内で生産されていないそうです。この店の主はそれを危うく思い、アイス最中を売り出したり、ワークショップを開くなど、積極的な展開をしています。ちなみにお店は伊勢神宮のおかげ横丁にもあるそうです。
こうした取り組みも「豪商魂」と言えるのかもしれません。

まちを歩きながら撮影。




マンホールのデザインはそのまちの「売り」にするのが一般的です。
しかしなぜ鈴?
その答えは本居宣長でした。

↑が宣長が生まれ育った場所。
そこには鈴屋と呼ばれる建物があり、そこで彼は勉强をし続けたのだそう。
マンホールの鈴はここから取ったものでした。

ここにあった建物は松阪城内に移築復元されています。


お城も少し回りました。
ここには数年前に一度来たことがあります。その時の印象は、さほど大きくもなく、天守も建てられておらず、縄張りや石垣などに特別の工夫がされている様子も見受けられなかったので、なぜここが日本百名城に選ばれたのか疑問に思ったことを記憶しています。
しかし今回訪れて知ったのは、お城南側に「御城番屋敷」があること。



1軒だけは公開されていましたが、その他は当時の子孫が実際に住まわれているそうです。
どうやら百名城選定の理由の一つはここにあるようですね。

こうして松阪市まちある記は終了。
これを機会に松阪市について少し調べました。

松阪市と松坂城。
気づきますよね、阪と坂。なぜ違うのか。
元々は「坂」だったのが、大坂が大阪に変わった際、それに合わせて変えたのだそうです。松阪の言葉は中部と言うより関西のテイスト。人々の意識も関西寄りの印象なので、関西の中心地・大阪の影響を受けやすいという側面が地名にも現れたのかもしれません。
そして「豪商のまち」。
正直なところ、今までの松阪のイメージは牛肉しかありませんでした(失礼)。
しかし現地に訪れると、小津氏長谷川氏を始めとするまさに豪商が居並ぶまちであり、財閥を作り上げた三井氏も排出し、その意識が現代に受け継がれているという歴史が感じられました。
さらには幕末に本居宣長という偉人も。
松阪市は決して大きな街ではありませんが、これだけ多くの素晴らしい人材を次々と生み出すのは、恐らく地域としての底力がその昔から脈々と受け継がれ続けているということなのではないかと思いました。

すごいぞ松阪!

さていよいよキャンプ場へ向かいます。
今回は松阪市中心部から30分ほど走ったところにある「須原親水広場」です。
15時頃に現地に着くと既にこんな状態↓

もういっぱいです。
ようやく見つけたスペースにちゃちゃっと設営して、早速コーヒーブレイク。
そこで読む本はこちら↓

そうこうしているうちに夕飯の時間になります。
今夜のメインメニューは豚もやし鍋。

辛子醤油に付けながら食べると、うんまいっ!

一緒に飲む酒はこちら↓

続いて2本目↓

コロナウイルスは入ってません(爆)

冬キャンプといえば焚き火。
ですが、設置と後片付けがめんどくさいので、最近マイブームにしているのがキャンドルです。

小さいながらも揺らめく炎を見ていると、心が癒やされます。ほっこり。
この日は夜空もきれいに見えました。
目の前すぐ近くに冬の大三角、オリオン座、そしてすばる。
北を向けば巨大な北斗七星。
オリオン座のベテルギウスは確かに減光してますね。

翌日の朝食は焼き鳥缶雑炊です。

焼き鳥缶と塩おにぎりを適量の水で温め、あさつきを振って練り生姜を加えるだけの簡単メニューです。
10時ころまでキャンプ場でまったりした後に立ち寄ったのは、キャンプ場からほど近い場所にある「白子屋」。

こちらはみたらし団子が有名との情報を得ていたので、早速買って帰りました。

家族全員で食べましたが、全員の一致した意見は「もちもち!おいしい!」
情報提供元のNしやま君に感謝です。

やはりまちある記&キャンプはやめられませんね~(*^^*)


今回撮影画像は以下に収めました。
松阪市まちある記
須原親水広場
Posted at 2020/02/25 22:22:11 | コメント(2) | まちあるき | 日記
2019年06月17日 イイね!

神様と歴史とまちある記(その1・飯高町編)

まちある記シリーズ、今回は三重県です。
まず訪れたのが松阪市飯高町。
この近くは伊勢国と紀伊の国を結ぶ和歌山街道が走っており、お伊勢参りをする紀州の人と海産物を運ぶ伊勢の人が行き来する重要なルートです。
現在の街道はこんな感じ↓





その途中には珍布峠(めずらしとうげ)があります。

こちらは天照大神と天児屋根命がここでバッタリ会われ「おお、めずらしや」と言われたことから「めずらし峠」と呼ばれるようになったと言われているとのこと。
何が珍しいかと言えば、昼間でも暗いこと。
この日は晴天でしたが、確かにこのあたりは薄暗くなっていました。

峠を抜けるとこんな景色が↓

心洗われます…。

さらに進むと礫石(つぶていし)が見られます。

櫛田川の中央にある石がそれ。
昔、天照大神(あまてらすおおみかみ)と天児屋根命(あまのこやねのみこと)が両国の国境を決める時、天照大神が巨石を川に投げ入れて、国境を決めたという伝説に基づいているそうです。

さらに進むと櫛田川のほとりに「姿見の池」があります。

ここは倭姫命(やまとひめのみこと)が伊勢巡幸の際に、自分の姿を映して化粧をしたといわれる池なのだとか。
そう言われてみると、池の形が手鏡にも見えます。

道中にはいくつかの民家もありましたが、その多くの玄関には締め飾りがありました。このあたり出身の友だちに聞いたところでは、年中飾っており、年に一回取り替えるのだそうです。さすが伊勢神宮の地元、生活に一部に神がおわすようです。

さてウォーキング午前の部の最後は戦国時代から。
伊勢を代表する戦国大名と言えば北畠氏。
南北朝時代の南朝の中心的存在で、その系譜は戦国時代まで続きました。
戦国時代の大名は第8代当主・北畠具教。塚原卜伝、上泉信綱、柳生宗厳などと親交を持つ剣豪としても知られており、具教の時代に北畠氏最大の版図を築いた有能な君主です。
しかし信長の伊勢侵攻に伴って暗殺されます。
R166から15分程度山登りしたところにその首塚があります。

一般的には↑が首塚とされていますが、実はその後ろに…

小さな石積みですが、しっかりと苔むした姿は当時のものではないかという妄想を掻き立てるに十分な風情です。

このあと訪れたのは泰運寺。
こちらは八角梵鐘で有名です。


さらに黒瀧神社。
こちらには神木として「夫婦杉」があります。

根本に手を当てて、我が夫婦の永劫の幸せを祈ってきました。


そして蓮(はちす)ダム。

ちょうど放流中で豪快な姿を見ることが出来ました♪

さらに午後は波瀬のまちある記。
和歌山街道は参勤交代のルートでもあり、ここ波瀬が宿場町として栄えたそうです。現在は本陣跡などが残っています。



まちなみも立派ですが、昔懐かしい丸ポストにも萌えます。
↓は宅地と宅地の間を走る小径。

こんなところに「地元」とか「地域」を感じますね。

こうして楽しいまちあるきは終了し、浦谷オートキャンプ場へ向かいます。
今回の夕飯のイチオシはジブリ飯「カリオストロスパゲッティ」です。

肉団子をトマトソースで炒め、早ゆでのサラスパと混ぜ合わせて完成!
調理時間ものの数分ですが、激ウマでした♪

そして夜中には私の上下左右360度を蛍の光が取り囲みます。
デジイチと三脚を持っていって、準備万端だったのですが、うまく撮れませんでしたorz
でも心のメモにはしっかりとメモっておきました。

ということで盛りだくさんの一日目終了。
2日目に続きます。

※一日目撮影分はこちらのフォトアルバムを↓
飯高町まちある記
Posted at 2019/06/18 23:57:19 | コメント(2) | まちあるき | 旅行/地域

プロフィール

「第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(船体工作の続き) http://cvw.jp/b/488285/47669612/
何シテル?   04/21 15:51
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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