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ザクとは違うのブログ一覧

2023年04月29日 イイね!

二等輸送艦製作記(船体の工作・もう少し続く)

二等輸送艦製作記(船体の工作・もう少し続く)特に4月になって以降ものすごく忙しくなったので、平日はもちろん休みの日もほとんどモケることが出来ておらず、製作記も1ヶ月ぶりとなってしまいました。
そんな中でもほんの少しずつ進めてはいたので、今回はその報告を。

前回は艦首付近の傾斜した船底を作ったところまででした。
その後それを取り付けたのがこちら↓


船底には「ゲタ」と呼ばれる肋材が2本設置されています。


正面線図などから寸法を割り出してプラバンを削り出して作りました。ゲタには側面に穴が空いていますが、穴あけ作業は後日行う予定です。


前回のブログで戦車庫両側の兵員室壁内側に補強材を設置していますが、この時はプラペーパーの細切りを使っていました。

これは壁に対して垂直に補強材を設置することで立体感を出す意図でしたが、実際に施工すると0.2mm幅程度のプラペーパーを垂直に接着するのはかなり困難で、多くが壁と平行になって張り付いてしまいました。
よってディテールダウンを承知で伸ばしランナーに入れ替えることとしました。

うーん、手戻りが多い…

140号は揚陸場面を再現するので、艦首扉を下ろした状態とする予定です。この場合、艦首内側が見えるのでその部分も作り込みます。

この写真を見ると舷側板内部には補強材が縦横に設置されていることが分かります。細かい寸法は不明ですが、雰囲気が出せれば良いと考え、プラペーパーに伸ばしランナーを貼り付けたものを内壁に設置します。


艦首開口部には外扉を固定する丁番と思われるものも設置しました。

140号、159号とも戦車庫の上甲板は開閉式にして内部が見られるようにするための施工法を検討します。
イメージは以前に作った小説版ガンダムに出てくるペガサスJr.(ホワイトベース)のカタパルトデッキのように、自作ヒンジによる開閉でした。


しかし艦橋前の増設機銃台と、上甲板の戦車通路部外周にはわずかに立ち上がった壁が開閉の支障になると思われます。
また艦首へ向かって傾斜した部分は開閉範囲から除くつもりでしたが、平面部分だけだとかなり限定された範囲となるので、傾斜部分も含めることとしました。
こうした検討の結果、開閉範囲の上甲板及び舷側鋼板は全て0.5mmプラ板で作り直すこととなりました。こちらがその状態です。

この画像で、キットのパーツがほとんど生かされていないことが分かります(苦笑)

戦車庫と兵員室の間の壁は0.1mmプラ板で作りますが、1階部分の補給倉庫には開口部があったはずです。開口部には扉があると思われますが、引き戸なのか開き戸なのかの資料がありません。
ただ、主要性能説明書に戦車揚収の際の注意事項として「第一倉庫(戦車庫前部右舷)の水密扉が戦車庫内へ外開きとなりおる件は特に注意のこと」とあるため、その他の扉は引き戸または内開きであると推定できます。
工数を減らすためには開き戸が有利ですが、大量の物資を迅速に搬出しようとすると引き戸が有利なので、今回は引き戸として表現してみました。


艦首ユニットを船体へ接着する前に上甲板と艦首扉をつなぐ内扉を設置します。
内扉は接岸時に降ろされて上甲板の車両が艦外へ出るための傾斜板となりますが、傾斜角がきついため滑り止めとして筵が2枚重ねで敷かれていました。
この表現としてプラバンにテイッシュを貼り付けてみました。


今年のゴールデンウィークは昨年と違って前半2連休・後半5連休が全て休めます。この間に建造を進めなきゃ!
Posted at 2023/04/29 21:59:45 | コメント(0) | 日記
2023年04月17日 イイね!

2023年度始めの初キャンプ

4月から一日の休みもなくずっと忙しい日々が続き、模型工作もすっかり止まってしまっています。無論、キャンプにも行けない日々。
そうなると尚のことストレスが溜まりがち。
これはやばい。

ということで無理矢理キャンプに行くことにしました(笑)
疲れた体ではあまり遠出も出来ないので、キャンプ地は近場で選定。
いつものように午前中にいくつか城跡を回りました。
そのうちの一つ、岐阜県土岐市の高山城は、城跡自体はさほどではありませんが、その麓にある池の周囲にもみじの木がたくさん!


紅葉の最盛期にはライトアップもするそうです。湖面に映る逆さ紅葉は、さぞ見事でしょう。こんなマイナーな場所(失礼)にこんな素晴らしい紅葉スポットがあるとは。
今年の秋には必ず行こうと心に誓いました。

あと1つは岐阜県瑞浪市にある小里城。
こちらもマイナーながら(失礼)なかなか大規模な城です。
作りかけの城は、ラピュタ感バリバリ。


しかも不等辺五角形の天守台まであります。

不等辺五角形の天守台と言えば安土城。ここはその先駆けという説もあるのだとか(諸説あり)。
本丸まで少々ハイキングが必要ですが、いいもの見せてもらいました(^ ^)

キャンプ場ではこれまたいつものように、読書とか昼寝などでまったり過ごしました。その合間にこんな写真も↓


その後夕飯の支度中にハモン様からLINEが。なんと、東京に住む叔父さんが我が家を訪ねて来てくれたのだそうです。
ポストに入ったメモには叔父さんの電話番号があったので、早速TEL。
叔父さんは日本百名城のうち80数箇所をまわったそうで、話題はお城中心。30分ほど話し込みましたがお互い語り尽くせず、今度東京に行きます!ということになりました(^ ^)
これまではお城友達はいなかったので、嬉しい限り♪

昨年は艦船模型仲間が2人増えて楽しい日々を過ごしていますが、更にお城友達も。
やはり同好の士がいるとモチベも上がりますし、楽しさも倍増します♪
こりゃ、仕事なんてやってられませんね(爆)
Posted at 2023/04/17 15:16:27 | コメント(2) | 城めぐり | 趣味
2023年04月15日 イイね!

ストリップ甲板シートの自作方法

ストリップ甲板シートの自作方法ストリップと言っても、その甲板で脱ぎ脱ぎするわけではありませんw
旧日本海軍艦船では、甲板に海水が乗ったり血のりが付いたりした場合の滑り止めとして、細長い鉄板(滑り止め鋲)を打ち付けることで滑り止めとしていました。
長さ200mmの鋲は艦の中心線に対して50°ずつ開いて斜めに設置されます。
これをそのまま1/700にすると、鋲の一つ一つがとんでもなく小さくなってしまうので、各メーカーのキットもかなり大きめにディフォルメして表現されるのが通例です。
私は古いキットを使うことが多いため、そもそも滑り止め鋲がキットにモールドされていないか、あっても他のモールドとともに一旦全部削ってしまうので、滑り止め甲板をどう再現するかは以前から課題の一つでした。
駆逐艦竹を作った際には、極細伸ばしランナーをひたすら接着していくという狂気じみた作業を行いました。この方法は鋲が凸になるのでリアルな表現となる反面、さすがにこれを毎回行うのはしんどすぎます。
次の第9号輸送艦では、デザインナイフの刃で切り込みを入れるという方法を試しました。これも鋲が打たれているように見えるので一定の成果を上げましたが、やはり一定間隔で正確に切り込みを入れるのはかなり困難だと感じました。

そんなある日、Twitterのフォロワーさんからこんな情報をもらいました。


なるほど、この方法なら比較的容易に出来るかも♪
まずはそのための治具を作ります。材料はこちら。


マイナス精密ドライバーは0.5mm幅になるまで金属ヤスリで削ります。
アクリルカードケースは一枚ずつに分解し、100°になるように適当なサイズで切断するとともに、艦の中心線となるラインをデザインナイフで入れ、さらに斜めの辺と平行なラインを2mm間隔で1本入れました。


ではいよいよ試作。
適当なサイズに切ったプラペーパーの端に中心線のラインを合わせると、そこから50°に開いた線が治具によって生まれるので、そのラインを鉛筆で入れます。

この時、下から上へラインを入れていくと治具に入れたラインが活かせます。
同様のことを反対の角度でも行います。

斜めの線の交点に合わせてマイナスドライバーを押し付けます。

これも同様のことを反対の角度でも行います。


次に鉛筆で入れたラインの中間にもう一本のラインを鉛筆で入れます。

このラインと100°で交わる交点にマイナスドライバーを押し付け、同様のことを反対の角度でも行います。

これを裏返すと滑り止め甲板シートの出来上がり!

これを量産し、必要なサイズに切り出せばよいことになります。

治具は2mmピッチと3mmピッチの両方作り、素材も0.13mmのプラペーパー&プラ板の療法を試してみましたが、プラバンのほうがコシがありますが、ドライバーの跡による反り返りがきついので、キットにしっかりと貼り付ける必要がありそうです。
まだキットに貼り付けていませんが、その瞬間が楽しみです♪
Posted at 2023/04/15 16:05:59 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2023年04月01日 イイね!

岐阜コックピット展示会2023

何シテルで予告したように、今日、行ってきました。
現地近くでは桜まつりが行われているため、駐車場はどこもいっぱい。かろうじて名鉄各務原市役所前駅からすぐ北の有料駐車場に停めることが出来ました。
初日の開場は11時なので、その少し前に「那加福祉センター」入り。
すでにたくさんの作品が展示され、場内には多くの人が見学に来ていました。


「コックピットの会」は飛行機モデラーの集まりなので、広い会場には主に飛行機モデルが飾られています。
ではいくつか御覧ください。






いずれも素晴らしい作品ばかり。
特に飛行機モデラーは塗装にこだわりがあるようです。塗装は私の最も苦手な分野。それが見事にできる人たちを心から尊敬します。

飛行機モデラーと言えば、みん友の成田のオッサンさんと偶然にも現地で合流。
今回は作品持ち込みがありませんでしたが、久々のプチオフに会話が弾みます♪
最近は3Dプリンターに凝っているそうで、出力したパーツを販売したところ、見事買い手がついたそうです。
さすが。
最近では高精細のマシンが数万円程度で売られているとのこと。大きさも紙用プリンタと変わらないそうです。データの作成が大変そうですが、それさえクリアできれば好きなパーツを好きなだけ量産することも可能。データの作り方などはようつべなどで出ているそうなので、時間のあるときに勉強してみるのもいいかなと思ってしまいました。
よしよし、いい情報をゲットしたぞ(^^)

この展示会には昨年も来ていて、そこで出会ったモデラーさんと1年ぶりに出会うことも出来ました。みん友のチュンチュンまるさんです。
彼はコックピットの会の会員なので飛行機モデラーさんですが、最近では飛行機と艦船を交互に作るようになっているそうです。
その作品はこちら↓




他にもいくつかが展示されていました。
ザク違「どれが一番のお気に入りですか」
チュンチュンまるさん「んー、どれも思い入れがありますからねー。あえて言うなら戦艦霧島(3枚目の画像)ですね」

なんでもそれまでに作った戦艦大和と空母赤城はほぼストレートに組んだが、霧島では木甲板を一枚ずつ塗り分けたり、空中線を精緻に張り回すなど、かなり色々なことに挑戦したので、そこからぐっと艦船模型が楽しくなったと。その意味で思い入れが深いとのことでした。
ザク違的に見てもどれも素晴らしいのですが、特に1/350駆逐艦雪風は1/700とは違った精密さを感じました。自作したというファンネルキャップや爆雷も狂いのない出来栄えでしたし、何よりその大きさから来る迫力が違うと思いました。

さらに注目したのはこちら↓

ボーグ級空母とTBFアベンジャー雷撃機。
艦船は1/700で飛行機は1/144で、このスケール感が最も遠近感のバランスがよいのだそうです。
よしよし、これまたいい情報をゲットしたぞ(^^)
海面が少し濃いめのブルーになっていますが、これは曇りの日の大西洋をイメージしたのだそうです。場所だけでなく天候まで意識していることには大変驚きました。
やはり作者と語り合うと本当に勉強になります。

会場内には無料持ち込み展示スペースも用意されているので、早速自分の作品も展示。

今回は駆逐艦竹、桑、第9号輸送艦の各ジオラマと、G3ガンダム&ペガサスJr.の小説版ガンダムセットを持っていきました。

艦船は特にお年寄りに人気があり、食い入るように見られている方が何人もおられました。特に↓の方は一度見入ったあと、さらにもう一度戻ってきて再びじっと見ていって頂きました。


そして小さな子供も。

お父さんと兄弟一緒にすごく楽しそうに作品を見てくれました。
これをきっかけに艦船モデラーになってくれないかな(笑)

そんなこんなで時間はあっという間に過ぎました。
やはり楽しい時間は短いですね。
また来年も訪れようと、固く心に誓いました(^^)


※その他の作品の写真はフォトアルバムをご覧下さい↓
20230401 岐阜コックピット展示会
Posted at 2023/04/01 22:01:17 | コメント(5) | 艦船模型 | 趣味

プロフィール

「第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(船体工作の続き) http://cvw.jp/b/488285/47669612/
何シテル?   04/21 15:51
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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