コロナ第二波が叫ばれ、愛知県では緊急事態宣言まで出されてしまう状況。
いったいいつになったら元の生活に戻れるのでしょうか。
さてそんな中、一週間前ですが、密を避けてのまちある記とキャンプに行ってきました。行き先は滋賀県長浜市。
最初は木之本。
ここは古い町並みがきれいに残されていることで有名です。
まず訪れたのは木之本地蔵院。
小さなまちだと思っていましたが、境内は広く建物は大変立派で、明治天皇が来たこともあるとか。すごいところなんですね。
このカエルぴょんは「すべての人の大切な眼が地蔵様のご加護をいただけますように」ということで片目をつむっているのだそう。この子のお腹に願いを書いた紙を仕込んで奉納するのだそうです。1個1000円也。
こちらのカエルぴょんは両目を開けてました。
さらにまちある記。
メインストリートから一本入るとこんな風情も↓
タバコ屋のおばちゃんが自販機に変わってしまった姿に一抹の寂しさを感じます。
ぼちぼちお昼なので、隣町の高月へ移動。高槻駅前にある「坊主バー一休」で十割蕎麦を食します。
こちらは二色蕎麦なので、もう一皿出てきます。
この日はお客さんが少なかったので、店主の方と若干の会話も出来ました。
店主さんは少し離れた集落の雨森にある大きなお寺の住職さんだそうです。子供の頃からこの地域に住んでおり、店の脇を斜めに走る小径は子供の頃に歩いたとのこと。
お店は、当初は駅の西側にあったそうですが、駅が新しくなった時に今の場所に移ったという話でした。お土産に味のあるお地蔵様の絵と有り難い言葉の書かれたハガキ大のカードを頂きました。
雨森…。
戦国時代このあたりを治めていた浅井長政の部下に雨森弥兵衛という武将がいたのは知っています。
ググると水路がめぐらされたまちなみが美しいらしい。
行ってみることにしました。
水路には錦鯉も泳いでいます。
この日は平日でもあったので観光客は私一人。
てくてく歩いていると地域に住む人から「こんにちは」と声をかけられます。
「こんにちは」と返すだけでも何か清々しい気分になるのは不思議ですね。
そうした人の温かさを感じたり、水路脇に置かれたプランターにきれいな花が咲いているのを眺めたりして、この集落が少し好きになりました。
そして再び木之本へ。
古い町並みから少し北へ行った所に黒田家御廟所があります。
豊臣秀吉の軍師に黒田官兵衛孝高という武将がいました。私の尊敬する武将の一人です。
黒田廟はその黒田家発祥の地に建てられています。
今は石碑が建っているだけですが、当時は大きなお屋敷の周りに石垣や堀が作られていたそうです。周囲をぐるっと歩きましたが、現在ではその痕跡すら確認できませんでした。
黒田家は目薬を作り、それを売って財を成したとも言われます。ん?さっきの地蔵尊でも眼の話が…。
でも両者を結びつける伝承などは残っていないそうです。
さらにそこから北へ2kmほど歩くと黒田神社があります。
これまた決して有名ではない(失礼)神社ではあるものの、大変立派な建物で、敷地内の管理もしっかりされていると感じました。
ここは何かの神様がいるわけではなく、この地を切り拓いた人を崇め奉ったもののようです。
歩きながら思ったのは、ここ木之本周辺は羽柴秀吉と柴田勝家が覇権を争った賤ヶ岳の戦いの地。官兵衛も羽柴方としてこのあたりに陣を敷いたそうです。
官兵衛はこの地で生活はしていませんが、祖先の地であることは承知していたはず。果たしてどんな想いでこの地を駆け巡ったのでしょうか。
そしていよいよキャンプ場へ。
今回は伊吹山の西に流れる姉川をのぼった先にある「姉川パーク」です。
50サイトくらいありますが、当日は小さな子連れ家族一組と私だけというほぼ貸切状態w
そしてコーヒーを飲みながら読む本はこちら↓
ふむふむ、大和の野菜庫は電気による冷蔵機能があったのか…。
などと読みふけっているとぼちぼち夕飯の時間。
今日の一品目はこちら↓
レシピ忘れました。
サバ味噌煮缶をどうしたんだっけ…。でも美味しかった気がします(笑)
そしてビールを置くコースターは、今回はこれ↓
この日は満月少し前で、かなり太った月が光っている夜。
林間サイトだったこともあって満天の星空は見られませんでしたが、虫や動物の声を聞きながらたった一人の夜をゆっくり楽しめました。
と、そんな中で驚きの事件が発生!
詳細は後日お話することになると思いますm(__)m
翌朝、清々しい気持ちで起きて早速作る朝ごはんはこちら↓
カニカマしゃぶしゃぶのつもりだったのですが、鰹だしを忘れたので味噌味になりました。でも白菜とのセットは旨いですね。
ある程度食べた後、ご飯と溶き卵を投入して雑炊に切り替え。
こちらも旨いっす。
その後コーヒータイムを楽しんで、まちある記&キャンプ終了。
いずれも三密を避けてしっかり楽しむことが出来ました♪
※今回撮影した写真は以下に納めました。
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0200730-31 木之本・高月・雨森
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姉川パーク
Posted at 2020/08/09 11:04:53 | |
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