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ザクとは違うのブログ一覧

2017年07月30日 イイね!

名都美術館、再訪

名都美術館、再訪ちょっと前に行ってきた「名都美術館」。
現在は「近代日本画の精鋭たち」というタイトルの展示を行なっています。
前回行った際は、その「前期」でしたが、現在は展示品を入れ替えた「後期」が始まっています。
前回、窓口で「前期のチケットを提示していただければ、後期は半額になります」と案内を受けていたので、ハモン様と一緒に昨日行ってきました。

昨日を選んだのは、ギャラリートークが開催される日だったから。
開始時間の14時には、20人程度の来客が今や遅しと待ち構えていました。
そして開始。
学芸員さんが展示品のいくつかをピックアップして詳しい解説を加えてくれます。
いわく、近代の日本画は中国の影響を受けているものが多いとのこと。

例えば動物が描かれていた場合の数。
古来、中国では奇数は陽、偶数は陰とされていました。
よって、絵画に表現するものの数も奇数が好まれたのだそうです。
絵の中の数字は今まであまり意識していませんでした…。

また、テナガザルを描いた作品が意外と多いそうです。
しかしテナガザルは日本にはいません。
いないものを描くのは、それが中国で神と崇められているからなのだそうです。

今までは自分の目でしか見ていなかった作品も、プロである学芸員の方の話を聞きながらだと、また違った見方があるのだなと感じることができました。
可能なら、まずは自分の目で見て、その後、プロの話を聞くと、より発見の多い見方ができるかも。


また、今回の展覧会のひとつの特徴は、絵の脇に画家の言葉が添えられていること。

例えばこんな感じです。

横山大観
「筆をもって絵を習うことはそう大騒ぎしなくてもよいのです。それよりも人物をつくることが大事で、それを土台にしないことにはいくらやっても駄目なことです。」

川合玉堂
「写生してきた自然を其儘絵にしようとするからあれもこれも描き込んで自然を説明しようとする。だから、出来たものがあくどくなる。尽くさないところにこそ面白みがある」

前田青邨
「私が画家として持ち合わさぬものは、出したくても出せないわけで、これはなんとも仕方ありません。自分の本当に持つものだけを、ありのままに、正直に出してゆきたいと思います。ないものをありそうに見せる、そうした嘘やごまかしは、芸術家にとって何よりも禁物です。」

川端龍子
「画家である以上は、絵を描く上に、考案したり、工夫を重ねたり、絵の具を吟味したり、試作を繰り返したりすることは、至極当たり前のことで、別に他人に誇ったりすることでは無いと思っている。だから、それを世間で物珍しく考えている「苦心」などとは、自分では感じていないのである。」

徳岡神泉
「作家は何う足掻いてみたところで、つまりは自分以上のものが、作品に反映表現する気づかいはない、どんなに努力して、どんなに立派なものを描いてみたところで、結局は自分の内精神以上のものが、作品の上に盛れ上るということは絶対にあるべからざることだ。」


うーむ、どれも至言といえるものばかり。
やはりその道を極めた方々の言葉は重いですね。

そう思ったので、それらが載っている図録を買ってしまいました♪



その中で、今回展示されていたのがこちら↓

・田淵俊夫・「インド想 霧」

他の作品も含めて、田淵氏の絵はきれいな直線を中心に構成されている一方、どこか幻想的で、現実なのか夢の中なのか分からないような独特の雰囲気を持っています。

ハモン様「これ、お父さんが好きな感じの絵でしょ?」
ぎく。
見抜かれてる(^_^;)

実は田淵氏の展覧会が、愛知県小牧市にある「メナード美術館」で開催中。
行かなきゃ!
Posted at 2017/07/30 22:42:11 | コメント(1) | 美術館めぐり | 趣味
2017年07月24日 イイね!

ひっさしぶりの家族全員キャンプ

最近、私が行くキャンプは、1人とか友達同士とかが多く、家族と行くことは少なくなってきました。
特に上の娘が難しい時期なので、「誘ってもどうせ来ないだろう」という不戦敗感が夫婦に漂っていることが主因と言えます。

でもせっかく夏休みに入ったので、たまには一緒に行きたい!
ということで、勇気を振り絞って(笑)上の娘を誘ってみました。

ザク違「今度、キャンプ+テニスに行こっか?」
「うん」

意外とあっさり。
ちょっと拍子抜けしました(笑)

予定ではこの日曜月曜で和良川公園オートキャンプ場へ泊まりで行き、その近くにある道の駅併設のテニスコートで2日連続汗を流すという計画でしたが、あいにく荒天の予報だったので、やむなく日帰りに変更。

行き先は愛知県豊田市にある「三河高原キャンプ村」。
平日だったこともあり、貸切状態でした♪
キャンプサイトの隣には牧場が広がり、牛が放牧されているという、のどかな環境。


設営が終わると早速テニスコートへ。


家族4人とも久しぶりのテニスです。
普段、上の娘との会話がほとんどないので、ここぞとばかり娘の相手を名乗り出て、早速プレー。
まずは近距離でのボレーボレーをして反射神経を研ぎ澄まし、少しずつ距離を広げてコート全体を使う打ち合いをします。
プレー中はとにかく褒める!

「そう!その感じ!」
「おぉ、いいねぇ」
「よし、今のショット、すごくよかった!」
「ほら、できた。器用だな~」


会話のキャッチボールまでには至らないものの、娘の表情が明らかに柔らかくなり、時々笑みさえこぼれます。
よしよし、いいぞ俺(爆)

でも、体力の限界が…。

休憩がてら、ハモン様に交替。
少し休んだ後、今度は下の娘の相手をします。
下の娘は運動神経ゼロ。
特にボールゲームは全くダメです。
なのでまずはラケットの使い方を教え、素振りをさせ、次に近い距離でボールを投げてそれに当てる練習から。
粘り強く教え続けると少しずつ上達します。
30分後には、5m程度の距離で軽い打ち合いができるまでになりました♪

あっという間に2時間終了。
4人とも汗びっしょりですが、清清しい気分です。

その後は簡単なお昼を食べて、デザートには定番のマシュマロ焼き。


お昼には少し雨も降りましたが、家族全員、気分よく一日を過ごすことができました。
なんといっても娘二人とも「テニスたのしかった!」と言ってくれたことが一番の収穫かな。

この勢いで次はテニス合宿だ!
次回はそらくんを連れて4人+1匹でいっくぞーっ!!!
Posted at 2017/07/24 23:02:59 | コメント(3) | キャンプ&温泉 | 旅行/地域
2017年07月17日 イイね!

みん友さんと泊まりキャンプ

ぼちぼち今年の梅雨も終わりそう。
そんな中、みん友の陳晏さんと泊まりキャンプに行ってきました。
行き先は「和良川公園オートキャンプ場」。
3連休ということもあり、現地に到着した14時頃には、既にたくさんの家族連れがキャンプ場を埋め尽くしていました。
我々もちゃちゃっと設営。


短時間の設営ではあるものの、二人とも汗びっしょり。
「そうだ、涼みに行こう」
ということで、近くにある美山鍾乳洞へGO!
小高い場所にある現地は、洞内に入る前から少し涼しいです。
さらに中に入ると…

ザク違・陳晏「涼しいっ!!!」

まさに感動的な涼しさ。
全身の汗がすーっと引いていきます。



小1時間ほど洞内を歩きましたが、出口付近は延々と階段を上り続けるため、再び汗をかいたのは内緒です(爆)

キャンプ場に戻ると、そろそろ夕飯準備の時間。
今回のキャンプのために陳晏さんが持ってきたのはこちら↓

伊江島産のラム酒「イエラム・サンタマリア ゴールド&クリスタル」です。
私の中のラム酒は、香り付けやカクテルのベースとして使われているという認識で、ラム酒単体で飲むのは今回が初めてです。
陳晏さんいわく、国内でラム酒を作っている場所は極めて少なく、そのうちの1箇所が伊江島なのだそう。
彼はこれをふるさと納税によって手に入れたそうですw

せっかくのいい酒なので、コースターも凝ってみました。

これは昔、雑誌「Lapita」(BE-PALの別冊)の通販で入手したもので、永らく納戸の肥やしになっていたものを先日見つけ、キャンプ用として復活させたものです。
残念ながら紙製なので、繰り返しの使用には耐えられませんが、表面にはちょっとおしゃれな絵が描かれ、裏面にはカクテルの解説が書かれているという、おっさん心をくすぐるGOODアイテムです。

閑話休題。

ラム酒、度数が高いので割って飲みましたが、芳醇な香りがいいですね~♪
呑みながらの会話は仕事の話、遊びの話、今のこと、将来のことなど、多岐に亘りました。

ザク違「今のTOPは外からの血を入れるようになったけど、どうせ短期間での交替が続くだろうから、その都度方針が変わって、組織の足腰が弱くなるし、そうなると人材も離れていってしまうのでは」
陳晏さん「でも技術屋さんには人気があるらしいですよ」
彼らのモチベーションが崩れていかないことを切に祈ります。

陳晏さん「将棋は指すのも見るのも楽しいですね~」
ザク違「最近はどれだけAIに近い手を指すかが勝負になってきてる様子。でもそれって人間が指してるってことになるのかな。藤井君はそれで勝って楽しいのかな」
陳晏さん「多分楽しいんだと思いますよ。勝つために指しているんでしょうし」
これからの将棋界はどうなっていくのでしょうね。

などなど…。
話は尽きず、周りのサイトが寝静まった11時半頃まで盛り上がってしまいました。

さて、翌朝は朝食を済ませたら早速移動。
おっさん二人でどこに遊びに行こうかと悩みましたが、結局汗を流しに温泉へ。
行き先は奥飛騨にある「ひらゆの森


こちらは入泉料わずか500円(コインロッカーは非リターンで100円)にもかかわらず、露天風呂が男女合わせて16もあります。
ドライブと設営撤去で疲れた体を、しっかりと癒してきました♪

そしてお昼は、温泉のすぐ近くにある蕎麦屋「よし本」。
こちらでは山菜そばを食べてきました。

土筆やタケノコなどがたくさん乗っており、蕎麦もほどよいコシがあって、大変おいしゅうございましたm(__)m

帰り道、陳晏さんに恐る恐る泊まりキャンプの感想を聞いてみました。

陳晏さん「楽しかったですよ。非日常に飛び込んで、その中でゆっくり酒を飲みながら楽しい会話もできたし、朝の空気もすがすがしかったし、温泉や蕎麦もよかったですしね」

誘った私に対する気遣いもあろうかと思いますが、少なくとも悪い印象は少なかった様子。ホッ(´▽`)
機会があれば、また行けるといいね~。

そして来週には娘とキャンプデートに行く予定。
このシーズンは楽しいな~♪♪♪
Posted at 2017/07/17 22:06:06 | コメント(3) | キャンプ&温泉 | 旅行/地域
2017年07月02日 イイね!

名都美術館で日本画鑑賞

先々週の桑山美術館に続き、今日は愛知県長久手市にある「名都美術館」へ行ってきました。
今年は開館30周年にあたり、現在は「近代日本画の精鋭たち」という、日本人画家の傑作を集めた特別展が行なわれています。



美術館自体は敷地も狭く、建物も小さめのつくりなので、展示点数も限られていますが、内容的には横山大観、東山魁夷、川合玉堂、平山郁夫、田渕俊夫など、メジャーな画家の作品がいくつもあって、かなり見ごたえのある展示でした。
展示には、愛知県美術館などのように個別の解説はあまり付されていませんが、画家本人の言葉が添えられており、展示の絵と相俟ってその世界に引き込まれるつくりになっていました。

その中から、お土産に買った絵葉書をいくつか。


富田渓山「月下紅白梅」

手前の紅白梅と背景の月が見事に描写されていると感じました。


川合玉堂「清流雪景」(清流魚釣・雪山蒼崖)

雄大な自然の中に佇む釣り人の姿や、近景と遠景を組み合わせた構図が素晴らしいです。


東山魁夷「ハルダンゲル高原」

ひたすら続く雪景色ではありながら、陽の光が当たっている様子を描写することで、不思議な温かみを感じさせる作品です。


館内には他にも素晴らしい作品が数多く展示されていました。
今回の展示は7月11日から後期展示に入れ替わるのですが、驚いたことに、今回のチケットの半券を持っていれば、後期分が半額(400円)で入館できるとのこと。
展示期間中に作品の入替を行なうことはままありますが、半額になるというのは初めてです。
通常だともう一回分の料金を求められるか、年間パスポートを買ってくださいというのが一般的ですが、この施設は良心的ですね♪

じつはこの施設、小さな敷地内にこんな庭園が造られています。

展示を見終わった後に至る小さなホールに若干数のイスが置かれており、そこからこの景色が見渡せます。
イスに座って、傍らに置かれている図録を手にしつつ、ハモン様と展示品の感想を述べ合う。
楽しい時間です。

先日行った桑山美術館も、時々行くメナード美術館もそうですが、名古屋市及びその周辺には企業や個人の篤志家が作った小さな美術館がたくさんあります。
海外の有名な芸術家の作品展示は、大規模な美術館のネットワークがないとなかなか実現しないようですが、日本人画家を中心とした展示はこうした小さな美術館の得意分野なのかもしれません。

予想外に素晴らしかった名都美術館(失礼m(__)m)。
後期も期待できそう。
ハモン様と再訪を約束したのは言うまでもありません。
Posted at 2017/07/02 17:06:00 | コメント(1) | 美術館めぐり | 趣味

プロフィール

「第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(船体工作の続き) http://cvw.jp/b/488285/47669612/
何シテル?   04/21 15:51
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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