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ザクとは違うのブログ一覧

2022年09月19日 イイね!

第9号輸送艦製作記(軽質油庫、煙突などの製作)

コロナから漸く復活モードにあるザクとは違う。発症から17日目ですが、まだ喉に少し違和感があり時々咳が出たりします。いい加減全快になってくれー。
とはいえ日常生活に支障のない状態にはなったので、模型製作も復活です。

中央部機銃台の後ろにはデリックポストが立ち、その根本には軽質油庫が設置されています。
軽質油庫は大発など搭載艇の燃料を格納しておく場所です。
図面確認後、実艦写真をチェックします。

そしてプラバンプラ棒でスクラッチ。軽質油庫本体は3mm角棒を3mm長に切ればそのまま使えます。デリックポストは1.2mm丸棒を利用。写真を参考にディテールを追加しました。


船体中央付近には2箇所倉口があります。今回は搬出状態のジオラマ化する予定なので、1箇所を開放状態とします。穴は以前に開けてあるのでその周囲に枠を設置します。この部分は実艦の状態を確認できる写真が手元にないので、以前に見に行った海王丸(初代)の写真を参考にします。

そして作ったのがこちら。


各部の工作に飽きてきたので、これまでに作ったものを塗装しました。

色は呉海軍工廠色。第9号は呉で建造されているからということもありますが、佐世保>呉>横須賀>舞鶴という色の濃さの順を考えるとともに、ジオラマの場面が夜であることを考え、少し暗めの色合いとしました。

羅針艦橋内に12cm双眼望遠鏡2基と縦羅針儀などを設置しました。

といっても天蓋(防空指揮所の床)を設置するとほぼ全く見えなくなりますが(笑)

次に煙突の製作。久しぶりにキットのパーツを使用します(笑)
パーツを図面と照らし合わせると一部形状が異なることが分かります。

さらに写真チェック。






煙突後ろ足の根元付近は図面を参考に直立状態に修正しました。ファンネルキャップは傘状になった雨水排出部を0.5mmプラバンで作り、その上に小判型にした0.3mmプラバンを載せてその周囲にプラペーパーを巻いて煙突出口としました。なお出口部は前後を仕切る板が設置されているので、それもプラペーパーで再現しました。ジャッキステーはほぐしたリード線を使用しました。

キャップ上には雨天停泊時にキャンバスを掛けるための格子があります。これもリード線で再現しようと試みましたが、あまりにもサイズが小さ過ぎて工作がめちゃくちゃ大変だと分かったで、今回は見送りました(汗)

煙突の下には缶室吸気筒があります。キットのパーツでは煙突と一体化されていますが実感を損ねていると感じたのでいったん削り取ってプラバンで作り直すことにしました。図面や写真を参考にサイズを検討したのがこちら↓

これを基にして作ったのがこちらです。

実艦の吸気筒入口部には転落防止のメッシュが設置されているはずですが、1/700メッシュは手元にないので、単なる開口部とします。

この3連休は初日が仕事だったので実質2連休ですが、台風の関係でほとんど外に出られず模型工作に没頭することが出来ました。このくらいのペースで製作が進めば年内完成も見えてくるのですが、どうなることやら…。
Posted at 2022/09/19 14:43:21 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2022年09月11日 イイね!

第9号輸送艦製作記(探照灯台の製作)

前回までに艦橋構造物と中央部機銃台を製作しましたが、いずれも図面と実艦写真との間にいくつも違いが見られました。手元の図面2種類はいずれも「公式」とされるものですが、少なくとも一等輸送艦に関しては、全面的に信用するべきではないと判断せざるを得ません。
もともと旧海軍艦船は図面通りに作られていることは少なく、同型艦でもそれぞれに違いが見られます。よって模型の製作は図面よりも写真を優先すべきと言い尽くされているところでもあります。これまでも私はこの基本に忠実に考証作業などを行ってきましたが、本第9号輸送艦は実艦写真に比較的恵まれていることから、より写真重視で進めていきたいと思います。

さて今回の探照灯台。まずは図面チェックです。

平面形については2種の図面とも似たような形状ですが、前端の位置が異なります。どちらにするかは実艦写真を見ながら検討します。
ここで少し疑問に思ったのは、戦時急造型である本艦型はあらゆる部分が直線基調で作られていますが、この探照灯台床面のみ円形です。本艦型の設計のベースは丁型駆逐艦ですが、そちらの探照灯台床面は八角形です。冒頭に述べたように、図面が実態と合わないということも考えると、一等輸送艦の探照灯台の床面は円形でなく多角形だった可能性も考えられるのでないかと思いました。
今回はこれも同時に検証します。


側面を見ると、左に掲げた図面では探照灯下に六角形と思われる台座がありますが、右の図面では探照灯床全体を台座が支えているように見えます。
ではいよいよ実艦写真。


第9号の探照灯台を前からと後ろから撮影したものです。
前からの写真では探照灯台床面は後ろに向かって広がっているように見えます。また床面と基部の後端が同じラインで終わっています。
後ろからの写真では、探照灯台床面の高さが水兵の膝より少し高い程度で、手前に置かれた機銃弾薬箱よりは少し高いように見えます。同床面の平面形ははっきりしませんが、折れ角が付いている様子が見受けられないので円形ではないかと推定できます。
ここで不思議なのは探照灯台後ろにある鉄板。特にRが付いているように見えません。この鉄板が何のためのものか不明ですが、鉄板が平面構造であるならば探照灯台後端部が直線で切り取られ、そこに鉄板が接続されているのかもしれません。


第5号輸送艦の左舷からの写真を拡大すると僅かながら探照灯台の影が見えます。不鮮明なのではっきりと断言できませんが、影は台中央に向かって斜めにかつ直線的に伸びているように見えます。仮にこの見方が正しいとすると探照灯台床面は多角形ということになります。

念のため同時期に設計・建造された丙型や丁型海防艦の図面や写真で探照灯台の平面形を確認したところ全て円形で作られており、駆潜艇その他の小艦艇も全て円形のようです。
探照灯台はなぜ円形なのか、丁型駆逐艦だけなぜ多角形なのかといった疑問は残りますが、先程の第5号の写真での影は「たまたまそう見える」だけだと考えるほうが無理がない気がします。よって床の平面形は探照灯周囲は円形で、後端部のみ直線で切り欠かれている形状とします。


続いて探照灯台床面の前端部と基部についてです。
2号ではキャンバスの前端が機銃台前端より後ろにあります。同様の様子が4号と9号にも見られます。またいずれの艦でも探照灯と望遠鏡はあまり離れていないようです。よって探照灯台床面前端は機銃台前端より少し後ろにあると断定しました。
基部についてはいずれの写真でもはっきりしませんが、4号では望遠鏡下に白いスペースが見えます。これが何らかの構造物の反射によるものなのか、望遠鏡下が抜けていて向こう側が見えているのか判然としません。
一方第9号の写真では望遠鏡下は明確に暗く写っています。
これらのことから少なくとも第9号では、基部は探照灯台全体を支えるサイズであったと考えられます。

そして漸く工作w

手すりとキャンバスは後日設置します。

次に探照灯。
図面ではこのような表記があります。

文字がつぶれかかっていますが、「七十五糎(?)」と書かれているようです。
75cm?旧海軍の小艦艇に搭載された探照灯は90cmのはず。75cmなどというタイプがあったのか?
そう思って調べてみましたが、Wikipediaでも150cm、110cm、90cmは記載があるものの75cmはありません。他のサイトでも調べましたがどこにも出てきません。他艦の図面なども調べましたがやはり見当たりません。
そこで第9号の写真を確認。

身長165cmの私の肩幅はだいたい50cm。当時の日本人はもう少し小柄だったようなので45cmとすると、探照灯の直径は90cmとなります。仮に直径を70cmにしようとすると肩幅を35cmにしなければなりませんが、さすがに小人過ぎますよねw
ということで探照灯は90cmで確定。
パーツはナノドレッドを使えばよいのでしょうが、もったいないので自作。
1.2mm丸棒を適当なサイズに切り出し、その厚みから少しはみ出るように0.1mmプラペーパーを巻き付けます。

次にその上から先程よりほんの僅か短いペーパーをもう一度巻き付けます。

こうすることでレンズ面を取り囲む枠が出来るという寸法です。
さらにプラバンなどでディテールを付けてやれば完成。

実際の現場ではキャンバスで覆われていることが多いので、ここまでこだわって作る必要もないのですが、今回は夜間の輸送場面をジオラマ化する予定なので、あえてキャンバスの無い状態の再現を試みます。
Posted at 2022/09/11 11:34:28 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2022年09月09日 イイね!

コロナ、恐るべし

コロナ、恐るべし先週金曜日。
いつものように残業をこなし、少し早めに帰宅。その頃から喉の違和感を感じ出しました。でも熱はありません。

翌土曜日も同様。
ただ職場内に数名コロナ陽性患者が出ていたこともあり、ちょっと警戒し、家族との隔離生活を開始。悪化しないよう祈りながら過ごしていると、夜から熱が7℃台に。やばい…。日曜日は出勤の予定なので、翌朝再度様子を見ることに。

日曜朝、体温8.1℃…orz。
職場に連絡を入れて休ませてもらいます。
普通なら病院に行きますが、コロナ患者の長蛇の列でさらなる悪化リスクの中で散々待たされた挙句、コロナの薬ではなく単なる風邪薬しかもらえないと知っているので、抗原検査キットで凌ごうと考えました。
幸い職場で調達したものが1つありましたが、今後続けて家族が罹患した際、新たなキットを買いに行ける人がいない状況も想定し、まずは市販キットをハモン様に探してもらいます。
が、残念ながらどこにもない。
やむなく自宅のものを使います。
結果は冒頭画像のように完璧陽性です。
この日、様々な症状が次々現れます。喉の違和感と発熱に加え、頭痛、吐き気、倦怠感、食欲不振、体の節々の痛み、咳、痰、夜になって扁桃腺が腫れ出しました。熱は8℃前後で推移しました。

それぞれの症状に対応した市販薬を早め早めに飲むようにしたせいか、翌月曜朝には熱も7℃前後まで下がり、頭痛も火曜には無くなりましたが、その後も熱は平熱と7℃台を数時間サイクルで往復し、座っていられるのは30分が限界という強い倦怠感が続くとともに、少し動くだけで全身から変な汗が出るという状態が続きました。

そうこうしているうちに水曜には政府から「陽性患者の療養期間を7日に短縮」と発表がありましたが、自分の状態はとても7日では足りません。かえって迷惑…。

改めて上司に現状を説明すると、「出勤は焦らず、来週月曜からで良い」と言ってもらえました。少し安心。

本日7日目はやはりまだ倦怠感が残り、体温もイマイチ安定していません。これらは後遺症なのかもしれませんが、明日明後日で回復してくれることを祈るしかありません。
罹患したと分かった瞬間は「最初の1日2日は大変かもしれないが、その後は全然普通に生活出来るらしい。せっかくだから家の仕事や趣味の時間に使ってしまえ!」くらいに考えていましたが、とんでもない。まさかの「ずーっとベッド生活」です。

実はワクチンは2回しか打っておらず、2回目は昨年8月末でした。よって抗体無しで罹患したことになります。
職場の他の罹患者はさほど大変ではなかったようなので、やはりワクチン接種の有無が回復ペースを左右したと思われます。
皆さん、自分の身を守るためにもワクチン打ちましょうね!
Posted at 2022/09/09 11:46:56 | コメント(7) | 健康ネタ | 暮らし/家族

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「第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(船体工作の続き) http://cvw.jp/b/488285/47669612/
何シテル?   04/21 15:51
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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