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ザクとは違うのブログ一覧

2019年11月25日 イイね!

ムサイを高速輸送艦へ改造(スジ彫り編)

ムサイの工作、牛歩ですが進んでます。
前回は船体上下をランナーパテで貼り合わせたところまで。
その後、合わせ目のペーパー掛けを行い、このような状態になりました。


今回はスジ彫り。
実は私、恥ずかしながらスジ彫りの経験があまりありません。小スケールの冗談交じりのジオラマばかり作ってきたので、その必要性がなかったんですよね(笑)
その私にとってはムサイは強敵。
なぜならば船体のほぼ全てが曲面、しかもX軸Y軸Z軸全てにRがかかっているという三次元構造です。
最初に試したのはマスキングテープを数枚貼り合わせたものをガイドにする方法。
何年か前の静岡ホビーショーで川口名人が「スジ彫り用のガイドには数枚貼り合わせたセロハンテープを使うといいですよ」と説明していました。
セロテープだと剥がしたあとに糊が残るのではないかと心配になったため、マスキングテープで代用しようと考えたのです。
しかし、失敗。
マスキングテープは柔らかい素材なので、きれいに直線が彫れないのです。またX軸Y軸の二次元的曲面には追従できるものの、三次元のRへの追従性もあまりよくありません。

次に試したのはこちら↓

特に右のガイドテープは使っている人が多いのではないでしょうか。
しかしこれも失敗。
素材が硬質なのできれいな直線を彫ることはできますが、やはり三次元への追従性がよくありません。

また彫る道具も変えました。
今まで使っていたのはクレオスの0.3mmチゼル。
しかし1/1200だと実物は36cmの幅になってしまうため違和感があります。
そこでタミヤのエッチングノコ(スジ彫り用)を投入。

これなら幅が0.1mmなので12cmということになります。それでも太いですが…。

しかし結局それでもうまくいきません。原因はノコ刃が柔らかいため、直線が入りづらいのです。無論、私の技術が未熟というのはありますが…。

そして次に投入したのが、クレオスチゼルの0.1mm替刃。
そしてタミヤの曲線用マスキングテープ。

これなら硬い刃で安定するし、三次元のRにも難なく追従します。
この2つを使って試し彫りししてみると、あらゆる面に追従し、きれいに線が彫れます。

「彫れるぞ、私にもスジ彫りができる!!!」

感動しました\(^o^)/
道具によって作業が変わるものですね。
ただこの作業に入る前に、それまで彫って失敗したラインをすべて瞬間接着剤で埋めたのですが、再びその箇所を彫るとプラと接着剤の硬度の違いで引っかかりがあります。場合によっては引っかかった箇所の周囲の接着剤が剥がれることも。次回以降は失敗を最小限にするよう、慎重に掘らなければいけませんね。

こうして苦労して彫った船体はこちら↓



今回は精密感と巨大感を表現するため、今までに自分が作ったムサイよりも細かく、そして多めにラインを入れるようにしました。
更に精密感を演出するならば、この上からプラバンの細切れを大量に貼り付けることになります。この方法はかつて作ったビグザムで一定の効果を上げましたが、作業がものすごくめんどくさいので、実行するか未定です(笑)

同時にロケットエンジンユニットにもスジ彫りを入れました。

手前の円筒状のパーツは航続距離を延ばすための増槽です。
火星や木星、果ては小惑星群などから物資を運ぼうとすると相当な距離を航海しなければなりませんものね。

スジ彫りばかりではつまらないので、艦船模型的な楽しみも。
サブブリッジをフルスクラッチしました。

フォルムのイメージは太平洋戦争中の重巡洋艦・高雄の艦橋を参考にしました。
艦橋は艦船模型の華でもあるので、精密感演出のため細かいパーツを大量に貼り付け、支柱や階段を表現したり、0.6mmピンバイスで舷窓を表現するなどを行っています。
艦橋後部には11連装ロケット砲も装備します。艦橋背面とロケット砲の間にある小さなユニットはロケット砲の次発装填装置です。
これでサブブリッジユニットとしては完成率9割くらい。
あとは最下段のフロア周囲にてすりを付けたり、伸ばしランナーで各所にアンテナを立てたりする予定です。

当初は11月中には完成させ、12月中にジオラマ完成まで持っていく予定でしたが、全然進んでませんね。
次回、どこまで進むかな…。
ま、じっくり楽しみます♪
Posted at 2019/11/25 15:54:55 | コメント(6) | ガンプラなど | 趣味
2019年11月16日 イイね!

シウさんの作品拝見!

少し前の話です。
みん友のシウさんから「名古屋で開催される剣道の七段昇段審査に行く」との情報が。
シウさんとはみん友期間が長い割にはなかなかタイミングが合わず、お会いできていません。
貴重な機会と考え早速オフを申し込んだところ、ご快諾。
そしてついに昨晩、オフが実現しました。

シウさんは午前中の仕事を終えてから名古屋へ移動。私も一日の仕事を終えてから待合せ場所へ移動します。
移動途中に名古屋パルコのガンダムベースに立ち寄ると、シウさんから「行きたい!」との要望が出たので、パルコで合流しました。
2人で展示や物販を見ながら、しばし談笑。お互い早速ガンダマー全開です(笑)

さらに移動して酒を酌み交わしながらの歓談。
会場となった飲み屋は中区金山にある「焼肉せいご」。私の行きつけの店で、以前にブログでも紹介しました。(「一可」と書いて「ひあり」と読む女の子が肉を焼いてくれる店です。)



話題は剣道のこと、家族のこと、仕事のこと、社会のこと、そしてもちろんガンプラのことにも及びます。
双方作品を持ち込みました。
シウさんの作品はこちら↓




素晴らしい作品でした。
表面処理が美しくなされているのは勿論のこと、細かい塗り分けも完璧で、無数のデカールも全てがバッチリ決まっていて、非の打ち所など皆無です。
ご自身もかなり気に入っているようで、スマホの壁紙にして日々眺めているとのこと。
わかる気がしました。
ブログで画像は見ていましたが、やはり実物の迫力や説得力は桁が違います。

私は製作中のムサイを持ち込みましたが、月とスッポンとか天地ほどの差とか、そんな陳腐な言葉ではとても表現しきれないくらいのとてつもない違いを痛感しました。
自嘲を込めて使う「ザク違クオリティ」はやはりその通りだと感じましたが、シウさんからは「そんな言葉は存在しません」と言われました。
いや、精進します…。

ブログを始めた当初の私は引っ込み思案のヘタレ野郎のため、オフ会などはひたすら避けて通っていました。
シウさんとみん友になって少し経ってから「オフりませんか」のお誘いも受けていますが、お断りをしています。
しかし、やはり豊かな人生を歩もうとすれば、人との関係抜きというのは有り得ません。
お互いの尊厳や個性を尊重しながら、適切な距離感で関係性を維持していく。難しいことですが、これからも続けて行ければと思っています。

シウさん、楽しい時間をありがとうございました。
そしてその場を作るきっかけをくれたみんカラにも感謝。

末筆になってしまいましたが、翌日の昇段審査では見事合格の栄冠を勝ち取ったそうです。
おめでとうございます!
Posted at 2019/11/16 16:10:28 | コメント(3) | ガンプラなど | 趣味
2019年11月04日 イイね!

ムサイを高速輸送艦へ改造(船体編)

久しぶりのガンプラブログです。
使用するキットは予告通りのムサイ。
1/1200旧キットです。

今回はこれを2隻使って、高速輸送艦を作ります。
まずは船体の工作。
輸送艦である以上、貨物室が必要。
今回は貨物の搬入搬出の時間短縮を図るためという趣旨で、貨物室に蓋を設けず、露天方式で作ります。

数枚張り合わせたマスキングテープをガイドにして船体上面を切断!
ついでに他の部分も適当に切断します。
こうした大規模な切断作業は、毎度「いいのか?これでいいのか?」と何度も自問自答しながら、最後に「えいやぁ!」で作業を始めます(笑)

こうして作った開口部に0.5mmプラバンで貨物室を設置。


ここで悩んだのが、それぞれに底を作るかどうか。
しかし、蓋もない底もないとなると貨物の固定に困りそうです。よって底くらいはあったほうがいいだろうと考えるとともに、スペースが区切られていれば性質の異なる貨物をそれぞれのスペースに格納することもできるかなと考えました。

船首にはコムサイ格納部がありますが、今回はここを貨物搬入搬出用スペースとして活用します。

様々なパーツを細々と取り付けることで情報量を増やします。
細かい作業の連続で神経を使いますが、少しずつでも完成に近づいていると考えながらちまちま進めていくのは意外と楽しかったりします。
こういうところが変態モデラーと呼ばれるゆえんなのでしょうね(笑)

そしていよいよ船体上下の接着。

今回はここで新兵器を導入しました。それがこちら↓

細切れランナーに、使い古して少しだけ残っていた流し込み接着剤を適量入れたものです。いわば「ランナーパテ」。
このパテのメリットは
 ①成型色と同色なので、修正跡が目立たない
 ②プラ材なので軽い
 ③スジボリがきれいに決まる

一方で難点は
 ①シンナー臭が強め
 ②粘度調整が難しい
 ③硬化に時間がかかる(数日程度)


パーツの合わせ目などに爪楊枝で塗りつけるのですが、糸を引くような性質があるので扱いが少し面倒ではありますが、今回はメリット③を重視して使ってみることにしました。

この他にも若干のパーツ工作を行っています。
詳細は↓を御覧ください。
ムサイベース高速輸送艦(工作編その1)

ここまではゆっくり目ではあるものの、まずまず順調な進行。
しかし、実はまだ艦橋周辺をどのような形にするか決めていません。
輸送艦らしさ、ジオンらしさをどう表現するか…悩みどころです。
Posted at 2019/11/04 11:13:25 | コメント(4) | ガンプラなど | 趣味

プロフィール

「第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(船体工作の続き) http://cvw.jp/b/488285/47669612/
何シテル?   04/21 15:51
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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