• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ザクとは違うのブログ一覧

2019年08月29日 イイね!

みんカラ15周年企画:わたしの愛車愛

Q1.あなたの愛車を教えてください。
イフリート改(ホンダ・シャトルハイブリッド)


Q2.愛車のお気に入りポイントやこだわりポイントなど愛車愛をどうぞ♪
ミドルサイズのステーションワゴンでありながら、非常に大きな荷室を持っているので、キャンプ道具が余裕を持って積み込めます。
また、ハイブリッドなので燃費も上々。長距離を走ればリッター30を叩き出します。
室内の静粛性も高く、最小回転半径も小さめなので取り回しも良いです。
先日、ベンツにぶつけられてしまいましたが、修理をして乗り続けます!


この記事は みんカラ15周年企画:わたしの愛車愛 について書いています。


※質問を編集、削除しないでください。
Posted at 2019/08/29 23:21:57 | コメント(0) | タイアップ企画用
2019年08月27日 イイね!

またまたキャンプ!

先週に続き、2週連続キャンプです。
今回の行先はゆるキャン△スタンプラリーついでに諏訪湖周辺を巡ります。

まずは松川インターまで走り、中川ショッピングセンターチャオ、光前寺(通称わんこ寺)、こまくさの湯でスタンプゲット。
そして再び高速に乗って諏訪湖へ。
まずは上原城&桑原城。


いずれも諏訪湖の東にある山城で、諏訪氏の居城でした。
諏訪氏の娘が武田信玄の側室となり、その間に生まれたのが武田勝頼。
武田家は代々「信」の字を名前に付けていますが、勝頼は諏訪家の「頼」。つまり信玄は勝頼を諏訪氏の後継として考えていたわけです。
しかし皮肉にも跡取りと目されていた実子・義信は信玄が切腹を命じることとなり、勝頼が継ぎました。
相前後して信玄は諏訪氏に難癖をつけて滅ぼします。その舞台が上原城、そして諏訪家最後の地・桑原城です。
この結果勝頼は、父が滅ぼした家の血筋でありながら父の跡を継ぐという立場となりました。果たして彼はこうした一連の出来事をどんな想いで見ていたのでしょうか…。

そんな両城を後にして向かったのは高島城。膳所城、松江城と並ぶ三大湖城の一つです。



この城は武田氏が滅ばされた後、秀吉の家臣・日根野氏が築いたものです。この城が珍しいのは城内に温泉があったこと。他にもあるのかな???

次に行ったのは杖突峠の「峠の茶屋」。
その裏手にある展望台からは諏訪湖と周辺の街並みが一望できます。
スマホで見ている方は横向きにしてご覧下さい。




この後さらに城跡2つを巡りましたが割愛。
以上で初日の行程を終え、キャンプ場「ヴィレッジ白州」に向かいました。
小淵沢インターを降りて30分程走った山奥にあります。
池のほとりにある林間サイト。


久々に鉛筆スケッチしました。
日没により未完成ですが、樹木は難しいです…。精進せねば…。
そして夕飯。
今日のメニューはさんま缶の梅煮風とカニ缶酢。


前者はさんま缶の上に梅肉と七味を振りかけるだけ、後者はカニ缶に薄切りキュウリを混ぜすし酢を振りかけ細切れ大葉を散らしただけの、いずれもお手軽メニューです。
ちなみに酒は現地で調達したこちら↓

辛さが口一杯に広がる味わいでした♪

夕飯はウオークマンで好きな音楽を聴きながら。特にヘビロテしたのは篠原美也子。デビュー当初は「女尾崎」と言われ期待を集めましたが、鳴かず飛ばずでインディーズとなっています。

メジャー時代の↑も好きですが、今は↓なんかもいいと感じますね。


木々の合間から見える満天の星空を眺めながら、好きな曲を聴き、自分の現在過去未来に想いを馳せる。これも1人キャンプの醍醐味のひとつかもしれません(*´ω`*)

翌日はスタンプラリーのポイント巡り。
・片倉館
 →実は温泉です
・杖突峠
 →展望台があり、諏訪市街が一望できます
・笛吹川フルーツ公園
・ほったらかし温泉
 →天気が良ければ富士山が見えるとか
・南アルプス市立美術館
 →いわさきちひろ展をやっていました
・みたまの湯
 →南アルプス市街が一望できます
・道の駅ふじかわ
 →ほうとうセットをいただきました


帰宅時の走行距離と燃費はこちら↓

リッター30は、かなりすごい数字らしいですね。アルミテープチューニングの効果かな???


今回の旅行に関するフォトアルバム等は以下のとおりです。
上原城
桑原城
諏訪高島城
高島古城、大熊城、金子城
20190825-26キャンプ&スタンプラリー
ヴィレッジ白州
Posted at 2019/08/29 22:54:03 | コメント(2) | キャンプ&温泉 | 旅行/地域
2019年08月13日 イイね!

山城・流星群・キャンプ&スタンプラリー

8月12日はペルセウス座流星群の極大日。
今年はほぼ満月のため、観測条件はよくありません。
しかし、だからといって見に行かないというのも寂しい。
ということで、一泊二日してきました。
前日に荷物を車へ。

テント、エアマット、肌掛け布団、テーブル&イス、コッフェル、シングルバーナー、道具箱。この他に小さなクーラーボックスとウォーターバッグを乗せるだけ。ひとりキャンプだとこの程度の積載でも十分すぎるほどで、軽1BOXですら不要なほどの小スペースですね。

初日はまず城攻め。
木曽福島城とその近隣にある上の段城・小丸山城を攻略します。
現在の上の段城と小丸山城は、それぞれ関山公園と木曽青峰高校となっており、遺構らしきものは確認できませんでした。
そして木曽福島城。

こんな感じのダラダラ坂をひたすらひたすらひたすら登り続けます。
途中にはこんな看板が。

え?ノックって…(笑)
登ること40分くらいで城跡到着。




本丸周囲中心に堅堀もあるとのことですが、ちょっと確認できませんでした。
しかし本丸二の丸三の丸とも削平地としてしっかり残っており、それらを区切るように作られた堀切も見事で、織豊期以前に作られた山城らしさをしっかり堪能することができました。

真夏の山城攻めはまさに地獄。全身汗びっしょりになりました。
その汗を流すには温泉!
城跡から少し走ったところにある「二本木の湯」でさっぱりしてきました♪
そしていよいよキャンプ。
今回行ったのはキャンプ場ではなく、御嶽山中腹の北側斜面にあるチャオおんたけスキー場の駐車場です。
現地には既に同じことを考えている人たちがいました。

(↑右端が我がイフリート)
最終的には10台ほどが集まり、みんなそれぞれで流星群を観測・撮影することとなりました。

と、その前に夕飯。
いやいや、その前にお疲れ様の一杯。

イフリートの先日の事故跡が痛々しいです(泣)

夕飯メニューはいつものように缶詰攻撃。
まずは和風コンビーフ。

わさび醤油にコンビーフを付けながら食べます。
味はまさに和風。日本酒持ってきて良かった(^^)
もう一品はイワシ缶のイタリアン煮。

イワシ味付け缶にトマトペーストとコンソメ1/2かけらを入れて熱し、仕上げにプチトマトを乗せます。
トマトペーストなんて小洒落たものはないので、庭で採れたプチトマトを箸で潰して代用。それでも十分美味しいイタリアン煮ができました♪

ほろ酔い気分でお腹いっぱいになったところで空を見上げると雲、雲、雲…
仕方なくいったん寝て、夜中2時に起きてみることにしました。
すると…

見事に晴れ上がり、満天の星空!
このくらいの時間だと冬の星座が登ってきています。
画像下、地平近くにはオリオン座も確認できますね。
気温15℃くらいの中、ウィンドブレーカーを着て流星観測&撮影。
小一時間の間に22個の流星を確認しました。
そのうちの一つ↓

下端中央に斜めに流れてますね。
22個中、少なくとも3つは流れた跡が光り続ける「流星痕」ができていました。
いやぁ、来た甲斐があったな~。

この駐車場は周囲に明かりがまったくなく、標高が高いため、雲さえなければ確実にきれいな星空が観測できます(夜中まで騒ぎ続けるファミリーキャンパーやグループキャンパーもいませんし♪)。
御嶽山といえば、数年前の噴火が思い起こされるので、万が一の際はいつでも撤収できるようテントは張らず、最小限の設営&車中泊で過ごしました。

翌朝。

きれいな御嶽山。
この爽やかさがキャンプの朝。
私がキャンプをやめられない理由の一つでもあります。

さて翌日は「ゆるキャンスタンプラリー2019」。
中部横断道の一部開通に合わせてNEXCO中日本が主催しているものです。
全38箇所なので、数回に分けて各地をまわる予定です。
最初に訪れたのは道の駅しもべ。
館内にはゆるキャンコーナーが作られてました。

さらに東へ向かい、本栖湖へ。

ゆるキャン第一話に登場した浩庵キャンプ場が湖の手前にあります。
湖の向こうに富士山がどどーんと見えるはずでしたが、雲の隠れてましたorz

常光院、妙園寺を経由し、ゆるキャンの舞台・本栖高校へ。

本栖高校は実在しません(爆)

さらに下部温泉。


犬山犬子がバイトしているスーパー・セルバみのぶ店。

店内にはゆるキャンコーナーがでかでかと作ってありました。
さらには志摩リン団子も売ってます。

そして買っちゃいました(*^^*)

テントのフライシートへ貼り付けるつもりです♪
(無論、志摩リン団子もお土産として買いました)
さらには身延駅前しょうにん通り、なんぶの湯を経由し、道の駅みのぶへ。
(後で知りましたが、ゆるキャンの劇中、しょうにん通りでみのぶまんじゅうを買い食いしていましたね…)
こちらには志摩リンが乗っているビーノが置いてありました。

お昼は湯葉丼(椎茸スープ付き)。

湯葉も椎茸もこの地方の名産のようです。
そして身延山久遠寺の三門。

こちらの目の前にある観光案内所でスタンプラリー追加チャレンジのステッカーを貰えます。

小さいので、手帳に貼り付けました♪

帰りがけに静岡SAでスタンプを押し、帰路へ。
一日でチェックポイント12箇所を回るという強行軍だったので、一箇所あたりの滞在時間は短く、それぞれをしっかり楽しむことができなかったのが少し残念ですが、機会があればゆるキャンの聖地・身延町あたりを再訪・まちある記するのも楽しいかな~。

参考までに、こんなサイトもありました↓
https://www.yamanashi-kankou.jp/special/sp_yurucamp/index.html
サイト内にはゆるキャンの舞台を実際の場所と照らし合わせて紹介しているページも作られています。
ゆるキャンは「女子高生がキャンプを楽しむ」というストーリーです。最初は「女子高生?ありえんでしょ」と思ってましたが、試しに視聴したところ、予想外に楽しく、しかも冬キャンプの楽しさに目覚めるという刺激まで受けてしまった作品です。
その結果、「年中キャンパー」になりました(笑)

さてさて、次のキャンプでもスタンプラリーの続きをするかな。
どこでキャンプするか考えなきゃ(^。^)y-.。o○


いつものようにフォトアルバムに写真を収めました。
20190812-13御岳キャンプ&ゆるキャンスタンプラリー
木曽福島城
20190812ペルセウス座流星群
Posted at 2019/08/17 14:24:02 | コメント(1) | キャンプ&温泉 | 旅行/地域
2019年08月07日 イイね!

城跡攻略、そして庭園でまったり…

2泊3日の初日と3日目は城攻めです。
初日は広島城。
日本百名城の一つであり、名古屋城、岡山城と並び「日本三大平城」の一つにも数えられています。


広島城は天守閣の外壁の色合いから「鯉城」とも呼ばれます。
この「鯉」が広島東洋「カープ」の語源ともなっていますね。
天守閣の建物は、広島に落された原爆によって吹き飛ばされていますが、1958年に現在のように復元されました。




石垣も豪壮。
中には↑のように、切り出す際の穴の跡がはっきりと分かるものも。
城の南側に原爆の爆心地がありますが、石垣の南面にひと目で被爆跡と分かるような状態は確認できませんでした。




門や櫓などもしっかりと再現されています。
近年は当時のものにできるだけ忠実に再現しようという取り組みがきちんとなされますね。その分、当時の土木・建築・加工技術の研究もなされると思うので、とてもよいことだと思います。

また城内にはこんなものも。

広島大本営跡地。
大本営というと、東京や松代を思い浮かべると思いますが、広島にもあったとは知りませんでした。ここには日清戦争の際に約半年ちょっと置かれていたそうです。一時的な首都機能移転ですね。


こちらは二の丸にある被爆したユーカリの木。
見た所特に普通のユーカリの木との違いは分かりませんでしたが、被爆後70年以上経っても緑をたたえる姿には力強さを感じます。

広島城の縄張りは、広島市内を流れる太田川を天然の堀として利用しつつ、さらに三重の堀で本丸を取り囲むという重装備。平城でありながら、大変堅固な縄張りです。
天守閣の豪壮さについ目を引かれてしまいますが、いざ戦となれば天守閣は単なる「最後の砦」。つまりそこに至るまでの城下町を含めた全体の配置=縄張りが勝負となります。
それもそのはず、この城は聚楽第をベースにあの黒田官兵衛が考案したものなのだとか。
さすが官兵衛。

そんなことを感じながら城を後にし、次に向かったのが縮景園。
城の少し東側に広がる美しい庭園です。



いつもの私なら、園内をくまなく回り、写真を撮りまくっていたところですが、今回はあえてそうせず、こちらの東屋でどっかり腰を下ろし、ゆったりと時間を過ごしました。

東屋内は土足禁止となっています。
靴を脱いで板の間に上がり、柵に腕をかけて腰を下ろす。
そして見上げると…

画像では表現されていませんが、水面から反射した夏の日差しが天井裏に写り込んでゆらゆらと揺れていました。
焚き火と同じ、1/fゆらぎですね。
その様子をぼーっと見ているだけで、灼熱の夏の日差しと、日々のストレスを忘れさせてくれます…。
過酷な日々を過ごす殿様や家臣たちも同じ思いを求めて、ここを訪れたのかもしれません。

こうして1900kmの旅・初日は終わりました。
2日目は佐世保で過ごし、3日目は再び城跡へ。
岡山県姫路市にある「御着城」です。

姫路城から東に4kmほど行ったところにあります。
今では姫路城が全国的に有名ですが、戦国時代は逆。
このあたりの大名である赤松氏の被官・小寺氏の居城が御着城で、その家臣に黒田氏がいました。その黒田氏が居城としていたのが姫路城。
と言っても当時は現在のような大きな城ではなかったようです。
信長の命を受けた秀吉が西国の毛利氏を攻める際、小寺政職は毛利方に就き敗北し没落(この時、御着城は廃城)、その後姫路城主だった黒田官兵衛は秀吉に姫路城を献上し、秀吉が現在の姫路城に作り直したという経緯です。

御着城の遺構はあまり残っていませんが、以下のようなものが現地にあります。

・黒田官兵衛父祖の廟所


・二の丸跡(現在はグランド)


・小寺大明神


・天川に架かっていた石橋


正直、小さな城となめてました。
石垣もなく、堀も埋められ、土塁も破壊され、当時の遺構はほぼ残っていません。
でも現場の空気は違う。
この城跡の最大の魅力は少学生ボランティアによる解説です。

現地の小学校に通う5~6年生がそれぞれのポイントに立って、5分程度の解説を滔々と話してくれるのです。
これには驚きました。
今までいくつもの城を見てきましたが、こうした歓待を受けたのは初めて。
さらに驚くのは、生徒たち自ら志願してボランティアを務め、しかも説明内容をすべて自分たちで調べ、どんな説明にするかを自分たちで考え議論しているとのこと。実際、彼女たちの説明は官兵衛ファンの私の知識を超えたものがいくつかありました。
当日は灼熱の酷暑日。それもあってか、生徒は私に塩飴を渡してくれました。なんという気遣い!
しかも、私への説明が終わった後、全員集まって反省会までしていました↓


数年前に大河ドラマで官兵衛が取り上げられ、恐らくその頃はここにも多くの人が訪れ、少学生ボランティアが組織されたのではないかと思います。
事実、ボランティアリーダーと思われるお年寄りに「やはり地元では官兵衛はヒーローですか」と伺うと「いや、地元では小寺の殿様ですね」という答えが返ってきています。
そうした状況がありながら小学生自らがボランティアとして地元の盛り上げに一役買って出る。
こんな素晴らしいことがありましょうか。

御着城周辺には、戦国時代にまつわるポイントがまだまだたくさんあります。
国府山城跡、書写山、観音寺、そして竹中半兵衛の墓などなど…
熱い心を持った小学生たちとの再会も含め、この土地の再訪を誓ったのは言うまでもありません。

「なんと気持ちのいい連中なんだ…」


※↑に載せたモノ以外の写真は以下を御覧ください。
広島城・縮景園
御着城
Posted at 2019/08/09 00:02:30 | コメント(1) | 城めぐり | 旅行/地域
2019年08月06日 イイね!

往復1900kmドライブ(佐世保まちある記編)

少し前からチャレンジしている「海軍さんの港まちスタンプラリー」。
4箇所のうち、舞鶴横須賀を制覇し、残るは佐世保。
しかし遠い…。
今年のGWに呉へ行くと決めた際、ついでに立ち寄ろうかと真剣に悩みましたが、渋滞と体力が不安で諦めていました。またコンプリート賞品も数が少なく、今さらコンプしても貰えないかもという不安も。
でもなんとなく諦めがつかないので、ラリー事務局に賞品はまだあるか聞いてみました。すると「あります」とのこと。
よし、行こう。

行ってきました、佐世保。
走ってきました、全行程1900km。
頑張りました、2泊3日。

初日は広島城を見学し、佐賀県鳥栖市泊。
2日目に佐世保軍港を見てまわり、引き返して山口県防府市泊。
3日目は岡山県姫路市にある御着城を見学し、帰宅。

ブログは長文になるので、まずはメインディッシュの佐世保編です。
最初に訪れたのは「針尾送信所」。
佐世保市外から少し離れた場所に高さ136mの鉄筋コンクリート造無線塔が3本立っています。


でかい。
めちゃくちゃでかいです。

3号塔は内部に入れました。


近くには電信室も。

内部には入れません。
それにしてもすごいラピュタ感…。

これらの無線塔、約100年前の建設以来海風に日々さらされながら、破損等が全く見られません。すごい技術です。

次に訪れたのは無窮洞。

一言で言えば大型防空壕です。



驚いたのは、これを作ったのは600人の中学生。
当時の校長先生の指示の下、↓の小さなピッケルを使って少しずつ掘り続け、ここまで巨大な施設が作られたのだとか。

このあたりの土は火山灰が固まってできたものなので、小さなピッケルでも割と簡単に削れはしますが、それにしても図面もなしに口頭指示だけでこれほどの施設が作られるとは…。

軍の建設技術、そして当時の子どもたちの努力に心から驚きながら、次に訪れたのは「東山海軍墓地」。

こちらには旧海軍の船ごとにお墓が作られています。




それぞれにお祈りしてきました。

さらに移動。
次のスタンプポイントは「旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館」。

こちらは現在、市民文化ホールとして活用されています。
耐震のための改修工事がなされてはいるものの、当時の様子をほぼ正確に伝えています。内部見学も自由に行えます。

そして最後のスタンプポイントは、佐世保駅構内にある観光情報センター。
こちらでスタンプを押し、佐世保コンプ賞品のクリアファイルをもらいました。
これで4都市コンプ達成!

今回訪れた5箇所では同時に護守印めぐりも開催中だったので、一緒にコンプし、賞品の絵葉書(非売品)をもらいました!


さてこれで主目的は達成。
でもまだあと半日時間があるので、ここから先は個人の趣味としてのまちある記に移ります。
佐世保といえば港まち。
佐世保駅の裏手すぐには港が広がっています。これを見ないわけには行きません。
とその前に、熱中症防止のため、ドリンク購入。

港を攻めるのは、やはりゴッグですよね(笑)

いやぁ、潮風が気持ちいい~
この日は海自によるイベントが行われており、自衛艦の体験乗船ができました。乗ったのはこちら↓

ミサイル艇「おおたか」です。
小さな船ですが、対艦ミサイルを積むなど、意外と重装備。

次に行ったのはまちなかにある「とんねる横丁」。

こちらは戦時中にずらりと並んでいくつも掘り進められた防空壕の跡を使って、商店街にしてしまったというもの。佐世保市民のたくましさを感じます。

↑の画像だと少し分かりづらいですが、お年寄りの向こう側、ずっと奥に向かってお店のスペースがつながっています。これが全て防空壕というもの。
こんな光景は初めて見ました。感動。

そして軍港につきもの(?)のレンガ倉庫群。


しかし残念なことにいずれもフェンスに遮られ、近寄ることができないようになっていました。他都市は全て公共施設や商店などに活用されているのですが、保安上の事情などがあるのでしょうか…。

その近くに見えたのがこちら↓

250tクレーンで、ハンマーヘッドクレーンとも呼ばれるもので、世界に10台しか現存しないそうです。
この起重機は1913年から稼働しており、既に100年以上動いていることになります。国登録有形文化財にも指定されていて、まさに遺産ですね。

そして造船ドックを始めとする港湾施設を堪能…





サビサビサイコー!!!

写真を取りまくっていると、なんとガンダムトレーラーがっ!

密かにV作戦が進行しているのだと確信しました(笑)

そして佐世保まちある記最後を飾るのは弓張岳。
こちらには高射砲陣地跡があります。


↑の1枚目が高射砲設置跡、2枚目が電探(レーダー)設置跡です。
ちなみにここに設置されていた電探は41号。当時の最新鋭機で、国内で初めてここに設置されたものだそうです。
以前、舞鶴で見た陣地跡は日露戦争でのロシア艦船に向けたものでしたが、ここ佐世保は太平洋戦争末期のB29に向けたもの。
また舞鶴の陣地はあまり観光地化されない状態を維持していますが、佐世保の陣地は公園内に誰でも見て触れる状態とされていました。
公園内には展望台も設置されており、そこからは佐世保港の立神係留地(250tクレーンのあるところ)や九十九島などが一望できます。


こうして佐世保まちある記は終了。
午前はスタンプポイントを巡り、午後からは自由にまちを楽しむ。
灼熱の真夏の日差しの下、心地よい疲労感と充実感に包まれながら宿へと車を走らせました(*^^*)

4都市まちある記してみての総括は、別途ブログを立てようと思っています。
期待せずにお待ち下さいね。


※↑に載せたモノ以外の写真は以下を御覧ください。
佐世保市(針尾送信所、無窮洞、東山海軍墓地)
佐世保市(旧鎮守府凱旋記念館、まちなみ、弓張岳砲台跡)
Posted at 2019/08/07 21:56:42 | コメント(3) | ダークツーリズム | 旅行/地域

プロフィール

「第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(船体工作の続き) http://cvw.jp/b/488285/47669612/
何シテル?   04/21 15:51
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/8 >>

    123
45 6 78910
1112 1314151617
18192021222324
2526 2728 293031

リンク・クリップ

エアコンパイプの断熱 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/22 18:04:47
耐熱ホースカバー取付(冷却効果UP) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/22 18:02:04

愛車一覧

ホンダ シャトルハイブリッド イフリート (ホンダ シャトルハイブリッド)
イフリート初号機です。 前車・プレマシーに比べ排気量が△500CCなので、若干の非力さは ...
その他 キャンプ その他 キャンプ
我が家の行ったキャンプ場をまとめておく場所です。
その他 その他作業記録 その他 その他作業記録
1/700を中心とした艦船模型についてのまとめです。
その他 その他作業記録 その他 その他作業記録
ガンプラ製作の記録です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation