毎年4月の第1土日は岐阜コックピットの会によるモケイ作品展示会が行われます。
場所は岐阜県各務原市。さくら祭りと同時開催です。
当日は非常に沢山の人が集まり駐車場はすぐに満車になるので、早めの現地入り。今年は8時過ぎに到着しましたが、もう少し遅くても大丈夫そうです。
展示会の開場まで少し時間があるので桜の撮影。
一部の木は既に葉っぱが出始めていましたが例年より咲き始めが遅かったので、存分に楽しめました。
そしていよいよ展示会へ。
今回はみん友のスーパー飛行機モデラー・成田のオッサンさん、同じく超絶電車バスモデラー・鈍行電車さんも一緒に展示します。
こちらが成田のオッサンさんの作品群。
制作ペースはゆっくりのイメージでしたが、これほど多くの作品を完成させていたとは。しかも一つ一つが素晴らしく丁寧に作られています。
特に来場者の目を引いていたのはズベズダ製のスター・デストロイヤー。
巨大です。
御本人は「白で塗って墨入れしただけだよ」と言われますが、このサイズを作ること自体がすごいですし、写真には写っていませんが、同スケールのブロッケードランナーもぶら下げてあります。
次に鈍行電車さん。
こちらは名古屋市営地下鉄の通称「黄電(きいでん)」。
なんと、キットではなくフルスクラッチ。
しかも側板は真鍮、屋根部は木材です。
車内もしっかり作り込まれています。
工作精度もさることながら、塗装の美しさはまさに絶品。一見の価値があります。
そして昨年この会場で出会ったみん友・チュンチュンまるさんの作品がこちら↓
映画「ゴジラマイナスワン」で一躍有名となった重巡洋艦高雄。
こちらは50年以上前に発売されたウォーターラインシリーズの初期キットですが、艦全体に大幅なディテールアップが行われています。舷窓を埋めて閉塞跡を施工、主砲は本体をアフターパーツに交換、艦橋トップの防空指揮所に双眼望遠鏡を設置、マストを真鍮線に置き換え、艦載ボートをアフターパーツに置き換えてリギングで固定、などなど…。
塗装では明るめのグレー(舞鶴色?)の上に手描きで迷彩を加えていますが、若干のグリーンが入った色合いが絶妙です。
そしてジオラマ化にあたっては映画のいち場面として主砲を右舷に向け、発射による爆風はあえて艦から少し離した場所とすることで、発射のわずか後の瞬間を表現しています。しかもその爆風を少しずらせて置くことで、発射遅延まで表現!
このような作品を短期間で仕上げてしまうセンスと製作力には完全に脱帽です。
このほか、会場内には岐阜コックピットの会員による素晴らしい作品が所狭しと並べられていました。
残念ながら皆様の期待するガンプラはわずか。
そんな中でこんな作品を見つけました。
おそらく完全変形(脱皮?)できるものと思われます。凄すぎ…。
ブログ内では全ての作品を紹介できないので、その一部をフォトアルバムに収納しました。
岐阜コックピット展示会2024
最後になりましたが、私はここ数年で揃えた「第7次オルモック輸送」参加艦艇ジオラマを全て並べました。
特に煙を流しながら走る駆逐艦桑は多くの来場者が注目していました。やはり自分の作品を一生懸命見てもらえるのは、本当に嬉しいことですね。
3人とも大満足の一日が過ごせたので、また来年の出展を固く誓い合いました。
そして私はその足でキャンプ場へ。
なんとそこにも満開の桜がいっぱい!
夕飯は、ジャガイモとベーコンのペペロン炒め。
これ、簡単で激ウマです!
新月近くの夜でしたが、残念ながら雲に阻まれて星空は…。
まぁ、まだチャンスはありますからね~。
よし、今月中に星空リベンジだ!
Posted at 2024/04/09 21:03:58 | |
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