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ザクとは違うのブログ一覧

2019年02月24日 イイね!

宇宙戦艦ヤマト2202製作記 その1

ガトランティス帝国との戦いを描く「宇宙戦艦ヤマト2202」

時間断層で波動砲艦隊が無限に作られるという状況に、「究極兵器である波動砲が、そんなに軽々しく扱われていくのか」という違和感はあるものの、単なる「さらば宇宙戦艦ヤマト」のトレースではない展開には萌えており、あまり深く考えない性格の私はTV版を毎週楽しみに見ています♪

ということで、空母天城に続く模型製作は2202版ヤマトに決定。
ベースとなるキットはこちら↓

栄光のNo1を冠した旧キット・メカコレヤマトです。
小学生の頃これと同じものを買って、舷側パーツを半分取り外した状態で内部構造を再現した「メカニックモデル」を自作したことを懐かしく思い出します(笑)
(当時からスクラッチ魂があったのだと再認識…)

まずは軽く仮組み。

設定上の全長は333m。
キットは126mmなので、約2,643分の1スケールとなります。
ちっちゃー(笑)

そして修正箇所のチェック。






うーん、けっこう修正箇所が多いなぁ…
しかもアウトラインをいじる必要もあるし、艦橋周辺はほぼスクラッチになりそうです。
こりゃ、じっくり腰を据えて臨まないと。
焦らずぼちぼち作りまーす(^^)
Posted at 2019/02/24 16:42:18 | コメント(5) | ガンプラなど | 趣味
2019年02月23日 イイね!

1/2000空母天城のジオラマ 完成♪

完成しました、天城のジオラマ!
では、早速ご覧頂きましょう。
タイトルは「不戦の誓い」です。








1/2000スケールという極小サイズでありながら、天城も漁船もかなり細かく再現できましたし、海上と海中それぞれの表現もわりとよく出来たかなと思っています。
特に海中部分は、海底にフラットブルーを軽く吹いたことで、海面のクリアブルーを通して届く色と相まって、空洞でありながら海水が入っているかのような表現になったので、自己満足に浸っています(笑)
また漁船の航走状態についても、舳先で形作られる波を透明プラバンの細切れで表現し、その後ろの白波も塗装でそれらしく表現でき、全体が「静」の中で動きを加える役割が果たせたと感じています。
ちょい役として零戦21型を沈めてありますが、あえて52型などにしなかったのは、終戦間際で使える兵器は旧式でも使うという逼迫した情勢を表現するためです。

ついでなので、一部の写真を拡大し、白黒化してみました。



若干、おもちゃ感はあるものの、まずまずいい感じ♪


今回の制作には、みん友のARIA-Rさんに多大なるご協力をいただきました。
私が何シテルで
積みプラのひとつに、1/2000空母天城があります。スケールモデラー(艦船モデラー)として悩むのは、ジオラマの場面に終戦時の大破して傾いた姿を再現するのか、ifとして震電などを搭載した勇姿を再現するのか…
とつぶやくと、
呉人としては最後の姿希望です〜
とのコメントが。
この一言で場面が決まりました。

そしてキット製作中にも当時の様子をご親族の方から以下のようなことを聞いておられたかどうかをお尋ねしました。

①お祖母様の知り合いに天城の乗組員に知り合いがいたというような話はありませんでしたか?
「いた」ということなら、どんな話をされていましたか?
②三ツ子島繋留時のネットや樹木による擬装について、その作業をお祖母様が手伝ったようなことはなかったでしょうか?
また擬装用ネットは、呉が漁港であったこともあり、漁業用のものを転用したのではないかと想像しています。結果、漁業ができなくなったといった状況があったのではないかと推察しますが、いかがでしょう?
③7月の空襲について、どんな状況だったのでしょうか?
港の状況、市民の状況、軍人さんたちの状況など、なんでも構いません
④「この世界の片隅に」では、小さな子供ですら長門、隼鷹、利根、青葉などはもちろん、大和すら普通に知っているという描かれ方でしたが、実際そのとおりだったのでしょうか?


お祖母様からはARIA-Rさんが小学生の頃にお話を聞いていたようで、①②については残念ながらなかったと、③については「7月1日の空襲はうちの祖母が居た親戚の家から市内を見渡すと呉市内が焼夷弾の投下であちこちから火が上がっていた」とのことでした。そして④についてははっきりと分からないようですが、「祖母は赤城が工廠のドックに入っていたのが見えていたと言っていたので、この辺は普通にあったのかもしれません。ただ大和については戦後に知ったと言っていたような気がします。」とのことでした。

(※上記をブログに記載することについては、事前にARIA-Rさんのご了解を頂きました。どうもありがとうございました。)

私の周りの身近な戦争経験者は実父。
しかし山奥の田舎で小学校低学年の頃に空襲を避けるため防空壕に入ったことがある、という程度です。
呉市は日本海軍の最重要根拠地でもあり、昭和20年には米軍による執拗な空襲を何度も受けています。そうした経験をされた方々の言葉を生で聞くという経験は、大変貴重なものだと思います。
子供時代にウォーターラインシリーズを作っていた頃、「艦船はカッコいい」という想いとともに「戦争は悲惨だ」「人殺しの兵器など作るべきでない」という想いを持ち続けていました。ただ、いま思えばその感覚はあまりリアルなものではなかった気がします。
今回、ARIA-Rさんのご協力を頂いたことで、ほんの少しだけリアルに戦争を考えることができたような気がします。

だからこその、ジオラマタイトルは「不戦の誓い」

空母天城は呉市三ッ子島で沈座したまま終戦を迎えました。
比較的傷の浅かった艦船は復員輸送に使われましたが、天城は損傷がひどかったため解体されることになりました。
61度傾いた船体を引き起こし、上甲板以上を船内発破で撤去、その後ドック入りして解体が始まりましたが、その途中、船体の一部を青函連絡船修理用の浮き桟橋として再利用することになりました。
つまり戦後交通網を支える裏方として、また日本復興のための資材として平和利用されたのです。

戦争を知らない我々世代ですが、こうした過去があっての現在。
先日のブログも、そうしたことが少しでも伝わればと思って書いたつもりでしたが、少し言葉足らずだったかもしれません。

ジオラマタイトルの別案としては「兵どもが夢の跡」というのも考えていました。
でも「夢」というフレーズが戦争を美化しているようにも思われたので、不採用とした経過があります。
敗けたからこそ得たものを、大切にしながら日々を過ごす。
そんなことを考えさせてくれる小さなジオラマ制作でした。



ジオラマの完成写真は、フォトアルバムに収録しました。
1/2000空母天城ジオラマ(完成編)
Posted at 2019/02/23 17:54:44 | コメント(9) | 艦船模型 | 趣味
2019年02月23日 イイね!

1/2000空母天城のジオラマ製作記

前回完成した空母天城。
今回は引き続きジオラマ制作に取り組みます。

ベースは100均で買ってきたコレクションケース。
21センチ✕7センチの手のひらサイズです。
まずはベース部分の周囲に5mm角プラ棒で枠を作り、その内部に海底部分とする100均スチレンボードをはめ込みます。
ボードの表面には鉄ヤスリのお尻で凹凸を付けます。


天城の係留されていた三ッ子島は、おおまかな形をスチレンボードで作ってからその上に石粉粘土を塗りつけて作ります。


粘土が十分に乾燥したら、地形の塗装に移ります。
まずは全体にフラットアースを吹きます。
海中はその上からフラットブルーを軽く吹き、さらにオリーブグリーンでドライブラシ。
地上はオリーブグリーン、フラットブラウン、タイヤブラックで汚します。


同時並行で小物の作成も。
今回は漁船、小舟、そして零戦21型をそれぞれ1/2000スケールで作りました。


零戦はあえて52型や54型でなく21型、しかも塗色を明灰白色とし、右翼を破損して撃墜されたものとしました。画像では分かりませんが、主翼にはちゃんと上反角が付けてあります。

さてここからが今回初挑戦する部分。
海面の製作です。

今回のジオラマは空母天城を海上・海中両方で見せるというディスプレイにします。
昔の私なら、海面部分で天城を上下真っ二つに切断し、一枚モノの透明プラバンの上下から挟み込むという方法を考えていました。
しかし、この方法は切断が非常に大変。
そのため、以前勉強した技術を活かします。
それは2016年5月に行われた静岡ホビーショー同時開催の「モデラーズクラブ合同展示会」にてこの作品↓の作者に教えてもらったもの。


その方法とは…
最初にボール紙に船の大きさより少し大きな穴を開けて、その状態で喫水線の高さでその船と板を固定し、その状態で細長く切ったボール紙などを、船の舷側に当たるようにのりで水面の板に少しずつ貼り付けていきます。
その作業を船の全周でやると船のサイズの分だけの穴が残ります。
これで型紙作りが完了するので、あとはアクリル板などにその型紙を当てて穴を切り抜く、というもの。

まずは海面の高さで画用紙を支えるための「足」を100均スチレンボードで作ります。


次に適当なサイズの穴を開けた画用紙を置き、船や島との隙間を画用紙の細切れで埋めていきます。


こうして作った型紙を、傷防止のためマスキングテープを貼った0.2mm透明プラ板の上に置き、鉛筆で線を引きます。


線に沿ってデザインナイフで切り欠いたプラ板には、裏面にクリアブルーを吹き、表面には木工ボンドを塗って波の表現とします。

その後、プラ板をジオラマベースにセットし、仕上げに島や船との隙間を木工ボンドで埋めます。
なお、海中部分の3方を囲む透明プラバンは0.4mm(無塗装)を使用しました。


さて、ここまで出来たらあとはそれぞれのアイテムを配置し、ネームプレートなどを配して完成。
その報告はこの次のブログで!


※制作のより詳細な説明は、フォトアルバムを御覧ください。
1/2000空母天城ジオラマ(制作編)
Posted at 2019/02/23 17:22:59 | コメント(1) | 艦船模型 | 趣味
2019年02月17日 イイね!

とりとめのない話…

私は普段、あまりテレビを見ません。
というのも、自由時間があると模型工作に勤しむ日々。それくらいしないと罪滅ぼしができないからです(爆)

そんな中で先日たまたま見た番組がNHK「ドキュメント72時間」。
どこか一箇所を舞台にして、72時間の間にそこに集まる人々に取材を続けるという番組です。
その日の舞台は神戸市三宮。
そして時間は1月17日の前後72時間。

三宮駅前には通称「パイ山」と言われるオブジェがあり、そこは待ち合わせの名所になっています。
そこには世代、性別、国籍を問わず様々な人が集まります。
私が注目したのは20代の若者。
彼らは小学校に上がるか上がらないかであの震災を経験しています。
そのうち一人はいかにもチャラ男。
失礼ながら、とてもまともな仕事をしているとは思われない風情でした。

しかし。

彼は語ります。

俺の両親はすごく仲が悪かった。
でも震災で俺が下敷きになって死にそうだった時、両親は一致団結して俺を助けてくれた。
俺の命は拾った命だ。
だから絶対に無駄にはしない。


そんな趣旨のことを語っていました。

先日来、私は空母天城を題材にジオラマを作っています。
知っての通り、天城は先の戦争で使われた兵器。
そして知っての通り、日本はその戦争で敗北しました。

大震災に見舞われた神戸も、戦争に負けた日本も、その後ものすごいパワーで復旧復興しています。
そして東北も熊本もその他大災害に遭った地域も。

戦争はよくないことです。あってはならないことです。
大災害も起こってはほしくないことです。
でもそうした生死の境をさまようような、人生のどん底を味わうような大事件を経験すると、人はここまで強くなれるのかと。
番組に出てきた彼の真剣な眼差しで語る姿を見て、私は彼の芯の強さのようなものを感じました。

戦争を経験した人はどんどん少なくなっていますが、私はその方々から「強さ」をずっと感じ続けてきました。
なぜここまで強いのか。
なぜここまで辛抱できるのか。
そしてなぜここまで人を思い遣れるのか。
その答えは…。
そして自分は…。

なんだか中途半端なブログになってしまいました。
Posted at 2019/02/17 21:01:19 | コメント(1) | もろもろ | 日記
2019年02月13日 イイね!

1/2000空母・天城、完成しました

久しぶりの艦船モデル製作でしたが、割りと早く完成してしまいました。
では早速ご覧頂きましょう。



スケールは1/2000。全長約114mmの非常に小さなモデルです。
少ないパーツ数でありながら考証がしっかりしたキットで、彩色済みであることもあって素組でも十分鑑賞に耐えられます。
ただ、ザクとは違うとしてはそれでは満足できません。
せっかくならそれなりにディテールアップしたい。
そう考えて手を加えたのは、以下の部分です。

◆艦首~艦橋前

 ・旗竿と菊花紋章の設置(伸ばしランナー)
 ・飛行甲板支柱の追加(プラ棒)
 ・対空噴進砲(ロケット砲)スポンソン&ブルワークの新調(プラ板プラペーパー)
 ・爆撃による飛行甲板破孔の再現
 ・滑走制止装置用凸部の移設
 ・高角砲座のブルワーク&支柱の新調(伸ばしランナープラペーパー)
菊花紋章はオーバースケールかなとも思いましたが、軍艦であることの象徴なので、あえて少し目立つように作ってみました。

◆艦橋付近

 ・艦橋構造物全体のフルスクラッチ(プラ板プラ棒プラペーパー)
 ・艦橋右前の110cm探照灯の新設(伸ばしランナー細切れ)
 ・艦橋下舷外通路の新調(プラ板)
 ・マスト&13号電探の新調(伸ばしランナー)
 ・昇降機のくり抜き
艦橋のスクラッチは予想以上にうまく出来た気がします。艦橋前には1.5m測距儀も作れたし、まさかこのサイズで13号電探が再現できると思っていませんでした♪

◆煙突~後部昇降機


 ・煙突吐出口の仕切り板追加(プラ板)
 ・煙突支柱の追加(プラ板)
 ・機銃等スポンソン&ブルワークの新調(プラ板プラペーパー)
 ・起倒式無線用アンテナマストの新調(伸ばしランナー)
 ・爆撃による飛行甲板破孔の再現
機銃スポンソンのステーを伸ばしランナーで作り直すと、これほどまでに精密感が増すのかと思いました。4本のアンテナマストは右舷側のみ実艦の写真通りに再現しましたが、左舷側は海に沈んでいるので、工作していません。飛行甲板中央の大きな破孔は、どの写真でも具体的な状態がはっきりしなかったので推測に基づいています。

◆艦尾付近


 ・短艇甲板の新調(プラ板プラペーパー)
 ・飛行甲板支柱の追加(プラ棒)
 ・舷梯の再現(プラペーパー)
 ・速力信号灯の追加(伸ばしランナー)
 ・昇降機のくり抜き
残されていた実艦の写真に基づき、かなり正確に再現できたと思います。

◆塗装
 ・喫水線上はタミヤアクリルの佐世保海軍工廠色
 ・喫水線下は同ハルレッド
 ・菊花紋章とスクリューは同チタンゴールド
 ・ウェザリングはレッドブラウン、ジャーマングレー、タイヤブラック
三菱重工業長崎造船所で建造された天城は、佐世保工廠と同じ色を塗られていたようです。
煙突吐出口内部は、実艦の写真を見ると鉄が錆びたような色だったので、ハルレッドを塗ったところリアルな表現になった気がします。
ウェザリングはこのスケールとマッチしているかちょっと不安です…。
飛行甲板はラテックス部分をニュートラルグレーで塗り、外枠部分を軍艦色にすると引き立つのですが、マスキングがめんどくさかったので見送りました(^_^;)

ちなみに工作を終了し、塗装する直前の状態はこちら↓



さて、こうして完成した天城、次はいよいよ魂を入れる作業=ジオラマ化です。
順調なら今月中にお披露目できるかも…。


↑に上げた以外の詳細画像は、フォトアルバムを御覧ください。
1/2000空母天城(完成編)
Posted at 2019/02/14 23:52:55 | コメント(6) | 艦船模型 | 趣味

プロフィール

「第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(船体工作の続き) http://cvw.jp/b/488285/47669612/
何シテル?   04/21 15:51
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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