宅八郎さん、お亡くなりになっていたんですね。
まだ57歳の若さ、そうか、私と4歳しか違わないのか。
宅八郎さんのオタクなイメージ、当時から多分これはキャラクターを作っているんだろうなぁ、という気はしておりましたが、でもそれでも面白かったですよ。
会社でも宅八郎さんが亡くなっていたというヤフーニュースを見た複数の同僚がえっ!なんてビックリしていましたから、私だけではなく本当に老若男女の多くの人の記憶に残っていたということなのでしょう。
8歳年下の嫁さんも「元気が出るテレビ」での記憶が鮮明にあるらしく、やはり驚いていたもんなぁ。
宅八郎さん、その活躍範囲は非常に多岐にわたっていましたから、タイトル画像のようにクルマ雑誌にも連載を持っていたりもしたんですよね。
1994年のCar EXの連載、「宅八郎のおたく道場破り」というちょっとアレなタイトルではありますが、少なくとも数か月は続いていたっぽいです(笑)
宅八郎さんがオタクに市民権を与えた、なんて書いてある記事をよく見ますが、そこまで大げさに考えないまでも、少なくともオタクの存在を日の当たる場所まで引き上げたなんてことは言えるんじゃないかしら。
嫁さんに言わせると私も本質的にはオタク気質らしいですから(それに加えてネクラらしい)、何となく宅八郎さんにシンパシーを感じていたのも当然だったのかもしれません。
ところで、クルマ雑誌に連載を持つくらいですから、実はひょっとして結構クルマ好きだったりするのかな、なんて検索してみたら下記の記事がヒットしました。
タイトルは
『宅八郎さんが死去…オタク評論家の愛車は「まるでガンダム」な超激レア車?』、なるほどー、アルファのザガートSZなのかぁ。
中古車サイトを検索してみたら数台は掲載されているような感じでしたけど、さすがに価格応談の物件が多いですね。
画像の個体は車両で約650万円というところですが、生産台数1,000台という希少性を考えると、決して高価ではないのかもしれませんね。
アバンギャルドなスタイリングですが、リリース当時の時代の空気が感じられるというか、まさにバブルの雰囲気を醸し出しているところもあるような気がします。
もっとも、この記事でも宅八郎さんがSZを愛車にしていたと断定しているわけではないのですが、事実だったらクルマ選びにもオタクの視点が活かされていてなかなかやるなぁ、なんて思った次第です。
本当はファッションにも造詣が深かったということですし、イケイケのイタリアンブランドのスーツを着込んで颯爽とSZで駆け抜ける宅八郎さんは、これは実はなかなかカッコ良かったんじゃないかなぁ、なんて思うところですね。
謹んで哀悼の意を表します。
Posted at 2020/12/05 00:03:01 | |
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