まあ、我々がお手軽に雰囲気を味わえるのは公道グランプリのあたりかなぁ、という気もするのですが、スーパーカー世代にとってサーキットの狼はこれはもう死ぬまでバイブルなわけでして。
公道グランプリは連載当時から45年近く経過した今でもほぼ同じルートを辿れることが出来るわけで、これはやっぱり楽しいですよね。
実は私は今年の3月に公道グランプリのコースを走ってきたりもしたわけですが、ただゴルフヴァリアントちゃんじゃ正直気分出ないよなぁ、みたいな。
もちろんゴルフヴァリアントちゃんのことをディスっているつもりはなく、実際に公道グランプリに出ていたクルマ、とまではいかなくても、その後継っぽいクルマで走れたらどんなに楽しいだろう、というくらいのお話であります。
最近ギブリのことしか言っていないような気がする私ですが、さすがにギブリをボーラやメラクの後継というのはかなり無理があるとは思いつつ、それでもあの輝くトライデントエンブレムを身につけたクルマということで、少なくともゴルフヴァリアントちゃんよりは気分でしょ?
というわけで、早瀬左近を気取るわけではありませんが、やっぱりポルシェは外せないよなぁ、こういう場合。
個人的には別に空冷信仰があるわけではなく、というかそもそもポルシェには詳しくないのですが、それでもサーキットの狼ごっこをするにあたっては、930、964、993あたりが気分なんじゃないかしら。
早瀬の73カレラのイメージで走るとなると、ここくらいまでの年代の911だとより雰囲気が出るかなぁ、と。
もっとも、ちょっとやそっとじゃ手が出ないほど相場が高騰しちゃってますけどね。
年式に反比例しているわけでもないでしょうが、全体的に930よりは964、964よりは993のほうがまだリーズナブルな気はしますが、それでも画像の個体で車両で568万円かぁ。
全く性格の違うクルマであることは理解した上であえてギブリ or 993 なんて比較をしてみると、どっちのほうがより楽しめるのかしら。
結果、どっちも楽しそうですけど(笑)
しかしこの993のボディカラー良いですね、深みのあるネイビーブルーといった感じでしびれます。
フロントマスクなんかも結構好きなんですよね、同時期の968なんかにも通ずるイメージもあって。
スタイリングも安定感と繊細さが同居しているようなところがいいよなぁ。
この993、当然四半世紀前のクルマなわけですから、物件の画像を見てもピカピカという感じではなくて適度にやれた部分も見受けられるのですが、それがまた枯れた感じで味わい深いようにも思えます。
いずれにしても、クルマを選ぶ基準というか、カッコいいと思う判断基準というか、そういうのって全てサーキットの狼につながってしまう53歳であります。
ところで、明日はクリスマスイブですね。
さすがに53歳ともなると特にときめかなかったりはしますけどね、クリスマスという言葉に、というか、ときめいたらダメじゃん、みたいな。
最近の若者にとっても昔と同じように特別な位置付けの日だったりするのでしょうか、クリスマスイブ。
我が家の息子たちは特に女子と遊んだり食事したりなんて予定はないようですが、まあ、この辺は大学に入ってからの行動に期待といったところでしょうか。
うーん、クリスマスかぁ、若い時はクリスマスに予定が入っていないことは耐えられない、なんて感情もありましたし、彼女がいる年はクリスマスに一応食事してシティホテルに泊まって、なんてこともやっていた私です。
まさにホットドッグプレスの特集そのままの感じで恥ずかしくもありますけどね、今振り返ってみると。
Posted at 2020/12/23 05:09:53 | |
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