珍しく連日更新。
日付が前後しますが、先週の水曜日のお話。
今月は特に遠征の予定もなく(7/8時点)、
他にも特に予定も無いので適当に有給申請出してました。
することもないので朝イチで洗車に行き、すぐに降りだした雨にションボリしながら都心へ。
3,000kmのキリ番をゲットしつつ、たまたま休日が重なった、数少ない日産乗りの身内とプチっと。
一度行ってみたかった東雲SABに寄り、
まぁデカいけどそんなに感動するほどでもないかな、という微妙な心境になりつつお台場へ。
やることはひとつ、そうですメガウェブ試乗祭りです。
しばらく試乗する気が若干下火になってましたが、いざやってみるとやっぱり楽しいもんです。
抽選に応募したら当選したので乗ってきました、MIRAI。
スリーサイズはウチのティアナとほぼ同じで、取り回しは特に危なげなく。
水素で走るといっても燃やしているわけではないので、感覚はEVとなんら変わらないですね。
値段と車格のくせにリアがトーションビームなのが気になってましたが、
後部座席下に置かれた水素タンクをかわす都合で、プリウスαの流用らしいです。
他にも開発費を抑えるため、主要部品以外は可能な限りいろんな車種のを流用してるとか。
ほとんどEVですので走りはどこまでもスムースで、
特にエンジンが苦手とする低回転・中速域での加減速の繰り返しでも扱いやすく、
速いには速いですが個人的にはあんまり面白くないです(;´Д`)
やっぱ大パワーxギア式ミッションの「ぐーっ、どーん!どーーん!!」ってほうが楽しいですw
初代プリウスと比べると、ミライへの一歩としては拍子抜けするほど普通な車ですが、
エネルギーの多様性がどう転んだとしても重要な1台であることに変わりはないと思います。
で、次はオーリス120T。
ミッションがCVTということもあってか、フォルクスワーゲンの同じ1.2Lターボに比べても
「フツーのクルマ」としか表現しようがないほどフツーのクルマです。これまた拍子抜け。
タービン音も聞こえませんし、加速にムラやラグがあるわけでもなく、
「1.8Lのカローラハッチだよ」って言われればそのまま信じそうなくらいです。
味付けとしてはトヨタの狙い通りなんだとは思いますが、
だとするとゴルフより高い値段設定が勿体ないですし納得いきません。
1.8L車をRS以外全廃してるならまだ分かるんですが、ラインナップ残ってますしね…
RSや180Sと比べても劇的に燃費が良いわけでもないですし、
120Tじゃないとセーフティセンスが付かないわけでもないですし、
正直、現状では自動車税以外の利点がサッパリ見いだせません(´・ω・`)
「トヨタブランドのダウンサイジングターボ最初の1台」ということで、
トヨタお得意の「知名度は高めたいけど売れすぎちゃ困る」っていう
微妙な立ち位置になっちゃってますね。
…まぁ、だからこそオーリスを選んだんでしょうけど。
お次は待望のディーゼル復活、ランドクルーザープラド。
メルセデス・ベンツ同様に乗用車ながらAdBlue®を使うタイプですが、
「普通に乗ってれば年1回くらいの補充で足りる」そうなので、1万キロごとくらいですかね。
追加設定かと思いきや、1GR-FE 4.0L V6の置き換えとは思い切った感。
これ…率直に言って、( ・∀・)イイ!!ですよ!!
ディーゼルの大トルクがガラガラ音と共に巨体をスーッと加速させ、
アクセルを抜くと無音になりほとんどアイドリングのような回転数でどこまでも進んでいきます。
新設定の6ATの制御も上手く出来ていて、相性もバッチリ。
売れそうですねぇ…(´∀`*)
敵情視察…ではないですが、試しにカムリにも。
+モーターの余裕はティアナに比べて力強いですが、正直ウルサイです(;´Д`)
メガウェブの試乗程度ではエンジン音やロードノイズは気にならないんですけどね、
オーディオOFFだとハイブリッドシステムが発する耳につく音質のノイズが気になってしゃーない。
慣れれば…とも思いますが、正直なところティアナさんのほうが相当に優秀な感じです。
あとリコール騒ぎ以降はだいぶ制御が上手くなってるとはいえ、
回生ブレーキが通常の油圧ディスクに切り替わる瞬間のガクツキというか、
一瞬すっぽ抜ける感覚は(実際の制動に支障はなくとも)どうにも不快です。
ミライもそうでしたが、
この切り替わる領域やポイントが分からないのでどうしても最後ググッと揺れます。
発進からエンジンの繋がり、初期制動までは果てしなくスムースなだけに、ちょっと残念。
アコードほどではないにせよラゲッジ容量が犠牲になってますし、トランクスルーも考えると、
本体価格や維持費を鑑みるとやはりエンジン車の選択肢が無いのは残念な1台。
とりあえず乗りたのは乗っちゃいまして、時間が余ったので最後にこんなのを。
カタログが貰えない程度の身分でも300円で乗れちゃうのがメガウェブの魅力w
いやはや、さすが自分の知ってる「クルマ」とはまるで別物ですねぇ。
完全に割り切った、共通部品ナニソレな見慣れない形状のスイッチのオンパレード、
しかも位置が無茶苦茶だし、日本語表記は逆に認識するのに時間がかかるっていうw
基本的には左後ろに乗るクルマでしょうが、ドライバビリティも意外や悪くなく、
国産唯一のV12がもたらす、MIRAIとはまた違う力強くも滑らかな加速はやみつきになりそうです。
クラウンロイヤル顔負けのかるーいステアリングとフワッフワのハイドロは面白いw
ところで大手企業の社用車もほとんどLSになっちゃって、今後どうなるんでしょうねぇ。
個人的にはLSのV8 HVになってもいいので、残り続けてほしい1台ではありますが。
久しぶりのトヨタ車は堪能しましたので、次はまたいろんなディーラーに遊びに行ってみようかな?
その前にシルフィとラティオ乗ってみたいんだけどな…(