よく考えたらちゃんとネタありました。
去年、乗り換えを決めた後にもちょこちょこ乗ってた試乗車たち。
乗ったはいいものの暇とタイミングを逃して記事にしてなかったクルマたち。
せっかくなのでサクッとまとめますw
1台目は、IS200tと同日に乗っていたものの、排ガス騒ぎで記事にするのもナァと
有耶無耶になったまま放置してた、新型パサート。
ティアナ乗り換え後なので、現行後期型カムリと同じく敵情視察的な感じで。
試乗車はヴァリアントのハイライン。
新しいうちは操作スイッチひとつとっても各部がカッチリと動く相変わらずの質実剛健な感じ、
高級感の演出のひとつでもあるレクサスとは似てるようでまるで印象が違うのが面白いです。
グリル上部からヘッドライトへ一直線に繋がるアイライン、一段とワイドになったシルエット、
街中に数が増えてきて見慣れるとなかなか格好いいです。
走りはさすがにフォルクスワーゲンですね。
熟成されてきたのか、僕が慣れてきたのか分かりませんが小排気量TSIパワーユニットも
巨体に似合わず日本の街乗りでもしっくりくるようになってきました。
流石ミッドサイズセダンの激戦場北米で闘うクルマ、
このサイズの実用車としては間違いなく世界トップクラスですが、
逆にフラッグシップなだけに、ゴルフと比べちゃうとちょっと感動が弱いかなぁ、という感じ。
個人的にひとつだけ残念だったのは、
「まず高級車に搭載して下位に落としていく」日本的なヒエラルキーに慣らされている所為で、
乗っちゃうとポロからパサートまで似たような感じなので
「このサイズが必要なんだ!」ってワケじゃなければサイズ所有欲・満足感がどうも希薄なこと。
まぁ値段考えれば納得な商品なんですが、日本でデカイ=高級車として売るには
カムリやアコードがやってきたような、何か付加価値が必要なんだなぁとあらためて思う次第。
あともうひとつ、Rラインのマフラーエンドどうにかしろ←
次は、知人が来た時にティアナで行くと駐車場に困りそうだったので
送迎兼荷物運びとしてウチの近所から乗り捨てで借りたシエンタ。
クラス指定だとポルテやラクティスが来る可能性があるので、車種指名で。
来たのはダイスでした。
旧型を半日乗り回した感想ですが、こりゃー復活してまで売れますわ。
コンパクトカー並みの取り回しと燃費性能に、いざというときは7人乗り。
3列目を畳んでおけば、普段はワゴン車並の積載性。
パワーも3人乗車+荷物程度では首都高や幹線道路で流れに乗っても申し分なく、
久しぶりに「これぞ道具!」っていうトヨタ車の真髄を見た気がします。
ティアナ検討中に乗りに行ってたシリーズ。
MINI CROSSOVERのCOOPER D。
メルセデスのGLAなんかもそうですが、このへんの欧州車って1,550mmに収まってるんですね。
ということで俄然興味が湧いて足を運んでみました。
BMWのディーゼルに乗るのは2回目ですが、特筆するところもなく普通のエンジンという感じ。
中に乗っているぶんには踏み込んだ時に少しディーゼルらしいエンジン音がする程度。
特徴が無いということは、それだけ意識せず実用的なレベルで仕上がっているということです。
個人的には、クロスオーバーとはいえMINIはMINI、ガラガラとゆったり流すよりは
高回転寄りで軽快に機敏に動きまわるほうがキャラクターに合ってる気がします。
数字的には正直大したことない燃費性能も考えると、
COOPER S/SDを率先して選ぶ要素や旨みはそんなに無いのかなぁと。
MINIにするなら、クロスオーバーの1,550mmジャストはなんか怖かったのと
デザインに惹かれてペースマン一択だったんですが、
せっかくこのデザインならALL 4のMTが良い、でもそうなるとペースマンだとJCWしかない、
さすがにそんな資金力はないし勢いでいけるほど欧州車への情熱があるわけでもない、
そんなこんなであえなく選考敗退。
ブレイド比では多少広いとはいえ、なんだかんだでやっぱり狭いし(
レビューは割愛しますが、試乗車のティアナです。'15年改良型のXV。
「隣の店舗に貸してる」と言われて、スカイラインHVに45分ほど乗って取りに行ったという。
そのスカイラインの乗り味より、帰りのティアナに惹かれてほぼ即決したのは遠い思い出。
で、これまたレンタカー、30後期プリウス。
愛媛でティアナを預けている間に、高知に遊びに行くために借りました。
高速主体だったので特段感動するほど燃費が良かったわけでもなく、
エンジンも回るしエコタイヤだしでただウルサイだけの印象でした(;´Д`)
車体サイズを考えるとオールインワン的に使いたくなっちゃいますが、
世間の評価どおり、でかいアクア・ポストカローラ程度に考えておいたほうが良さそうです。
以前のG's(メガウェブ試乗)では隠れてた悪いところを全部見せつけられた感じorz
とはいえ、普段使いなら燃費も良いし低速域ならEVモードで静かだし、なんかもう
「これには満足できない人が他の車種選んでる」って言っても過言じゃないですね…
からの、エロいやつ。Aプレミアムのツーリング、全部載せ。
20系の正常進化という感じだった30系と比べると、隔世の進化を感じます。
一番の印象は質感というか高級感。
アクアやカローラHVが登場して普及したおかげか、
車格的には30系とSAIとの合間を狙うような仕上がりになっているのも影響してますかね。
ステアリングを握ったときにまず変化を感じるのが、前方の見切りの良さ。
サイドガラスの下端がグッと下がっていて、ボンネットの感覚も分かりやすくなってます。
斜め左右後方やリアは相変わらずお察し状態ですが、
セーフティセンスPや全方位カメラを上手く活かして安全運転に努めたいところ。
下がった全高で懸念していた居住性も、ルーフライニングの形状が上手く作られていて
外観から想像するほどは悪く無いかな、といったところ。
走りだして感じたのは静かさと扱い易さですね。
特にリアの接地性や後部座席付近の騒音はまるで別物です。
少し荒れたアスファルトを低速で走っていると、どこでエンジンがかかったか分からないくらい。
それこそ印象としてはCT200hと遜色ないほど。
フィーリングもより普通の車らしくなっていて、クルマとしては好印象な反面、
ちょっと新鮮味・面白みは薄れたかなぁという感じ。
これまでのキーンルックとも違う独特なデザインは賛否両論ですが、個人的には結構好きですね。
これをベースにしたPHVやアルファなら正直欲しいぞ…
以上、一気に6車種でした。
飽きずに最後まで目を通してくれた方には抽選で…なにもないヨ←
決算商談・納車ラッシュ過ぎて暖かくなったらまた何か乗りに行きたいですね。
これが実家の車庫に来ることになるとは思わなんだ。