Ko-Gaのブログ一覧

ついに月1更新すら途切れました。
どうも僕です。

気がついたらブレイド全国オフからも1ヶ月、
スタッドレスの足音が聞こえ始める時期に。

10月にお会いした方々、お世話になりましたm(_ _)m


さて、石川の翌週に野暮用で名古屋に行った以外は珍しく関東で過ごしてました。

スタッドレスを手配してみたり、不機嫌になり始めたウィンカーLEDをなだめたりして。

ティアナに乗り換えて半年経ったので、先週は点検を受けに。

10,000kmには一歩届かず。

点検中にFFセダンの末っ子、ラティオの試乗なんぞしてみたり。

本当はシルフィが良かったんですが、プリンス西東京管内に無いと言われたら仕方ない。

セダンはほぼ指名買いのFR兄弟と不人気なFF姉妹にスパっと分かれており、
デビュー直後ならいざ知らず、最近は展示車すらほとんど無い有様のようで。

…というかむしろフラッと行ってよくティアナの試乗車あったなここ(


試乗車はシルバーのG。

去年のMCでお姉ちゃんたちと同じようにヘッドランプが切り込みの入った形状になり、
グレー一色だったグリルもアルティマ（やシルフィSツーリング）のようなメッキ枠が付きました。

まぁ枠の内側の黒い部分は、塗装されてる姉と違って樹脂剥き出しなんですけどね。

Gだとドアハンドルがメッキだったり、ロアグリルのところにメッキのモールが付いたりします。

そういえばこのモール、ティアナ用で似たような輸入品がオークションで出てました。

車は違いますが、実物で雰囲気見たらちょっと気になりはじめたり。いかんいかん。



コンパクトで可愛い系のデザインながらも、
姉たちとそっくりな雰囲気で少しだけ押し出し感のあるフェイスはわりと好きです。

この写真の角度だとちょっとドギツイくらいかも、ですがw

元がマーチベース＆東南アジア向けのアルメーラなんで、ちょっと腰高感はあります。

オプションでフォグランプやマフラーカッター、トランクスポイラー等も付けられ、
ライバルがカローラとグレイスくらいしか居ないジャンルで、
かつビッグネームとはハナから勝負する気の無さそうな日本では必要十分といった感じ。

プライバシーガラスは全グレードでオプションでも適用無しだったり、
日本のナンバープレートなんぞガン無視上等なバンパー形状だったり、等はご愛嬌。

全体の印象としてはミニ・ティアナ、あるいはミニ・シルフィといったボディラインながら、
日産の現行セダンとしてはスカイラインと同じく「6ライトウィンドウ」ではありません。

まぁ、サイズ的に仕方ないか。



乗り込んでみると、まんまノートというかマーチというか。

ステアリングを握った状態で視界に入ってくるアイテムはほぼ全て共通なんで、
当然っちゃ当然なんですがw

シートはそこそこ調整が効きますが、形状はイマイチ。

硬いのはまだいいんですが、
微妙にサポート形状してるくせに幅が狭く、最後まで落ち着きませんでした(；´Д｀)

ヘッドクリアランスは、ルーフライニングが伏せたお椀のように凹んでるので、
外観からは想像できないくらいゆったりしてます。

逆にドア開口部が座面からすると異様に低いので、慣れないうちは戸惑うかも。

というかおもいっきり頭ぶつけました僕(ﾃﾍﾍﾟﾛ

後席やトランクルームも5ナンバークラスと考えれば必要十分な広さですね。

ぶっちゃけ特に拘らず近距離の移動手段として考えるならティアナまで要らんわ(



エンジンは平凡すぎる3気筒1.2L。

マーチと同じく、ノートのようにDIG-Sの設定はありません。

が、車体が軽いので、飛び出しはティアナより何倍も軽快。

さすがに40km/hからの伸びは苦しいですが、コンパクトカーとして考えれば充分ですよ。

高速だとランプの短い合流や追い越し・再加速はちょっと苦しいかも。

キャラクターに合わせてトコトコゆったり流すのが良いでしょう。

ロードノイズもクラスを考えればまあまあ。

踏み込むとエンジン音のほうが耳につきますので、街乗り域なら全く問題なし。

脚周りもサイズとコストからすれば随分と上手くまとまってると思います。

コツコツ感は気になりましたが、不安定さは少なく、
いかにもな安物セダン（セグメント考えると言うほど安くねえんだが）でないのは高ポイント。

買い物車、通勤車、あるいはリタイア後のちょっとそこまで、には最適なクルマな感じ。

気張るほどカチカチで楽しいクルマではないけれど、
自分で運転して移動することそのものが「楽しさ」になる、そんな落ち着きがありました。



っていうと完全に「トランクついてるマーチ」なんですよねぇ…

ヴィッツ・アクアとカローラ、フィットとグレイスなんかもそうですが、今の日本って
「ハッチバックベースのセダン」の場合、どうしてもセダンである以上の選択価値が無いんですね。

よくある「セダンとツーリングワゴン」が兄弟であれば、
デザイン的にも実用的にもトランクかバックドアかというニーズの棲み分けができますが…

「セダンの形状が良い」「トランクがある方がいい」という妥協やニッチ好みの終着点ではなく、
「このクルマがいい」「このクルマじゃなきゃやだ」と最初から思える「何か」が欲しいところ。


…難しいですね(；´Д｀)