前回の横浜CP+2019のブログの番外編となります。
3日当日のキヤノンフォトサークル会員限定セミナー、写真家
鵜川真由子さんによる
「日常の風景が作品に変わる~EOSS RPで切り撮るTOKYO~」の参加レポートです。
鵜川真由子さんは私が好きな写真家で、以前にも
作品展に訪れたり、
撮影実習に参加したことがあります。
もともと街スナップ写真に対し苦手意識があった私ですが、鵜川さんの作品を拝見しお話を伺って、以前より自分の中の苦手意識がかなり克服できたと思っています。
みんカラで皆さんブログにあちこち行かれた際のスナップ写真って載せておられますよね。そういう時にいつものありきたりな写真じゃなくて、インスタ映え?するちょっといい写真が撮りたいと思いませんか。
今回のセミナーは参加者限定でしたので、全国の鵜川真由子作品ファンのために、講座の内容をまとめてみました。一眼、スマホ、コンデジに拘わらず、参考になると思いますので、よろしければご覧ください。
日常の風景が作品に変わる
~EOS RPで切り撮るTOKYO~
スナップとは何を切り撮るのか?
自分の琴線に触れるものを何でも撮る
わざとピントをはずしてみる
日常から目線や視点を変える
遊び心を持って切り撮ってみる
ロードムービーのように登場人物を入れてみる
知らない人をファインダーで追って振り向いた瞬間を撮る
SS125~250秒で歩きながらファインダーを見ながら撮る
フレーミングはあまり考えると普通になってしまう
感覚的に自分の気持ち良い場所を探して撮る
鏡やガラスに写ったものを撮ると普段とは違うモノが見える
ランダムに撮る場合ときっちり撮る場合を分ける
自分が何を表現したいのかを考えると深みが出る
派手なものを追いかけて街の風景にハメ込む
感覚的なんだけど気持ちのいい構図を探す
どんどん撮ると自分が好きなものが見えてくる
夕陽を入れるとセンチメンタル、ドラマチックになる
真っ暗になる少し前、夕焼けと夜の間の時間を撮る
何でも無いものでも光と影を模様として取り入れる
雑踏の中で1/4~1秒スローシャッターで撮る
まぶしい光の時は液晶パネル(バリアングル)を活用する
冬ならではの光と影だけでファンタジックな表現をする
雨の日は傘、横断歩道のシマシマなど真上から撮ってみる
バリアングルは色んな角度、視点から撮れるので活用してみる
人の表情を入れず影絵のようにすると、ファンタジックな表現になる
開放ばかりではなく、液晶を見ながら絞り値を変える
電車やエレベーターに乗ると上からの景色を撮ってみる
1/30秒くらいで遠景にピントを合わせて近景をブラしてみる
ガラス越しの風景は液晶を見ながらピント位置を自分好みにする
この時間にここにいないと撮れないものを撮るのがスナップのよさ
影やシルエットを絵本のように使うとファンタジックな表現になる
雨の日は水たまりができたりするし、面白い写真が撮れる
花やワイングラスで35mm単焦点レンズのボケ感を試してみる
空の色は毎日違うので、新しい発見ができる。心が豊かになる
身近なスナップだけでなく美しい風景も出会ったら逃さず撮る
身近なもの、いいなと思ったらどんどん撮る
あまりちゃんと撮らない。構えて撮りすぎない
自分だけの表現、自分だけの視点、切り撮り方を見つける
以上となります。素敵な1枚を撮ってみてくださいね。
鵜川真由子さんの作品はご本人のwebサイトでも公開されています
https://www.m-ukawa.com/
最後に恒例のツーショット記念スナップ(^^)
ご覧いただき有難うございましたm(_ _)m
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Posted at
2019/03/07 18:02:29