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【転載開始】
■ドジャース大谷「中5日登板」が及ぼす
“リアル二刀流”復活への深刻負荷・・・
いきなり160キロの反動だけじゃない
公開日:2025/06/23

大谷翔平
大谷翔平(30=ドジャース)が日本時間23日、
本拠地ドジャースタジアムでのナショナルズ戦に
「1番・DH」で先発登板。
リアル二刀流復帰2戦目は1回を無失点2奪三振
だった。
大谷の登板は、日本時間17日のパドレス戦以来
となる中5日だ。
メジャー8年目でこれまで計86試合に登板し、
そのうち中5日以内は34回。この日が35回目に
なる。
この中5日の登板間隔が打って投げての二刀流
にかなりの負荷をかけているのは否定できない。
メジャー1年目の2018年は、初の中5日だった
6月7日の対ロイヤルズ戦(4回を4安打1失点)
後に右肘靱帯損傷が発覚。
10月に1度目の右肘靱帯修復手術を行った。
手術明けの20年は中5日以内が0。
翌21年は5回。
サイ・ヤング賞投票で4位だった
22年(15勝9敗、防御率2.33)は12回あった。
そして9月に2度目の右肘靱帯修復手術をした
23年は中5日以内が過去最多の16回。
ダブルヘッダーの1試合目に完封し、直後の
2試合目に2本塁打した7月28日のタイガース戦
も中5日だった。
この年の4月には前回2イニングしか投げていな
いからと中3日登板もあったほど。
肘の靱帯を損傷して投げられなくなったばかり
か、右脇腹を痛めて打者としての出場も不可能
に。
シーズン終了を待たずして右肘にメスを入れた
のだ。
大谷は例年、6月に本塁打を量産している。
54本打った昨年は6月に12本、44本の23年は
15本塁打を放った。
が、今月はまだ4本。
ここ6試合は23打数4安打(打率.174)で毎試合
の計11三振と精彩を欠いたのは、本人も認めて
いるように投手としての調整が本格化した負荷
とみるべきだろう。
エンゼルス時代は疲労度に応じて登板間隔を
広げたり、登板日前後に休んだりしたことも
あった。
しかし、今回は1、2イニングのオープナーだか
らなのか、中5日で投げて打席にも立つ
“リアル二刀流”によるフル回転だ。
「1週間に1回投げつつ、またイニングを少し
ずつ伸ばしていけたら、ブルペンの負担は少し
は減るのかなと思う」
本人はこう言って、火の車の投手陣の台所
事情もおもんぱかっているものの、
今後も“リアル二刀流”での中5日が続くようで
あれば、体が悲鳴を上げても不思議ではない。
まして先のパドレス戦では18日に右太もも、
20日には右広背筋付近と2度も死球を食らい、
患部にはいまだ青アザが残っている。
大谷は17日のパドレス戦で、いきなり
161キロを投げた反動が不安視されている。
160キロ超の速球はただでさえ、肩肘に大きな
負荷をかける。
本人も肘に負担をかけるのはスイーパーなどの
変化球より球速だと考えている。
663日ぶりの登板でテンションが上がり、
想定以上のアドレナリンが出たツケを危惧され
ているとはいえ、中5日の登板間隔もまた、
本人の体に大きな負荷をかけているのだ。
【転載終了】
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MLBは、投手は豊富にいるのに何故、中5日
なのでしょうか?
シーズン162試合+プレシーズン+Wシリーズ
もあるのに?
各チームこれだけ故障投手がいるのに、中7日
でもいいくらいではないかと思うのですが。
まあ、報復死球も含めてアメリカ的と言えば
アメリカ的なのですが、アメリカという国が
嫌われる事由なのでしょう。
Posted at 2025/06/24 07:56:30 | |
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