永田町の裏を読むより。
【転載開始】
■立憲民主党の支持率の高さは有権者の“スッキリ感”が理由
2017年11月30日
27日付の日本経済新聞の世論調査で、
野党の中の立憲民主党の「1強」ぶりが
明らかとなった。
同党の支持率が11月初旬の前回調査と同じく
14%を維持したのに対し、共産3%、維新と
希望は2%、民進は1%、社民と自由はゼロに
とどまった。
自由は先の総選挙で、小沢一郎と玉城デニーが
党籍を残したまま無所属で立って当選し、
参議院に山本太郎ら4人がいるので辛うじて
政党要件を維持したものの、もはや組織の体を
なしていない。
社民も、沖縄2区と大分2区で議席を得たが、
いずれもオール野党の統一候補となったからで、
党として存続することが難しい。
民進の1%というのも、旧民進分裂の抜け殻に
すぎず、まともな政党とは認められていないことを
示す。
希望、維新の2%というのは、それぞれ単独では
もちろん、提携ないし合流してもなお、自民党に
対する対抗軸となり得るという期待感が全く持て
ないということで、だとすれば何のために存在する
のかを鮮やかに示さない限り、たちまちのうちに
見捨てられていくという、アイデンティティー危機
ラインすれすれに追い込まれている。
共産の3%は本来の実力通りである。
立憲民主の14%は、安倍政権になって以降の
旧民主・民進では達成したことのない高さで、
その要因は何かを同党の中堅議員に尋ねると、
こう言った。
「ひとことで言うとスッキリ感だろう。前原誠司を
はじめ長島昭久、細野豪志、松原仁ら、本来なら
自民党から出たかったような親米保守派や改憲
タカ派が希望に行ってくれたので、立憲としては
9条改憲反対を何のためらいもなく掲げられる
ようになった。それで、『どうも民進党はまざり物
が多くてハッキリしないなあ。仕方がないから共産
に入れるか』と思っていた広範なリベラル層が一挙
に戻ってきたのだろう」
そうだとすると、立憲民主としてはジタバタする
必要はなくて、枝野幸男代表が初めから公言して
いるように「永田町ご町内の政治はやらない」で、
1、2年かけて川の濁りがおのずと収まるのを待て
ばいい。
この日経調査でも旧民進系が「ひとつにまとまる
必要はない」が61%を占めていて、有権者が
このスッキリ感を大事にしてくれるよう望んでいる
ことが分かる。
その上で、さらに原発ゼロ、辺野古再検討など
旧民主ではタブーだった政策テーマに踏み込みつつ、
野党選挙協力を主導していけば、ますます
野党第1党としての存在感が増すのではないか。
【転載終了】
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野党内与党がいなくなったことが大きいでしょうね。
本当にスッキリしたと思います。
維新の党は元々自民補完勢力として認知(ネットで)
されていましたので当然だと思います。
希望の党も、小池発言で自民補完勢力と認識されたから
でしょうね。
衆院選NHK出口調査(全国)。
現在の若者は将来より、現状維持を選択して
いるようです。
いいのかな、年金もらう頃にどうなるのかわかりませんが。
今回18歳から選挙権があるようになった世代は、
自民党をリベラルと思い込んでいる傾向があるそうです。
この世代の親御さんの政治意識レベルの低さも
影響しているのでしょうかね?
Posted at 2017/11/30 07:51:16 | |
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