2015年10月31日
急増する介護業者の倒産・・・
【転載開始】
信用情報会社によれば、今年1月から9月の間に、倒産した介護業者は57件となり、
既に昨年を超えてきているとされています。
倒産数
2013年 54件
2014年 54件
2015年 57件(今年9月末)
この57件は2000年以降で最も多くなっているとされており、
このままいけば今年2015年は60件を大きく超える倒産数となるかも知れません。
倒産している事業者は正社員数5名未満の小規模経営が38件となっており
7割を占めていますが、都道府県別では以下のようになっています。
大阪府 10件
愛知県 4件
福岡県 4件
北海道 4件
東京都 3件
この倒産の理由は、人が集まらない、
介護報酬が4月に2.27%引き下げされたと言われており、
需要はあるのに国からの支給報酬額が引き下げられ、
経営がなりたたなくなったとなっているのです。
高齢化が進む中、今後益々介護需要は高まりますが、
スタッフが満足な報酬を得られない以上、新規に採用することは難しく、
反対に離職者が益々増えていけば事業として成り立たず、
倒産・廃業する業者が続出するかも知れません。
介護保険は導入したものの保険料は取られる、
しかしながら保険で介護を受けられないという、
介護難民という言葉が出てくる位であり、
今や日本の公的介護保険制度は破たん寸前にまで来ているのかも知れません。
一部では、最も充実している介護施設は刑務所とも言われるようになってきている今、
お金を無くした高齢者が犯罪を犯して刑務所を介護施設代わりに使うという事態が
近未来に到来するかも知れません。
【転載終了】
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時々介護記事は取り上げていますが、年々悪化しているように思います。
特に安倍政権は、介護離職者ゼロといっていますが、
何で離職するかさえ分かっていないのでしょう。
小さなところはギリギリなところでやっているのに、
介護報酬を下げられたらやっていけないのは当然です。
二男は比較的大きな所(JA関連)ですが、やはり人手不足が慢性化しています。
長男のお嫁さんは、あまり大きなところではないので、
かなりハードな勤務で、体調管理が心配ですし、
赤ちゃんができたら、勤めは無理なような気がします。
何にも理解もできていない政治家が(というより役人かな)、
「支持率のために点数稼ぎの政策を打ち出してもな~」という感じです。
役人の話に触ったので少し脱線してしまいますが、
大学の世界ランキングの具体的な作成方法が発表されました。
下記のような5つのカテゴリーで数値化して決定しているようです。
★-1 Teaching (the learning environment):学習環境
★-2 Research (volume, income and reputation):リサーチのクオリティ
★-3 Citations (research influence):論文の引用
★-4 International outlook (staff, students and research):国際化のレベル
★-5 Industry income (knowledge transfer):実業界への影響
順位だけをみて一喜一憂する必要はないと思うんですが・・・
しかし、「日本の大学を卒業することは,世界的にはあまり評価されていない」
という論評もありました。
要するに、日本でトップの東大を見ますと、「官僚養成大学」の域から脱しておらず、
グローバルなビジネスの世界では必要とされていないと結論づけているようです。
東大は、年々海外からの留学生が減っているようですが、
そのようなことが影響しているのでしょうか?
ということは、日本の官僚も世界では評価が低いということにもなりかねませんね。
何となく、大学ランキングが国の評価にもなっているような・・・
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Posted at
2015/10/31 11:09:01
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