おおきさんから親がに丼を食いに行こうと誘われたのは2019年11月27日。こちらの休みが合わずお流れになって早1年、シーズンインとなりついに決行と相成ったのでした。
ということで、サバンナRX-7と2台でツーリングだ!と思っていたんだけど諸々の諸事情がありNSX1台で行くことに。おおきさんは当日夕方4時くらいまでお仕事ということで、11月8日の夕方5時ごろに香芝合流でスタートとすることにしました。
とはいえ、古い車を確実に動かす必要があるときはきちんと問題なく動くかチェックする必要があります。今までも、家を出ようとしたら旅へ出るには致命的なトラブルが数々ありました。

今までの経験がフラッシュバック!
というわけで、昼過ぎにガソリンを入れたあといつもの針テラスまで。
我が家からは下道で針テラスまでおよそ2時間到着。1時間ほどここで休憩して香芝に向け来た道を戻ります。
夕方の5時半に香芝で合流し西名阪から近畿道、中国自動車道を経て鳥取自動車道。意外に距離があるかと思いきや230kmほど(近い!)。ウチから名古屋へ行くくらいの距離。

ゆっくり走って20時45分には鳥取駅すぐ近くの「日の丸パーキング」へ到着。
調べてみた限り鳥取駅の近くには大きな駐車場もあまりないようなので、自走式立体駐車場でかなり空いているここがオススメです。NSXだと入り口は問題ないけど出口はギリギリリップスポイラーがキスしている刺激的な音が聞こえました。
ホテルはGoToトラベルのおかげでかなりお安く泊まれる上に1000円の地域クーポン券もゲットできます。
このクーポン券、コンビニは当然としてヤマダ電機などでも使えてしまうのですが小さなお店では使えないこともあるようです。このクーポン券でamazonギフト券を買っている人もいるようですが、あえて言おう。それは邪道だと。
ホテルにチェックインしてまず向かったのは真正面にある鳥取駅。
駅周辺は終電終了後のような雰囲気。びっくりするほど閑散。21時とは思えない状況。北海道の帯広駅っぽさがある見かけだったので同じレベルを期待していたけど甘かった。ひどいもんです(言い方)。
さて鳥取といえば「宇崎ちゃんは遊びたい」で最近コラボがありました。
さぞや宇崎ちゃんを目にするのかと思いきや目にしたのは
トットリさん。誰だ、このおっさん。(テレビCMでも見た)
閑休話題。今夜の宿が決まっていれば次は食ですがノープラン。近隣を適当に歩くと地元の店っぽい「スーパー居酒屋 鳥取だいぜん」に引き寄せられ、それっぽいものを食しました。
極上海鮮丼(1700えん)、おおきさんにごちそうになりました。ごっつあんです。ただ、ご飯が多めなのと酢飯だったこともあり後半戦でぐったり。
その後はコンビニで買い物して終了。酢飯パワー夜中も喉がカラカラでした。
翌日9日は朝8時半にチェックアウト。
ナウなヤングがコーヒー飲みながらMacBook開いてインスタするスナバ。そう、すなば珈琲。
鳥取に来たらコーヒーはここでいただくべきでしょう。
珈琲ショップのはずですがただならぬ違和感を覚えるメニューがちらほら見えます。
我々のモーニングはちょっとシャレオツにフレンチトースト、サラダ、ドリンクが付いたフレンチモーニングをチョイス。

地域クーポン券を使って1000円引き。二人で700円!Gotoごっつあんです。
なんやかんやで鳥取にもスターバックスコーヒーというものができたそう。しかし、こっちはニガテ。過去にドッピオ事件を起こしてちょっと恐怖症です。
スタバではこの経験を1度してから足が遠のいていますが、すなば珈琲は初心者にも易しめです。ただしタブレット注文なので年配者には苦しいかも。
ゆったりして店を出たのは午前9時半過ぎ。予約のランチまで時間があるので結局行動したのは鳥取砂丘に向かうことでした。でもこの日の天候は降ったり晴れたりというのを繰り返す変な天候で、砂丘を前に豪雨。
急遽右手に見えたここ、砂の美術館へ舵を切って雨宿りすることに。
期待もせず入ってみたら思いの外すごくて。よくて。(語彙力)
毎年作品が丸々変わるようです。歴史に関する逸話などを砂で再現するもので、現在はチェコ&スロバキア編が開催中。午後に通りかかったときは駐車場は満車でした。意外に人気あるのかも。
見回っていたら1時間近く経過。ランチをいただくために再び日の丸パーキングへ戻ります。
向かうは知る人ぞ知る店らしい「味暦あんべ」。
このお店だけが提供する特別なものがあります。
ここで伝説の「親がに丼」が食べられるというのです。カニ漁解禁が11月6日なんだけど、2周間ほどは2000円の大幅価格アップとなる謎ルール。かなり豪勢な丼ものなのです。
2000円アップなので親がに丼は6500円、親がに丼極は8000円。
うなぎでもこんなにしません。ぜいたくです。なぜこんなにするかは理由があります。
通常の親がに丼でも8~10杯の蟹を使っているとか。(なお、ご飯の量が決められますが「少なめ」をオススメします。)極はなんと15杯くらい使っているそうです。これだけの数を剥いたりするだけでも相当な手間がかかりますからお値段も納得。ここまでのものはなかなか出せませんね。味はもちろん書くまでもありません!生きているうちに食べられて幸せです。
食後は再び日の丸パーキングから鳥取砂丘へ。おおきさんのオススメもありドラクエウォークのおみやげをゲットする冒険に出かけました。

砂地をまず700m歩く。
ビリー・ブランクスも認めざるを得ないであろう最強のエクササイズです。
しかし、この場所…みんなが歩いていく真北ではなく誰も行かない北西方面。「伊集院光の深夜の馬鹿力」では最近のチェックポイントはコロナの関係もあり割と遠くからでも取れる説があったのですが、そんなことはまったくなく。
ひたすら歩いて遭難しそうな不気味な場所でやっとゲット!
しかし、その正面にあるのは絶壁に近いクライミング。

一歩進んで半歩落ちてを繰り返す絶望のサンドバレー。
登りきった東側に見えたのは・・・見ろ、人がゴミのようだ。という状態の本来一般的な観光で向かうべき地点がはるか遠く東方面に見えました。
なんやかんやで砂丘を2kmほど歩いて結構クタクタ。ヒートしたボディを冷ますために梨ソフトをイートイン。
逆に冷えすぎて身体が熱を上げようとしてガタガタ震え出します。
このあとは、近くにあった
鳥取砂丘コナン空港に足を運んでみましたが、あまりにも閑散としていてびっくり。羽田とここを結ぶANAが5便ほど往復するだけの空港みたいですね。
そして、ここでも。
SU・NA・BA!
まったり過ごして、帰路に。親がに丼とスナバ以外は計画性無しの行き当りばったりでしたが無理のない行動範囲でかなりゆったり楽しめました。
そして、宇崎ちゃんはどこにもいませんでした。SUGOI DEKAIステッカーNSXに貼りたかったぜ。残念。