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くうればのブログ一覧

2022年12月22日 イイね!

商用車インプレッション:BONGO VAN

商用車インプレッション:BONGO VAN冬至です。
天気は大荒れ、広島も平野部でも積雪注意報が出ています。
夏は豪雨、冬は豪雪、異常気象・災害への備えが必要です。




ブログネタになるようなクルマ生活をしていなかったのですが、
先月、大物運搬の用事があり、商用バンをレンタルしたことを記そうと思います。

フロントバンパー程度の長物を運ぶため、軽バンより大きいクルマをオーダーしたところ、新型BONGO VAN(タウンエースバンのOEM)を借りることが出来ました。

意外に良いクルマなので、試乗記として記録しておくことにしました。
ご興味がありましたら当ブログにお付き合いください。


まあ、商用車なので、当然実用車です。
CX-60に試乗するような気負いもメカニズムへの興味も持たず、乗り出しました。

市街地を抜け、郊外の空いた県道に入ると、運転感覚にストレスが無いことに気づき、意外に快適に運転できることに感心しました。

それで、用事を済ませた帰路は、試乗モードで運転してみた次第です。

先ずはBONGO VANの外観。
トヨタ タウンエースバン(ダイハツ グランマックスバン)そのまんまです。
トヨタマークがマツダマークに変えられているのですが、トヨタマークのベース形状に無理やり貼り付けた感じです。
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軽自動車のバンを5ナンバーサイズに拡大した感じです。
エンジンは1.5Lの自然吸気。座席の下にエンジンを縦置きマウントして後輪を駆動するフロントミドシップレイアウト。重量バランスはスポーツカー並み!?

ステアリングギアレシオは、一般的な乗用車より、2割ほどスローな感じ。
路地を曲がるのにちょっと多めに回す感じです。
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室内はネオクラシックな雰囲気を残し、質感云々とは別次元の実用デザイン。
この雰囲気が意外に落ち着くのはアラ環世代だからか?
ステアリング形状は20年くらい前の世代のトヨタデザインでしょうか?
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シート形状も商用車のそれです。
中央はファブリックですが、両脇はビニールレザー。
トータル4時間ほど乗車時間がありましたが、意外に腰痛にはなりませんでした。
快適ではないですが、シートバックの高さがあり、肩回りが安定しているように感じました。
このシートバックの感触だけ取ると、CX-60より良かったです。
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シートの安定感は無いですが、インパネセンターの出っ張りに膝が当たり、うまく体をホールドできるので、ちょっとコーナーを攻めてみるか・・・という気になります(笑)
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コーナーを攻めては無いですが、少しペースを上げて走っても、弱アンダーの特性で素直にクルマを操縦できます。
商用車に抱いていた運転の難しさが先入観としてあったせいか、運転感覚のすべてが意外に良かったであります。

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後席・ラゲッジルームは典型的商用仕様。
後席シートバックを倒すと水平です。テーブルとして使えそうです。
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今流行りのバンコンキャンピングカーのベースに適した室内長、1800mmくらいあるか?
車中泊も十分できそうな広さです。
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足回りは、フロントはストラット、リヤは5リンクリジッドアクスルです。
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このリヤサスの動きが素晴らしく安定していて、帰路は空荷でしたが、荒れた路面でも跳ねることなく路面に張り付いている感覚が維持されます。
バネは商用車なりの硬さが有りますが、ダンパーの伸び側の減衰が良く、接地感が良かったです。
違和感が全くないので、ある意味CX-60より精神的に安心して運転に集中できます。
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エンジンは1.5L自然吸気ですが、特に非力な感じは無く、4名乗車程度の荷物であれば、軽自動車ほどストレスは感じず走れます。
登坂では、それなりにエンジン回転を上げる事になりますが、結構スムースに回って、高回転でも騒々しく感じ難かったのも意外でした。
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唯一、乗用車感があったのは、サイドミラー。
借りた車両のグレードはGLという上級グレード(といってもSTDとGLの2グレードだけ)で、ボディ同色のサイドミラー&フラッシャー内蔵タイプ。

最近の新型車SUVなど、これが最近の快適性能なのか?と釈然としない違和感を自分の中で咀嚼できていなかったのですが、様々な安全装備、トランスミッションやシャシー制御など制御満載車は人為的違和感の巣窟なんだなあと、この商用車を運転してみて本来あるべきナチュラルな運転感覚はこれだと腑に落ちた次第です。

路面や操作反力による入力を自然に運転者に伝える事を商用車はやっていて、それが結果として運転ストレスを受けにくいクルマになっている。
プロフェッショナルの道具として成り立っているんだなあ・・・
と目から鱗でした。

人生、終のクルマとしてこう言う選択肢もあるかなあと思った今日この頃。

本日もご覧いただきありがとうございました。
Posted at 2022/12/23 01:41:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2022年11月27日 イイね!

ヘッドライトのくもり補修:175976km

ヘッドライトのくもり補修:175976km今年の秋は温かく天気が良いので快適なのですが、12月に入ろうかという晩秋に20℃近くあるのは今までの記憶に無かった感覚。
ちゃんと冬になるのだろうか?

クルマの冬支度を何時するか考えながら洗車していて、ヘッドライトの小キズが増加、くもりの様な状態になってきました。

コーティング層の劣化だと思いますが、出来るだけ簡単に済ませたいと思い、
KURE『LOOX ヘッドライト クリア&プロテクト』を施工してみました。

LOOX ヘッドライト クリア&プロテクトは、黄ばみ除去と保護膜コーティングを目的にしている商品で、研磨効果は無いようなので、小傷研磨用に#2000水研ぎペーパー、極細コンパウンドを準備しました。

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クリーナーが50ccほど、コーティング剤が20ccほど、各溶剤塗布用ペーパー、手袋がふぞくされています。
実店舗(ホームセンター)購入で、\1,980ー(税込み)でした。

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施工手順は ↓ こちら

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ヘッドライトは車体に装着状態で作業しました。
周辺への溶剤付着など回避のため養生します。
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先ずは、#2000水研ぎ紙やすりで研磨。
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#2000では傷は消えません、僅かに表面コーティング層が削れる程度。

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傷消しを本気でやるには、#400くらいから始める必要がありそうです。
そこまでの作業する見積もりしていなかったので、傷消しはあきらめ、この状態から施工開始します。

#2000研磨後、極細コンパウンドで磨きますが、傷消しには及ばず。
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クリーナー施工後 ↓ 国産車の様な黄ばみは無く、あまり変化なし。

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作業に集中してしまったので、コーティング施工中の画像撮り忘れました。
塗布は意外と簡単で、溶剤を着けすぎると気泡が出る事がありますが、手順通りに行えば問題なく施工できました。
溶剤の伸びも良く、簡単に作業できます。

コーティング後 ↓
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コーティング溶剤が小傷を埋めるようで、約7割ほどの傷が消えてクリアになりました。
傷を完璧に消すとなると、やはり#400研磨から始める必要がありそうです。

今回#2000では研磨の意味が無かったですが、
研磨せず、クリーナー&コーティングだけでもこの程度までクリアになります。
1台施工で、溶剤は3回分以上は残っているので、コスパは高そうです。

ついでに、サイドミラーウインカーのレンズも黄ばんでいるので施工しました。
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クリーナー塗布
塗布直後から黄ばみが浮き出します。

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黄ばみが付かなくなるまで、塗布&ふき取りを3回実施。

表層の黄ばみは取れましたが、樹脂層の中の変色なのか、
全体的に黄ばみは残っています。↓

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右側のサイドミラーも同様に施工。
施工前 ↓

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クリーナー1回目
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クリーナー2回目
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右側は黄ばみが少なかったので、クリーナー2回後、コーティング実施。
あまり変わり映えしませんが、表層のくすみが取れた感じです。

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耐久性を考えるとウレタンクリア塗装するのが良さそうですが、
手間を考えると、まずまずの効果がありました。
繰り返し施工するにしても、お手軽感があります。
耐久性について様子を見てみます。

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次週のEFM2022、都合により参加できなくなりました。
浜松までの道程も楽しみだったのですが、残念。
EFM2022の様子、皆さまのブログUp、楽しみにしております。


Posted at 2022/11/27 23:26:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 整備記録 | クルマ
2022年11月09日 イイね!

天王星お隠れ前

天王星お隠れ前
天体ショー
皆既月食を撮ってみましたが、ピントがイマイチ。
天王星食も見れました。





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Posted at 2022/11/09 01:52:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真 | 趣味
2022年10月26日 イイね!

室内の居心地が素晴らしい・・・試乗:Mazda CX-60

室内の居心地が素晴らしい・・・試乗:Mazda CX-60
一気に秋が深まってまいりました。
そろそろ暖房の試運転も始めないと…と考えながら、
Mazda CX-60の試乗に行ってまいりました。





脱内燃機関が進む中、敢えて直列6気筒ディーゼルエンジン、しかもFRレイアウトという時代に真っ向対峙する新型車ということで、今話題のMazda CX-60。
既にジャーナリスト各氏のインプレッションが紙面、動画で紹介されており、興味は尽きません。
はたしてどんな車なのか、早速いつものディーラーさんで試乗させていただきました。

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試乗車は、
XD-HYBRID Premium Sports(DE/INLINE6 8AT AWD)

先ず一番に目を惹かれたのは、内装のカラーリング
濃い目のタンカラーと黒のツートーンで落ち着いた配色が好印象です。

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水平基調のインパネ形状がシンプルで車両感覚が掴みやすい視界も安心感があります。

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ダッシュボード表皮はスゥエード調。
耐光性、耐久性、汚れの付きやすさ?が気になりますが、温かい雰囲気作りに貢献しているように感じます。

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グラスルーフ付は室内が明るいのは当たり前ですが、サンシェード開けていても太陽の直射感はほとんど感じることは無く、快適です。

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サンルーフは開口(チルト&スライド)しますが、開口面積は小さく、オープンエアを感じながらの走行には役不足な感じ。
そよ風を感じながら…というのがこのクルマらしくて良いかも。

内装のデザイン、居心地の作りこみはよく考えられていると感じます。
この居心地だけでも、このクルマを選ぶ価値はあるな~と思います。

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さて、いろいろ賛否両論あるドライビングフィーリングについてです。

乗車して最初に勧められたのが、ドライバーパーソナライゼーション システム。
自分の身長をインプットしセットに進むと、ドライバー監視用のカメラが顔の位置を認識してドライビングポジションを自動で調整してくれます。

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マツダ開発人が推奨する運転に適したドライビングポジションにセットされますが、
結構窮屈です。
個人的にこのポジションは、サーキット走行なら最適だと思う姿勢です。
このクルマに合わせたリラックスできるポジションではありません。

個人的には、前後・上下・シートバックを各1ステップ緩めて、適正ポジションになりました。
一般的にはもう少し緩めにしたほうが受け入れられやすかな?と感じました。


やっと走行開始です。
試乗コースは、店舗から1kmほどの市街地と、ほぼ都市高速の試乗30分程度です。

いろいろ感じることが沢山あるので、ここからは箇条書きでご容赦ください。
ジャーナリスト各氏はあまりネガティブコメントを報道しないので、素人が感じたままに記述させて頂きます。

市街地一般道路(発進・停止~40kph)
  大きさを感じさせない視界(車両感覚)と見切りの良さは好印象
  30kph前後の走行では、一般的には扱いやすい部類の操作感
  FORD慣れしていると、ステアリングインフォメーションは希薄に感じる
  ステアリング操作感はやや重めな割に、戻りが悪い(意識的に戻す操作が必要)
  微陀の動き初めに不感域が一瞬あり、転舵のリニア感が薄い
  乗り心地はリヤのごつごつ感を動き出しから感じる
  試乗車のオドメーター1474kmでリヤのリンク系の渋さがまだあるのだろうか?
  ブレーキはちょっとだけブレーキを当てる時に効き出しに唐突感がある
  通常の減速制動(0.15~0.3G)は初期制動の唐突感からの繋がりが悪く、
  思ったより効かない感じ
  i-Stopの始動時に「ガァッ」という音と振動が出ることがあった。
  モーターとクラッチ制御バルブ系?の異音だろうか?

都市高速(50~90kph)
  本線合流の登坂加速では、
  エンジン音はディーゼル特有の音が聞こえる
  6気筒らしからぬ、粗い振動感が付きまとう(燃焼振動のような)
  加速時のエンジン音は「グウァー」の中に「ガ」音の成分が多く混じり
  今一つ心地よくない
  加速感はKugaとほぼ同等で不満はないが、数値ほどのトルクは感じない
  (低圧縮ディーゼルだからか)
  乗り心地はCX-5より格段にリヤの落ち着きがあり、
  クルマ全体の動きとしてゆったりしていて落ち付いたフィーリング
  橋の継ぎ目などのやや大きめの緩い起伏では、リヤのリバウンドの動きに
  遅れが出て、乗り越えた後にゆっくり跳ね上げられるような動きがあり、
  違和感を感じる
  パドルによるダウンシフトのエンジンブレーキの効きは期待より低く
  一度に2段ダウンで期待のエンブレになる

【その他】
  視界は、クルマの動きが把握しやすく、クルマの大きさを感じさせず、見切りも良い
  シート形状は、座面があと1cm長いと着座安定感が増すように思う
  座面、シートバックともに、形状は良いけれど、包み込むようなソフト感が希薄で
  室内の雰囲気と乖離して、温かみが薄いのが残念
  内装全体の雰囲気に合わせるなら、シートの座り心地にもこだわって欲しかった
  
欧州FORDのナチュラルな運転感覚に慣れていると、最近の国産車は大なり小なりハンドルやサスペンションの動きに違和感(人工的な制御の違和感)を感じます。
CX-60も今どきの国産車の範疇かな?とおもいますが、プレミアムな車格を考えるともっと上質な感覚的質感が欲しいと感じます。
  
その他のグレード

エクスクルーシブ スポーツ
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プレミアム モダン の室内

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メディアによる前評判から、期待値が大きすぎたのか、
気になる部分のボリュームが多くなり、気分を害された方、ご容赦下さい。m(__)m

Mazdaのトヨタのレクサスとは違ったプレミアム系への挑戦は、
他の国産車には無い、新ジャンルのクルマの姿として期待しています。

本日もお立ち寄りありがとうございました。




















Posted at 2022/10/27 00:28:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2022年09月12日 イイね!

十五夜お月さん

十五夜お月さん昨日9/10は十五夜でしたね。
あいにくの曇り空で、時折お見えになるお月さん。
慌ててカメラを取り出しバタバタ撮った写真を見ていて、
以外に良く撮れていました。






トリミングしてますが、クレーターも輪郭もよく出ました。👍
(さすがフルサイズは解像度がいいです)



 SONY α7C f/6.3 1/500秒 ISO-320 -3.0EV 600mm
 レンズ TAMRON 150-600 一脚 APS-Cクロップ

Posted at 2022/09/12 00:37:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真 | 趣味

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「只今、津軽海峡通過中」
何シテル?   06/24 16:27
くうればです。よろしくお願いします。 前車はクロカン林道仕様でしたが、クーガで藪漕ぎはかわいそうなので、林道遊びはクルマと相談しながらぼちぼちやります。 2...
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