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くうればのブログ一覧

2025年03月09日 イイね!

試乗:CX-30(車検の代車)

試乗:CX-30(車検の代車)Bongoの初回車検の代車でマツダCX-30を借りる事が出来ました。
久々に乗用車で帰省してきました。

Bongoの初回車検は購入店マツダディーラーに出し、問題なく完了しました。



車検整備の基本メニューに加え、お勧めされたので以下の3点を追加しました。
 ①デポジットクリーナー\2,860-
 ②クーラント強化剤注入\2,860-
 ③エアコンフィルター交換\3,465-
①②は次回は必要ないかな。
スクリューボルトガード施工(ホイールボルト&ナット錆付き・焼付き防止)(ボルトにグリス塗布するやつ)も勧められたけど、これはお断りしました。
明らかにボルトの軸力が出過ぎる施工なのですが、これが整備メニューとして施工番号設定されている事に違和感を感じます。

前置き長くなりましたが、久しぶりの乗用車(レンタカーですが)CX-30 20Sで実家のお墓掃除で倉敷まで往復してきましたので、どんな印象だったか記しておきます。

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CX-30は20S e-SKYACTIV(マイルドハイブリッド2.0L)2WD/6EC-AT
タイヤサイズ:215/55R18(スタッドレスタイヤ)
広島~倉敷、往復約280km(高速道路使用)

普段視線が高く視界が良いワンボックスに乗り慣れているので、デザインコンシャスなマツダ車に乗ると、しっかり周りを目視確認する意識を持たないと怖いですね。
街中を1時間ほど走行するとこの視界にも慣れてきた感じです。

シートは前後上下ランバーサポートが電動で調整でき、微調整が効きますので、最適な位置に調整することが出来ました。
ただ、残念だったのは、シートバックのわき腹から上のフィット感が希薄で、ランバーサポートや角度を色々変えてみましたが、良いポイントが探し出せませんでした。

走行フィーリングですが、走らせる意識を持って走る?(スポーツドライビングとまでは行かないけれど意識的に加減速・操舵する感じ)と、さすがマツダらしい意のまま感が演出された素直な操縦性が心地よいと感じます。
しかし、ステアリングインフォメーションが希薄なことと、一定操舵の旋回で保陀力が大きく人工的な点が人車一体感を損ねているように感じました。
足の動きは、CX-60より違和感なく自然な動きで、後輪の動きに関してはTBAながら横方向の荷重の受け止め方は、マルチリンクのCX-60よりゆすられ感が少ない事に関心しました。

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一方、普通に街中運転や漫然とした移動運転をしていると、あまり官能的でないエンジン音、路面が荒れているとフロアがブルブルする振動、ステアリングのセンターの据わり感があいまいで、路面のカントでの直進保持で微調整を強いられるなど気になる点が幾つかありました。

高速道路での静粛性や乗り心地は良かったです。

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インパネのデザインはドライバー中心にデザインされている感じですが、左右に向けてなだらかに傾斜するラインが、どうも馴染めず、自分にとってはクルマの平衡感覚が分かりにくく感じました。
このあたりは、CX-60やCX-5のインパネデザインが良いと思います。

車検や定期点検のタイミングで、マツダ車を色々試乗させていただいていますが、CX-30はサイズ感(扱いやすさ)が手ごろで、走りや操縦性にこれといった特徴はないですが、ラージ機種のような違和感がないので、マツダ車の中では、普通の人にお勧め出来る乗りやすいクルマだと思いました。

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3月になりましたが、まだ雪が降るんだろうか・・・

Posted at 2025/03/09 22:58:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2022年12月22日 イイね!

商用車インプレッション:BONGO VAN

商用車インプレッション:BONGO VAN冬至です。
天気は大荒れ、広島も平野部でも積雪注意報が出ています。
夏は豪雨、冬は豪雪、異常気象・災害への備えが必要です。




ブログネタになるようなクルマ生活をしていなかったのですが、
先月、大物運搬の用事があり、商用バンをレンタルしたことを記そうと思います。

フロントバンパー程度の長物を運ぶため、軽バンより大きいクルマをオーダーしたところ、新型BONGO VAN(タウンエースバンのOEM)を借りることが出来ました。

意外に良いクルマなので、試乗記として記録しておくことにしました。
ご興味がありましたら当ブログにお付き合いください。


まあ、商用車なので、当然実用車です。
CX-60に試乗するような気負いもメカニズムへの興味も持たず、乗り出しました。

市街地を抜け、郊外の空いた県道に入ると、運転感覚にストレスが無いことに気づき、意外に快適に運転できることに感心しました。

それで、用事を済ませた帰路は、試乗モードで運転してみた次第です。

先ずはBONGO VANの外観。
トヨタ タウンエースバン(ダイハツ グランマックスバン)そのまんまです。
トヨタマークがマツダマークに変えられているのですが、トヨタマークのベース形状に無理やり貼り付けた感じです。
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軽自動車のバンを5ナンバーサイズに拡大した感じです。
エンジンは1.5Lの自然吸気。座席の下にエンジンを縦置きマウントして後輪を駆動するフロントミドシップレイアウト。重量バランスはスポーツカー並み!?

ステアリングギアレシオは、一般的な乗用車より、2割ほどスローな感じ。
路地を曲がるのにちょっと多めに回す感じです。
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室内はネオクラシックな雰囲気を残し、質感云々とは別次元の実用デザイン。
この雰囲気が意外に落ち着くのはアラ環世代だからか?
ステアリング形状は20年くらい前の世代のトヨタデザインでしょうか?
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シート形状も商用車のそれです。
中央はファブリックですが、両脇はビニールレザー。
トータル4時間ほど乗車時間がありましたが、意外に腰痛にはなりませんでした。
快適ではないですが、シートバックの高さがあり、肩回りが安定しているように感じました。
このシートバックの感触だけ取ると、CX-60より良かったです。
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シートの安定感は無いですが、インパネセンターの出っ張りに膝が当たり、うまく体をホールドできるので、ちょっとコーナーを攻めてみるか・・・という気になります(笑)
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コーナーを攻めては無いですが、少しペースを上げて走っても、弱アンダーの特性で素直にクルマを操縦できます。
商用車に抱いていた運転の難しさが先入観としてあったせいか、運転感覚のすべてが意外に良かったであります。

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後席・ラゲッジルームは典型的商用仕様。
後席シートバックを倒すと水平です。テーブルとして使えそうです。
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今流行りのバンコンキャンピングカーのベースに適した室内長、1800mmくらいあるか?
車中泊も十分できそうな広さです。
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足回りは、フロントはストラット、リヤは5リンクリジッドアクスルです。
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このリヤサスの動きが素晴らしく安定していて、帰路は空荷でしたが、荒れた路面でも跳ねることなく路面に張り付いている感覚が維持されます。
バネは商用車なりの硬さが有りますが、ダンパーの伸び側の減衰が良く、接地感が良かったです。
違和感が全くないので、ある意味CX-60より精神的に安心して運転に集中できます。
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エンジンは1.5L自然吸気ですが、特に非力な感じは無く、4名乗車程度の荷物であれば、軽自動車ほどストレスは感じず走れます。
登坂では、それなりにエンジン回転を上げる事になりますが、結構スムースに回って、高回転でも騒々しく感じ難かったのも意外でした。
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唯一、乗用車感があったのは、サイドミラー。
借りた車両のグレードはGLという上級グレード(といってもSTDとGLの2グレードだけ)で、ボディ同色のサイドミラー&フラッシャー内蔵タイプ。

最近の新型車SUVなど、これが最近の快適性能なのか?と釈然としない違和感を自分の中で咀嚼できていなかったのですが、様々な安全装備、トランスミッションやシャシー制御など制御満載車は人為的違和感の巣窟なんだなあと、この商用車を運転してみて本来あるべきナチュラルな運転感覚はこれだと腑に落ちた次第です。

路面や操作反力による入力を自然に運転者に伝える事を商用車はやっていて、それが結果として運転ストレスを受けにくいクルマになっている。
プロフェッショナルの道具として成り立っているんだなあ・・・
と目から鱗でした。

人生、終のクルマとしてこう言う選択肢もあるかなあと思った今日この頃。

本日もご覧いただきありがとうございました。
Posted at 2022/12/23 01:41:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2022年10月26日 イイね!

室内の居心地が素晴らしい・・・試乗:Mazda CX-60

室内の居心地が素晴らしい・・・試乗:Mazda CX-60
一気に秋が深まってまいりました。
そろそろ暖房の試運転も始めないと…と考えながら、
Mazda CX-60の試乗に行ってまいりました。





脱内燃機関が進む中、敢えて直列6気筒ディーゼルエンジン、しかもFRレイアウトという時代に真っ向対峙する新型車ということで、今話題のMazda CX-60。
既にジャーナリスト各氏のインプレッションが紙面、動画で紹介されており、興味は尽きません。
はたしてどんな車なのか、早速いつものディーラーさんで試乗させていただきました。

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試乗車は、
XD-HYBRID Premium Sports(DE/INLINE6 8AT AWD)

先ず一番に目を惹かれたのは、内装のカラーリング
濃い目のタンカラーと黒のツートーンで落ち着いた配色が好印象です。

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水平基調のインパネ形状がシンプルで車両感覚が掴みやすい視界も安心感があります。

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ダッシュボード表皮はスゥエード調。
耐光性、耐久性、汚れの付きやすさ?が気になりますが、温かい雰囲気作りに貢献しているように感じます。

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グラスルーフ付は室内が明るいのは当たり前ですが、サンシェード開けていても太陽の直射感はほとんど感じることは無く、快適です。

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サンルーフは開口(チルト&スライド)しますが、開口面積は小さく、オープンエアを感じながらの走行には役不足な感じ。
そよ風を感じながら…というのがこのクルマらしくて良いかも。

内装のデザイン、居心地の作りこみはよく考えられていると感じます。
この居心地だけでも、このクルマを選ぶ価値はあるな~と思います。

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さて、いろいろ賛否両論あるドライビングフィーリングについてです。

乗車して最初に勧められたのが、ドライバーパーソナライゼーション システム。
自分の身長をインプットしセットに進むと、ドライバー監視用のカメラが顔の位置を認識してドライビングポジションを自動で調整してくれます。

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マツダ開発人が推奨する運転に適したドライビングポジションにセットされますが、
結構窮屈です。
個人的にこのポジションは、サーキット走行なら最適だと思う姿勢です。
このクルマに合わせたリラックスできるポジションではありません。

個人的には、前後・上下・シートバックを各1ステップ緩めて、適正ポジションになりました。
一般的にはもう少し緩めにしたほうが受け入れられやすかな?と感じました。


やっと走行開始です。
試乗コースは、店舗から1kmほどの市街地と、ほぼ都市高速の試乗30分程度です。

いろいろ感じることが沢山あるので、ここからは箇条書きでご容赦ください。
ジャーナリスト各氏はあまりネガティブコメントを報道しないので、素人が感じたままに記述させて頂きます。

市街地一般道路(発進・停止~40kph)
  大きさを感じさせない視界(車両感覚)と見切りの良さは好印象
  30kph前後の走行では、一般的には扱いやすい部類の操作感
  FORD慣れしていると、ステアリングインフォメーションは希薄に感じる
  ステアリング操作感はやや重めな割に、戻りが悪い(意識的に戻す操作が必要)
  微陀の動き初めに不感域が一瞬あり、転舵のリニア感が薄い
  乗り心地はリヤのごつごつ感を動き出しから感じる
  試乗車のオドメーター1474kmでリヤのリンク系の渋さがまだあるのだろうか?
  ブレーキはちょっとだけブレーキを当てる時に効き出しに唐突感がある
  通常の減速制動(0.15~0.3G)は初期制動の唐突感からの繋がりが悪く、
  思ったより効かない感じ
  i-Stopの始動時に「ガァッ」という音と振動が出ることがあった。
  モーターとクラッチ制御バルブ系?の異音だろうか?

都市高速(50~90kph)
  本線合流の登坂加速では、
  エンジン音はディーゼル特有の音が聞こえる
  6気筒らしからぬ、粗い振動感が付きまとう(燃焼振動のような)
  加速時のエンジン音は「グウァー」の中に「ガ」音の成分が多く混じり
  今一つ心地よくない
  加速感はKugaとほぼ同等で不満はないが、数値ほどのトルクは感じない
  (低圧縮ディーゼルだからか)
  乗り心地はCX-5より格段にリヤの落ち着きがあり、
  クルマ全体の動きとしてゆったりしていて落ち付いたフィーリング
  橋の継ぎ目などのやや大きめの緩い起伏では、リヤのリバウンドの動きに
  遅れが出て、乗り越えた後にゆっくり跳ね上げられるような動きがあり、
  違和感を感じる
  パドルによるダウンシフトのエンジンブレーキの効きは期待より低く
  一度に2段ダウンで期待のエンブレになる

【その他】
  視界は、クルマの動きが把握しやすく、クルマの大きさを感じさせず、見切りも良い
  シート形状は、座面があと1cm長いと着座安定感が増すように思う
  座面、シートバックともに、形状は良いけれど、包み込むようなソフト感が希薄で
  室内の雰囲気と乖離して、温かみが薄いのが残念
  内装全体の雰囲気に合わせるなら、シートの座り心地にもこだわって欲しかった
  
欧州FORDのナチュラルな運転感覚に慣れていると、最近の国産車は大なり小なりハンドルやサスペンションの動きに違和感(人工的な制御の違和感)を感じます。
CX-60も今どきの国産車の範疇かな?とおもいますが、プレミアムな車格を考えるともっと上質な感覚的質感が欲しいと感じます。
  
その他のグレード

エクスクルーシブ スポーツ
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プレミアム モダン の室内

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メディアによる前評判から、期待値が大きすぎたのか、
気になる部分のボリュームが多くなり、気分を害された方、ご容赦下さい。m(__)m

Mazdaのトヨタのレクサスとは違ったプレミアム系への挑戦は、
他の国産車には無い、新ジャンルのクルマの姿として期待しています。

本日もお立ち寄りありがとうございました。




















Posted at 2022/10/27 00:28:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2022年02月23日 イイね!

Kuga車検見積り~試乗:CX-5_フィールドジャーニー

Kuga車検見積り~試乗:CX-5_フィールドジャーニークーガ11年経ちます。
5回目のディーラー車検受けるので、車検見積りを取りにマツダディーラーに行ってきました。

見積り点検で1.5時間ほどの待機時間に、最近発売されたCX-5のフィールドジャーニーという特別仕様車に興味があり、試乗車も空いているとのことで、早速試乗させて頂きました。


フィールドジャーニーは、ディーゼル2.2Lとガソリン2L/NA/AWD/6ATに設定されています。タイヤは専用でオールシーズン(ヨコハマジオランダー)を設定。
今回の試乗車はガソリン2Lです。
ライムグリーンの差し色が見た目の識別ポイント(デザインアクセント)です。

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イメージカラーは、ジルコンサンドメタリックというサンドベージュ色だそうですが、今日の試乗車は、マツダ車と言えばこの色という見慣れたソウルレッドです。

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内装にもライムグリーンの差し色が入っています。
個人的には色味の主張が強すぎる感じですが、華美になる一歩手前と言う感じでギリギリ許容レベルです。(無くてもいいです)

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シート表皮のデザインもフィールドジャーニー専用だそうです。
凝った格子柄はセンスがいいですね。
シート形状と座り心地は、フォード慣れしているとサポートが緩くやや心もとないフィーリングです。

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後席。
クーガより足元にゆとりがあります。
シートバックの角度・高さも適切でいい感じです。
座面前後長は、ちょっと短い感じで2センチほど長いと安定感が増すかも。

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試乗コースは、市街地だけ30分ほどでした。
30~50km/h程の低・中速の範囲なので、いろいろ試すことは出来ませんでした。

フィールドジャーニー専用のオフロードモードを含めてモードセレクトすると、スピードメーターの色が変わり、一目で現在の走行モードが分かります。

 ↓ ノーマルモード
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 ↓ スポーツモード
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 ↓ オフロードモード
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走り出しで好印象だったのは、
タイヤの当たりの柔らかさはありつつ、不要な揺れは無い落ち着いた乗り心地。
前モデルは常にフロアがブルブルする感じがありましたが、このモデルは改善されています。

そして、パワステが軽すぎず操作しやすくなっている事。
路面状態や旋回中の反力感も適度に伝えてくるようになったので、クルマとの一体感は前モデルより良くなっています。
フォード慣れしていると、人馬一体感は希薄です。

残念な点
走行モードをオフロードモードにすると、シフトアップポイントが2割ほど高くなるようで、30km/hで淡々と走るとエンジン音が変な共振音が出る回転域(2000rpm付近?)ベ~~~と言う安っぽい音が残念です。
ノーマルモードだと、残念音が出る前に(1700rpmくらい)シフトアップするので許容範囲です。
操舵フィーリングは旋回Gや旋回力(ヨー)を感じにくく制御されているのだろうと思いますが、個人的には操作した結果の車体からのフィードバックが分かりにくいので、漫然と運転していると若干車酔いした感覚になります。(CX-8よりはまし)
私の主観なので、気になる方は是非試乗して確認してみてください。

難癖付けましたが、総じて良くできたクルマだな、と言う印象でした。

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主目的だった、クーガの車検見積りですが、
前回のような要修理箇所は無く、一安心。
基本的な車検整備+エアコンフィルター交換+Vベルト交換+エアエレメント交換
をお願いして、14.5諭吉の見積もりとなりました。
車検入庫は1ヶ月先です。

その他、バッテリ能力低下、ブレーキフルード劣化、エンジンオイル劣化、ワイパーゴム摩耗、を指摘いただいておりますが、この辺はDIY整備で倹約します。

 ↓ おみやげを頂きました。
   『THANK酢』

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オタフクソース製のすし酢、広島マツダ特製ラベル。

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毎度、国産車試乗後に自分のクーガに乗り換えると感じることですが、
腐っても欧州FORDですな。
素直なインフォメーション、裏切らない操作感、これを超えるクルマに出会えません。
今回も浮気心には至らず。


Posted at 2022/02/24 00:29:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2021年03月26日 イイね!

一服の清涼剤

一服の清涼剤クルマ趣味に関して、少し倦怠気味の今日この頃です。
コロナ感染対応とかで、理不尽な在宅強行社員の尻拭いなど、自分の仕事の効率低下で疲弊気味。趣味への意欲も低下しています。

そんな時に、知り合いの中古車屋に入庫したFocus Sをお借りする機会がありました。
2016年登録(Ford日本撤退直前)のMk3の後期型になるんかな?

これが、良かったです。
仕事では、ほぼ国産&広島メーカー車しか扱わないのですが、近年モデルはものすごく退屈な運転感覚のクルマになっていて、ファミリアバンに少なからずFunを感じていたところです。

そこに、自分のKuga以外で久々の欧州Fordに触れることが出来ました。

一服の清涼剤』とはまさにこのこと。

意のまま』というのこんな運転感覚のことだな。

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貴重な試乗の時間を頂いたので、いつものダム湖周回コースで堪能してきました。

ここは桜の名所ですが、試乗日はまだ2分咲きくらい。
天気も良く、久々に爽快なドライブを楽しみました。

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このモデルはC1プラットフォームで、広島メーカー、北欧メーカーと車台を共通化していたものなので、広島メーカーの最新モデルから見ると、旧世代のシャシーになります。

欧州Ford贔屓の私としては、このシャシーの基本性能こそ、人馬一体の具現体と思っています。
この車両は7万キロ超えの走行距離ですが、足回りの劣化を感じさせず、フラットで収まりの良いボディーコントロールで、素直な操縦性は健在でした。

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最近、大径偏平タイヤを履きこなす?とかで、サスペンションのコンプライアンスを大きめに採る国産メーカーがありますが、ボディへの荷重入力が大きくなってくると荒れた路面では、過渡のアライメント変化が大きいのか、挙動収束が悪いのではないかと思う違和感があります。
加えて、車両運動制御がお得意のメーカーはこの収束の悪さを制御で何とかしようとしている挙動が見え隠れして、更に違和感を助長しているように感じます。

てなことを、素直な挙動で懐の深いのFocusに乗ると考えてしまいます。
ギャップを乗り越えたり、ボトムした後のリバウンドの収束が早いので、次の操作に不安なく移れることが、素直な操縦性を実現できている要因だろうなぁ・・・と。


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里山の桜は見ごろを迎えるているようです。


Posted at 2021/03/27 01:11:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

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何シテル?   06/24 16:27
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