2017年12月14日
大型二輪に乗ろう(二輪AT教習が危ない、・・(^。^)y-.。o○)
二輪のAT教習が危機に瀕している、・・とは言っても危険とかそう言う話ではない。教習に使用する車両が確保できないのだ。これまでは普通二輪のATはホンダのシルバーウイング400を使って教習を行っていたが、ホンダがシルバーウイングの生産を打ち切って今後教習車を含めて生産する予定がないそうだ。400のスクーターが他にあるのだろうけど教習車としては販売していないようだ。
うちは大型のATはやっていない。大型のATなどは当時スズキの650のスクーターが一番大きかったということで650までしか乗れないが、今はリッターオーバーのAT車がたくさんある。改正すればいいとは思うが、お上はなかなか基準を緩和するということには腰が重い。こんなバカバカしい免許なのでほとんど取る人はいないようだ。
しかし普通二輪のATはそこそこ希望者がいる。しかし、教習車のシルバーウイングは前モデル1台を含めて4台しかなく前モデルは言うまでもないが、最終モデルも相当に時代がかっては来ている。これらがだめになると代替車両がない。
二輪の主任が、「中古のシルバーウイングを買ってバイク屋に改造してもらってもいいか、お上に聞いてください」と言うので聞いてやったら「同じ車両なら構わぬが、わけの分からない中華バイクやハングルバイク(お上は外国製バイクと言った)などはまかりならん」とのことだった。
しかしながら中古のシルバーウイングだってそう数はないだろう。程度のいいものはさらに少ない。全国の教習所が争奪戦を繰り広げるので相場が上がるかも、・・。いずれにしても中古シルバーウイング改造案も長くは持たないだろう。
小型AT教習用車両もうちにはスズキのアドレスが1台しかない。これも風前の灯火ではある。小型のマニュアルはホンダがCB125を販売したが、これだって何時まで販売しているのか。大型二輪と普通二輪用教習車はホンダのNC750とCB400があるので安泰だ。
近いうちにバイクのAT教習はなくなって、「みんなマニュアルで教習を受けろ。免許を取ったらMTでもATでも自分の好きなバイクに乗れ」なんてことになるかも、・・。大体、シルバーウイングなんてあんなでかいカヌーみたいな車体で教習所内をちまちま運転するよりはCB400で免許を取った方がずっと簡単だとは思うが、・・。バイクのATは四輪のATとは別物だからなあ。
二輪の教習車と言うのは市販のバイクにガードトランプをつけているわけじゃなく、エンジンの出力特性やミッションのギア比なども低速に適したように変えてある。教習用のシルバーウイングには「【危険】高速走行禁止」というステッカーがシールドに貼ってある。ギア比を落として低速で走りやすくしているんだろう。NCやCBも教習車は馬力がかなり低くなっている。NCは市販車54馬力のところ教習車は39馬力しか出ないが、その分トルクが厚いのだろう。CBも然りではある。このように手間はかかる、数は出ないでは作り手もないだろう。このままでは絶滅ではあるが、今後は教習車改修キットなどと言ってランプ類とガードのセットが売り出されるんだろうか、・・(^。^)y-.。o○。
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2017/12/14 16:43:21
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