2025年06月29日
この世の中には様々な宗教がある、(^_^;)👿😇。仏教、キリスト教、イスラム教の三大宗教から様々なローカル宗教、新興宗教など数限りない、(・_・;)😅👿😇。どの宗教を信仰するかは個人の高度な内心の問題で他人がどうこう言うことではないが、個人的には宗教を信仰しようという気はない、(^_-)-☆😉😇👿。
どこかに出かけた際に寺社仏閣に立ち寄ってさい銭を入れたりお守りを買ったりすることはあるが、それは約束動作でやっていることで願が叶うとは思ってはいない、(・_・;)😅👿😇。だいたい商売繁盛とか学業成就とか家内安全とか健康長寿とか宗教はそうした実利を叶えるものではないと思っている、(=_=;)😅👿😇。ただそうして祈って安心を得るならそれもありかなとは思う、(^_^;)👿😅😇。
中にはちょっとヤバい宗教もある、(・_・;)😅👿😇(^_^;)。よく駅前などで布教活動をしている宗教があるが、やっている人を見るとけっこう常識的そうな人が多い、(・_・;)😅👿😇(^_^;)。「何でよ」と思って顔を見ていると「一緒に勉強しませんか」なんて声をかけられる、(・_・;)😅👿😇(^_^;)。「お前に興味があるんだよ」と言ってやりたい衝動に駆られるが、まあ個人の内心の問題なので控えている、(・_・;)😅👿😇(^_^;)。
新興宗教に大枚を献金する信者も多いようで社会問題にもなっているが、教祖様なんていうおっちゃんおばさんをとても信心する気にはならない、( ̄ー ̄)bグッ! でももしも目の前に神様が現れたら土下座してそれからは信仰するかもしれない、m(_ _)m😅👿😇(^_^;)。
キリスト、モハメッド、お釈迦様は実在したそうだが、遠藤周作に言わせると「キリストは他人の喜怒哀楽を自分のものとしてその人と同化することに長けた人だったのではないか」と言うことだそうだ、(・_・;)😅👿😇(^_^;)。そんな意味で普通の人よりも神に近い人だったのかもしれない、(・_・;)😉。モハメッドもお釈迦様も同じだろう、(^_^.)😉😇👿。そこに行くとギリシャ神話や日本の神話の神様は何だか人間くさいところがある、(・_・;)😅👿😇(^_^;)。
いずれにしても世の中の宗教を信仰する気にはならない、(p_-)😅👿😇(^_^;)。せいぜい出かけた際に寺社仏閣に行ってさい銭挙げてアクセサリー代わりにお守りを買うくらいだろう、m(_ _)m😅👿😇(^_^;)。
津島神社⛩️の干支守と穴守稲荷のまめキツネ🦊のお守りは好きだな、(^_^)v😉😇👿。個人的にいて欲しい神様は大魔神様で叱って欲しい国が山ほどある、m(_ _)m😅👿😇(^_^;)。まあ個人的な宗教観はそんなところではある、(^_-)-☆😉😇👿😅(^_^;)。
Posted at 2025/06/29 17:32:29 | |
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小説 | 日記
2017年11月18日
男として生きていくことと女として生きていくこととどっちが良いかと聞かれたらちょっと困ってしまうかも知れない。
勿論生き慣れた男として生きる方が楽に決まっているが、今のような特殊環境でならば女として生きるのも悪くはないし、結構世俗の好奇心も満たされる。
ただし僕の場合良い方に条件が整っていたからそれなりに悪戦苦闘しながらも何とか生きられたのだが、ずっと前にも話したとおり、換わった相手が極めて仲睦まじい新婚家庭の奥様だったとか妊娠中だったとかあるいは舅姑に夫や子供に加えて挙句の果てには小姑付きなんて家庭だったらその日のうちに逃げ出す以外にはなかったかも知れない。
そうするとその日から生活の手段がなくなるので本当にのっぴきならない事態へと追い込まれていたかも知れない。
でもそんなことはどのように生きていても天国と地獄は紙一重なので必然的にこうなったのかも知れない。これもどんなに考えても分かるはずもないことなので考えるだけ無駄だろう。そして元の自分や佐山芳恵のことも。
女土方は元佐山芳恵に何かしら劇的な変化が起こって今のニュー佐山芳恵が誕生したとは思っているようだが、さすがに佐山芳恵の中身が男に入れ替わったとまでは客観的には信じられない様子だ。
でもそれも仕方がないだろう。逆に自分の身の回りで同じ事が起こったとしても人間の中身が入れ替わるなんてそんなことを信じるバカもいないだろうし、事実を突き詰めてあくまで真実を探ろうという極めて冷静客観的な人間もいないだろう。
結局、女土方の結論は自分にとって都合よく変わってくれたのだからそれでよしとしてそれ以上深くは考えないようにしようということらしい。
僕もそんなことを深く詮索されても答えることも出来ないし、事実を言っても心情的にはとにかく実際には誰も信じないだろうから詮索しないで済ませてくれることはありがたい。何と言っても僕は女土方を生涯の同志として信じ切っているのだから。
僕は最近こんなことを思うんだ。科学技術が発達し、高速交通手段やデジタルネットワークなどというついこの間までは思いもつかなかった通信網が張り巡らされ物理的に世界は狭くなった。どこにでも好きなところに行けるし金さえあれば何でも好きなものが買える。
それでも人の生き方というのは基本的に太古の昔からさほど変わっていないのではないかと思う。世の中のしきたりに従って人生の王道とまでは行かなくても枠の中で人に付かず離れずに生きていくことが求められるし、それが個人にとっても一番生き易いのかも知れない。
それでも中にはそんな枠など歯牙にもかけず蹴飛ばして自由に生きる者もいれば流れに逆らって生きようとする者、岸に這い上がって流れていく者を見ている者など大勢とは異なった動きをするものがいないでもない。
そんな彼らを変わり者だの頑固者だのと非難することは容易い。でもそんな彼らにもやはり止むに止まれぬ理由があってそうしているのだろうと思う。だからそんな人たちを見かけても集団の和を乱し他人に迷惑を掛けない限りそっとしておいてやって欲しいと思う。
そしてもしもそういう人間達が援助を申し出て来た時はそっと手を差し伸べてやれるような優しさを持ち続けることが出来れば良いと思っている。
僕のこの取り止めのない話もずい分長くなった。そしてこの他愛もない話に付き合っていただいたことを本当に心からお礼申し上げたい。
僕も女土方もクレヨンもテキストエディターのお姉さんも、そして紳士だけれどちょっと大人気ないところもある社長や男勝りだけれど意外に優しい北の政所様もきっとまた皆さんに出会うことを楽しみにしていると思う。
だからまたきっとどこかで皆さんにお目にかかる機会があると思うが、その時はきっと暖かく声をかけてもらえればとてもうれしい。僕たちもきっと皆さんのことを何時までも覚えているだろうから。そして笑顔であの時はありがとうとお礼を言いたいから。
Posted at 2017/11/18 10:41:17 | |
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小説 | 日記
2017年11月11日
そして僕たちの周りを見回してみると何と言ってもクレヨンだが、このサルはこの春めでたく大学を卒業することが出来た。
サルの進路についてはいろいろ意見があったが、僕は当面の仕事よりもまず後一年で卒業出来るという大学卒業を優先させることを強行に主張した。
高等普通教育をしっかりと受けておくことがこれから先サルの人生にきっと大きな力になるであろうことを思ってのことだった。そしてその僕の意見は採用され、サルは大学卒業までは仕事よりも通学を優先させることになった。
しかしいくら高等普通教育がサルの将来に力になるとは言っても卒業も出来ないようでは話にならないのだが、まあ普通の人間が普通に卒業しようと思えばできる程度の日本の大学を卒業出来ないということになるとこれはもう社会的不適格者と言われても仕方がないのかもしれない。
クレヨンも本能的に不吉な予感を感じたのか、卒業前の半年はかなり神経質になっていたので僕たちもかなりレポートや卒業課題の作成を手伝ってやった。
それがなければクレヨンは大学も卒業できなかったかもしれないのでやはり知的能力では未だ進化の途上にあって通常のレベルには達していないのかも知れない。
それでも勝てば官軍でクレヨンは晴れて僕たちと机を並べて仕事が出来る立場になっている。ただし実際に仕事が出来るわけではなく立場がそうだということだけだが。態度もずい分と大きくなったようだが僕との関係に関しては昔のまま僕の絶対優勢下にある。
クレヨンをこの世に誕生させた原動力となったのであろう社長と北の政所様は相変わらず極めて近接した距離で親密な交際を続けている。
ただし最後の一線だけはこの二人もさすがに簡単に越えることは出来ない様子で親密ながらも周囲にはそれなりに配慮したお付き合いを心がけているようだ。
でも僕や女土方の前ではあからさまに愛し合う男女を実践して見せる時もあるからこちらとしてはそんなことは十分に分かっていてもどぎまぎさせられることがある。それでもこの二人にはどろどろした陰鬱さも陰に紛れるような暗さもないのでそれを傍から見ていてもかなり救われる気がする。
それからクレヨン家住み込みの件だが、クレヨンは当然母親のところに行く機会が多くなったので僕等のお役目はかなり軽減されることになって以前よりは自由な自分の時間を取り返しつつある。
そんな状況だから余った時間はもちろんのこと女土方と過ごすために有効に活用させてもらっている。そう、そのとおり僕たちは世間がどう言おうとどう思おうとお互いに固い絆で結ばれたパートナーとして存在し続けている。
そして僕と女土方の関係が続いているということは僕が相変わらず佐山芳恵のままということになる。女の体で生活することについては最近僕にはあまり不都合は感じられなくなった。
周囲もすっかり元祖佐山芳恵のことは忘れてしまって佐山芳恵と言えば僕が演じている新生佐山芳恵のことだと思うようになっている。そんなわけで僕は自分の好きなように佐山芳恵の人格を形成していくことが出来るようになった。
Posted at 2017/11/11 11:24:47 | |
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小説 | 日記
2017年11月07日
そんなことをしながらあっという間に時が流れた。室の仕事はそれなりに順調と言っても良い程度には進んでいるが、未だ巨額の利益を生み出し、会社の経営や株主の皆様に貢献するには至っていない。
それでも大規模デジタル通信網を活用した語学講習にしても目的別短期留学構想にしてもそれぞれカウンターパートが見つかって事業化に向けた展開を検討中だ。
生涯語学講習という構想はこの時節結構魅力的でインパクトもある企画らしいが、それを具体的な形にしていくとなるとかなりの困難を伴うことになるようだ。
例えば幼児に対する教え方と熟年世代に対する教え方では自ずとその内容から方法まで全く異なってくる。しかも個々の能力に応じた対応となるとこれまた大変な選択肢になってしまう。
しかし、これもオプションを多めに設定して活用することで切り抜けようと考えている。つまり各言語の各分野で達成目標別に基本になるコースをいくつか決めておいて後は個人の好みに応じてそれぞれオプションの選択でまかなうという考え方だ。
まあこれもあれこれオプションを考えるのが面倒だが、商売だから仕方ないだろう。でも一つのコースに一揃えのオプションを考えてしまえば後はどれも基本的には同じだからそんなに苦労はない。
それに人間というものは勢いがついて前に進んでいる時はどいつもこいつも何もしなくても次から次へとアイデアを出してくるものだ。却ってそれを具体的な形にする方が手間や金がかかってしまうくらいだ。
目的別短期留学コースもテーマを選んで試験的に何回か実施してみたが、実際にやってみると細かなトラブルは生じたものの総じて好評だった。行って見なければ分からない、やって見てこそ心が通じるというのは趣味には共通の真理なんだろう。
しかしこれも留学の期間が短期間で参加者もそこそこの人数であればどうにでもなりそうだったが、多人数である程度長い期間となると受け入れ体制に問題があることが分かった。
それからコースによって人気不人気があるので商売としては希望者の多い人気のあるコースを出来るだけ短めに期間を切って回転を早くして売り出すのが良いという結論に至った。
これも語学能力の向上を目的としたものではなく実際には趣味を目的とした観光旅行が半分、残りの半分は語学学習に対する動機付けや言葉の完成度チェックという意味合いが強いものになるんだろう。その点については参加後に誤解が生じても困るので実施前の講習で参加者には懇切丁寧に伝達を行うことにした。
こうして語学、旅行業、インターネット情報サービス業のコラボが成立したが、こんなに速いテンポで体制の整備が出来たのはやはり金融翁のお力に負うところが大であったと思われる。うちの会社だけではこんなに早期に強力な体制は作れなかっただろう。
それにしても金融翁はどうしてこの事業にここまで入れ込んだのだろう。勿論自分のバカ娘が世話になっているからなんて甘っちょろい人情の世界ではなく金になりそうなものには何でも投資してしっかりと回収するという企業家理論ゆえなんだろう。
でもそんなことは企業家が考えることで我々には出来るだけ目的にかなった良いシステムを作り上げることが仕事だった。要するに魅力的な商品を一つでも多く作り出すことだと心得て仕事に励んでいる。
Posted at 2017/11/07 16:32:59 | |
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小説 | 日記
2017年10月30日
クレヨンと北の政所様との面談は僕と女土方の和解後ほどなく都内某ホテルで行われた。僕は女土方とクレヨンを連れてホテルに向かった。クレヨンが何時になく無口で緊張しているのがやや印象的だった。僕はこんなサルでもやはり緊張するものなんだと思いながら様子を窺っていた。女土方もそんなクレヨンの気持ちを察したのかやや緊張の面持ちだった。
ホテルに着くとクレヨンが「やっぱり会いたくない。」とぐずり出した。この野郎、こんなところまで来てつべこべ抜かすと切り刻んでお堀の鯉やナマズの餌にするぞ。
「もうここまで来たらあなたには会うだの会わないだのという選択権はないの。いやだというなら簀巻きににして担いでも連れて行くからね。いいわね。」
僕はクレヨンを思い切り脅かしておいた。こいつは母親に会いたくて仕方がないのだが、誰かに甘えて自分が楽に立ち回ろうとしているんだ。
「またあ、分からない言葉を使って。簀巻きってそれ何よ、全く。」
クレヨンはまた口を尖らせて文句を言ったがその眼にはすがり付くような甘えが見て取れた。
「あなたのことなんだから自分で行くのよ。もしも本当にいやだったらそう言いなさい。私が行って断ってくるから。」
クレヨンは僕の言うことに不安そうな顔をした。何だかんだ言ってもこいつも会いたいんだから素直になればいいのに。
「ちょっとおいで。」
僕は手招きしてクレヨンを呼ぶと近寄ってきたクレヨンを懐に引っ張り込んで抱き締めてやった。
「いいわね、余計なことを言うんじゃないのよ。分かったわね。」
「分かった。」
クレヨンは小さな声でそう言った。
「分かったらさあ行きなさい。部屋番号は知っているわね。」
クレヨンは黙って頷くとエレベーターの前に進んだ。そして僕たちを振り返ると黙って小さく手を振ってからエレベーターの中に消えて行った。
それから小一時間、僕たちはラウンジでクレヨンが戻るのを待った。僕はあまり気にしてはいなかったが、女土方はずい分気を揉んでいたようだった。そのため僕よりも先にエレベーターを降りてこちらに向かってゆっくり歩いてくるクレヨンを見つけた。
「あ、戻って来たわ。」
女土方が立ち上がってクレヨンの方へ歩み寄った。そんな女土方がクレヨンの母親のように見えた。
僕たちの前に立ったクレヨンは目が少し潤んでいた。
「会って良かったでしょう。」
僕がそう言うとクレヨンは黙って僕に抱きついて来た。僕はクレヨンを抱き止めて軽く背中を叩いてやるとそっとクレヨンを押し戻すようにして体を離した。僕から離れたクレヨンは次に女土方に抱きついた。
「よかったわね。」
女土方が少しかすれた涙声で言うとクレヨンは何回も大きく肯いた。早く帰って金融翁に話したいと言うクレヨンの希望を汲んでラウンジのお茶代を清算してホテルを出ようとしたところ僕たちは丁度エレベーターを降りて来た北の政所様と社長に出会ってしまった。
クレヨンは恥かしかったのか一歩引いてしまって女土方の後ろに隠れてしまった。向こうも近づいて来なかったので僕たちは数メートルを隔てて見つめ合うことになってしまいお互いの間が何となく間の抜けた白けた雰囲気になり始めた。仕方がないので僕が二人の方に歩いて行った。
北の政所様は僕が歩み寄るのを待っていたように僕の手を取ると「ありがとう」と一言言った。北の政所様の目はやはり赤かった。もしかしたら彼女はそれを気づかれたくなくて近寄らなかったのかも知れない。北の政所様が僕の手を離してさがると今度は社長が前に出て来た。
「佐山さん、あなたにはまた借りを作ってしまった。本当に公私に渡って世話になりっぱなしで御礼の言い様もない。出来ることならあなたに役員になってもらって会社の経営に参画してもらいたいくらいだが、そう言ってもきっとあなたは断るだろう。でも僕はあなたにはそれなりの負担をして欲しいと思っている。待遇その他についてはそれなりに考えるのでよろしくお願いしたい。
それからこれからも彼女のことをよろしく頼む。あの子にとってあなたほど信頼出来る他人はいないようだから是非これからも出来るだけそばにいてやって欲しい。勿論あなたの個人の事情が許す限りの話だけど。」
社長は僕を見詰めてそう言った。
「あの子は社長の子供なんですか。それともMJB頭取の、」
僕は周りに聞こえないように声を落として聞いてみた。
「僕は自分の子供だと思っている。」
社長は声を落として、でもはっきりと言った。僕はそれにゆっくりと肯いた。社長は僕に向かって微笑んだ。いろいろ複雑な事情があるんだろうが、この時の社長の笑顔はとても明るかった。
Posted at 2017/10/30 20:25:00 | |
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