菅首相(民主党代表)は31日、1月13日の民主党大会後をめどに、内閣改造と党役員人事を行う意向を固めた。参院で問責決議を受けた仙谷官房長官や馬淵国土交通相らの交代も念頭に、政府・民主党の体制を強化し、通常国会での2011年度予算案などの審議に臨む方針だ。複数の民主党幹部が明らかにした。
首相が党大会後の人事を検討しているのは、自民党や公明党など野党が、問責を受けた仙谷、馬淵両氏が出席する国会審議には応じない姿勢を示しているためだ。首相は1月下旬召集予定の通常国会前に、まず「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎元代表の国会招致を実現して、一定のけじめをつけた上で、新たな内閣と党の陣を敷くことで、野党が国会審議に応じる環境を整えたい考えだ。
民主党役員人事では、ねじれ国会に対応するため、国会対策委員会の体制強化が検討されている。首相は、小沢氏が強制起訴された場合、離党勧告などの処分に踏み切ることも考えており、党所属国会議員の処分を決める常任幹事会メンバーの交代も想定している。
政権の要である仙谷氏の処遇を巡っては、野党が閣僚辞任を要求していることに加え、小沢氏が自らの衆院政治倫理審査会への出席に絡み、「問責決議の方が、国会などで予算案などの審議を進めるには大きな問題だ」と述べ、仙谷氏らの交代を執行部に迫っている。
首相に近い民主党幹部からも「仙谷氏の交代はやむを得ない」との声が出ており、首相が交代に踏み切れば事実上の更迭となる。一方、首相は仙谷氏の手腕を高く評価しており、仙谷氏を交代させる場合は、党の要職に起用し、現在は空席となっている代表代行や、常任幹事会議長などで処遇する案が浮上している。
盟友と頼む右腕、仙石大仙人を切っても権力にしがみつくのか。彼は彼なりに精一杯政権に尽したのだから最後まで運命を共にするくらいの覚悟があってしかるべきだろう。一平卒と自称する小沢があれこれいうなら切れば良い。党を出ろとなぜ言わないのか。
捻じれ国会も力量があれば乗り切れるだろう。タコの足じゃあるまいし、都合が悪くなったら切れば良いというものでもないだろう。元気な日本を作りたいと言ったそうだが、それなら真っ先に自分が総理を辞任すべきだろう。責任はすべてトップにある。そのトップが幕僚を怒鳴り散らして決断ができず、都合が悪くなればタコの足切り、トカゲのしっぽ切りではまともな政治はできない。
Posted at 2011/01/01 20:26:09 | |
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