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2011年05月28日 イイね!

何が何だか分からないのはバ菅総理ご本人だろう。

「なーにが、なんだかわからないのよ」という、歌詞で始まる歌がある。

昭和41年に公開された映画「日本一のゴリガン男」という映画の主題歌だったハナ肇とクレイジーキャッツの「何が何だかわからないのよ」と、タイトルが歌詞そのままの歌だ。

脱力系の曲に乗せて、給料が増えたら買い物が増えたとか、買い物が増えたら借金が増えたとか、薬を飲みながら大酒飲むとか、世の中の矛盾を並び立てる。

そこで、菅政権である。東京電力福島第1原発事故をめぐる海水注入問題は、まさに「何が何だかわからない」のだ。

少しおさらいをしてみる。

3月12日午後7時すぎに東電が第1原発1号機に海水注入を始めたところ、菅直人首相が「聞いていない」と激怒して中断した、との情報が20日に流れた。すると政府は21日、再臨界の危険性を検討したところ原子力安全委員会の班目春樹委員長が「危険性がある」と言ったからと、責任を押しつけた。

22日に班目氏が抗議すると、政府は「可能性はゼロではない」と同氏が発言したことに訂正。首相は23日の衆院東日本大震災復興特別委員会で「(注入の)報告はなかった。報告が上がってないものを『止めろ』というはずがない。私が止めたことは全くない!」と関与を否定した。

首相はその翌日、主要国(G8)首脳会議開催地の仏ドービルに向けて旅立っていった。

ところが東電が26日、「実際には注入は中断していなかった」と発表したのだ。東電本店は中断を指示したが、現場の判断で継続していたそうだ。結果オーライだったから、いいという話ではないだろう。

中断していなければ、首相が止めろというはずもない。首相の発言を裏付けるために、官邸が東電に圧力をかけたのではないか、と勘ぐる向きがあっても不思議ではない。

この東電の発表に「中断がなかったのなら、私はいったい何だったのか。いったい何がどうなってるのか教えてほしい」と班目氏は不信感をあらわにしたという。

班目氏でなくても、教えてほしい。会議録がないとかなんとか理由をつけて、官邸は本当のところを明らかにしたがらない。この大騒ぎは何だったのか。何が何だかわからないのだ。

一つだけわかったのは、菅政権の大震災や原発事故への対応は、やっぱり「うさん臭い」ということだ。「知られちゃ困ることは隠しておこう。気づかれるまで黙っておこう。都合が悪かったら、誰かのせいにしちゃえ」という体質だ。

さて、植木等の歌うこの歌は矛盾にあふれた世の中を、「ぐずぐず言っても始まらないね」と前向きに開き直り、「ゴリガン一発生き抜こう」と力強く歌い上げる。ゴリガンとはごり押しでガンガン行こうということだそうだ。

開き直るのは首相の得意技だ。支持率が低迷しようが、震災対応が悪いと言われようが、民主党内から「菅降ろし」が進もうが、お構いなし。強弁で押し通し、ゴリガン一発生き抜いている。

ただ、生き抜かなくてはいけないのは、首相自身ではないのだ。国難に直面している、この日本という国である。サミット帰りの首相が、そのことに気づいているか。あまり期待はできないが…。

本人も何がなんだか分からないのだろう。福島第一原発事故が発生して逆上しまくって、ああだ、こうだと喚き散らして本人も何を言ったのか忘れているんだろう。発言はすべて後先考えない一発芸で都合が悪くなると開き直る。ただ一つ考えているのは自分を守るための韜晦の術だけだろう。

言動に責任を取ろうなんて気持ちは薬にしたくても欠片もない。この政党の責任に対するいい加減さには呆れるばかりだ。まずいことをやってもああだ、こうだと言い逃れ、それでもダメとなると開き直る。最後に最後にどうしようもなくなるといったん身を引くが何時の間にかほとぼりが醒めると復活している。

民主党が政権を取ってからまともにできた国策など一つもないだろう。この政党のやり方を見ているとうまそうなエサでつっておいて権力を握るとやりたい放題、権力を好き勝手に使うことしか頭にないようだ。政治主導と言うのは最後の決断を政治が行うということで無責任に言い散らかしたことを下に丸投げすることではない。大体、この連中を見ていると政治家は高度な専門職と言う誇りの欠片も感じられない。素人が見ていても、「おいおい、大丈夫かい。そんなことをして。」と言う程度のことしかやっていないように見える。

自民党も好き勝手やっていたし、権力闘争も日常茶飯事で、じれったいことや腹立たしいことも少なくはなかった。今の日本社会の負の遺産も大方は自民党の政治のせいだろう。しかし、何事も良いことばかりと言うわけにはいかないし、政治を見ていてこれほどもどかしいという印象はなかった。

彼らは誰が知恵を出すのか、だれが決断するのかと言うことを長い権力の座の中で学んで、しっかりと弁えていたからだろう。政治は清廉潔白であるべきだが、必ずしもそればかりでは政治を動かすことは出来ないだろう。暗くドロドロとした部分があっても止むを得ないだろう。しかし、それは国家と国民のためであって政治家自身の自己満足のためではない。

民主党を支持する人たちは、この政党が必ず日本を良くしてくれると信じているのだろうが、この政党が日本の政権を担っている限り、日本に未来はない。日本憲政史上最強の強権政党に引導を渡す政治家はどこかにいないのだろうか。
Posted at 2011/05/28 22:03:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月28日 イイね!

日本憲政史上最強の強権政治

自民、公明両党が内閣不信任決議案を共同提出する方針を確認した27日、菅首相に近い閣僚や民主党執行部は、造反を最小限に食い止めようと、衆院解散や処分をちらつかせて党内への締め付けを一層強めた。

小沢一郎元代表を支持するグループには選挙基盤の弱い若手や比例選出議員が多いためだ。ただ、こうした手法は反発を招き、「逆効果」との指摘も出ている。

首相に近いベテラン閣僚の一人は27日、記者団に「首相は『不信任案が可決されれば絶対に衆院を解散する。否決されれば内閣改造だ』と言っている」と語った。小沢元代表が若手らに「東日本大震災で被災地は選挙ができない。不信任案が可決されても首相は解散できない」と説いているとの情報が伝わったためだ。

この閣僚は「首相は選挙直前に党代表を辞任し、世代交代を印象づけようとするのではないか」とも語り、首相と代表を分離する“総(理)・代分離”まで持ち出した。

枝野官房長官も27日の記者会見で、東日本大震災による首相の解散権への影響について「全く影響しない」と断言。枝野氏は26日夜の前原誠司前外相グループの会合で「不信任案が可決されれば、首相は閣僚を全員罷免してでも解散する」と述べたという。

ものすごい強権政治だな。民主党と言う政党名はどこに行ったのだろうか。羊頭狗肉とはまさにこのことだ。戦前の内閣にもこれほど強硬な内閣はそうはなかっただろう。憲兵政治の東条内閣のようだが、戦時下の特殊事情だったという点では割り引いて考えないといけないので、日本近代憲政史上最強の強権内閣だろう。

政権を取ったからには4年はやると言っているようだが、この内閣で4年もやられたら間違いなく日本は崩壊しているだろう。考えてみれば太平洋戦争も4年近く、もしもバ菅が4年もやったら終戦後のような状態になっているかもしれない。

この調子では任期が終わったら、「総理は世襲」などと言い出しそうな勢いだが、バ菅総理は自分がやったら日本は必ず良くなると信じているんだろうな。世間ではそういうのを妄想狂と言うのだが。
Posted at 2011/05/28 01:33:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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